2018年09月29日

また延期?

 映画業界では間もなく11月からの年末公開ラッシュとなりかき入れ時を迎えるわけですが、ある年末公開映画の公開延期ニュースが。



映画.com
@eigacom

【#速報】

「Deadline Hollywood」によると、今年12月21日に全米公開が予定されていたJ・キャメロン製作の「#アリータ バトル・エンジェル」が、来年2月14日に公開延期となり、代わりにタイトル未定の「#デッドプール」が公開される模様です。

https://twitter.com/eigacom/status/1045834473676230657

 キャメロンの『アリータ バトル・エンジェル』は日米同時公開の大作だったのですが、この度の延期(まだ公式の発表ではないですが…)となり、ただでさえ今年の年末は大作映画が少ないと言われているのに…ちなみに2018年末の大作映画は

・ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(11/23)
・シュガー・ラッシュ:オンライン(12/21)
・アリー/ スター誕生(〃)
・仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER(12/22)


 これぐらいしかないですよ…『ジャスティス・リーグ』『探偵はBARにいる3』『オリエント急行殺人事件』『ガールズ&パンツァー最終章 第一話』『DESTINY 鎌倉ものがたり』『仮面ライダー平成ジェネレーションズ』『カンフー・ヨガ』『スターウォーズ/最後のジェダイ』『バーフバリ 王の凱旋』…あと『鋼の錬金術師』(笑)とかやってた去年末の大作ラッシュと比べるべくもないラインナップ…キャメロンだけが唯一の救いだったというのになぜ延期した。

 しかも『アリータ~』って一度延期してるんですよね。

「アリタ:バトル・エンジェル」の日本公開が2018年12月に延期
https://jp.ign.com/alita-battle-angel/22439/news/201812

 その理由は主人公のでかすぎるアニメ目を若干小さくするように修正していたとか…作業が間に合わなかったのかな?それをやると全体的に主人公の絵を修正しなきゃならないので、やってるうちにこうじゃない、もう少し調整しないと…ここも、あそこも、変に見えないようにしなきゃ!とまるで整形する度に満足できずあれもこれもと手術する整形中毒者になったように…
 いつまでやっても満足しないよ!妥協して妥協!もともと大した顔じゃないんだから!

  


Posted by 縛りやトーマス at 11:03Comments(0)ハリウッド・スキャンダル

2018年06月28日

俺ちゃんの映画、どうなるの?

 ついに恐れていた事態が現実になった。映画会社21世紀フォックスがウォルト・ディズニーに買収されたのだ。


米司法省、米ディズニーによる21世紀フォックス買収を承認
https://eiga.com/news/20180628/14/

 ディズニーによるフォックスの買収は去年あたりから具体的な金額の話になっており、記事内にもあるがコムキャストが買収合戦に参加し、ディズニーが買収額を引き上げてきた。この買収の背景には配信サービス、ストリーミング業界の再編があるという。

ディズニーのフォックス買収で、ストリーミング業界が激変する
https://wired.jp/2017/12/29/disney-fox-streaming/

 配信サービス大手のHuluの大部分を所有することになるディズニーがこれをきっかけに独自の配信サービスを始めることになるだろうという。そんなことよりも不安なのが、21世紀フォックスを買収することによってフォックスのもつ映画コンテンツ、スター・ウォーズシリーズやマーベル・コミックの映画に少なからず影響があるだろうということだ。

 ハン・ソロのスピンオフ映画の苦戦が伝えられるスター・ウォーズがますます拡大化するかもしれないしマーベルのシリーズはますます増えるだろう。それだけならまだいいけど(よくない)作品の内容にディズニーの規制が強くなることが危惧される。現状でさえMCU映画でレズビアンの要素をキャラクターから消したりするディズニーがフォックス買収でデッドプールの権利を手に入れるわけですよ!そしたらパンセクシャルの要素なんて消えてなくなるに違いない!FOXネットワークの『ザ・シンプソンズ』はFOXニューズにとって不適切なギャグを飛ばすほど反抗的だが、ディズニー傘下になることによってそんなユーモアも薄められるかも知れない…そんな未来は見たくないぞ!タイムマシンでこの買収をなかったことにするしかない!?



「ディズニーがFOXに買収されたら腑抜けた映画ばかりになっちゃうぜ!なあベッカム」
「そうだな。『あなたは私の婿になる』みたいな映画ばかりになるな」
「あれは傑作だろ!」

  


Posted by 縛りやトーマス at 22:49Comments(0)ハリウッド・スキャンダル

2018年04月21日

巨匠のマジコン疑惑

 80年代オタクが大歓喜の映画『レディ・プレーヤー1』、日本でもつい公開され大ヒットを記録。巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督がまるで30~40代ぐらいの時に撮ったかのような瑞々しいアクション・アドベンチャーで、まさに年代そのものが80年代に回帰したかのような傑作の誕生です。これを71歳のスピルバーグが撮っているというのは物凄いことです。
 そんなスピルバーグ監督が来日、映画について語ってくれました。

【インタビュー】『レディ・プレイヤー1』スティーブン・スピルバーグ監督「皆さんを、空想と希望のある世界にいざないたかった」
https://ovo.kyodo.co.jp/interview/a-1149929

>-監督は、実際にVRゲームをプレーしたことはあるのでしょうか。

>プレイステーションで「マリオ」などをやりました。最初にやったときはゴーグルを外したくありませんでした(笑)。


 「プレイステーションでマリオをやった」ってどういうこと?映画の中にガンダムが出てきたり、『シャイニング』を追体験していることよりもこっちの方が気になってしょうがない!
 まさか巨匠がマジコン的なアイテムを使っていたということなのでしょうか?いやそんなことはあるまい。なにしろスピルバーグは巨匠ですから、巨匠に相応しいPSでもマリオが遊べる巨匠専用ハードを所有しているに違いない。さすが巨匠は一味違うぜ。




  


Posted by 縛りやトーマス at 23:18Comments(0)オタクハリウッド・スキャンダル

2018年02月06日

HUGっとラセター

 セクハラ問題に揺れるハリウッドで「お前もかい!」と突っ込まれていたピクサーのジョン・ラセター。騒動以降休職していたようですが、このまま退職の模様。

『トイ・ストーリー』ディズニー/ピクサーCOOジョン・ラセター、ハラスメント行為で休職後そのまま退職の可能性が浮上
https://theriver.jp/john-lasseter-after/

 不適切なハグだもんなあ。そらあかんわな。命知らずのデスゲームも真っ青の行為だわ。「やあ僕ミッキーマウスだよ☆不適切なハグをしたくなっちゃうんだ☆」とか言いながらセクハラしてたのかと思うと夢の国も永久閉鎖されそうです。
 性癖がバレてしまった以上、いっそのこと開き直って大人のおもちゃが夜になると動き出す『アダルト・トイ・ストーリー』とかつくったらどうですか?」





  


Posted by 縛りやトーマス at 19:25Comments(0)アニメハリウッド・スキャンダル

2017年10月29日

セクハラ飛び火

 ハリウッドは毎日のように大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ報道が繰り返されてる。映画なんか見ている場合じゃないぜということで、35年ぶりに続編がつくられた『ブレードランナー2049』も思ったほど客が入らない様子。被害者が次から次へとあらわれて「ひとりで充分ですよ!わかってくださいよー」とワインスタインも愚痴をこぼしたという(嘘

 ワインスタイン騒動の影響は現在他の人のセクハラ問題へと飛び火しており、ワインスタインを非難したベン・アフレックが過去のセクハラを暴露されてフル炎上してたり、セクハラの事実を知りながら友人だからと何もいえなかったタランティーノなどがバッシングを受けている模様。
 そして騒動は政界にも飛び火した。


ブッシュ元大統領がセクハラ謝罪 34歳米女優、インスタで「体触られた」
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/10/26/kiji/20171026s00042000125000c.html

 まさかのブッシュ大統領、といってもプレッツェルに喉詰まらせてたジュニアの方じゃなくて、パパ・ブッシュの方。2014年に行われたイベントで女優のヘザー・リンドにセクハラを働いたという。現在93歳だから、90歳の時!車いすに乗ったままリンドの背後から体を触ったそうな。爺さん現役すぎ!プレッツェルに喉詰まらせてた息子とは訳が違う!
 リンドの告発を受けてパパ・ブッシュは「不快に感じさせたのであれば心から謝罪する」といったそうだが、不快に思わなかったらいいのかよ。それ、謝罪してるって言わないのでは。




  


2017年10月17日

失われたうまい棒

 12月16日に公開される映画『オレの獲物はビンラディン』の前売り特典として主演であるニコラス・ケイジの顔をパッケージデザインに使用したうまい棒、その名もニコラスティックがつくことが報道されていましたが、直前になって配布中止に。なんと、本人の許可を取っていなかったとのこと…


ニコラス・ケイジ主演映画の“特製うまい棒”配布中止「肖像権の使用許諾与えていない」
http://www.oricon.co.jp/news/2098853/full/


>FilmNation International, LLCとトランスフォーマー社は、ケイジがこの施策について認識しておらず「肖像権の使用許諾も与えていない」と文書を通じ説明。「特製うまい棒」配布のニュースが拡散したことで、ケイジが日本の製菓会社に対して肖像権を与えているような誤解が生じてしまったとしている。

 一部映画ファンの反応の中には「こんなバカなものに許可出すわけねーじゃんw」とうまい棒そのものにケイジが拒否反応を示したかのような書き込みが散見されるが、果たしてそうだろうか?

こんなバカなもの

 去年、ケイジは『ペイ・ザ・ゴースト ハロウィンの生贄』の日本公開時にケイジの顔を模した金太郎飴、『ペイ・ザ・ゴースト 特製組飴』通称ニコラス・ケイジ飴を二個(“ニコ”ラスだけに)前売り券の特典としてつけていたのだ。



 こっちの方が相当バカなものに見えるんだけど!これに許可出してたんだから、うまい棒だってきっとOKだったに違いない。単純なほうれんそうのミスで本人が企画を把握してなかったんじゃないかな。こんなことでケイジが腹を立てそうにも思えないし。
 それに日本ではケイジ主演映画ってどんなに小品でも必ず公開されてるし。本国ではVOD、限定公開だった『ダーティ・コップ』ですら全国公開されてるんだから。そんなおいしいビジネスの相手である日本の国民的菓子とのコラボを断るはずがない。きちんと許可さえ取っていれば…

 でもマスコミ試写はもう始まってるから、観に行った関係者には配られてたかもね。将来価値が上がるかもしれないので関係者は大切に取っておいた方がいいよ。


  


Posted by 縛りやトーマス at 22:36Comments(0)ハリウッド・スキャンダル食べ物

2017年02月18日

CG疑惑をまず晴らそうよ『マリアンヌ』



 第二次大戦中のモロッコ・カサブランカ。イギリス軍カナダ人パイロットの工作員マックス(ブラッド・ピット)はフランス人レジスタンスの工作員マリアンヌ(マリオン・コティヤール)と落ち合い、ドイツ人の要人を暗殺するミッションに挑む。二人は夫婦のフリをしてパーティーに潜入し、要人を仕留めるのだ。成功率数%という紙のように薄い確率の作戦を遂行する二人は死を覚悟するのだが、その状況が二人を燃え上がらせる。
 見事暗殺に成功し脱出する二人。逃走中の車内でマックスは「ロンドンで結婚しよう」とマリアンヌにプロポーズ。「極限状態で結ばれたカップルは長続きしないぞ」という上司フランク(ジャレッド・ハリス)の嫌味もなんのその、二人は式をあげる。式の日にはマリアンヌのお腹に子供がいて、ブラピ早すぎだよ!!
 そして娘が生まれ、永遠に続くと思っていた二人の愛は「ある疑惑」によって引き裂かれようとする。S.O.E(特殊作戦執行部)によってマリアンヌにドイツの二重スパイという疑いがかけられる。S.O.Eはマックスに偽の情報を流し、それをメモしてマリアンヌの目につくろところに放置しろという。S.O.Eが解読しているドイツの暗号に偽情報が流れていればマリアンヌがスパイだという証拠になる。72時間後に判明するのでもし彼女がスパイならその場で殺せ、できないなら君も裏切り者として処分する…マリアンヌへの疑惑が深まるマックスはそれでも妻の無実を信じて疑惑を晴らそうと動き出す。


 愛する妻を一心に案じて疑惑を晴らそうと東奔西走する一途な男の役をつい先日離婚したばかりのブラッド・ピットが演じる…(離婚の理由は朝からラリラリだったとか)という「ハハハ、ご冗談を」なお話にずっこける。そんな純な男やったら何度も離婚しないだろうに…ブラピといえばアンジェリーナ・ジョリーとアフリカ旅行行った時に現地部族の村に泊まって、テントの中から毎晩喘ぎ声を響かせて部族の男性から「あんな美人を毎晩喜ばせているお前は真の勇者だ!」と絶賛されて部族に伝わる勇者の称号(多分でっかいチンコケース)をもらったブラピ兄貴はどこにいってしまったんだ!
 キャスティングのマヌケさの上にストーリーも空虚。マリアンヌは終始「怪しい女」としてしか描かれないので、サスペンスが一切盛り上がらない。例えばブラピが1人で妻の疑惑を晴らそうとしてマリアンヌのレジスタンス時代の同僚を見つけて写真を見せるんだけど同僚は戦時の負傷で視力を失っていたり、同僚に言われてフランスにいるレジタンスメンバーに会えと言われ、部下を使ってフランスに向かわせたらそいつの飛行機が撃墜されたり、もう何もかもが怪しい状態で、マリアンヌに疑わしい部分がないと全然証明されないままクライマックスを迎えるんだから、あのオチは誰も驚かないだろ。

 ただ監督であるロバート・ゼメキスが今まで培ってきたVFX、CG技術の高さは遺憾なく発揮されており、53歳のブラッド・ピットの若々しいこと!あれはどう見てもCGじゃないかと…
 ブラピは妻の疑惑を晴らす前に自身のCG疑惑をまず晴らさないと!

  


Posted by 縛りやトーマス at 06:33Comments(0)ハリウッド・スキャンダル

2016年05月14日

オスカーをよこさないと復讐するぞ『レヴェナント 蘇りし者』



 西部開拓時代に実在した伝説的な猟師ヒュー・グラスがたった一人で数百キロの大雪原を歩いて仲間の元に帰還したサバイバルの映像化。

 1823年のアメリカ北西部でネイティブ・アメリカンの土地で狩猟をし毛皮を採取するハンターの一団がいた。彼等はネイティブ・アメリカンの土地に不法に侵入して狩猟を行っているため彼等との諍いが耐えなかった。おりしもネイティブ・アメリカンの部族に襲撃を受け生き残ったわずかなハンターは船で川を下り逃亡する。一連の戦闘はエマニュエル・ルベツキによる得意の長回しで再現、観客を地獄の戦場に引きずり込む。また自然光のみで撮られた(ようにはまったく見えない)映像の美しいこと。
 ハンターらはこのまま川を下って仲間の待つ砦に帰ろうとするが、ガイド役のヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は地の利を持つネイティブ・アメリカンにはこのルートを知られているから不利と判断するグラスは山を越えるルートを提案。グラスを忌み嫌うジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)が反発するも隊長のヘンリー(ドーナル・グリーソン)はグラスの意見を聞き入れ山越えを始める。
 翌朝見回りに出たグラスは灰色熊に襲われ瀕死の重傷を負う。CGの凶暴な熊に襲われるディカプリオ!担架で運ばなければいけないほどの深手であり山越えは不可能と判断したヘンリーはグラスの死を見届け、埋葬する志願者を募り、グラスの息子ホーク(フォレスト・グッドラック)、フィッツジェラルド、グラスを慕う若者ジム・ブリジャー(ウィル・ポールター)が残ることに。
 瀕死のグラスはなかなか死なず、しびれを切らしたフィッツジェラルドはグラスを殺して仲間の後を追おうとするが、ホークに見つかってしまい、口封じに殺してしまう。ジムに「追っ手がやってくる」と嘘をつき、浅い穴にグラスを放り込んで軽く土をかけただけでその場を離れてしまう。
 ホークの死をただ見ることしかできなかったグラスだが、一命をとりとめ奇跡的に歩けるまでに回復。水も食料もない中、極寒の大雪原を復讐のために歩き続ける。



 主演のディカプリオは本作でアカデミー主演男優賞を5回目のノミネートにして初受賞。彼は19歳で出演した『ギルバート・グレイプ』でいきなりアカデミー助演男優賞にノミネート、受賞は逃すが周囲は「リバー・フェニックスの再来!」(世の中に何人リバー・フェニックスの再来と呼ばれた役者がいただろうか…笑)ともてはやし、調子に乗ったディカプリオ、4年後の『タイタニック』で世界的スターに!この時はノミネートすらされなかったが劇中の台詞「アイム・キング・オブ・ザ・ワールド!」のごとき振る舞うレオ様(その時つくられた呼び名)。『ザ・ビーチ』(00)で撮影のためタイのビーチを造成などして改造したので政府に怒られたりもしたが、04年の『アビエイター』で飛行機王ハワード・ヒューズを演じてノミネート。「アカデミーを取るためには実在の人物を演じるかマイノリティをやると評価される」定番に挑むディカプリオ!しかしノミネート止まり。シエラレオネを舞台にした希少ダイヤモンドをめぐるサスペンス『ブラッド・ダイヤモンド』(06)もノミネート止まり。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)で実在の人物(やっぱり)ジョーダン・ベルフォート(投資詐欺とマネロンで荒稼ぎした株式ブローカー)をラリパッパな演技で熱演するもやっぱりノミネートまで!ここまで来るとアカデミー会員に「レオにはオスカーをやらないぞ!絶対にだ」という鉄の意志でも存在するのではないかと疑うところ。

 そうしてディカプリオが選んだのは実在の人物(またかよ)であり、復讐のために数百キロを旅した男の物語である。巨大すぎる熊に襲われるのだが、熊は俺にオスカーをよこさない会員の意思であり、やっつけた後に擦り寄る子熊は周囲のコバンザメどものことだ。熊によってボロボロにされたディカプリオは倒すべき本当の敵を追って復讐の旅に。
 そうこれは「俺にアカデミーをよこさないのなら復讐するぞ」というディカプリオ決意のメッセージでありこれを見た会員らがビビってオスカーを渡したのもわかる!アカデミー授賞式で大人のコメントに徹したディカプリオだが、本音は『バスケットボール・ダイアリーズ』(95)ばりにトレンチコートで協会員撃ちまくるつもりだったのかも知れない…


  


Posted by 縛りやトーマス at 13:47Comments(0)ハリウッド・スキャンダル

2016年05月07日

大人の事情『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』



 実写『キャプテン・アメリカ』シリーズの第三弾にしてマーベル・コミック実写映画のクロスオーバー『マーベル・シネマティック・ユニバース』の13作目。


 ナイジェリアでブロック・ラムロウ/クロスボーンズ(フランク・グリロ)率いるヒドラの残党によるテロ活動を阻止すべく出動したキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)ら。しかしクロスボーンズの爆発に巻き込まれ大量の死者が出てしまう。被害を生むきっかけをつくったワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(エリザベス・オルセン)は激しく苦悩し、ウルトロン計画の犠牲者となった若者の遺族から叱責されたトニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニーJr.)も後悔するのであった。
 アベンジャーズの活動が多大な犠牲を払うことを危惧した世界各国は国際的な組織の管理下にアベンジャーズを置き組織の許可なしにスーパーヒーローが活動できないようにする『ソコヴィア協定』を127カ国の同意の元成立させる。トニーやジェームズ・"ローディ"・ローズ/ウォーマシン(ドン・チードル)ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)らはアベンジャーズ解体といった最悪の結末を避けるべく「世界からの非難を避けるためにも組織の管理下に置かれた方がいい」とするトニーの意見に同意する。だがロジャースはこの協定では行くべきところに行けず、行く必要もないところに出動させられる上に個人の自由が損なわれる、個人の行動の責任は個人が負うべきだと協定に反対する。
 そんな中、ウィーンで行われたソコヴィア協定の署名式でテロ行為が発生、またも犠牲者が出てしまう。テロの容疑者として監視カメラに写ったのはヒドラによって洗脳された暗殺者、ウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)だった。バッキーの友人であったロジャースはシャロン・カーター/エージェント13(エミリー・ヴァンキャンプ)から情報を得て密かに潜伏先のドイツでバッキーに接触、彼が犯人ではないと確信するがウィーンのテロで犠牲者となったワカンダ国王の息子、ティ・チャラ/ブラックパンサー( チャドウィック・ボーズマン)と戦闘になり、駆けつけたウォーマシンにロジャースらは投降する。
 ロジャースは協定書にサインしようとするがワンダがヴィジョン(ポール・ベタニー)によって監視されていることを知って抵抗、精神鑑定を受けている最中のバッキーが何者かによって再び洗脳状態に戻されてしまう。ロジャースとサム・ウィルソン/ファルコン(アンソニー・マッキー)は混乱に乗じてバッキーを連れて逃亡、テロ事件の背後にジモ(ダニエル・ブリューニュ)という男がおり、シベリアにあるヒドラの洗脳施設に自分以外のウィンター・ソルジャー軍団が冷凍保存されていてそれらが解放されれば世界中が大混乱に陥ることになる。ソコヴィア協定ではジモの目的を阻止することが困難と考えたロジャースらは仲間を敵に回す危険を犯してでもシベリアへ向かうことを決め、ワンダ、引退を撤回したクリント・バートン/ホークアイ(ジェレミー・レナー)、ロジャースを信奉するスコット・ラング/アントマン(ポール・ラッド)を仲間に加え空港へ向かうがトニーら協定派のメンバーと戦闘になってしまう。さらにトニーの要請に応じてやってきたピーター・パーカー/スパイダーマン(トム・ホランド)が参戦し、スーパーヒーロー同士の“シビル・ウォー(内戦)”は激化する!


 かつてカプコンが94年にアーケードゲーム『エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム』 というX-MENのヒーロー同士が対戦する格闘ゲームを出そうとした時、当初はマーベル側から「ヒーロー同士が対戦するのはちょっと…」と難色を示されたという。当時はコナミの『X-MEN』(92)、『T.M.N.T. Turtles in Time』(91)や『キャプテンアメリカ&ジ・アベンジャーズ』(データイースト、91)のようにベルトスクロールタイプのアクションゲームが隆盛でアメコミ原作のヒーロー同士が戦う対戦格闘ゲームというのは考えもされなかった時代だ。ところがこれが大ヒットし、翌年『アベンジャーズ・イン・ギャラクティックストーム』(データイースト)という対戦格闘がすぐさま登場、後にコミック『シビル・ウォー』となったのだからカプコンの先見の明たるや!

 その映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は組織によって管理されることを選ぶ派か、それとも個人の行動の責任は個人で負うべき派かに分かれて争うことになる。どちらが正義か悪かという図式ではないのだ。かつて組織の裏切りにあった経験を持つキャプテン・アメリカは単純に組織が正しいとは信じられないし、ローズなんかは軍人だから組織に従うのが当然みたいな態度だし、軍隊のはぐれものなサムは自由の方を愛しているしで、ヒーロー同士の立ち位置が明確にされており、チーム分けには違和感がない。

 唯一違和感を覚えるのは新スパイダーマンだ。このスパイダーマン登場が本作の大きな話題の一つである。スパイダーマンは同じマーベル作品だけど、実写映画『マーベル・シネマティック・ユニバース』のシリーズには出演できなかった。その理由は『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズはディズニー・スタジオ(当初はパラマウント→ユニバーサル)が制作しており、実写映画『スパイダーマン』を制作しているのがソニー・ピクチャーズなので権利関係から共演ができなかったのが今回、大人の事情で共演と相成った。大人の事情とは何か?
 『スパイダーマン』の実写映画シリーズはサム・ライミ監督のトリロジー(02~07)と『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ(12~14)の二つがある。初期のトリロジー大ヒットを受けて『アメイジング~』シリーズもトリロジーとして制作される予定だったが興行成績が振るわず、観客からの評価もイマイチということで2作目で制作を断念、17年から新な新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』が制作されるのだが、前シリーズのマイナスイメージを払拭すべく話題性が欲しいと思ったソニー・ピクチャーズの関係者が新スパイダーマンを『マーベル・シネマティック・ユニバース』に登場させる、というネタを考え、ディズニースタジオ側も『シビル・ウォー~』にスパイダーマンが出てくるのは話題としてアリだ!ということで(『アベンジャーズ』シリーズにもスパイダーマン出演の打診はあったがソニーが権利を譲渡してくれなかったので出演はナシに)企画にGOサインが。スパイダーマン電撃出演の背後にはそういう大人の事情があったわけだ。
 そのせいか、スパイダーマン登場の場面は結構無理があった。強引に枠を開けたというかなんというか。ちなみにトニー・スタークがピーター・パーカー(まだ彼はスパイダーマンという正式名称を名乗っていない)をスカウトしにいくというものだが、ピーターが家に帰るとトニーがメイおばさんと食卓で仲良くくつろいでいる(というかモロにちょっかいだしてる感が)というシーン。新シリーズでメイおばさんを演じるマリサ・トメイは『レスラー』でミッキー・ロークが思いを寄せるストリッパー役を演じて話題になったが51歳とは思えない若々しいエロスを発散させる熟女ぶりでピーターも学校で「おまえんちのおばさん、結構エロいよな」とネタにされるレベル(そんなシーンはありません)ですわ。さらにマリサ・トメイってトニー・スターク役のロバート・ダウニーJr.と交際してた過去があるんだが、完全にお前らのプライベートの再現やんか!なぜ入場料金を払ってプライベートを見せられなければならないのか。それにトニーは役の上ではペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)という秘書兼恋人の女がいるのに今回名前しか出てこない!(婚約していたが今は別居中という描写が)これはロバート・ダウニーJr.がパルトローを捨ててマリサ・トメイに再びちょっかいだそうとしているようにしか見えない!!しかも『スパイダーマン:ホームカミング』にはトニー・スタークがゲスト出演するという!これってどう考えても…これがホントのシビルウォー!!

 この映画どちらが悪か正義かという話ではないのだが、そんなこともあってトニー・スターク、ロバート・ダウニーJr.はなんか嫌な奴に見えてしょうがない!アイアンマンが許せない!俺はキャプテン・アメリカ派だ!


  


Posted by 縛りやトーマス at 15:57Comments(2)ハリウッド・スキャンダル

2016年04月13日

暗黒面に落ちてる

 まもなくソフト発売される『スター・ウォーズ フォースの覚醒』。そして存在感が薄れる一方のエピソードⅠ~Ⅲですが、こんなことになっちゃあねえ。


『スター・ウォーズ』アナキン子役、刑務所から精神病施設へ
http://www.cinematoday.jp/page/N0081928


>27歳のジェイクは、昨年6月にサウスカロライナ州でスピード違反を犯し、警察とのカーチェイスの末、逮捕されている。

 すげえ!警察とポッドレースだ!助手席にはジャー・ジャー・ビンクスか?

>ジェイクは2012年のインタビューで『スター・ウォーズ』作品に出演したことで人生は生き地獄と化したとコメント。
>「ほかの子どもたちは本当に意地悪だった。僕を見掛けると毎回、ライトセーバーの『ブォン』という音をまねしたんだ。学校生活は生き地獄だし、仕事でも1日に60件のインタビューを受けないといけないこともあったんだ」
>と語っていた。


 同級生に「おら、フォース使ってみろよ」「黒い仮面はどうした?」とか言われたのかな。可哀想に。これもすべてジャー・ジャー・ビンクスのせいだ!!
 人気作品に出たからって幸せになるわけじゃないんだなあ。こういう話もあるし。


『ハリポタ』子役、出演料は「酒、女、車で使い切った」…手数料未払い裁判で敗訴
http://www.cinematoday.jp/page/N0081888


>裁判官は、大ヒット映画8本に出演しながら(総出演料は97万ポンド・約1億4,550万円)、なぜ手数料が支払えないのかと質問したところ、
>母親は「普通のティーンエイジャーの男の子のように、酒と女と車に使ったから」と答えたらしい。お金はほとんど残っていないという



 「普通のティーンエイジャーのように酒と女と車に使ったから」清々しい台詞だな(笑)一度でいいから言ってみたい。
 カルキンくんやリンダ・ブレア、ドリュー・バリモアのように転落するのは子役の特権みたいなもんだからな。浮き上がらなければ転落もないのである。現実にはフォースも魔法もないもんな。人生は厳しいぞ。


  


Posted by 縛りやトーマス at 01:36Comments(0)ハリウッド・スキャンダル