2016年06月24日

セッ クスのいらないイケメンが欲しい『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』



 『図書館戦争』シリーズや『阪急電車』など中身のない小説をヒットさせているベストセラー作家、有川浩原作の映画化。もうベストセラーって一体なんなの?と疑問でいっぱいですよ!

 さえないダメOLの河野さやか(高畑充希)は今日も得意先との待ち合わせ場所を間違えていじわるな上司(ダンカン演じる、本当に意地の悪そうなクソ上司!)にどやされて肩を落として帰宅。すると自宅マンション前に若い男が行き倒れていた!声をかけたさやかにその男(三代目Jなんとかの岩田剛典)は「お嬢さん、よかったら僕を拾ってくれませんか?しつけの出来た、良い子です」と手を差し出すのであった。
 普通ならこんなキモいこというやつ、速攻通報か、ガン無視で家に飛び込むかだと思うがなぜかさやかは行き倒れを家に入れてカップラーメンまで食わせてやる。挙句「泊まっていけば?」どこの世界に素性の知れない男にここまで世話をする女がいるというのか?
 朝、目が覚めると行き倒れは勝手に台所でメシを作っていた!メシもロクに作れないぐらいダメ女のさやかはこれで完落ち。礼を言って出ていこうとする行き倒れに
「行くところないなら、うちで暮らしなよ!」
 行き倒れは「苗字は言いたくない」と樹(イツキ)と名前だけ名乗る。
「半年だけでいいなら、居させてください」
 こうしてさやかと樹の「恋人じゃない」同棲生活が始まる。

 樹は朝、食事をつくり、弁当まで用意し、バイト先をあっさり探してバイト代からさやかに金を貢ぎ、さやかが仕事で疲れて帰宅した時には「これ、そこで配ってたんだ。カモミールの入浴剤。カモミールは疲れが取れるんだよ。さやか…ファイト!」もはや気が利くレベルではない!執事かよっ!

 行き倒れはなぜか野草に詳しくて河原でつくしやふきのとうを取ってメシを作ったりしてくれる(どうみてもバッチイんですけど!)。もう毎日がハッピーでたまらないさやかだが、今まで不幸だっただけに急に幸せが訪れると疑い深くなるものでこっそりイツキのバイト先を覗きに行くと、バイト先の先輩女子(今井華)から「クサカベくん」呼ばわりされてヘラヘラしているイツキに「バイト先では苗字教えるんかい!」と切れる!「バイト先で苗字言いたくない、なんて言えないだろ…」とあからさまに怪しい(というか最初からこいつは怪しすぎるんだけど)イツキとのちょっとした喧嘩も恋のスパイス(爆笑)とでも言いたいのか。そんな恋のシーソーゲームなやりとりをしながら半年後、突然イツキは出て行ってしまう!…って最初っから半年だけって言ってたがな。

 イツキを失ったさやかは半狂乱になってイツキのバイト先に押しかけ、あの女のアルバイトとの関係を怪しんで「女の連絡先を教えろ!」と迫り、女の後を付け回す!当然ストーカー扱いされて警察の厄介に。なんで急にアグレッシブになってんだよ…恋は女を変えるのか(笑)。


 それからしばらくして、さやかの家に封書が届く。出てきたのは『植物図鑑』という野草の写真集。著者は日下部樹…これひょっとしてイツキじゃない?とネット検索すると(ストーカーする根性あるくせにネット検索せんのかい!クサカベって苗字はわかってるんだから、クサカベで該当する字なんかそんなに多くないだろ)たちまちヒット、出版記念パーティがあるとのことで、その会場に当然のように潜入(素人が普通に入れるの?それ…)したさやかは、イツキの父が高名な華道の先生で、イツキは無理やり跡を継がされようとするのだが、それに反発。じゃあ何がやりたいんだというと

「特に何かをやりたいっていうのはないんだけど」

 ないんかい!父親は半年の間にやりたいものを見つけて来いと期限付きの自分探しを認めるのであった。そして自分探しに出た途端に行き倒れていたのをさやかに拾ってもらったの。こいつ、自分探しすらできてねえよ!

 ねえねえ、それじゃあ「よかったら僕を拾ってくれませんか」って台詞に何の意味もないんだけど!!真相を知ったさやかの元に帰ってきたイツキは「僕は本当にやりたいことを見つけたんだ。君と一緒に暮らすことだ!」ってそれが落ち?全然落ちてないんですけど!!
 これがベストセラー作家の書く本だというのか。大したストーリーもなく、山も落ちもない。あるのはただ
「大した努力はしないで自分のいいなりになる、セッ クス不要のイケメンがいて欲しい」
 というこじらせ女子の邪な欲望がまたもダダ漏れ!
 ハーレム系ラノベでも、もう少し男の主人公は努力してまっせ!こじらせ女子の世界に努力というものは存在しない。棚から牡丹餅それのみ。これが興行収入ランキング1位でスタート、3週目に再び首位奪取の大ヒット中なのだから俺はもう世の中が信じられない。こんな映画がいつか世界を破滅させるに違いない。こんな運命はお断り!


  


Posted by 縛りやトーマス at 20:17Comments(1)映画デブとドブスがコンブリオ

2016年06月23日

人間パチンコライダー

 次期ライダーと予想される『仮面ライダーエグゼイド』から新しい商標登録が。

https://twitter.com/vinzching/status/745081316325003264


ライダーガシャット
ガシャコンブレイカー
ゲーマドライバー


 ライダーベルトとそのアイテムの名称と思われる。ガシャットという名前から「ガシャポン?」と予想するファンが多いよう。ガシャポンをアイテム、武器にしていたといえば仮面ライダーバースがいるけど…しかしゲーマドライバーってのは?ライダーガシャットが変身アイテム、ガシャコンブレイカーが武器、ゲーマドライバーがベルトと予想する。過去にやった(しかも2号ライダー)のと同じアイデアの流用はないとして、ガシャコンというのは形状ではなく、音感ではないかと。ガシャッとやってコンと入るって意味じゃない?ゲーマってのは文字通りゲームのことだろう。ゲームでガシャッとやってコンだから…スロットではないか?
 ベルト部分に液晶画面があって数字もしくは図形のリールが始動と同時に回転、3つ揃ったら変身、必殺技発動、武器出現。絵柄が揃ったらそれに応じたアイテム(ガシャコン)がベルトから排出。それをガシャコンブレイカーにセットして攻撃!

 スロットということは外れることもあるので(もう自分のアイデアが採用決定したかのようだが、単なる妄想です)、外れると当然武器は出ない、必殺技は外れるなどのミスになる。自分でもスロット揃うかどうかわからないわけで、まるで漫談家のテントさんみたい!
 「ジャーンジャーンジャンジャカジャンジャンジャンジャンジャンジャン、ピュルックルクルクルチカチカチカ、7、ドルルルル、7、ドルルルル、3!」
 ニチアサがツチノコ芸人ショーになるのかと思うと興奮して6時間しか眠れない。




  


Posted by 縛りやトーマス at 20:57Comments(0)特撮・ヒーロー

2016年06月20日

本気のパロディ『アウターマン』



 日本が世界に誇るバカ映画監督、河崎実による『ウルトラマン』シリーズ及び特撮作品へのパロディ映画。

 実写特撮ヒーロー、『アウターマン』シリーズが50年以上も続いている世界。そのうち『平成アウターマンシリーズ』で主演をつとめた俳優たちのサイン会が行われていた。「平成アウターマンシリーズはアウターマンらしさがない」「やっぱり昭和が一番だよ!」という特撮オタクたちの容赦無い批判を浴びながらもサイン会は盛況であった。が実際のところ平成アウターマンシリーズの俳優たちはアウターマンのイメージが強すぎて役者としてはまったく成功せず、アウターマングッズ屋の店長やバーのマスターが本業で、ファン向けイベントで糊口を凌ぐ日々なのだった…平成アウターマンの俳優を演じているのがハリケンジャーの塩谷瞬、ゴーオンジャーの古原靖久、仮面ライダーウィザードの戸塚純貴という元ヒーロー役者たちが自虐的に演じているのも河崎実作品らしい。

 各地で群発地震が発生し、なんとアウターマンそっくりの宇宙人が登場。「地球の危機を救いにやってきた」というアウターマンに人類は驚くばかり。その頃防衛省は『アウターマン』シリーズのライバル宇宙人、シルビー星人(ウルトラマンに出てくるバルタン星人の元ネタとされているシルヴィ・バルタンのもじりネタ)の本物を確保していた。シルビー星人のタルバ(Gero)いわく、アウターマンこそが悪の宇宙人であり、侵略目的で地球に訪れ、50年間番組で自分たちが正義の宇宙人であると洗脳した上で地球環境を自分たちの故郷の星、アウター星と同じようにテラフォーミングして23億の同胞を移住させるのが目的だったのだ。
 シルビー星人の故郷も同じ手口でアウターマンに占領されてしまい、ホームレス宇宙人となってしまっていた(この辺もバルタン星人のパロディ)彼にもアウターマンを倒すことはできない。唯一の手段はアウターマンに何の思い入れもない地球人と合体するしかない。その地球人とは平成アウターマンの主演俳優たちだった!
 そんなことできるわけない、と非協力的な三人だったが、シルビー星人タルバがシルビー星人ファンの少年、浩(福田徠冴)を助けようと身を挺して戦ったタルバの勇気に導かれ本物のヒーローになることを決意する(この辺『ギャラクシー・クエスト』風の展開で熱い物語になるのだった)。

 その頃、防衛省の科学者である福山博士(演じるは『世界忍者戦ジライヤ』の筒井巧)は初代アウターマンファンクラブ会員(笑)の仲間であるアウターマンオタクたちに頼んで全アウターマンのエピソードからアウターマンの弱点を探らせていた。結果、欠番にされていた初代アウターマン第32話から「シルビー星人がもたもたしてなかったらアウターマンを倒せた」ことを発見する。それをおそれたアウターマンがエピソードを欠番にしてしまったのだ…欠番エピソードをうまくネタに絡めてあり、ウルトラファンならニヤリとするところ。他にも真夏竜、沖田駿一、きくち英一など特撮番組出身の俳優が多く出演しておりこの辺りも特撮ファンには嬉しいよね。

 こういう特撮ファンなら「わかる」「納得」できる描写に加え、正義と悪の立場が逆転するというのも凝っていて、単なる特撮番組のパロディ、出落ちネタを膨らませたバカ映画と一刀両断するには惜しまれる内容で凡百のなんちゃってパロディとは一線を画する河崎実監督の才能が感じられる。さすが、バカ映画に本気で挑んでいる人間は違うよな。


  


Posted by 縛りやトーマス at 21:24Comments(0)映画特撮・ヒーロー

2016年06月19日

強要か冤罪か

 大手AVプロダクションのマークスジャパンが労働派遣法違反で元社長ら3人が逮捕された一件。モデルとして契約した女性を撮影現場に派遣するも、それはAVの撮影現場で本人が仕事を拒否すると法外な金額の違約金を払えなどと言われ渋々仕事をさせられ、結局5年間で数百本の出演に至ったというもの。

【衝撃事件の核心】
「本番行為がダメだったとは…」AV業界に激震…次々と明らかになる悪質撮影に国も対応へ

http://www.sankei.com/affairs/news/160618/afr1606180001-n1.html


 この一件について逮捕の報道後、同業者であるAV女優らがTwitterなどで反発のコメントが相次いだ。曰く「強要などはありえない」ということで、コメントを出した多くの女優はこの仕事がしたくて契約書にサインしているといい、中には今回の訴えを起こした元女優が引退後、とある男性と交際したがAVのことがバレ、「無理やり出演させられた」と嘘をついたのだと元女優を誹謗中傷する書き込みもあった。
 最近ではAVの仕事がしたくてしょうがない女の子が業界にやってくるパターンも多いので、こういう意見が出てくるのだろうけど、実際業界内に強要、いわゆる強引に押し切られて、挙句は違約金のことを持ちだされて泣く泣く出演してしまうケースも絶対にないとは言いがたい。

 91年頃に宇宙企画などで人気だった高見沢杏奈って女優が居て、彼女は引退後に風俗店の看板やツーショットダイヤルのちらしに無断で活動当時の写真を使われて勤務先を辞めることになったことで業者を訴えたことで話題になったんだけど、その時に「AVに出たのは無理やり」とかコメントしていて、グラビアの撮影と聞かされたのに現場はAVで、出ないなら違約金を…と今回とまったく同じような話なのだった。
 デビュー作の『愛欲人形』はアンニュイな表情が話題でいかにもな宇宙少女らしさの中に独特の雰囲気を漂わせていて当時斬新だと評価されていたけど、イヤイヤ出演させられたから笑顔じゃなかっただけのことだったのか…と納得したもんだ。

 こういう話は何度も聞かされているので、「強要などない!」と主張する人たちを見ると「それはどうかな」って気になってしょうがないんだよな~
 強要されながら数百本も出演しちゃう方もどうかと思うし、(もっと早く辞めろよ)裏で糸を引いてる人権派の弁護士連中の自分たちの主張を通したいがために元女優を焚き付けてるような行為も面倒くさいしな。
 これについては強要されてるケースについては個別で対応して被害が無くなる方向にいってほしい、だからといって「業界全体に強要が蔓延している」みたいに世論が誘導されるのもどうかと思うんだよな。

 怖いのは今回の逮捕ケースは「法律上認められていない公衆道徳上有害な業務に女性を派遣した」ってことなんだよね。つまり「強要」が問題なのではなく「本番行為をさせていた」のが問題なんだ。これで逮捕されるのならほとんどの撮影現場で逮捕者が出てしまうではないか!AV自体が無くなってしまう可能性も出てくる。思ってたより問題は根深いのかも知れない。


AV史に光り輝く名作

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:10Comments(1)AV

2016年06月18日

クラウドファンディングで生き残れ

 今時珍しいピュアむっちり系のグラドル、都丸紗也華ちゃんが初写真集を出したいというのでクラウドファンディングを実施した模様。

【ヤングマガジン36周年特別企画】
都丸紗也華 ファースト写真集制作プロジェクト
20歳の記念に、ファンの皆さんと一緒に写真集をつくりたい。

https://greenfunding.jp/lab/projects/1544


 昨今はグラドルビジネスも右肩下がりで、DVDはともかく写真集はよっぽどの人気がないと出ませんからね~しかしすでに目標金額には到達しており、出資者にはリターンがある様子。その内訳は

・1000円 都丸紗也華からのメッセージ
・6000円 都丸紗也華からの御礼のメッセージ、写真集 1冊、撮り下ろし生写真 5枚
・10000円 都丸紗也華からの御礼のメッセージ、写真集 1冊(サイン入り)、撮り下ろし生写真 5枚、写真集にお名前クレジット
・15000円 これまでのプランサービスに加え、都丸紗也華デザイン ラバーブレスレットプレゼント、発売記念お渡し会にご招待
・30000円 これまでのプランサービスに加え、都丸紗也華セレクト ロケ地のおみやげセット、お渡し会で写真集を都丸紗也華と鑑賞いただけます
・70000円 10000円までのプランサービスに加え、出資者限定発売記念お渡し会にご招待、国内撮影現場にご招待、国内撮影現場にて2ショット撮影、2ショット写真を、裏表紙にした世界で唯一の写真集をプレゼント
・150000円 70000円までのプランサービスに加え、出資者限定 発売記念お渡し会の『アフターパーティー』にご招待、写真集に『スペシャルサポーター』としてお名前クレジット、都丸紗也華初写真集『スペシャルサポーター』限定名刺(100枚)を制作、プレゼント


 15万円のプランに3人も申し込みがあるなど、プロジェクトはあっさり成功に。とはいえ支援人数は89人(現時点)ということで、彼女の写真集を積極的に支援してまで欲しがる人って100人前後なんだな~ってこと。
 ヤンマガも「ヤングマガジンでグラビアデビュー後、端正な顔立ちと迫力のあるバストで看板娘の一人として週刊・月刊を含めると単独表紙をなんと8回も飾っている彼女。しかしながら、講談社から写真集を出すには、あともう一歩といったところになってしまうのです」とか言ってるけど要するに「都丸紗也華レベルじゃ写真集の制作費は出せねーよ!」ってわけだな!講談社正直すぎ!

 とはいえ彼女はクラウドファンディングで資金が集まる程度のニッチな人気があるってことだよね。最近は大手ネット通販のAmazonが「Amazonに載せていいグラドルDVDの基準」なんかをエラソーに作って、この都丸紗也華なんてDVDがリンクされていないというではないか。ニッチアイドルはこのようにクラウドファンディングで生き残るしかないのかもしれない。


このピュアむっちり感


  


Posted by 縛りやトーマス at 15:38Comments(0)アイドル