2017年11月28日

童貞を死に追いやる女優

 『みんな!エスパーだよ!』や『ぼくは麻理のなか』『伊藤くんAtoE』などに出演して自慰シーンやパンツも平気で見せる男前な美女、池田エライザがまたまた童貞野郎のための作品に出演。

池田エライザが童貞たちのマドンナに!林遣都主演「チェリーボーイズ」で過激シーン挑戦
http://eiga.com/news/20171124/2/


 エラちゃんが童貞のマドンナっぽいなと思うのは、露出気味のグラビアより着衣の時の方がエロいんだよな。



 これはエロすぎ。全童貞を死に追いやる病。たべ・こーじの漫画みたいな体形してはる。おかげで出演する作品の傾向が限られてるのが残念。何かの間違いで学園青春モノに出た時の違和感ったらないねー。エラちゃんは実写ハガレンみたいな荒唐無稽な世界観のやつが似合ってる気がするので事務所関係者の方はぜひご一考を!

  


Posted by 縛りやトーマス at 19:38Comments(1)映画アイドル映画

2017年11月24日

爆音マクロス

 MOVIX堺で行われた爆音映画祭に行ってきました。


 あんな特車二課があってもおかしくない埋め立て地の映画館に爆音映画祭がやってくるなんて驚きです。TOHOシネマズ泉北や鳳みたいに商業施設が隣接してるならまだしも、MOVIX堺にはJGREEN堺とパチンコ、ゲームセンターしかないんだから来る客が限られてるの!(とはいえ『映画けいおん!』公開時の駐車場に澪ちゃんの痛車が止まっていたのには感動した)
 しかも今回、大阪初上陸なんですよ。みんな爆音が大阪だからと聞いてTOHO梅田とか大阪ステーションシティシネマとかなんばパークスを想像したら、まさかのMOVIX堺!なんで堺やねん!

 しかしMOVIX堺は近場なので行ってきました。見たのはオープニング上映の『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』



 場内はマクロスをリアルタイムで経験してきたプロトカルチャー世代とそうでない人たちの半分ぐらい。マナーCMや予告編ナシでいきなり上映開始!(最高)
 マクロスから出撃するバルキリー部隊をバックに♪永遠の愛-プロローグ-が圧倒的爆音でかかって鳥肌が立つ。そして冒頭のミンメイコンサートシーン。『私の彼はパイロット』『小白竜』が聞いたこともない音質で流れてきてこれまた興奮。いまだに謎のゼントラーディ語も低音がグッと効いていました。
 作品自体も文句ナシの傑作なんですが、音が良質になると映画ってこんなに素晴らしいんですね!時代を感じるのが無重力状態にされたミンメイのスカートが翻ってもパンツが見えない!アイドルのパンツを安易に見せようとしなかったスタッフの英断に拍手。でもシャワーシーンで全裸になってたけど…

 エンドロールは完全版で再現されて後のソフト盤公式になったミンメイのコンサートシーンが流れるバージョン。爆音の『天使の絵の具』ってやっぱりいいなあ…主題歌の『愛・おぼえていますか』自体はよく知られているけど、他の曲も改めて飯島真理さんの美声と最高のメロディが確認できる名曲揃い。爆音映画祭よありがとう。仕事なのでこの一本で帰りましたが、続いて『シン・ゴジラ』が上映で、続けて観る人が結構いたみたい。一日中爆音でうらやましい。

 マクロスは24日の14時と25日の19時5分でラストなので見逃すな!いつ見られるかわからないぞ!
http://movix-bakuon.com/sakai/index.html


  


Posted by 縛りやトーマス at 12:47Comments(0)映画アニメ

2017年11月21日

広瀬アリスの目力に注目『氷菓』



 省エネ主義をモットーとする高校一年生の折木奉太郎(山崎賢人)は姉の勧めで彼女がOBだった古典部へ入部する。伝統のある古典部は部員がおらず、今年新入部員が入らなければ部は消滅。姉に逆らえない奉太郎は職員室で部室の鍵を借り、施錠された扉を開けて入るが部屋にはひとりの女子生徒が居た。千反田える(広瀬アリス)と名乗る生徒は「古典部に入部した」といい、彼女がいるなら自分が入部する必要はないと帰ろうとするのだが、えるは自分が入室したときには部屋の鍵はかかっていなかったといい、「知らない間に部屋に閉じ込められていた」状況に「わたし、気になります!」と目を輝かせる。成り行きで密室の謎を解き明かした奉太郎はそのまま古典部に入ることに。
 奉太郎の推理力を見たえるは自分が古典部に入部するきっかけ「一身上の都合」について明かす。10年前に元古典部員だった叔父の関谷純にあることを尋ねたのだが、その答えを聞いた5歳のえるは泣き出してしまった。自分が何を聞いてなぜ泣いてしまったのかを解き明かしてほしい、と。引き受けた奉太郎は親友の福部里志(岡山天音)、幼馴染の伊原摩耶花(小島藤子)らとその謎に挑む。奉太郎ら4人は45年前に学校で起きたある事件の真相に近づいてゆく。


 漫画やアニメ原作の実写化は本当に難しく、日本では多くの原作ファンが原作とまったく同じにしないと許さない、という風潮があるので『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』など登場人物の衣装や見た目などに違和感があるというだけでボロクソに貶される始末。片やアニメを完全にコピーしていた『銀魂』などは大絶賛。そう考えると22歳の広瀬アリスが高校一年生のヒロインを演じた『氷菓』は配役の時点でかなりのハンデを背負ってしまったのでは…

 米澤穂信のデビュー作<古典部シリーズ>は京都アニメーションによるテレビアニメもあり、繊細な描写と美しすぎる映像が現在でも評価が高く(『氷菓』だけに…)特にヒロイン、千反田えるのおっとりとして清楚かつ可愛くてたまらない美少女ぶりが人気のひとつなので子供っぽいというよりは年の割には大人びている広瀬アリスは原作ファンのイメージとはかけ離れているのでは?と思ったものの、好奇心旺盛なえるが「わたし、気になります!」という決め台詞とともに目を大きく見開いて輝かせる演出では目が大きく印象的で、目力のある演技に定評があったアリスだけに決め台詞を言って強引に相手を引っ張りまわすキャラクターに説得力がありすぎてはまり役にしか見えない!

 女優陣ではほかに重要なカギを握る登場人物を斉藤由貴が演じている。時期的に変な意味で話題になっている(あの人がどうしてあんなにパンツを深々と被っていたのか、わたし、気になります!)のだが、この登場人物にまつわる謎が原作、アニメとも違いその上で映画序盤から伏線をきちんと張っているあたりが上手いアレンジになっている。
 原作の良さを踏まえつつ、映画ならではの仕掛けも織り込まれており、原作にただ準拠するだけでなく映画単体の面白さも見せてくれ、難しいとされる実写映画化のハードルを上手く乗り越えてくれた作品である。


  


Posted by 縛りやトーマス at 14:05Comments(0)映画アニメアイドル映画

2017年11月20日

岡部淳也監督の勇往邁進を見よ『ブレイブストーム』



『巨大ロボットをフルCGで描いた特撮ヒーロー作品』というとなじみのない観客には「ウルトラマンみたいなやつ?」とか「仮面ライダーみたいなの?」と言われがちだが、本作は円谷でも東映でもない、宣弘社によるテレビ番組『シルバー仮面』と『スーパーロボットレッドバロン』をひとつの作品にしてリブートされた映画だ。

 等身大ヒーロー(後に巨大化するが)のシルバー仮面と巨大ロボットのレッドバロンをどうひとつにするのか?しかもこの二つはストーリーの方向性も違っていてシルバー仮面は宇宙人の侵略を世間に告発するが信じてもらえない主人公たちの孤独な闘いで、レッドバロンは世界征服を企む悪の秘密結社に立ち向かう、シルバー仮面に比べればやや単純明快なヒーローものだ。

 『ブレイブストーム』はベースに『シルバー仮面』の物語を置いて『スーパーロボットレッドバロン』をこの物語に絡めていく。2050年、侵略者キルギス星人によって人類が数パーセントしか生き残っていない地球。春日兄弟(シルバー仮面の登場人物)は侵略が始まる以前にタイムスリップして滅亡を回避しようとする。しかしタイムスリップのためのマシンを操作するために長男の光一(春日光一、役と同じ芸名で本作よりデビュー)と長女のひとみ(壇蜜)は2050年の世界に残る。2015年に送り出された次男の光二(大東駿介)、次女・はるか(山本千尋)、三男・光三(タモト青嵐)は科学者・紅健一郎(吉沢悠)に接触し、キルギス星人の侵略に対抗できる巨大ロボットの製作を依頼。その3年後、賭けボクサーに興じる紅健(渡部秀)の前に現れたチグリス星人によって殺されそうになったところを春日兄弟に助けられる。彼らのアジトで3年間行方不明にされていた兄・健一郎と再会した健は3年後に始まるキルギス星人の地球侵略に対抗するため健一郎が開発したロボット、レッドバロンの搭乗者にされたことを告げられる。


 影を背負った春日兄弟のキャラクターはそのままにされながら、紅兄弟のキャラクターは飄々とした兄の健一郎とやさぐれた弟の健というのが現代的で、今の時代に見ても楽しめるミックス具合だ。レッドバロン、ブラックバロンのデザインは現代風の先鋭的で細身のデザインではなく重量感のあるスタイルでスローモーなモーションからヘヴィなパンチを打ち込む。着ぐるみのスタイルでは出しにくい「一撃の重み」を見せるために現代的なスピード感をあえて廃したわけだ。
 シルバースーツを着た大東駿介によるハイスピードバトルに撮影当時はほぼ無名だった山本千尋の太極拳じこみのアクションもあり、81分の上映時間内に「あれも、これも」と盛沢山!ラストにはあっと驚く続きが気になるネタもあって随分贅沢じゃあないですか!

 岡部淳也監督が自己資金調達の末に完成させた『ブレイブストーム』は一般商業作品に負けず劣らずの力作で巨大ロボット特撮モノのジャンルに文字通りの勇ましい嵐を巻き起こした。


  


Posted by 縛りやトーマス at 01:04Comments(0)映画特撮・ヒーロー

2017年11月18日

むしろ共感度100%だろ?『彼女がその名を知らない鳥たち』



“共感度0%、不快度100%”という惹句からも『彼女がその名を知らない鳥たち』が今の邦画のトレンドにまっこうから立ち向かう姿勢であることがうかがえる。

 十和子(蒼井優)はロクに働きにも出ず、家でブラブラとしている。大事にしている腕時計が壊れたと店にクレームの電話を入れる。珍しいタイプの時計なので同じぐらいの価値のものを交換で、という相手にこの時計がどれだけ大事なのかということをねちねちと話し続ける。レンタルDVDの再生が途中で止まれば店まで行って同じ作品のDVDを無料で出そうとする店員に「わざわざここまでやってきた自分の時間を返してほしい」と心底ダルそうにする十和子は完全にクレーマーだ。
 働きに出ないので稼ぎは15歳年上の内縁の夫、陣治(阿部サダヲ)に頼っている。その陣治は異常な心配性で一日に何度も十和子の携帯に連絡を入れ、「事故におうてへんかと思って」「お前のことが心配なんや」を繰り返す。仕事が終われば着替えもせずに着の身着のままで食事をし、脱いだ靴下を放り出し足の指の間につまったカスを取りながらメシを食らう、がさつで不潔な陣治を十和子が「虫唾が走る」と罵倒する。そんな態度を取られながらも陣治は平身低頭で「かんにんな。すまんな」というだけ。その度に十和子にはかつての恋人・黒崎(竹野内豊)との日々が美しくよみがえる。

 この冒頭だけで十二分に“共感度0%、不快度100%”な光景が繰り広げられ、さらに不快な光景は続く。

 クレームを入れた時計店から売り場主任の水島(松坂桃李)が謝罪にやってくる。水島から黒崎に似た面影を感じた十和子は既婚者だという水島と関係してしまう。ピロートークでタクラマカン砂漠にいった思い出を語り、
「ウイグル語でタッキリ・マカン、一面の砂漠で絶対零度の孤独っていうのかな…」
 などとしゃらくさい事をしゃべる水島は演じる松坂桃李があまりにイケメンなこともあって不快指数がさらに上がる!なにがタッキリ・マカンだ(笑)

 水島と関係するようになって帰宅が遅くなる十和子のことが心配でたまらない陣治は十和子の姉・美鈴(赤澤ムック)に相談。美鈴は「あんた、また黒崎って男と会ってるんじゃないの?」と責める。水島とのことは言えない十和子は口を濁す。陣治は(なぜか)十和子をかばうように「それだけは絶対にないです!」と強く否定
 数日後、十和子は酒田(赤堀雅秋)という刑事から黒崎が5年前から失踪していることを告げられる。失踪していることを始めて知った十和子は陣治がなぜ強く否定したのか、ひょっとすると黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑いはじめる…

 この物語、ろくでもない人間しか出てこない。十和子は自分勝手で自堕落だし、水島で既婚者のくせに「妻とは冷め切っている」といって十和子と関係し続けるが実は職場の同僚とも不倫していて、十和子に話した同じセリフで口説いている!しかもその内容は全部他所からの受け売り。元カレの黒崎も単なるジゴロで、十和子をひどい目に遭わせた挙句「なんでわからないんだ!こんなに愛してるのに!」と殴る蹴るの暴力を振るう。どいつもこいつも最低のエゴイストばかり。だが、そんな最低だらけの人間たちの中でたったひとり陣治だけが深く十和子のことを大切に思い、愛していたことがわかるのだ。あんなにがさつで不潔で、嫉妬にまみれて十和子の後を付け回して水島に嫌がらせまでして「心配なんや!お前のこと愛してるんや!」と叫ばずにいられない陣治はストーカー一歩手前。「見た目の美しい人間たちによる中身も美しい人間の恋愛物語」ばかりが持て囃される邦画にあって汚らしく共感のしようがない人間ばかりが出てくる本作は異質。
 しかしどの役者もまったく共感できない役柄を演じながら、みな生き生きとし役者として忘れられない役を掴んだといえる。二枚目役者の竹野内豊や、イケメンすぎてチャラチャラした役ばかりの松坂桃李など、ろくでもない役なのに生き生きとしている。

 本作の主人公は蒼井優演じる「異性に縋らずにいられない女」、十和子であり彼女の物語なのだが、がさつで不潔、到底異性にもてそうもないが誰よりも深く十和子のことを愛していた陣治が主人公の物語としてみることもできる。劇中、十和子に初めて出会った陣治が一目ぼれし、不器用ながらも精一杯の愛情表現をし続ける場面に胸が熱くなる。原作小説を「喪男小説の新たな収穫」と喝破したのは豊崎由美でさすがだと思う。
 確かに不快度は100%かも知れないが、共感度0%だって?僕は喪男陣治の不器用な生き方に共感せずにいられない。


  


Posted by 縛りやトーマス at 08:41Comments(0)映画

2017年10月31日

一位はプリキュア!プリキュアです!

 ついに日本でも公開された『ブレードランナー2049』。本国アメリカではハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ報道に隠れてイマイチな滑り出しになってしまいましたが、ブレードランナー大好きな国、日本では一位スタートしてもらわないと配給先のソニーピクチャーズも困ってしまいます。同日公開にはハリウッドのブロックバスター系作品は一本もなく(おそらくブレードランナーと勝負するのを避けたのであろう)、邦画では広瀬すずの精神年齢が低すぎるスイーツ映画や、アニメ『Free!』の番外編ぐらいしか目立ったものがなく、もはや勝負は決まったはず。ではその結果は…


http://eiga.com/ranking/

>10月28日~29日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。2週連続で台風が日本列島に襲来したが、この週末は4本の新作が初登場。首位は「映画キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!」が獲得した。今年2月からテレビ放送が開始された「キラキラ☆プリキュアアラモード」の劇場版で、「プリキュア」劇場版シリーズの通算23作目となる。全国217スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員17万0659人、興収1億9310万1900円をあげた。この成績は昨年10月に公開され、最終興収6.7億円をあげた「映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!」の興収比119.4%。初登場1位獲得は、12年公開「映画スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ!」以来2度目となり、好調なスタートとなった。

 まさかの映画プリアラが一位スタート!アニヲタのくせにプリアラを蚊帳の外に置いてしまってごめんなさい。そう思ったのはここ数年、映画プリキュアは数字的には苦戦の一途を辿っていたからだ。
 2013年公開の『映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス』が9億5000万の興収を記録して以来、『映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ』5億3000万、『映画 Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』5億6000万、前売り券が歴代3位の売り上げを記録した『映画 魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!』ですら6億7000万に終わっているのだ。この流れから、今年爆発するとは予想できなかった。
 今年の爆上げぷりの原因を探ると、テレビ本編の「スイーツづくり、パティシエ」という設定が効いているせいかなと。女の子にはやはりスイーツづくりや料理ものというのが不動の人気を誇っているからだろう。プリンセスとか魔法使いって言われてもなあ~頑張ってもプリンセスや魔法使いになれないことは誰でも知っているし。

 後塵を拝してしまった『ブレードランナー2049』ですが、土日2日間で動員14万9947人、興収2億2649万3800円という数字で、興収では上回っているものの、ランキングは動員で決定するのでプリアラに膝を屈する結果に。しょうがないじゃないか!2位で充分ですよ!わかってくださいよー




  


Posted by 縛りやトーマス at 23:28Comments(0)映画アニメ

2017年10月28日

杏南よ今夜もありがとう

 菅田将暉と韓国の監督もこなす俳優、ヤン・イクチュンの共演も話題な寺山修司唯一の長編小説を映像化した『あゝ荒野』。もうひとつの話題としてグラドル今野杏南が大胆な濡れ場に挑戦しているというもの。




ドスケベなグラドルファンが今野のおっぱい目当てで劇場に駆け付けたいところ、本作は前後編合わせて約5時間の長編(さすがは寺山の長編小説)。杏南のおっぱいが5時間出続けるなら文句もありませんが、そうはいかないので邪なファンは誰も映画館に行かなかったという悲しい現実。

 ところがいま動画配信サービスのU-NEXTで本作が全6回にわけて配信されております。27日に配信された第5話でようやく今野杏南のおっぱいが見られたと大騒ぎ!



 少し垂れ気味のむっちりとしたおっぱいがついに白日の下に晒されてもはや年貢の納め時(意味不明)!30前にきちんとおっぱい見せてくれたことは手放しで絶賛したい。杏南よ今夜もありがとう。吉岡里帆も小生意気なことぬかしてる暇があったらとっとと脱ぎやがれ!
 この効果で来週の第6話に関心が集まるところですが、たぶん次回のおっぱいはない。それでもU-NEXT万歳!今野杏南さんこれからも頑張ってください。

  


Posted by 縛りやトーマス at 16:06Comments(0)映画芸能人ヌード

2017年10月28日

あまりのトンデモ展開に目が白黒『ゲット・アウト』



 今年ハリウッドでもっとも低予算でつくられたにも関わらず大ヒットを記録したホラー映画(製作費$4,500,000に対して北米にて公開2か月で$175,484,140のヒット)。
 アフリカ系アメリカ人のクリス(ダニエル・カルーヤ)は白人の恋人ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の家にいくことになったが、自分が黒人であることを白人の両親に知らせていないことに不安を感じる。

「うちの両親はレイシストじゃないし、パパは『オバマ大統領が3期目の出馬をしてたら投票する』って言ってるわ」

 ローズの自宅はニューヨークの郊外にある高級住宅地で、両親は温かくクリスを出迎えてくれるが屋敷の管理人や使用人が黒人で、メイドのジョージーナ(ベル・ガブリエル)は完全に目が死んでいるし、管理人のウォルター(マーカス・ヘンダーソン)は真夜中に屋敷の周りを全力疾走して、直角に曲がって走り去った(意味不明)


 怖い!ホラーだ!(バカな)このシーンのインパクトが強すぎて、ネットでは#GetOutChallengeとしてシーンを再現する遊びが流行っていたのであった。



 翌日、ローズの家では一族の人間が集まってパーティを開くことに。みなローズの両親のように温かくクリスを迎えてくれるものの、集まったのは全員白人なので居心地の悪さを感じるのだが、唯一黒人のローガン(キース・スタンフィールド)がいたことから、彼に親しげに話しかけるもローガンもまたウォルターやジョージーナのように変な反応をするのであった。クリスは彼にこっそりスマホのカメラを向けて写真を撮ろうとするが、フラッシュを焚いてしまう。するとローガンは鼻血を流して「出ていけ!出ていけ!」と騒いでクリスにつかみかかる。
 嫌になって帰りたくなったクリスがローズに慰められている間、パーティーではビンゴゲームがスタート。その商品はクリス本人だった。


 アメリカで人気のスタンダップ・コメディアンのコンビ、キー&ピールのジョーダン・ピールによる初監督作品はインターレイシャル・カップル(異人種カップル)の問題を描いた社会派作品として見られる。途中までは。映画は中盤以降は突如コメディになってしまうのだ!!
 開いた口が塞がらない、トンデモ映画になっていく後半は爆笑で、ホラーなのにG指定になっているのも頷ける。ジョーダン・ピールは日本ではほとんど知られていないが主演作の『キアヌ』がDVDスルーになっている。

『キアヌ』については↓
http://sthomas.otaden.jp/e440439.html

 『キアヌ』で二人は“黒人らしい生き方ができなくて黒人らしい生活になじめない”というギャグを演じている。黒人なのにジョージ・マイケルをずっと聴いているというキーはワルの振りをしなきゃならないのにジョージ・マイケルをフェイバリットにしているのをワルな黒人たちにポカーンとされてしまい、ジョージがワム!から抜けた話をものすごく悪そうにねつ造するというギャグは捧腹絶倒。こういったギャグセンスがある人なのでついつい『ゲット・アウト』にも取り込んでしまったみたい。社会派スリラーというだけじゃ見る人限られちゃうからね。

 序盤の展開はクリスや観客の心にもやもやとした黒い幕をかけ、後半では一気に幕が晴れたが唖然とした白ける寸前のオチが待っており、観ているこっちは文字通り目を白黒させるばかり。観客の心まで白黒させるとは…恐れ入った!!


  


Posted by 縛りやトーマス at 05:37Comments(0)映画

2017年10月26日

マイナス面をプラス面が補った過激アクション『亜人』



 good!アフタヌーン誌にて連載中の人気漫画の実写化。死んでもすぐに蘇り、「死ぬことができない」“亜人”が世界の各地で確認され、日本でも研修医の永井圭(佐藤健)が国内3人目の亜人として認定される。亜人は政府の保護を受けているとされていたが、研究所に運び込まれた永井を待っていたのは終わることのない人体実験の日々であった。本院の意思を無視して体中を切断され、反応が薄まると殺されて「リセット」されてまた人体実験が再開する…
 地獄のような日々に終わりを告げたのは研究所に突入したテロリスト、佐藤(綾野剛)であった。佐藤は国内最初の亜人であり、政府による人体実験を告発するため永井を救いにやって来た。決して死なない佐藤の前に研究所書院たちはなすすべなく殺されていく。躊躇もせず殺人を繰り広げる佐藤を恐れた永井は「一緒に戦おう」という佐藤の誘いを断って研究所を脱出、病気で入院中の妹、慧理子(浜辺美波)の元へ。その頃、佐藤は亜人二号の田中(城田優)とともに政府が隠匿してきた亜人への人体実験を告発し、亜人の保護を求めて記者会見を行うが、真の目的は亜人が普通の人間の上に君臨する支配権の確立であった。


 『進撃の巨人』『東京喰種』のような異常な生物と人間が戦う、漫画界で(特に講談社)最近流行りのテーマの実写映像化であるが、この手の実写企画がことごとく失敗しているのは原作ファンに気を使い過ぎて原作を再現するだけで精一杯だったり、原作から逸脱しすぎてわけのわからないことになっているか、どっちかなんですが、この『亜人』はこの手の漫画実写でありがちな原作の世界観を説明する時間をぶった切っている。序盤も永井という主人公の日常が亜人になってしまうことで崩れ去っていく、というシーンから始まるであろうはずが、すでに研究所で実験されているシーンから始まっている。
 佐藤ら反政府の亜人たちや、亜人の研究を指示する戸崎(玉山鉄二)や彼の部下でありながら実は亜人という下村泉(川栄李奈)という人物のバックボーンなどはまったく描かれない。説明を極端に省いているので少々理解に苦しむ展開が出てくるのだが、その分をアクションに費やしており、実にスピード感のある物語になっている。
 『るろうに剣心』『HiGH&LOW THE MOVIE』などを担当したA-TRIBEによる地面を高速で滑りゆくワイヤーアクションなどは目を見張る出来で、邦画のアクション描写は確実にレベルアップしている。特に川栄李奈が城田優に蹴り飛ばされたり、階段を生身で転がってゆく場面は相当体を張っていてそこらへんのヘナチョコ邦画では歯が立たない。

 佐藤健、綾野剛、玉山鉄二、千葉雄大、山田裕貴といったニチアサ系の俳優たちが邦画アクションの大作を背負っているというのも、特撮クラスタにしては嬉しい限り。

 説明不足の物語というマイナス部分を激しいアクションがプラスにして補っている実写『亜人』。アクションだけで金が取れる邦画の誕生です。

  


Posted by 縛りやトーマス at 21:32Comments(0)映画特撮・ヒーロー

2017年10月21日

ぶっ飛んでるよ!『バリー・シール アメリカをはめた男』




 16歳で飛行機の免許を取り、トランスワールド航空へ就職した男、バリー・シールは天才的な腕前をもつパイロットだったが、機長が寝ている隙にオートパイロットを切って操縦、非常事態になるほどムチャをして「先ほど乱気流に突入しました」とぬかすような男で、南米に飛んだついでに現地の葉巻やマリファナをこっそり懐に隠して密輸しちゃうイカれたやつだった。そんなシールにCIA職員を名乗るシェイファー(ドーナル・グリーソン)が現れ、中南米の国への偵察飛行を依頼する。


 1970年末から80年代初頭にかけて偵察飛行とついでに行ったダーティビジネスで巨万の富を築き上げた伝説の男、バリー・シールの「実話に基づいた」という部分がにわかに信じがたい破天荒すぎる内容の映画だ。バリー・シールを演じるのは伝説が似合うが一部の奇行でも知られるトム・クルーズ、彼と『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で組んだダグ・リーマンが監督。バリー・シール本人の行動といい、トム・クルーズの演技といい、文字通りのぶっ飛んだ映画になっている。飛行機だけに。

 CIAは中南米のニカラグア、エルサルバドルなどアメリカの傀儡政権が打ち立てられている国で起きた革命政府を打倒するためにシールに偵察任務を依頼。命知らずなシールの突撃飛行によって鮮明な偵察写真が次々CIAに送られる。そんな折、コロンビアでメデジン・カルテルの幹部エスコバルらと出会ったシールはコカインをアメリカまで密輸する仕事を持ち掛けられる。
「お前、偵察だけなんだから飛行機は空っぽだろ?帰るついでにうちのコカイン運んでくれよ」
 ちょっとついでに、ぐらいの感じで振られた依頼をシールはあっさり受け入れ、飛行機いっぱいのコカインを空中から投げ捨てる密輸ビジネスをCIAに内緒でやってさらに儲ける。
 このビジネスでドジを踏んだシールはコロンビアの刑務所に放り込まれるが腕を惜しんだCIAから金で保釈される。しかしアメリカ国内の警察までは抑えきれないのでアーカンソー州の田舎に家を買ってやったから朝6時に警察が自宅に踏みこむまでに家族を連れて引っ越せ、と言われる(笑)。
 なんとか引っ越しを成功させたシールには引っ越し先で巨大な飛行場が与えられ、偵察だけでなく中南米の反政府ゲリラに提供する武器の密輸を任されるようになり、飛行場の隣の土地を整地して、そこに反政府ゲリラを連れてきて人を殺す訓練までさせる!(これ、本当に本当の話なの?)

 これは明らかに国際法違反だが、ベトナム戦争に負けたアメリカは軍隊の派遣を嫌がって密かにこのようなことを行っていたという。とはいえCIAはこの行為やバリー・シールへの依頼自体を今も認めていない(映画の中でもシェイファーがシールとの関係をにおわせる資料を破棄する場面がある)。トム・クルーズやダグ・リーマンもよくこんなヤバ目の作品つくったな。

 とはいえ映画自体は「アメリカ政府の暗部を暴く!」といったシリアスなドキュメント映画というよりは、娯楽作品を目指しているのであまりにすさまじくて笑ってしまう場面が続出。特に二重三重のダーティビジネスで金を荒稼ぎするシールはマネーロンダリングとして地元の土地に金をしまい込むための銀行をつくるのだが、すぐにいっぱいになるので新しい銀行をまたつくって、いっぱいになったのでまたつくって…を繰り返してるうちに1ブロックの土地が銀行だらけに(笑)。
 マネロンが追い付かないので自宅に金を隠すのだが物置の扉は札束で溢れて戸が閉まらなくなり、札をしまったキャリーケースは積み上がり、馬小屋に放り込んだ金を馬がカイバと勘違いして口にする。しまいにゃ庭に穴を掘ってそこに札束を放り込む。数年間にして当時の金で50億ドルを稼いだというのだから使っても使っても減らない。その金を地元に落とすと何もない田舎の町にキャデラックが走り回る異様な光景に…

 そんな生活が長続きするはずもなく、マネロンの件でFBI、麻薬密輸の件でDEA(麻薬取締局)、地元でトラブった件で地元の警察がシール逮捕に動き出す。ある夜にシールを逮捕しようと三者が一度に鉢合わせになって互いに銃を突きつけあう場面は爆笑必至。一生牢屋から出られないレベルの懲役を食らうはずだったシールだが、一本の電話がかかったきた結果、シールは無罪放免。判決に納得がいかないFBIらが大騒ぎする中を悠々と歩き去るシールを黒服にサングラスの男たちが出迎える。彼らが運転する車が向かった先はなんと…ホワイトハウス!シールは無罪放免を条件に政府からある仕事を引き受けさせられるのだが。


 この後シールがたどる顛末を見る限り、邦画のサブタイトル「アメリカをはめた男」は間違いだな。むしろ「アメリカにはめられた男」だと思うんだけど。トム・クルーズ映画なのでもちろん字幕は戸田奈津子さん。ひょっとしたら戸田奈津子さんが意見したかもな。「アメリカをはめた男」で決まりだ!って。誤訳だよ誤訳。


  


Posted by 縛りやトーマス at 16:32Comments(0)映画