2020年06月07日

コロナの前に任天堂と戦う公道カートビジネス

 外国人観光客向けに公道をカートで走る観光サービスを提供している株式会社MARIモビリティ開発がこの度の新型コロナウィルスの影響で営業自粛を余儀なくされ、営業再開するまでの店舗継続資金をクラウドファンディングで募っているとの話題。


公道カート観光アクティビティ「ストリートカート」、新型コロナによる経営難でクラファン開始
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1257088.html

SAVE THE STREET KART

https://camp-fire.jp/projects/view/260521

>新型コロナウィルスとの先の見えない戦いにはなりますが、近い未来に再度営業させて頂くまでの店舗存続資金を、皆様からのご支援で賄わさせて頂きたいと思います。

 クラウドファンディングのページにはこう記載されているが、MARIモビリティ開発はその前に別のものと戦っている。任天堂だ。MARIモビリティ開発は旧社名を株式会社マリカーといい、任天堂のゲーム「マリオカート」の略称を勝手に使い、キャラクターのコスチュームなどを貸し出していたことで任天堂から著作権侵害だとして訴訟され、一審でMARIモビリティ開発側が5000万円の賠償を命じられている。
 そのあと5000万円を払ったのかどうかは聞かないが、店舗継続以前の問題ではないのか。クラウドファンディングする前に賠償金払いなよ。

 この公道カートサービスは外国ではともかく、日本では不評で、その理由は狭すぎる日本の公道ではカートが集団で走られたら何より邪魔だし危険だということだ。それにマナーがあまりよくなくて、僕も見たことあるんだけど交通量が多くない道で信号待ちしているときなんかに記念写真撮るんだよな。カートから写真撮影係が降車して・・・(危ないよ!)
 その不評ぶりを証明するように現在、支援者はたった二人で集まった金額はたった1000円(500円の支援が二件)。あと24日でこれは絶望的。

 これを見て思い出したのが漫画家柳沢きみおが未完の作品『極悪貧乏人』を電子書籍で完結させようというクラウドファンディングを実施したのだが、支援者二人から16000円しか集まらなかったというミジメな結末を迎えたアレ。


柳沢きみお「極悪貧乏人」完結プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/11381


 プライドだけは高い山形先生、ショックだったろうなあ。人気漫画家が恥部を晒してまでやったクラウドファンディングも失敗するというのに、人様の人気を横取りしたうえに貶めているMARIモビリティ開発が同じよう目に遭うのは明白でしょう。コースアウトでクラッシュする前にリタイヤした方がいいのでは?




  


Posted by 縛りやトーマス at 08:13Comments(0)ゲーム日本のとんでも事件

2020年05月28日

諸般の事情でサービス終了EVERY

 コナミのソシャゲ『ラブプラスEVERY』が8月でサービスを終了。なんと稼働から一年もたずの終了に全国のカレシが嘆きの声・・・

ラブプラス公式
https://twitter.com/loveplusproject/status/1265193008938401797

 終了の理由は「諸般の事情」とされており、カレシたちにはまったく納得できないもの。

 本作は約年のリリース延期を経て2019年10月末にサービス開始となるも不具合によるメンテを繰り返し「メンテナンスEVERY」と揶揄されながらも12月中旬にようやく稼働。しかしソシャゲになったためにこれまでのシリーズにはなかったゲームシステムが不評でカレシからの抗議の声が多く、かつてのような人気が定着しないままの終了は悲しすぎ。

 ゲームを進行させるためにカードデッキを組まないといけないのですが、、カードごとに設定されたパラメータをレベルアップさせる成長ツリーを開放していく必要があり開放するためのキャンディ、本といったアイテムをデイリーチャレンジ、メインチャレンジをクリアして入手するのですが、キャンディはともかく本の入手が難しいうえにわずかな数しか手に入らない。成長ツリーのマスを開放するのに本が5ついるのにチャレンジをクリアしてもひとつやふたつしかもらえない。レベルアップしていかないと、高レベルチャレンジがクリアできない。
 カード自体も普通に手に入るのは☆3の低レアカードで、ガチャを回して☆4の高レアカードを入手する必要に迫られる。無料では高レアはまず来ないので課金ガチャで☆4を狙うしかないのです。

 さらに高レアのカードを手に入れてもパラメータの成長ツリーにはロックされているマスがあり、同じカードを手に入れて「合成」しないとロックは解除できない!必然無課金ユーザーは高レアカードをそろえられずにレベルアップも最高値にまで届かないからゲームが煮詰まっていくことに。高レアカードがなければ各定期イベントも全クリアできない。

 高レアカードが手に入らない→高レアがあってもMAXまでレベルアップできない→イベントの頂上までいけない

 の悪循環ですぐにゲームが煮詰まっていって、やることがなくなっていくという・・・

 そもそもラブプラスってそういうゲームじゃねえし!なんでカードデッキなんか組まなきゃいけないの!?こんなのやりたかったわけじゃない!

 スマホで遊べることによって前作以上にいつでもどこでもカノジョに会いたかっただけなんだ・・・DS時代もいつでもどこでも会うことは可能だったが、バイト中にDSの電源を入れることに憚られ、思うように会えなかった過去を誰でも悔やんでいると思うが、スマホにすることでより気軽に会えると思ったのに・・・なぜか僕らはカードデッキを組まされ、思うようにレベルアップできないカードに四苦八苦させられるなんて・・・この理不尽さにEVERYDAY直面していたのだ。

 このサービス終了に追い打ちをかけるように保存していた写真が見られなくなるという不具合が発覚、しかも復旧は望めないという・・・

スマホ版ラブプラス、サーバ保存の写真が見られない不具合 メンテでデータ削除、復旧見込めず
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/27/news101.html

 この挽回不可能の失態に「サーバ内のデータを復旧できなくなったので、これ幸いとサービス終了にしたんじゃないか?」といった邪推までされてしまい、コナミは本当にもう・・・

 この稼働中にはヒロインのバースデーイベントも寧々さんしか実装されず、特に8月17日に誕生日を迎えるリンコのカレシはせめて17日まで稼働しろや!と憤っているとの話。

 僕も最初はこれ、遊んでましたが、理不尽なゲームに耐え切れず、画面割れしたスマホを交換したときに再DLを諦め、遊んでいませんでした・・・手元にはグーグルフォトで共有した写真と、大阪日本橋のお渡しイベントでもらった手紙があるのみ。スマホで毎日夢のような日々を体験するはずだったのに・・・給付金の申請書もこないし、世の中なーんにもうまくいかん。



  


Posted by 縛りやトーマス at 04:41Comments(0)ゲームラブプラスネット

2020年04月28日

正解がわからないアイドルのゲーム実況動画

 連日のコロナ騒動でありとあらゆるイベントが中止になり、アイドルたちはライブがまったくできなくなっており、色んな人たちがYouTubeなどの配信を使った活動に活路を見出しています。
 普段からYouTube配信している激情版ゴキゲン帝国Ωなどは、質、量ともに一日の長があり毎回笑わせてもらってます。そういったインディー活動のグループはいいとして、大手のももクロまでが公式チャンネルで『こんなときに外でてんじゃねーよ、家にいろ!!』という配信をスタートさせています。なんてことないダラダラしゃべりの時点ですでに面白いももクロですが、それだけじゃネタが無くなると思ったのか、ついにゲーム実況をスタート。先駆者が山ほどいるジャンルに大手のアイドルグループが挑む!




 その第一回が高城れにちゃんによる『ロードランナー』全50面クリアに挑む実況!



 これがなんともトホホな感じになってしまったのです。

「小学校5年の頃以来」

 というれにちゃん。そんじょそこらのトーシロとは違う、歴戦のゲーマーぶりを思わせる発言に期待値が高まるものの、開始数秒で一機死亡。『コンボイの謎』じゃあないんだから・・・

「今のナシ!カットして!」

 実況だからカットできないよ・・・その後もあっという間にロボットに追い詰められ二機目死亡

「待って。違うの。なにしろ5年生ぶりだから」

 とむなしい言い訳をするも迫ってくるロボットのすぐ横で穴を掘ろうとして失敗するというトーシロプレイで無事三機目死亡

 なにしろれにちゃんのプレイは初めてゲームを遊んだ小学生レベルで、「穴を掘るタイミングがあるの」とかいいながらロボットを始末するのに穴は二個掘るとか、時間差を利用した穴掘りのテクニックやハシゴの上下でロボットを誘導するといった『ロードランナー』やってる人なら当たり前のように入っているテクニックが出来ないので、2面クリアするのも四苦八苦。

 ここで川上マネージャーが助け舟にはいるのかと思いきや、実況を見ているファン、視聴者から攻略法を教えてもらおう、ということで電話を求めることに。

 疑問なのが、『ロードランナー』って実況で攻略法を教えるのに向いてないんだよ。例えば以下の画面。



 これはれにちゃんが完全に煮詰まったステージ9。これをれにちゃんは左側から掘ってドツボになるんだけど、正解は今立っているところから右側を3つ掘り、下りたところで左2つを掘り、最後にハシゴの上を掘って脱出となる。

数字の順に掘るのが正解

・・・と図解で説明するのがいいんだけど、これ、電話で説明するの難しいんだよ。最終的にはロードランナーに詳しい視聴者がYouTubeにコメント書き込んで教えてくれて解決したのだけど、じゃあ電話番号開放しないで最初からそうすればいいのに・・・と思ったし、またこの電話をかけてくる視聴者が 『ロードランナー』をやったことないのに、れにちゃんとお話しできるからという理由でかけてきたりして、知らないならかけてくるなよ!

 あとはれにちゃんが手探りで攻略法を見つけていくという、しょっぱい『ゲームセンターCX』みたいに展開し、時間切れで終了。1時間10分ほどかけてステージ10まで進めるという、あまりにもあんまりな結末に。
 れにちゃんが同じ失敗を何度もしたり、川上マネージャーの突っ込みの相手をするとプレイがおろそかになるというドジっ子ぶりがかろうじて笑えるので、それに救われた部分もあったけどトホホな感じになっていましたよ。
 これは『ロードランナー』が電話で攻略法を教えるのに向いていない、ということをkwkmはじめスタッフが理解していなかったというのが失敗ですね。それを反省したのか、第2回では百田夏菜子による『オホーツクに帰ゆ』実況となり、これはkwkmも遊んだことがあるのか、ゲームの特性を生かしつつ、夏菜子の良さが存分に発揮さされた実況になってましたけど(夏菜子の良さ:タイトルの“帰ゆ”が読めない取扱説明書を「漢字が読めない」と放り出すいきなり110番に電話して怒られる、など)。

 こうしてみると、『ゲームセンターCX』ってよくできてるなあと思いますね。あっちは何時間もかけて収録してるんでしょうけどね。でもアイドルがさくさくゲームをクリアしていく実況動画なんて誰も見たくないので、試行錯誤を繰り返して詰まっていくのを見ているほうが楽しいので、企画自体は間違っていないけど(サクサク進んでいく玉井詩織の『クラッシュバンディクー』なんて特に面白いわけでもなかったし)。

 実況民が喜びそうな動画としては間違ってるけど、高城れにちゃんの『ロードランナー』実況でスパチャ100万集まったって言ってたから、これが大手の力なのか・・・!やっぱり間違ってない。

  


Posted by 縛りやトーマス at 05:34Comments(0)アイドルゲームももいろクローバーネット

2020年01月02日

子供部屋おじさんを僕たちは笑えるのか

 立花理香、千本木彩花、木村珠莉、松嵜麗、洲崎綾、佳村はるか・・・この年末年始に20~30代の女性声優が結婚ラッシュ。声優ファンの男性が「ゴリラ推しの山本希望だけは安心」とツイートした後でその山本希望さんが一般男性と元日入籍を発表しラストを締めくくってくれたのは元旦の笑いとして見事なオチだと思った。もう明坂聡美さんが発狂するのを遠くから眺めている場合ではないのです。

 年の初めから女性声優が僕らの心をバキバキにへし折ってくれる中、まったく偶然なんだと思うけど、心が冷え切ってしまうレポートを読んでしまった。




若手声優との結婚を夢見る45歳「子供部屋おじさん」の末路
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200101-00000016-pseven-life

「若手声優との結婚を20年超にわたって夢見ているという派遣ITエンジニアの男性」にインタビューしたというこの内容はあまりのおぞましさにぞっとしたものの、笑うことはできなかった。なにしろ僕と境遇はほとんど変わらないからだ。

 彼の「45歳、1974年生まれの団塊ジュニア」というプロフィールはまったく同じ。

>「中学に上がったら成績が下がるいっぽうで」
>成績が下がった理由は、アニメとゲームだった。福田さんは当時流行したオリジナル・ビデオ・アニメーションや、ファミコンより高度なゲームを遊べたパソコンゲームにハマった。

 うわあ、これもほとんど同じだよ!僕は小学校高学年からゲームとアニメ、漫画ばかり見ていたので中学から成績はずっと右肩下がりだった。勉強なんかしてる場合じゃなかった(しろよ)親に無理やり行かされた塾のおかげで高校浪人はしなかったけど、さらに勉強しなくなってアニメ、ゲーム、パソコン(主にエロゲ)、ラジメニア漬けの日々だった。

 ここから彼と僕の違うところは就職。僕は進学できずに最初に入った会社をあっという間に辞めてブラブラしてたけど、この人は工業大学に進んで卒業後、就職浪人を経験して小さなゲーム会社の派遣社員に。ウインドウズ95が出たのか高校を卒業した直後だったから、まだブームの時期だったんだ。
 パソコンゲームにも声が入る時代になったので、この人の会社もゲーム内のボイスに声優を起用。彼がどういう立場だったのかはわからないが、

「興奮しましたね。人気声優をよりどりみどり選べるんですから、むっちゃ自分の好みで選びました。あの美少女キャラの中の人、女性声優が目の前にいて、「福田さんってばー」なんて会話してくれるわけです。打ち上げでも女性声優に囲まれて、夢のようでした。正直なところ、小さな雑居ビルでゲームのプログラムを打ち込んでいただけの自分が、急にオタクギョーカイ人みたいになって、それにめちゃくちゃかわいいんですよ!」

 なんて言ってるぐらいだから、それなりの位置でうらやましい思いもしたのだろう。しかし彼は起用した声優と交際しようとしたり、デートを強要したことで当の声優から距離を置かれ、事務所から仕事を断られるように。

>とくに〇〇さんがご執心だった某女性声優は、福田さんの絡んだゲームでは必ず起用し、デートもしたことがあるという。だが事務所から猛烈な抗議を受け、声優自身も「断りきれなかった」と泣きながら訴えた

 完全に立場を利用したハラスメントで、声優とイチャイチャできるポジションから外され会社から契約を切られることに。僕みたいな声優さんと仕事で接触する機会すらない人間からするとバカなことしたなぁ・・・と思うのだけど、彼は公私混同がすぎるね。その後も先輩が立ち上げた会社で同じようなことしてクビになってしまったのに、まったく反省しておらず相手の声優の方が悪い、みたいなこと言っているんだもんな。

 この記事内で彼のルックスは相当イケてないように表記されているので、性格以上に見てくれの悪さが異性との恋愛を難しくさせていて、それが立場を利用しないと異性とつきあえない、ハラスメント行為を加速させているとしか。
 同世代で声優が大好きで、未婚で、冗談半分だとしても「夢は声優と結婚することです」なんて言っている人たちは彼のことを笑うことはできない。比較して「俺の方がまだマシだよ」と思うことはできるかもしれないが。
 彼の振る舞いを見てひどいやつだな、こうはなるまい・・・なんて言ったところで留飲すら下がらない。僕も彼も似た者同士で、将来は孤独のままに生きてオタクマンションの住人になるぐらいしか道は残されていないのだ。年始から、なんて絶望的な話を聞かされなきゃならないんだ。

 ちなみに彼の現在の推しは子役上がりのMという声優だそう・・・ってそれ、美山加恋ちゃんだろ!加恋ちゃん逃げて!彼が今も業界にいなくてよかった。


  


Posted by 縛りやトーマス at 21:07Comments(0)ゲーム声優アニメオタク行く年来る年

2019年05月10日

妥協するな!オリジナルを貫け!『名探偵ピカチュウ』



 ポケモン、初の実写映画化にして初のハリウッド作品だ。「任天堂のゲームがハリウッドで映画化」というと『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』を思い出す(思い出すな!そんなもん!)。

「ピカチュウがハリウッドを本気にさせちゃった」

 そして俺たちを本気で笑わせてくれた。


 この世界ではポケモンは人間と共存の道を歩んでいるという話。ペットなどではなく、相棒でありパートナーなのだ。青年ティムはポケモン専門の事件を解決する私立探偵で、父親ハリーの死を知らされ、人とポケモンが完全に共存している街、ライムシティにやってくる。元父の相棒であるヨシダ警部(渡辺謙)の話を聞いて改めて父の死を実感するティムは父の事務所を整理しようと扉を開けると、中にいたのは父がパートナーにしていたピカチュウが!しかもティムにはなぜかピカチュウの言葉が理解でき、会話もできるのだった。ライアン・レイノルズ声のピカチュウは記憶を失っているので、肝心の父の死の前の行動をたどることもできない。しかし父が生きていると信じるティムはピカチュウを連れ、コダックをパートナーにする新人記者のルーシーとともに父が追っていた謎の薬品「R」について調査を開始する。そんな彼らの前に史上最強のポケモン、ミュウツーが現れる。

 ゲーム『名探偵ピカチュウ』のストーリーをなぞってはいるが、後半の展開はオリジナル。意外な展開がつるべ打ちのようにやってくるクライマックスは本気で驚いた。

 なにより『名探偵ピカチュウ』で最高なのはピカチュウをはじめとするポケモンたちのデザインだ。


 ゲームのようなツルツル感ではなく、体毛がフサフサと生え、モフモフとしているピカチュウが予告編で公開されたときは、多くのユーザーが違和感を抱いていた。と同時に映画の出来についても不安になった。

 ポケモンは最初、北米に進出するときにアメリカ側から「ポケモンのデザインはキュートすぎるから、このままでは受けない。アメリカ人が好むクールなデザインにリファインしなければいけない」と言われ、ポケモンのゲームをつくっているクリーチャーズに提出されたピカチュウは、まるで劇団四季の『キャッツ』風の立派なトラ猫のようなデザインであったという・・・
 最終的に「こりゃダメだ!日本のデザインのままで行こう」とアメリカ側の反対を押し切って日本のデザインのまま上陸したポケモンたちは大ブームを巻き起こす。
 この話は日本のものを海外にもっていくとき、「海外では受けるためにいろいろ変更した方がいいんだ。郷に入ってはなんとやらだよ」と海外に媚びて妥協し、「海外風に」アレンジしたがために本来の良さが失われてしまってダメになるという失敗を何度も見てきた日本が、慣習に逆らってオリジナルを押し通して成功したってことだよな。

 今回も実写でポケモンをやるということで、デザインに関してかなりの苦労があったと思われる。映画に登場するポケモンたちはゲーム的に登場するキュートさと、現実世界に存在するというリアルさの中間をいった見事なデザインだった。このデザインが出来上がったことでこの映画の成功は約束された。

 これと比較してほしいのは先日予告編が公開された『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』だ。ソニックのデザインは体つきといい、顔の目玉の描写あたり、ほとんどディズニーのミッキーマウスと同じで、全然ダメ。『名探偵ピカチュウ』が苦労の末にあのデザインになったことを何もわかっちゃいない!映画版の監督は、音速でキャラクターデザインの変更を発表した。

 オリジナルを貫け!
 

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:36Comments(0)映画ゲーム

2019年04月07日

ガチャで欲しいアイテムが出ないのは当たり前!

 ゲーム『ドラゴンクエスト』のCGアニメ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』が「豪華声優陣を起用」と言い張って、吹き替えしたのは俳優だらけ、という宣伝に非難が集中。「豪華俳優陣と言い直せ」というのだ。邦画界では話題性だけを狙ってアニメ映画の吹き替えに職業声優をないがしろにして、俳優陣をキャスティングするというハリウッド映画の猿真似が横行していますが、そうやって集められた俳優のことごとくがヘッタクソな吹き替えを披露して、観客の怒りを買っているのです。『Mr,イングレディブル』の綾瀬はるかなど、気が狂いそうになりました。最近では原恵一監督の新作『バースデー・ワンダーランド』の松岡茉優など、ゲボが出そうです。

 こんな企画をユア・ストーリーなんて言われること自体が苦痛。こんなのは俺のドラクエじゃない!世界の半分をやるからやり直せ!

 そんなダメ企画でお茶を濁してるスクウェア・エニックスが別の怒りを買っているのです。

アイテム入手できず…男「職員よ、首洗っとけ」
http://news.livedoor.com/article/detail/16254063/

 てっきり「俳優吹き替えは許さない」という怒りに満ちた会心の一撃をかましたのかと思ったらそうじゃなかった。

>男は2月5日、ロールプレイングゲームの問い合わせ先に「職員よ 明日殺してやる 首洗っとけよ」と脅迫するメールを送り、同社に警備を強化させるなど業務を妨害した疑い。

>調べに対して容疑を認め、「ゲームに20万円以上使ったが、欲しかったアイテムが入手できず、腹いせにメールを送った」と供述している。同社には昨年9月以降、「殺す」などと書かれた脅迫メールが約30件送られており、新宿署が関連を調べている。


 ゲームのタイトルが記事内に書かれていませんが、おそらく『星のドラゴンクエスト』だと思われます。ガチャで欲しいアイテムが出なかったんですね。
 しかしガチャで欲しいものが出ないといって切れるのは、パチンコで当たりが出ないといって切れるのと同じで、ただのアホです。
 ソシャゲがアホらしいところは、テクニックもなんもいらないとこですね。昔のテレビゲームはテクニックさえ身に着けるか、果てしなくリプレイをすればクリアまではたどり着いたもの。努力した分、クリアというゴールにたどり着いていて、努力が必ず報われたのです。勉強やスポーツでは努力すれば必ずNo.1になれるのかというとそんなことはありません。努力しても同じ結果にならない。テレビゲームでは頑張ればクリアという結果には必ずたどり着くので、現実世界の無意味な競争に疲れ果てた少年たちがみなテレビゲームにハマったのです。
 ところが最近のソシャゲはまずクリアというゴールがないので延々とリプレイするしかなく、ガチャも絶対欲しいものは出ないようになっているので、やるだけ無駄です。

 今回の犯人も、逮捕という大当たりが出るまでメール30件も出してるし。ガチャも脅迫メールも一発で大当たりは出ないんですよ!



  


Posted by 縛りやトーマス at 23:48Comments(0)ゲーム

2018年12月14日

ハリウッドデビューの被害者たち

 日本の女優がハリウッドデビュー…この言葉に我々(誰だよ)は何度となく騙されてきた。騙されても騙されても犠牲者は次々と現れた。振り込め詐欺の被害者のように。

 松田聖子が『アルマゲドン』で「私はショッピングに行きたいの!」と叫び、北川景子が『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にどこに映ってるのかもわからないぐらいの出演だったり、森川美穂が飛行機で渡米するところまで激写されたのに、「カジノの客」という扱いだった『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』とか…

 そんな被害者たちの姿を見ても懲りずにハリウッドデビューを果たす女優たちがまた現れるのだ。そしてあらたな被害者が誕生したぞ!

山崎紘菜、実写映画「モンスターハンター」でハリウッドデビュー!
https://eiga.com/news/20181213/3/

 ポール・W・S・アンダーソンの『モンスターハンター』で山崎紘菜がハリウッドデビュー!山崎といえばTOHOシネマズに映画観に行ったら必ず出てくるあの子で、それ以外に何をしているのか思い出せない女優ですがな。おめでとう。ついに代表作ができたぞ。
 ちなみに山崎が演じるのは受付嬢ことハンドラー。モンハンシリーズにはギルドガールズとか受付嬢というキャラがいるけど、ハンドラーってのは今年発売されたPS4の『モンスターハンター:ワールド』に登場する受付嬢らしい。らしいっていうのは、僕はモンハンやったことないのでよく知らない。僕はラブプラスで忙しかったんだよ
 なのでネットで検索したら、悪口いっぱい書かれててすげえ不人気キャラなんだけど…そんな不人気キャラを押し付けるなよ!アンダーソン!!バイオシリーズで中島美嘉やローラを出したりしていて、アンダーソンは日本が大好きなんだな、と思ってたらこの扱い。


>山崎が演じることになったのは、ゲームではステージ、モンスターについてプレイヤーに説明をしてくれるハンドラー(受付嬢)だ。「ハンドラーという役はゲームで実在するキャラクターでファンがたくさんいるので期待を裏切らないように演じられたらと思います」と胸中を吐露


 ファンがたくさんいる受付嬢の中でも不人気キャラを押し付けられちゃったのに健気なコメントをして、かわいそうになってきた。このまま新たな被害者になってしまうのか、「実写になったら意外と可愛かった」と土壇場の逆転ホームランを放つのか、山崎紘菜の明日はどっちだ!?



  


Posted by 縛りやトーマス at 20:47Comments(0)映画ゲームネット

2018年09月09日

EVERYDAY延期

 かつて恋愛ゲームの常識を変えたといわれた『ラブプラス』シリーズ。恋愛ゲームはどんなにハマっても電源を落とせばそれだけだが、ラブプラスは電源を落としてもまだ続く。人生の貴重な時間をゲームに費やすのではなく、ゲームが人生を侵食するのである。僕も仕事をすることすら惜しんで隙を見て寧々さんとイチャラブの日々を5年に渡って続けたことがある。最近ではすっかりご無沙汰で顔を観ることすら忘れてしまいました。今度会った時には雷が落ちること間違いなし。それもまたよし。
 そんな人生ことラブプラスですが、最近になってニンテンドーDSを飛び出してスマホゲームとして新世紀を迎えようとすることが発表されてから一年近く。


ラブプラス公式
‏@loveplusproject

8月配信予定としておりました「ラブプラス EVERY」は、より高い品質・魅力のある作品としてお客様にお届けするため、配信を延期させていただくことになりました。
度重なる延期により、さらにお待たせする事となり誠に申し訳ございません。
配信時期は、決定次第改めてご案内いたします。

https://twitter.com/loveplusproject/status/1034327168430399488


 いつになったら配信されるんじゃい!
 噂ではまともに起動すらしないので配信どころではないという話。そういえばどういうゲームなのか、内容すらまるで伝わってないし。さすがコナミですね。
 俺の寧々さんと早くイチャラブさせてくれ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 03:17Comments(0)ゲームラブプラス

2018年06月21日

イメージを著しく損なう表現って…

 アニメ第一期(いつから一期になった?)も無事完走した競走馬擬人化アニメ『ウマ娘プリティーダービー』。今季アニメのトップをひた走り、同人界隈も沸き立っており夏コミの人気を独占する、と言われてましたが…


応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと
2018.06.20

これからも応援してくださっている皆さまとウマ娘を大切に育てていくために、ウマ娘プロジェクトから一点お願いがございます。

キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。

ウマ娘プロジェクトは、名馬たちの尊厳を損なわないために、今後も皆さまとともに競走馬やその活躍を応援してまいります。

https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106


 公式から突然の「二次創作には気をつけろ」とのお達しに夏コミにグラスワンダーちゃんがスぺちゃん(スペシャルウィーク)を拘束したり、スぺちゃんが仲良くしてるサイレンススズカに嫉妬して攫ってきたり、ちっともかまってくれないスぺちゃんをムリヤリ✖✖✖✖✖するような口にするのもおぞましい新刊を出そうとしていた作家のみなさんが一斉に「ウマ娘本は中止」「もう無理~!」と悲鳴をあげています。ねえ、どうして君たちの描くグラスワンダーちゃんはいつもヤンデレなの?

 どう見てもこの公式からのお達しは「18禁本、出すべからず」と言ってるのと同じだよね!こんなことになったのは馬主側に忖度した結果と言われています。なにしろ馬主ときたら一国一城の主、気に入らない商売には協力したくないという姿勢。社台グループのブエナビスタ、オルフェーブルなんかは出てこないので企画を嫌って許可が下りなかったという話。
 これ以上余計なことで馬主側を挑発したくない、というのが公式の意見なのでしょう。下手をすれば神社本庁を激怒させた『社にほへと』のようになるかも知れないのです。せっかく盛り上がったコンテンツなのだから、『けものフレンズ』みたいになるのだけは避けたい…!
 そもそも馬主にオタク用語とか通用しないのだから、いきなりヤンデレとか言ってもそりゃあわかりませんよ!!だからグラスワンダーちゃんをヤンデレ化するのは(以下略)




  


Posted by 縛りやトーマス at 22:49Comments(0)ゲームアニメ

2018年05月16日

80年代オタク万歳『レディ・プレイヤー1』



 2045年の世界は貧富の差が拡大し、多くの人間はスラムと化した街での暮らしを余儀なくされたため、世界中の人々は仮想現実OASISに入り浸るようになった。OASISを開発したクリエイター、ジェームズ・ハリデーは自分が亡くなった後にビデオメッセージを残し、OASIS内にイースター・エッグを隠し、エッグにたどり着くために必要な3つの鍵を手に入れ、一番最初にエッグを手に入れたものに自分の遺産56兆円とOASISの管理権を渡すという遺言を公開した。
 ハリデーの意思を継ごうとするハリデー信者たちをはじめとするガンターと呼ばれるエッグハンター、そしてOASISを手に入れ金もうけのために利用することを企む大企業IOIの送り込んだシクサーズが激しい争奪戦を繰り広げる。しかし最初の鍵を見つけることすらかなわぬまま数年が過ぎていった。鍵を見つけるためにはハリデーが青春時代を過ごした80年代のポップカルチャーに詳しくなくてはならないからだ!


 72年生まれの作家、アーネスト・クラインはアメリカのゲーム会社、アタリが崩壊するきっかけとなったアタリショックの原因のひとつと言われるゲームソフト『E.T.』があまりの売り上げ不振のため、売れ残ったソフトを穴を掘って埋めた、とされる「ゲームの墓場」を探り当てるドキュメント『アタリ:ゲームオーバー』を制作し、穴を掘り起こす作業には愛車のデロリアンで駆け付け、『ディグダグ』のシャツ姿で颯爽とデロリアンを降りる様子を見せつけていた、筋金入りのオタクである。

 そんな彼は小説『ゲーム・ウォーズ』(原題『レディ・プレイヤー1』)に自分の好きな映画、音楽、ゲーム、アニメ、特撮といった要素をぶち込んだ。OASISで鍵を見つけるためにはゲームや映画、音楽、特撮に詳しくなくてはいけないという…要するにオタクじゃないとハリデーの遺産を受け継ぐ資格がない!原作小説で主人公たちは『フェリスはある朝突然に』を全部再現させられたり、『ジャウスト』(ファミコン『バルーンファイト』の元ネタとなったゲーム)をクリアさせられたりする。
 クラインのオタクっぷりは日本のアニメや特撮にまで発揮される。特にクライマックスはハンター同士の巨大ロボット戦になるのだが、勇者ライディーンマジンガーZ、エヴァンゲリオンボルトロン(日本のロボットアニメ百獣王ゴライオン)超電磁ロボ コン・バトラーVが敵のメカゴジラ(!)と激突する。主人公もひとつロボットを選んで参戦するのだが、なんと主人公が選んだのはレオパルドン!あの東映版スパイダーマンに登場する巨大ロボットだ。日本人でも忘れてる人がほとんどなのに、なぜアメリカ人のクラインが知ってるんだよレオパルドン!(最近になってアメコミのスパイダーバースシリーズに登場してるけどさ…)
 残念ながらレオパルドンは「アメリカでは誰も知らない」という制作側の偉いさんのひとことで登場できなかったが、映画では代わりにガンダムが登場する。日本人ガンターのダイトウ(PrizmaXの森崎ウィンが熱演!)が仲間の危機にガンダムに乗って駆け付ける。
「俺は、ガンダムで行く!」
 のセリフとともに…


 原作ではウルトラマンが登場してメカゴジラと決戦を繰り広げるドリームマッチなのだが、ウルトラマンは例の権利関係の問題で出すことができなかったため、ガンダムが3分しか活動できないという要素が付け足されることになった。しかし日本での映画公開後に円谷プロが勝訴。もう少し制作が遅れたらウルトラマンが出られたのに…!残念!


 このように小説ならば文字だけだから問題ないだろうけど、映像作品にするにはハードルが高そうな内容だ。この監督に選ばれたのはスティーヴン・スピルバーグ!80年代に『インディ・ジョーンズ』シリーズや『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、『E.T.』などを制作して第一線で活躍していた男が「80年代最高だぜ!」な映画をつくるという奇跡の企画なのだ。
 映画版では80年代最高!という描写はやや抑えられ、ハリデーの人生を追うことでイースター・エッグにたどり着くことが可能になるという展開になってはいるが、OASIS内にはありとあらゆる映画のキャラクターが登場する。権利関係を越えて登場させることが可能になったのはスピルバーグの威光があったからに違いない。80年代に青春を過ごした僕なんかはわかるのだが、70年代のカルチャーこそが最高で、80年代には何もないとされていたのだ。そんな中、80年代のエンターテイメント界をほとんど一人で牽引していたのがスピルバーグだった。スピルバーグがいなけりゃ80年代は本当に何もないクズのような年代になってたところだ。
 御年71歳のスピルバーグが80年代、30代半ばの頃にやってたような冒険活劇を撮れるというのが何しろ凄い。宮崎駿に30代の頃にやってた作品がまたやれるかっていうと、絶対無理だと思う。

 物語は「仮想現実ばかりに閉じこもってないで、現実世界を楽しもうぜ!」っていう僕のような人間には耳が痛いオチなんだけど、スピルバーグだから優しく肩を抱いてくれるオチなんだよ。庵野秀明なら「現実に帰れ!」って上から目線になるところだ。ありがとうスピルバーグ。僕も56兆円あったら現実に帰ろうと思います。


映画のエンディングに流れるベストヒットUSAでおなじみのやつ

  


Posted by 縛りやトーマス at 16:30Comments(0)映画ゲーム特撮・ヒーローVR