2020年08月10日

Disney+の独占ビジネス

 コロナの影響でハリウッドはいまだに大作が劇場にかからず延期状態が続いている。そんな中、ディズニーの実写映画『ムーラン』がなんと劇場での公開を取りやめ、配信サイトのDisney+にて配信公開すると発表。アメリカ本国では29.99ドルのPVOD方式で一度購入すればアカウントを持っているうちはほぼ無期限で何度でも視聴できる。

『ムーラン』配信リリースに世界の映画館が猛反発「劇場への侮辱行為」 ─ 仏映画館主、広報展示物を破壊
https://theriver.jp/mulan-dplus-backlash/

 これを受けてフランスのある映画館のオーナーは劇場内にかざってあった『ムーラン』のスタンドを怒りのあまりぶち壊す映像をアップロードしたのであった。

https://twitter.com/i/status/1291724750859808769

 そりゃあそうだろう。各地の映画館はコロナの影響をモロに受けて収益がガタ落ちしており、集客できる超大作の公開を待ち望んでいたのだ。世界中で売れる(はず)Disneyの『ムーラン』はまさにその一本だったというのに・・・
 この動画のポイントは『ムーラン』のスタンドをぶち壊すと後ろからクリストファー・ノーランの新作『テネット』のポスターが出てくるというあたり。強烈に洒落が効いているぜ(『テネット』は8月末から世界中で公開が決まっている)裏切り者ディズニーの『ムーラン』の背後からワーナー・ブラザースの救世主『テネット』登場!

 ホンマディズニーは鬼やな。自分たちが儲かればそれでいいのか?ディズニーはスター・ウォーズや多くのマーベル映画の権利を持っていてDisney+でほぼ独占的に配信している。アメリカで覇権争いをしているネットフリックスに勝つのも時間の問題と言われており、ますます増長することだろう。下手すりゃああなた、今後のマーベル映画も全部Disney+配信になるかも知れませんよ?それでいいんですか?



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:31Comments(0)映画

2020年08月09日

アクタージュは8マン方式で生き延びろ

 週ジャンの人気連載『アクタージュ』の原作者が強制わいせつ容疑で逮捕された。

ジャンプ編集部、漫画『アクタージュ』原作者の逮捕報道に謝罪「重く受け止めております」
https://www.oricon.co.jp/news/2169081/full/

 路上を歩いている女子中学生の胸を自転車で追い抜きざまに触る、という間抜けな行為で(被害者はたまったもんじゃないけど)・・・
 警察の追求を受け「おおむね間違いありません」というしょうもないギャグをかましてる場合じゃあない。

『アクタージュ』は役者を目指す孤独な女子高生が若手映画監督に見いだされ、彼女の女優・人間としての成長を描くという現代版『ガラスの仮面』で、演劇関係からの評価も高くホリプロによる舞台版の制作が始まっているが、今回の原作者逮捕を受け舞台版の制作中止、漫画連載自体の中断、打ち切りも検討されているかもしれない。

 今回のように原作・作画が分かれている場合、どちらかがトラブルを起こしたとき連載はどうなるのだろうか。

 先日亡くなった漫画家の桑田次郎先生が平井和正の原作を題材にし作画をした『8マン』は連載中に桑田先生が銃刀法違反で逮捕されてしまった。その影響で連載は打ち切りになるが最終となった回はアシスタントが代筆している。このやり方で原作者だけ変える、クレジットを外して作画と編集で話をつくって連載を続けてもよいのではないかと思う。でもやはりイメージが悪すぎるので打ち切りになるのかなあ・・・(ちなみに『8マン』はアニメ版の主題歌を歌った克美しげるが殺人事件を起こしてレコードが絶版になっていた。関係者が大変な騒ぎを起こしている作品だ)

 今のジャンプは『タイムパラドクスゴーストライター』がドベを走って打ち切り寸前なんだけど、この騒動の余波を受けて寿命がのびるのかも?それとも『タイパク』の主人公みたいに作画が原作も描くことになるのか?こうご期待!

 あと島袋光年や和月伸宏といい、なぜジャンプ連載陣には未成年わいせつ系の犯罪が多いのか。




  


Posted by 縛りやトーマス at 06:22Comments(0)漫画日本のとんでも事件

2020年08月05日

イソジン吉村の罪

 「夢みたいな話やな!」「夢やがな~」

 とは大木こだま・ひびきのネタだが、大阪府知事のスラップ吉村が「うそみたいな本当の話」と言い出したコロナ対策がイソジンでうがいをしろというもの。

吉村知事「うそみたいな本当の話」 うがい薬の使用呼びかけ、主な一問一答

https://mainichi.jp/articles/20200804/k00/00m/040/324000c

 この呼びかけに応じて全国の薬局、ドラッグストアから一斉にイソジンまたはうがい薬が売り切れになり、メルカリにはプレミア価格に上がったうがい薬が多数出品。
 だが専門家からは「うがい薬を使いすぎるのは喉の粘膜を痛めるだけで、正常な細菌も死滅してしまうことがあるので、水によるうがいの方がデメリットが少ないとも言われている。

「コロナには効かない」「買占めを煽っている」

 との批判を受けた吉村知事は翌日の会見で「予防効果があるということは一切ないし、そういうことも言ってない」とたった一日で発言を否定するのだった。えー?あんたはっきりと「このうがい薬を使って、うがいをすることでコロナの陽性者が減っていく」と言ってたじゃないか。
 3歩歩いたら忘れる鳥じゃないんだから、堂々とデマを表明したことへの謝罪は一切なし。息を吸うようにウソをつく吉村知事、これこそ「うそのような本当の話」です。

 彼がなぜこのような発言をしたことについては「うがい薬関連の会社の株を買って売り抜けるつもりだったのでは」との陰謀論めいた話も出回っている。が、あながち妄想とも言い切れないのはコロナ禍の最中に「予言していた」と話題になった映画『コンテイジョン』は致死性の高いウィルスが世界中に広まり混乱に陥るという話だが、その中に陰謀論のブロガーが「ウィルスにはレンギョウが効く」という情報を発信。これは製薬会社と組んで株価を操作するのがブロガーの目的だったが情報を信じた民衆が薬局を訪れ、レンギョウを使った薬品が品切れを起こしていた。映画を見ていた維新関係者が同じ手口を使おうとしているのかもしれない。そうでなかったにしても世間を混乱させた責任からは逃れられまい。


 僕の脳裏にはイソジン吉村会見の裏でほくそ笑む白竜の姿がはっきりと見えている。


  


2020年08月03日

とにかく安い!スーパー玉出のうなぎ

 先週は土用の丑の日ということで、行きつけの超安スーパー、スーパー玉出にもうなぎが所せましと売られておりました。



 他店では考えられないほどの超安っぷりには公正取引委員会が動き出さないのか、心配になってくるほどですが、そんな動きは一切見られないところを見ると、玉出は治外法権なのかもしれません。

 しばらくの間スーパー玉出ではうなぎが大量に入荷されているため、ちらし寿司の具に代用されているのですが、



 さりげなく一部の具として混ぜられているパターンや、ズバリ「うなぎちらし」として売られているものも



 普段ちらし寿司関連は玉出では買わないので気づきませんでしたが「ちらし寿司」としていろんなバリエーションがあることも発見。



 エビとカニカマで底上げしているものもあり、多様性の世の中を表しているといえなくもありません。

 バラエティワールド、スーパー玉出にこれからも注目したいと思います。

  


Posted by 縛りやトーマス at 14:31Comments(0)スーパー玉出・ミー食べ物

2020年07月30日

俺はKGBだ!『痴漢電車 満員豆さがし』



 先日、肥後橋アワーズルームで行われた竹内義和先生と快楽亭ブラック師匠の『屈曲位大放談!』にて教えていただいた新東宝、滝田洋二郎監督の『痴漢電車』シリーズの二本目。

 満員電車内で迷彩服にヘルメットに偽装用の葉っぱまで張り付けた(こんなやつ電車に乗ってだけで怪しいわ)男(成田誠)が女学生(蘭童セル。ロリータフェイスの女優なのでこの名前になったそうな)をおイタしちゃうのだが、男はその時にアソコの奥にあるケースを隠す。女学生は家に帰ってそれを取り出すと中からはカメラのフィルムが出てきた。

 男は翌日、電車でまた彼女におイタを働き、ケースを取り戻そうとするが彼女とその友人(麻生うさぎ)に袋叩きにされてしまう。男は自衛隊から脱走した隊員で、そのフィルムは自衛隊と横須賀の米軍が結託して核兵器を密かに日本政府に売り渡した証拠が収められている。3人はこのフィルムを使って政府を脅して大金をせしめようとする。

 女学生はマル暴のデカ長(久保新二)の愛人として囲われていて、デカ長は自衛隊から逃げ出した男を捕まえて出世を企んでいる。このデカ長は婦警(たかとりあみ)を利用して自衛隊の男を捕まえようとするのだが、まるで役に立たない。デカ長にハメられてるか、逆に自衛隊の男にハメられて交通事故を起こしかける(バカ)。

 この騒動に絡んでくるのが謎の黒スーツにサングラスの男。演じるはもちろん立川丹波守(当時の名前)こと快楽亭ブラック師匠。役どころはKGBのスパイだが、デカ長が女学生の友人を誘拐した現場に乗り込んでくる場面で、台本では「俺はKGBだ!」というところ、本人のアドリブで「俺はボボノフ・オメコスキー、KBGのスパイね!」とかまして爆笑を呼ぶ。ボボといえば九州地方では女性のアソコのことなので、それを揶揄したギャグかな?

 最後は女学生らのたくらみが台無しになってしまうという、ありがちな骨折り損のくたびれ儲けなオチで終幕。シュールかつアヴァンギャルドな展開に頭がクラクラしました。数々のゲリラ撮影(電車内は下半身のクローズアップ以外はすべて本当の通勤電車で撮影され、横須賀の施設入口ではモロに警備員が写っている横で撮っている)には低予算ポルノ時代の何者にも囚われない自由奔放さが見え隠れしているといえなくもない!

 新東宝のポルノなんて、よほどのことがない限り見ないだろうけど思わぬ逸品、珍品があるので安く扱うことはできないのであった。


  


Posted by 縛りやトーマス at 11:40Comments(0)映画