2017年08月22日

甲子園でキラライク

 明日には決勝を迎える第99回高校野球大会。優勝候補の仙台育英は大阪桐蔭との劇的な決着をつけるも、準々決勝で広陵に敗戦。選手が恥ずかしい思いをしてまで応援したのに…



 メガホンに何書いてんだよw 仙台育英、決勝に行くことなく明日香キララでイク(笑)ジャニーズのみならず高校生まで惑わせる明日香キララよ今夜もありがとう。

  


Posted by 縛りやトーマス at 16:30Comments(1)野球テレビAV

2017年08月02日

ガルパンライダー、カエルの散歩、そして忍者

 9月からの新番組、『仮面ライダービルド』の制作発表が行われ、スタッフ、キャストが発表。

http://www.tv-asahi.co.jp/build/index.html#/%E5%88%B6%E4%BD%9C%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88?category=anime


 『ウルトラマンギンガS』にUPG隊員としてレギュラー出演していた滝裕可里がキャストされており、ウルトラマンと仮面ライダーを制覇する形に。あとはスーパー戦隊だな。
 そしてもう一人のヒロインとして登場する石動美空役の高田夏帆。『王様のブランチ』のブランチレポーターとして出演中らしいが、関西方面ではオンエアされてないのでそんなこと言われても見たことないからわからない。プロフをチェックすると

2014年 第31回全日本忍者選手権大会優勝
寝る前にすること カエルの散歩


 という個性的なデータが・・・忍者選手権大会優勝…?検索すると以下のサイトが

http://koka.ninpou.jp/contest/top.html


 手裏剣の術、塀飛びの術、石垣登りの術・塀越えの術、水上走りの術、水蜘蛛の術の5ステージをクリアして、総合点で決めるらしいが、なぜ参加した。しかも優勝してるし。2014年というからには、おそらく『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のオーディションを受ける一環として出場したのかも、などと想像。残念ながらオーディションは落選しましたが…
 それはともかく、カエルの散歩って…カエル飼ってるの?(タマちゃん、ピーちゃんの二匹飼ってるとのこと)

『仮面ライダービルド』新ヒロインは全日本忍者選手権優勝のブランチリポーター高田夏帆 - 劇中で「忍者にはなりません」
http://news.mynavi.jp/articles/2017/08/02/kamenrider/

 で、カエルって散歩させる必要あるの?寝る前にすることなの??なんだか異形の闇を背負ってるようなプロフに、清水富美加がダブって見えなくもない。ベストマッチ!?頼むから撮影現場からはタクシーで帰ってね!


 主人公の名前が「戦兎」でビルドのデフォルトは「ラビットタンク」、戦車に兎ってガルパン??うさぎさんチーム?




  


Posted by 縛りやトーマス at 22:05Comments(0)特撮・ヒーローテレビ

2017年07月24日

裏番組なんかぶっつぶせ

 夏休みに突入した先週土曜日。フジテレビが『怪盗グルーのミニオン危機一発』を放送している裏で果敢に裏番組潰しに挑んだテレ東のアド街は『群馬 甘楽・富岡』特集。2位には妙義山・もみじの湯という温泉が紹介された。いつもの温泉でテレ東が大暴れ。



 相変わらずのノータオル攻勢、さすが。一部の映像に股間の海苔が映った、いや映らないで文字通りテレビの危機一髪になりかねない論争になっており、夏休みのお茶の間を熱くさせるテレ東、バナナがマスコットキャラなだけはあるぜ。



 頑張れテレ東。裏番組をぶっつぶせ。


上杉智世オフィシャルブログ 私の戯言
出没!アド街ック天国

https://ameblo.jp/uesugi-tomoyo/entry-12294836040.html

  


Posted by 縛りやトーマス at 03:48Comments(0)テレビ

2017年07月10日

夏のアニメ対決

 いよいよ夏本格到来ということで(雨ばかり降っているけど)フジテレビが7月の特番、土曜プレミアムをアニメ祭りにするラインナップを発表。

7/14(金)
『カーズ』19:57~

7/16(日)
『カーズ2』19:00~

7/22(土)
『怪盗グルーのミニオン危機一発』21:00~

7/29(土)
『心が叫びたがってるんだ。』21:00~

 これに対抗して日テレの金曜ロードSHOW!の7月ラインナップは

7/14
『思い出のマーニー』

7/21
『ジュラシックパーク』

7/28
『ジュラシックワールド』

 夏休みの子供向けにアニメをぶつけるフジ、そして子供にはバカ受けの恐竜モノをぶつけてくる日テレ、勝敗はどちらに?
 ちなみに今、アメリカはサメ映画ブームで今年もイギリスのサメ映画『海底47メートル』がスマッシュヒット。日本もおとなしく『ジョーズ』や『ディープ・ブルー』をテレビ放映してサメ地獄に叩き落とすべきではないか。今年も午後のロードショーは『シャークネード』シリーズを連続放映の予定。

http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/oa_afr_load/


  


Posted by 縛りやトーマス at 02:10Comments(0)映画テレビ

2017年03月12日

消え行く解説者

 僕たち(誰よ)オッサンを素晴らしき洋画の世界に引きずり込む役目を果たしていたテレビ映画番組のひとつ、日曜洋画劇場が春の改変で完全消滅。

テレ朝、土・日曜も大型ニュース番組開始で「日曜洋画劇場」は完全消滅
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000132-sph-ent

 ここ数年はスポーツ(サッカーとか)、バラエティの特番などで番組自体が休止になったり、テレ朝製作の映画ばかりが放送されていたりしていて、ほとんど無くなっていたのと同じだったとはいえ、「番組終了」が明言されたのははじめて。その代わりにやるのが報道番組って…同時間帯にニュースをやっている番組が他にない(NHKニュース9は土日、休んでる)からその隙間を狙ったものと思われる。
 にしてもテレビのニュースバラエティなんてもういらないよ!大体不定期出演のゲストがディーン・フジオカって!「取材にも出る国際的な視点を伝える存在」?いつからディーン・フジオカが国際的な視点をもつ存在になったんだ。僕たち(誰よ)はあのホラッチョことショーン・マクアードル・川上の冒したドジを忘れていないぞ!テレ朝はディーン・フジオカの経歴をまず調査すべきだ。

 それはともかく日曜洋画劇場が終了するのは残念だ。かつてテレビでわけのわからない映画を偶然見て映画に世界に引きずり込まれた世代の僕からするとあの枠で『エイリアン』『ターミネーター』『リーサル・ウェポン』『48時間PART2』『ビバリーヒルズ・コップ』『ロボコップ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ダイ・ハード』『プレデター』などの70~80年代アクション映画にハメられ、ここでしか見られないであろう『コマンドー』『刑事ニコ/法の死角』『アウト・フォー・ジャスティス』『ゼイリブ』『ヒドゥン』などのカルト映画に驚かされたもの。と思ってたら『13金』『エルム街の悪夢』などのホラー映画も区別なく放送し、『ザ・ビースト 巨大イカの逆襲』を放送して、「これ、原作は『ジョーズ』のピーター・ベンチリーなんですね。だからジョーズと同じルーツなんです」と淀川長治さんがヘンテコG級映画にも価値を見出すコメントをつけてくれたものです。

 この手の映画番組が次々消滅していくのは淀川さんのような名解説者がほぼいなくなってしまったのが原因。水野晴郎の『金曜ロードショー』、山城新伍の『火曜洋画劇場』(枠自体は『シネマスタジアム』として継続中)KBS京都の『中島貞夫の邦画指定席』…
 そりゃあ『タイタニック』で船が沈む落ちに驚いたり(何しに映画館に行ってんだよ)、『シックス・センス』のラストが理解できなかったりする客が出て来るわけだ。
 映画の面白さを伝える解説者はおらず、定番映画ばかりがかけられる映画番組。日本の映画館入場者数が減少するのも仕方あるまい。

60年余りの間の映画館数の変化をグラフ化してみる(2017年)(最新)
http://www.garbagenews.net/archives/2034792.html


 ただちに『ロボット・モンスター』『フォーガットン』の面白さを伝える解説者を登場させろ。



  


Posted by 縛りやトーマス at 07:29Comments(2)映画テレビ

2017年01月17日

ミラクル三池崇史

 『電脳警察サイバーコップ』『時空警察ヴェッカーシグナ』などで知られるタカラトミーが初の女児向け特撮番組を開始。その名も『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』

http://miracletunes.jp/

 公式によると「アイドルたちがダンスや歌の力で悪を倒し、魔王に支配された音楽の国を救う姿を描く“ライブ型NEW特撮ヒロインストーリー”」ということで同社のプリパラシリーズのマッシュアップ感がある。この作品が話題なのは三池崇史が総監督なんだよな。『ケータイ捜査官7』以来のテレ東特撮に三池崇史が降臨ということだが、「子供が元気であれば、大人ももっと元気になるんじゃないかな」というコメントには元気すぎてどんな仕事も断らない三池監督だけに説得力ありまくりですね。

 小野真弓、雛形あきこ、鳥居みゆき、深水元基といった普段テレビで見ない人たちがキャスティングされているところも事務所のパワーバランスに支配されない独自路線を見いだせそうで、少しだけ期待値が上がった。ただダンス面の担当がEXILEのダンススクールEXPGで、『仮面ライダーエグゼイド』に劇団EXILEの人が出演していたりと最近特撮関係へのEXILE進出が目立つように。一時期ジャニーズを仮面ライダーの主演などに起用しようとしたものの、肖像権の処理を巡って話がまとまらずに見送られたとう説があり、ジャニーズがまごまごしている間にEXILEが着々と基礎を固めつつあるのであった。そりゃあ宣伝したいのにネットでジャニーズ出演者の部分だけくり抜かれたりされちゃあ、宣伝にならんわな。

 そんなこんなで4月からスタートする同番組、三池監督の似合わない仕事を見届けたいと思います!



  


Posted by 縛りやトーマス at 21:21Comments(0)アイドル特撮・ヒーローおもちゃテレビ

2017年01月06日

水素水のおかげだよぉー!!

 短足オバケこと水素水大好き❤声優の内田真礼さんが新年からアニメ以外の仕事にも進出です。三菱グループの連結小会社、三菱地所レジデンスのザ・パークハウスCMの2017年版に起用。



 彼氏イナイ歴26年のOL(内田)がパークハウスに引っ越し。ドジでおっちょこちょいな彼女は「ドラマみたいな恋はドラマの中で起きない」と思っていたところ、同僚の結婚式で出会ったイケメンがなんと同じパークハウスに住んでいた!というホンマ、ドラマのようなストーリーが…
 15秒の予告編では本人のナレーションもあってプロの実力を遺憾なく発揮しつつ、本編60秒では『非公認戦隊アキバレンジャー』シリーズで培った女優の実力も魅せつけた。年始から向かう所敵なしの活躍で、これも水素水のおかげなのでしょう!





  


Posted by 縛りやトーマス at 23:18Comments(0)声優テレビ

2016年11月19日

なぜかノミネートしなかった流行語大賞

 発表される頃にはすでに廃れていることでおなじみ流行語大賞のノミネートが今年も発表されました。


2016流行語大賞ノミネート発表 「PPAP」「都民ファースト」「ゲス不倫」など30語
http://www.oricon.co.jp/news/2081601/full/


 ノミネートされている一方で逆にノミネートされていないのが不思議だな、というワードが気になってしまう。疑問なのはやっぱりピコ太郎のPPAPがノミネートされてるのに、オリエンタルラジオの「パーフェクトヒューマン」がノミネートされていないってことでしょう。去年の12月に配信限定、今年の5月にCDリリースされて一時期のテレビバラエティで猛威を奮っていたのに、どうして未ノミネートに終わったんだろう?その謎は山里亮太が解き明かしてくれたぞ!


オリラジ「パーフェクトヒューマン」の禁止事項を山里亮太がテレビで暴露
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161113-OHT1T50049.html


山里によると中田は「スゴイ策略家」で、パーフェクトヒューマンに関して「パロディはダメ。マネしちゃいけないというご本人の意向でできないんです」と暴露。その理由は、今年の大みそかのNHK紅白歌合戦への出場に意欲を燃やしているからで、「マネされると飽きるということで、紅白のころには飽きられてしまう」ためだと説明した。

その上で山里は「人からマネされると飽きるというルールが分かっていて、なぜ8・6秒バズーカーのマネをあんなにしていいのかなって」とオリラジがかつて8・6秒バズーカーのラッスンゴレライをさんざんマネしていた過去に疑問を投げかけていた。



 そうだよ。自分は8・6秒バズーカのマネさんざんやってたくせにな~それ、後輩のネタだし!そんな努力も虚しくピコ太郎の陰に追いやられ未ノミネートとなり、おそらく紅白の出場も絶たれたことでしょう。後輩とともに消え去った感。こういうしょうもない戦略とかが一部に反感を買った結果ではないかと。かつてオリラジの中田が嫌い!と発言していた山ちゃんだけにこの結果はざまあみろ、でしょうな!

 こうなったら一連の落ちぶれぶりを武勇伝にするしかない。




  


Posted by 縛りやトーマス at 19:29Comments(0)テレビ

2016年11月14日

屋根の上のヤギコレクション

 先日のNHKスペシャルにて引退宣言し、引きこもり生活(隠居生活といえ)を送っている宮崎駿監督を追った『終わらない人 宮崎駿』を見た。制作部門を解散してがらんどうとなったスタジオで若手のCGアニメーターを集めて三鷹の森ジブリ美術館で公開する新作のCGアニメに監督が挑戦するという内容で、アナログの権化のような巨匠がペンタブレットを相手に苦戦する様が見られ、興奮した。巨匠のペンタブには「戻る」「進む」とかがポストイットで貼られててひとつひとつの作業になんでこうなるのかわからない!と創作に詰まり、自分の頭にある描写や演出が思うようにならないことに髪をかきむしってダメだダメだ!と苦悩していた。作業がCGになってるだけで紙に手書きしていた時と同じことやってるんだな。使う技術が最先端かどうかはクリエイターには関係ないというのがわかった。

 そんな宮崎駿監督がクリスマスイブの朝に『アルプスの少女ハイジ』に出てきたヤギの人形を屋根の上に出していて、近所の幼稚園の子供がそれ見て「ヤギさんだー」と喜ぶんだけど、エプロン姿の老人が朝にヤギの人形を屋根に出す光景って普通に考えたら通報される案件だと思うわ。前に押井守監督が「宮さんがエプロンつけてるのは本人、職人のつもりだけどあれ、レザーフェイスだからね」と言ってたが、理解した。老人のコレクションが屋根の上に並べられて…うわあああ



子供たちよ、喜んでる場合じゃない


 そんな苦悩の日々を目にしたジブリの鈴木Pがある日、元ジブリ、現ドワンゴの川上量生が設立した「人工知能研究所 DWANGO ARTIFICIAL INTELLIGENCE LABORATORY」で人工知能を使ってゾンビのようなグロテスクな人体が頭を普通の足のように使って動くといったCGを見せて「人間が想像できない気持ち悪い動きができないかと」と誇らしげに見せにくるんだけど、それを見た宮崎駿監督、友人に身障者がいて彼のことを思い出してこれを面白いと感じることはできない、不快だという態度を示し、

「これを作る人たちは痛みとかそういうものについて何も考えないでやっているでしょう。極めて不愉快ですよね。そんなに気持ち悪いものをやりたいなら勝手にやっていればいいだけで、僕はこれを自分たちの仕事とつなげたいとは全然思いません。」
「極めて何か、生命に対する侮辱を感じます。」


 と怒りを顕にしたのだった。まさかそんなことを言われると思っていなかったであろうドワンゴ川上氏、顔を青くして「これはまだ実験なので…」と説明にも反論にもなっていないことをポツリと漏らすだけ。
 監督の言い分はほとんど言いがかりに近く、ゾンビのような気味の悪いものをつくるからといって生命の侮辱にはならないし、身障者をバカにしていることにはならないと思うんだけど、こういった批判をまったく想定していないであろうドワンゴ川上氏も情けないよね。そもそも宮崎駿監督にこんなの見せるのが間違ってる。なぜ人工知能でカワイイ幼女のCGをつくらなかったのか?

 一部には鈴木Pが宮崎駿監督を焚き付けるためにこの場をセッテイングしたのでは?という意見があり、まさしく監督はこの後、スランプ状態を脱して机に向かうようになり短編CGが完成した上、「長編企画」と題した企画書を鈴木Pに見せて「お金を集めてくれ」ということを話して引退撤回か!?とも思われる場面が出て来るのだ。さすが鈴木P。ダシにされたドワンゴ川上氏はご苦労様というしかないが、ひょっとして川上氏もグルだったりしてね。テレビで流れた後では居酒屋で「シメシメ、上手くいったぞ」「鈴木さんが言うからやりましたけど、勘弁してくださいよ。宮崎さん本気で怒ってたじゃないですか」「それぐらいのことしないとあの人の本気は引っ張り出せないんだよ!」とか言いながら二人で乾杯してたりして(笑)
 NHKをも巻き込んだ壮大な「長編企画」だったのか!(決めつけ)鈴木Pこそが「終わらない人」だったんだ。

  


Posted by 縛りやトーマス at 16:17Comments(0)アニメテレビ

2016年10月25日

君塚良一の大衆蔑視ショー『グッドモーニングショー』



 朝の帯番組『グッドモーニングショー』のメインキャスター・澄田真吾(中井貴一)はかつて報道番組のキャスターだったが、災害現場でのリポートでドジをやらかし降板、今はバラエティ番組に活動の場を移している。しかし『グッドモーニングショー』は視聴率の低下を理由に打ち切りが決まり、リニューアル後の番組からも澄田は外されることを番組プロデューサーにして同期入社の石山(時任三郎)から告げられる。さらに澄田の自宅では大学生の息子ができちゃった婚をすると言い出し、妻(フジテレビ製作の映画にばかり出ている吉田羊)とはケンカ。同番組に出演している女子アナの小川圭子(長澤まさみ)からは酔った勢いで彼女の部屋に一泊しただけなのを勘違いされて「いつ奥さんと別れてくれるのか」と迫られ、挙句「今日の番組中に二人の関係をばらす」と言い出す。プライベートと仕事、双方でトラブルを抱えて頭が爆発寸前の澄田の気持ちをヨソに今朝も番組はスタート。ところが生放送中にカフェでの立てこもり事件が発生、現場からのレポートが挟み込まれ番組内容は大幅に変更。さらに立てこもりの犯人が交渉役として澄田を現場に呼ぶよう要求。かつてのトラウマが蘇る澄田は現場行きを拒否したいのだが、現場に行って番組内容が変われば小川が余計なことを言い出す機会がないのではと考え、仕方なく立てこもり現場に向かう。重装備に隠しマイクをつけた澄田は犯人と対峙するのだがそこで意外な事件の真相が暴かれる。


 序盤は朝のワイドショーの制作現場が描かれる。まず番組開始最初のニュースを何にするか、これについてタレントの熱愛報道と政治家の汚職事件のどちらをトップにするかで芸能班スタッフと政治班スタッフが激しくやりあう。結果「朝から固いニュースはいらない」と芸能人熱愛報道がトップになって報道担当ディレクターの松岡(林遣都)は不満顔。
 そこからどのニュースにつないでいくかの話し合いとなり、その過程で予定だったスイーツ特集はカットされることになりグルメ担当・新垣(木南晴夏)は現場レポをやる予定の店には中継がなしになったと伝えるのだが、朝のテレビで紹介されることを見込んで大量にスイーツを作った店は「大損だよ!」とガックリ。
 他にもニュース原稿のカンペの向き、文字の大きさなどを決めていったりする様子があっという間にテンポよく描かれる。この部分は一般視聴者が知る良しもないワイドショーの製作の裏側をダイジェストかつハイスピードで見せていき、中々に面白い。放送作家としてテレビ製作の裏側を知る君塚良一ならではの「あるあるネタ」が楽しめる。

 しかし澄田の現場レポートになるあたりから「こんなの絶対ありえねえだろ!」とテレビの製作なんか知らない一観客でも容易にツッコミが入れられる展開が続出。防弾チョッキの中にこっそりマイクやカメラを仕込むなんて絶対できないだろう。
 立てこもり犯である濱田岳の立場を通じてブラックバイトの問題や「ワイドショーは好き勝手に世間の出来事や事件を断罪するけど、テレビや出演者にそもそもそんな資格があるのか?」というご指摘はもっともだが、犯人の動機や犯行に至るまでの流れがスッカスカの空論で稚拙すぎてまったく共感できない(共感を呼ぼうと思ってつくってるんだよね?)。
 長澤まさみが演じている女子アナウンサーは空気読めないとか痛い子のレベルを通り越してこんなのテレビに出したらダメだろう。長澤まさみのコメディを勘違いしている演技も見ていられない。小一時間説教だ!君塚良一の底の浅いネット批判、大衆蔑視が丸見えな犯人の処遇を巡るクライマックスはフィクションにしても許される限度を越えている
 この映画を見る前にABCホールプロデュース公演・後藤ひろひと作『だーてぃーびー~汚れたテレビ~』を見ており、『グッドモーニングショー』と同じようなワイドショーの裏側を描き、テレビの欺瞞を暴こうという公演を見たのだが、主張するテーマ、問題点に対する解答、その他において雲泥の差であった。テレビや視聴者について「信じたい」後藤ひろひとと「信じていない」君塚良一の差ではないだろうか。もう一度萩本欽一の下でやり直してこい!


  


Posted by 縛りやトーマス at 16:00Comments(0)テレビトンデモ映画