2019年05月22日

期待しかない浅川梨奈

 9月6日に全国公開が決定した映画『かぐや様は告られたい~天才たちの恋愛頭脳戦』は主役の二人にキンプリの平野紫耀、橋本環奈がキャストされていることはすでに発表されていたが、他の生徒会メンバーなどの配役が未発表のままでしたが、21日に解禁されました。

平野紫耀&橋本環奈「かぐや様―」で浅川梨奈が“脳内お花畑”のゆるふわ美少女に!
https://thetv.jp/news/detail/190675/1142999/


 原作者が自らネタにするほどだった平野紫耀や、「生まれたときから欠けることなく美少女」の橋本環奈の完璧すぎるキャスティングが話題でしたが、『かぐや様~』のメインはこの二人ではない!あくまで主役は生徒会メンバーの一人、藤原書記でしょう!


進路指導で「将来就きたい職業は総理大臣」とぬかす藤原書記。

 リンク先では“生徒会きっての脳内お花畑”キャラで、ゆるふわ巨乳の美少女などと極めて控えめな紹介をされていますが、はっきりといえば見た目100点、IQ3のバカキャラですよ!?
 その藤原書記が天才たちが緻密に張り巡らせた高度な情報戦をバカ故にあっさりかいくぐって作戦をぼろぼろにしてしまう様は痛快で、やっぱり何も考えてないバカは恐ろしいんだな・・・と読者を戦慄させてしまう藤原書記はほぼこの漫画の主役。童顔巨乳のバカというハラスメント的に問題のあるキャラを嫌味なく演じられるのは難しいと思われていましたが、浅川梨奈がやるというのなら、何の問題もない

 アイドルグループ時代も童顔巨乳というポジションで不動の人気をモノにし、トーク・バラエティに出ればアイドルなのにアイドル好きというキャラで他のアイドルたちから一歩前に抜け出し、オタ芸を披露して悦に入り、やかましすぎるしゃべりでMCからウザがられる・・・そんな彼女を何度も見てきたけれど、一転役者になるとローテンションで「オカルトなどありえない」と常に冷静なお嬢様を演じた『咲-Saki-』や理系の大学院生役だった『リケ恋』など普段のキャラとはかけ離れた役ばかりに挑んでいた。それが女優ってことなんでしょうけど・・・ひょっとしたらテンション高めなのが演技で、本当は内にとじこもりがちなキャラなのかもしれないけど。

 なので、そんな浅川が珍しく見た目に沿ったキャラを演じるわけだ。そこにはもう、期待しかない。珍妙すぎる千花ラップの出番はあるのか!?ドーンだYo!


NHKヤングラップバトルの様子。このレベルなら期待できるぜw

  


Posted by 縛りやトーマス at 07:44Comments(1)アイドル映画アニメアイドル映画

2019年04月03日

前作制作者の意に沿わない続編。『けものフレンズ2』は『ブレアウィッチ2』だった!



 2019年冬アニメ最大の話題作として放送された『けものフレンズ2』は大ヒットした前作最大の立役者とされるたつき監督の降板騒動以降、いまだ制作委員会やKADOKAWAへの批判が続いている中での続編制作とあって制作決定の時点で批判が加速するのであった。
 しかし『2』のメインスタッフのうち、監督は『アイカツ!』シリーズを大成功に導いた木村隆一、シリーズ構成、脚本は『ゾンビランドサガ』に関わっていたますもとたくやだと発表されるとひょっとして期待できるかも…というムードが高まり、「まあまあ落ち着いて。作品を見るまでは批判はやめておこう」といった冷静な人たちが現れたのだが、一部の「絶対許さないマン」たちが奇声を上げる中、初回放送日を迎えた。

 前作からの登場人物であるサーバルに加えて、新フレンズのカラカルが登場し、前作主人公のかばんちゃんに代わる新しいヒトキャラ、キュルルが登場。彼女はかばんちゃん同様正体不明で記憶のないキャラクターであり、彼女が持つスケッチブックに書かれた「記録」を元にジャパリパークのどこかにあるキュルルの「おうち」を探す旅にサーバル・カラカルが同行するというストーリー。
 この部分は前作までのプロットを踏襲しており、特に問題もないが、微妙に感じるのがキュルルのスケッチブックと絵である。前作では動物が擬人化したフレンズとヒトの間には明確な文化、生態の違いがあり、前作ではヒトが「道具を使って何かをする」という行為がフレンズにとって理外であり、ジャパリパークの地図をホルダーから取ったりするだけでサーバルが不思議がるといった描写があった。かばんちゃんにはフレンズのような力や行動力がなく、それを「何もできない」とフレンズから残念ながられたりしていたが、力を補う器用さと知恵でフレンズたちの問題や騒動を解決していく(ヒトの知恵がなければフレンズの抱える問題は解決しない)、という展開があった。
 ところが『2』ではキュルルが「紙に絵を描く」というフレンズにとって理外である行為をサーバルたちが普通に受け入れており、それに対するフォローが劇中では示されない。キュルルがクレヨンで器用に絵を描いていくのを見ても、それを不思議がる様子すらない。ならばフレンズたちの知能や経験が前作よりもプラスされたという説明が必要なんだけど、『2』では一切そんな様子がない。

 ならば『2』とは前作とは世界観が共通されているだけのパラレルワールドなのかというと、前作にも登場した場所やフレンズが出てきたり、ある建物が水没していたりなど、前作からの時間の流れを感じさせている。「前作からの続き」であることが示されているのに、整合性が取れていない。
 しかも第6話では前作の主人公、かばんちゃんが再登場。サンドスターやセルリアンに関する研究をしているという設定で前作からの成長がうかがえる。サーバルに関するなんらかの記憶があるが、サーバルにはないといった前作からの視聴者がモヤモヤする展開があるのに、やはりこのことについて追及されることはなく、シリーズの中の1エピソードとして処理されるのであった。

 前作が受けた要素のひとつに「散りばめられた伏線が最後にすべて回収されていく」という展開の面白さがあったのですが、『2』では何も伏線が貼られず、謎だけを提示されてそれを疑問に思っても「まあいいや」と気にも留めず主人公たちは次に進んでいく。この伏線をどれだけ回収しなかったかについては最終回放送直後にTwitterに貼られ、放送後に更新されたある画像をご覧ください。




 およそこれだけの謎が提示されながらひとつも回収されずに放置されたのです…『2』は放送直後は様子見の視聴者から生暖かい視線で観られていたものの、回を経るごとにバッシングする意見が目に付くようになり、アンチと化した人々の執拗な口撃に木村隆一監督が反発、その意見に一貫性がないことからさらなる炎上を呼ぶという悪循環に陥りました。

『けものフレンズ2』関係者の言ってることはバラバラで情報共有されてない(けものフレンズちゃんねる記事まとめ)

https://togetter.com/li/1328517

 木村監督はよくこの内容で自信満々に語ったり、アンチを相手に煽るような意見を書き込んだものだな…と思う。いっそネット上ではだんまりを通して雑誌・メディア媒体でのみ前向きなコメントだけ出しておけばこんなに揉めなかったのでは?
 一部の「最終回ではある程度疑問が解消されるはず」といった期待を裏切るように最終回でも投げっぱなしのまま終わってしまい、4月2日のニコニコ動画最終回上映会ではアンケートで「良くなかった 95.3」というアンケート史上最低だった『遊戯王 ARC-V』の94.2を越える記録を叩き出すのであった。

 この大人気だった前作の続編として期待されながら続編はどうしようもなくダメになる、といった現象を僕は見たことがある。『ブレアウィッチ2』だ。99年に公開され、世界中に反響を巻き起こした『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の続編として公開されたが、前作の制作者であったエドゥアルド・サンチェスとダニエル・マイリックは関わっておらず、「意に沿わない続編だった」「続編の制作にはもう少し落ちついてからがいいと思ってたが、スタジオが「鉄は熱いうちに打て」とゴーサインを出したんだ」とコメントしており、前作と関係があるような、ないような…別物の作品になっており、評価はボロクソ、ラジー賞の「最低リメイク・続編映画」を受賞。あっという間にブレア・ウィッチ人気は終息、正当な続編が誕生するまで16年もかかることになるのだった。

『けものフレンズ2』はそういう意味で『ブレアウィッチ2』に似ている。前作のヒットをなかったことにするほどのダメな続編というと『グレムリン2』『ベスト・キッド2』『スピード2』『スターシップ・トゥルーパーズ2』とかあるけど、「前作の制作者に意に沿わない続編」な上に評価もボロクソ、というと『ブレアウィッチ2』しか思い浮かばない。

 前作をたつき監督は3年もかけてつくったので、たった2年で続編が作られるわけもなく、監督降板については様々な理由が語られるものの、降板の理由として強調されるのは短期間にシリーズを量産したいKADOKAWAが前作をつくったヤオヨロズでは量産ができないと判断されたのかも。でもそれなら単に『2』では別の会社でやりますといえばいいだけで、実際2期や続編で制作会社の変わるアニメなんて珍しくないしね。『みなみけ』とか『生徒会の一存』とか…
 なのに降板理由として「関係各所への情報共有や連絡がないままでの作品利用」というのが公式の見解として挙げられ、まるでたつき監督、ヤオヨロズ側に非があるような書き方されちゃったのは関係者同士で感情的なもつれがあったんじゃないのかな?大人の対応では済まないような。ヤマカンが「監督の域に達してない」と言われた『らき☆すた』降板騒動と同じで。


 本当に「もう少しどうにかならなかったのか?」と言いたくなるほど辛い出来だったが、そんなにボロクソいうほどの悪い出来というより「ありがちなダメ続編」ぐらいですけど。僕はまた一話から『2』を見直しているので、どうしようもなくダメなところについては後日改めて語る。



  


Posted by 縛りやトーマス at 01:21Comments(1)アニメネットフリックス

2019年03月29日

脱税でまっすぐGO-!!

『空の境界』『Fate』シリーズなどで知られるアニメ制作会社のufotableに脱税疑惑が持ち上がった。東京国税局のガサ入れを受けたというのだ。

大ヒット劇場版「Fate」の人気アニメ会社に脱税疑惑 東京国税局がガサ入れ

https://bunshun.jp/articles/-/11227

>同社はアニメ関連グッズの販売などを手掛けているが、在庫数や販売数の管理は杜撰で、いくつかの店舗では、売り上げた現金を会社の銀行口座に入金するのではなく、社長自らが現金の束を回収するという悪質な所得隠しとも考えられる会計処理をしていた。

 昭和の匂いを感じる所得隠しだな!ウルトラマンランドの売り上げを誤魔化していた円谷みたい。ufotable側のコメントに

>ユーフォーテーブルに事実確認を求めると、「近藤の意向が会社の意向ですので、社長に直接聞いて下さい」

 とあったのがなんとも。恐るべきワンマンスタイル。悪徳社長がオタクを食い物にして荒稼ぎしたゼニの束をわしづかみにして歓楽街に繰り出す様子が目に浮かぶ。
 ufotableといえば高い評価を受けながらDVDが爆死、そのせいで二期が作られなかったと言われている『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』で知られてますが、どうせ所得隠しをするのなら、税金対策でまなび二期でもつくればいいのに!ひょっとしたら本当はまなびでも大儲けしたのに、社長が所得を隠すために「爆死した」と装ってたのかも…極悪企業だな!

 それにしてもこの報道が週刊文春というのは興味深い。文春といえば芸能人スキャンダルでは他の追随を許さない面がありながら、他方、声優のスキャンダルネタでは花澤香菜、小野賢章のカップルという、濃いファンならみんな知ってるわ!レベルとか、茅原実里さんが一般人男性と交際しているという「だからどうした」程度のスクープとも呼べないショッパイネタばかり。なぜそんなことになっているのかというと、文春が雇っているパパラッチがNGT48暴行事件に関わっていたとされるオフパコ連中で、彼らのストーキング行為により文春は芸能人スキャンダル情報を得ていたという。
 ではなぜ文春は声優関連では、てんでダメだったのか?そう、連中はオフパコ関係ではネタを取れるけど、声優は地方アイドルと違ってオフパコなんかしないから、スクープが取れなかったというのが僕の見解です。
 今回のも単に国税局からのタレコミだろうし、文春独自の取材力が発揮されたわけでもなさそう。そもそもufotableの脱税なんて普通の雑誌では取り上げることもないでしょうから。しょせん文春はこの程度ってことですね。



  


Posted by 縛りやトーマス at 01:50Comments(0)アニメグッズ販売週刊文春

2019年03月25日

労働者の汗と涙でつくられたミラクルライト秘話『映画プリキュアミラクルユニバース』



 全世界60億のプリキュアファン待望、第26作目の劇場版。多様性の素晴らしさを説いて僕たち(誰よ)を号泣させたHugっと!プリキュアロスを微塵も感じさせず、日曜の朝に新たな興奮を振りまいているスター☆トゥインクルプリキュアがメインで登場する。

 今回のポイントは映画版でずーっと出てきて、プリキュアがピンチになった時応援するために、みんなが当たり前のように使っているミラクルライトを惑星ミラクルというところで作られている、という話。
 今まで幼女先輩に「ミラクルライトってどこでつくってるのー?」と聞かれる度に「日本以外の外国で労働者の人たちが低賃金で働かされて、みんなの手元に届いているんだよ」と真実を伝えるわけにいかないので「プリキュアを想うみんなの気持ちで作られているんだよ」と幼女先輩の心を傷つけないように答えるのがもう大変(脳内で)だったのですが、今回の映画のおかげで惑星ミラクルで作られてるの!と答えればいいだけでよくなった!ありがとう映画スタッフ。

 しかし実際に映画を見るとミラクル工場というところで鳥型宇宙人たちがベルトコンベアで大量に流れてくるライトを必死につくっていたのでこれじゃあ本当の労働者じゃないか!最後にスポイトのようなものから液を垂らして完成となるのだが、これって労働者の汗か涙だよねえ。ヒヨコ宇宙人のピトン(小桜エツ子)は工場の労働が面倒くさくてかったるそうに作業してるんだけど、なんか…つらい話だな…

 宇宙を照らすライトが闇の力に覆われて光が失われ、プリキュアたちが健闘するも敗退。すると鳥型宇宙人たちは「勝てないお前らは本当のプリキュアじゃない!」とみんなをニセモノ呼ばわりしてあわれ追われる身に。なんか…無慈悲な話だな…

 こんな無慈悲な目に遭っても底なしの好奇心と「人を見た目で差別しない」(カッパードですら最初は「カッチョいい~♪」とか言ってたし)キュアスター・星奈ひかるはミラクルライト職人になるという夢をもったピトンを助け、どんな悲惨な目に遭っても諦めない!二人は誤解を解いて勝利するのだった。ホンマひかるは天使のようやで…

 キャラ萌えしたい御仁にはショコラ&マカロン、マシェリ&アムールの百合百合シーンがちゃんとあるのでキラやば~っ☆

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:36Comments(0)映画アニメ

2019年03月14日

ここは世界一優しいただいまが待ってる場所『劇場版のんのんびより ばけーしょん』



 2013年と2015年に放送されたテレビアニメの劇場版。『のんのんびより』はバスは2時間に一本、牛が通行するので気をつけよという道路標識があるぐらいの田舎を舞台に、生徒が5人しかいない分校の生徒とその家族、知人たちの大した事件は何も起こらない日常を描いた作品だ。なので劇場版と言われても旭丘分校の生徒たちが世界の支配をたくらむ巨大な敵と戦うことはない。テレビアニメの延長で何も起こらない日常をただゆるく描くだけだった。『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』と同じ。

 夏休みに入ったれんげ(小岩井ことり)ら旭丘分校の生徒たちはショッピングモールの福引で三泊四日の沖縄旅行を引き当てる。保護者替わりのかず姉(名塚佳織)、駄菓子屋(佐藤利奈)に、分校の卒業生ひかげ(福圓美里)、このみ(新谷良子)を加えた一行は沖縄へ。旅館の看板娘、新里あおい(下地紫野)と仲良くなったり、海でマンタを見たり、カヤックで川を下ったり、街中に牛がいるのを見て「ここも田舎なのん?」と思ったりもしたけれど、特に大した事件は起きない沖縄のバケーションを過ごすのだった。


 もちろん何も起きないのではお話にならないので、テレビ版にはない劇場版ならではの物語が存在する。分校の教師でありながらいつも居眠りしているれんげとひかげの姉、かず姉は木に引っかかった小鞠(阿澄佳奈)と蛍(村川梨衣)のカヤックを助けてあげたり、水分補給のペットボトルを忘れた二人の水を事前に用意していたりする。普段の様子からはありえない保護者然とした態度に驚かされるが、直後、バテて一歩も動けなくなる(やっぱり)。上京して都会暮らしをしているひかげは劇場版では完全にオチキャラになって毎度床に寝かされて笑いを取る。

 そして劇場版のメインを貼るのは、越谷姉妹の妹、夏海(佐倉綾音)であった。旅館の看板娘、あおいは同い年なんだが、真夜中にこっそりとバドミントンの壁打ちをやってる彼女を見る。「壁打ちをすると母親に怒られる」というあおいに自分も怖い母親に説教されることが多い夏海は感情移入。あおいの学校に案内してもらおうと、あおいの代わりにみんなで寝所の掃除をして自由時間をつくってあげたりする。自分の部屋の掃除すら強制されてもしない夏海が!
 夜の海での夜光虫の思い出などを経て、最後には「帰りたくない」と泣き出す。夏海は喜怒哀楽の激しいキャラなのでこのクライマックスには合っていて、観客の涙をしっかり誘う。同様に喜怒哀楽の激しいひかげも泣いていた(彼女は露骨に涙を見せるようなキャラではないので畳にうつぶせてる。劇中ずっと床に寝かされて文句言ってたひかげが床に突っ伏すって最高の演出ですね)。
 こういうシーンで落とすのなら、喜怒哀楽があまり顔に出ないれんちょんをメインにはしづらかったんだな。理解した。

※よく見たら突っ伏してたのはベッドでした


 監督、脚本とテレビシリーズと同じ川面真也、吉田玲子のコンビ。このコンビはさりげないキャラの仕草で印象付けて、じんわりと泣かせにくる。かず姉が珍しく頼りがいのあるところを見せた後でセピア色の画像でこの後のヘバリ具合を想像させたり、


在りし日のかず姉の雄姿(笑)

 最後の別れの場面も顔を拭って泣くところを見せたあと、車の中では鼻をすするぐらいで涙を抑えていたりと、日本映画特有の「泣いてまーす!悲しいでーす!」とわかりやすい表現はしない。なんてことのない日常の光景にこそ感動や涙する場面がある。
「にゃんぱすー」とれんげが手を挙げた物語は「ただいまー」で幕を閉じる。ここは世界一優しいただいまが待ってる場所。



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:06Comments(0)アニメレンタル映画館

2019年03月01日

パンツじゃないから(略)適切な範囲

 最近は企業のPR広告などにアニメのいわゆる「萌えキャラ」を使ったポスターをあちらこちらで見かけます。「かつては差別されていたアニメが市民権を得たんだ!」などと安易に喜ぶのはご用心。アニメ、萌え絵を理解しない人たちはいくらでもいるので騒動の火種になりかねません。すぐにセクハラだなんだのと、バッシングの理由になるのです。


「下着ではなくズボン」 ちら見え、自衛官募集ポスターに批判
https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190228000173

 防衛省自衛隊滋賀地方協力本部の自衛官募集ポスターにアニメ『ストライクウィッチーズ』のキャラを使ったポスターが貼られたところ、キャラクターのパンツのような部分が露出していることから、「セクハラ」との批判がネット上などで上がるように。

 これはワールドウィッチーズ10周年を記念したコラボポスターで、去年の11月から発表されていたので、何で今になって揉めだすのか。

http://w-witch.jp/news/20181121_2



 この批判に対して同本部は

>「アニメの既存の図柄を使用している。指摘の着衣は、下着ではなくズボンだという設定で、適切な範囲だと考えている。多くの人から評価を得ている」


 と説明した。なんと批判に対して真っ向から反論したのである。普通は通り一辺倒の謝罪をして、回収というところになるのを下着ではなくズボンという、まさに「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」そのまんまの回答なのだった。
 同本部の腰が据わった回答には日本を守る自衛官の根性を垣間見た気がする、などと言っている場合ではない。「パンツじゃないから…」が通用するのはあくまで「完全に狂っている」アニヲタの間でのみ通用するワードであって俗世間には通じないということを考えてほしい。連中からすればいくらズボンだベルトだといおうと「パンツ!パンツです!」なのだから…
 話が通用しない連中に餌を与えてどうするのか。アニヲタだけがニヤニヤしていられる村以外への露出は控えた方がいいですよ。パンツだけに。


  


Posted by 縛りやトーマス at 16:26Comments(0)アニメお前は何を言っているんだ

2019年02月14日

若い声優オタクは大体厄介

 イキリピンチケばかりでおなじみのラブライバーがまたやらかしましたよ。

「ラブライブ」イベントで声優サイン上に書き込み 過激ファンツイートが炎上

https://www.j-cast.com/2019/02/11350063.html

 聖地沼津で行われたイベントに参加者が寄せ書きできる応援フラッグが用意されており、出演した声優陣もサインをしていたのだが、ひとりのファンが推している声優の諏訪ななかが書いたサインの余白部分に重なるようにメッセージを書き、自分の名前も横に書いた。その画像をツイートにアップしてアピール。要するに推しの声優に認知してもらおうという認知厨だったわけだ。


そのサイン

 当然のごとく炎上して本人はツイ消し逃亡。噂では諏訪さん本人も人づてでこの事を聞き、大変ご立腹だったという。サイン書いた人よかったね。認知してもらえたよ。
 目立って認知されれば何やってもかまわない、という人間なので、きっと今頃は反省もせず自慢げに吹聴することでしょう。
 この件で「どうしてラブライバー(特にAqoursファン)は厄介ばかりなの?」という意見を見かけたが、そりゃあ支持層が若い連中だからでしょ!
 若い連中には「オタク=知識のインプット→アウトプット」という考えがないので単に騒げればなんでもいい人がほとんどで、まだ歴史の浅いラブライブ!は恰好の材料。さらにAqoursは構成メンバーが20代だから、ファンも10代が多かろう。そりゃあ厄介になるわな。それに比べてμ'sはナンジョルノやみもりん、えみつんにうっちーなど3(ピー)な世代ばかりなのでファンもおとなしいでしょう(それはどうかな)。
 とりあえずみんな頭冷やそうか。

  


Posted by 縛りやトーマス at 03:25Comments(0)声優アニメオタク

2019年02月12日

80年代の失われた風景が今『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>



 シティーハンターが連載していた80年代は僕がジャンプ読者だったど真ん中の時代であり、僕にのってのジャンプは『キャプテン翼』『キン肉マン』『ドラゴンボール』『聖闘士星矢』『シティーハンター』であった(あとは巻来功士と黒岩よしひろ)。90年に公開された二本立て以来となる29年ぶりのシティーハンター映画。テレビスペシャルも99年以来なので新作アニメ自体が20年ぶり。「なぜ今シティーハンター?」などと野暮なことは聞かなくてもよろしい。いいものはいつ観てもいいのだ。

 しかし20ン年ぶりといわれると気になるところはふたつある。シティーハンターといえば新宿駅の掲示板に「XYZ」と書き込むとそれがシティーハンターへの依頼になるわけだが、とっくの昔の掲示板など無くなっている。今回は駅の掲示板のあった場所でスマホを起動させるとAR掲示板が出てくるのだ。
 もう一つは主人公、冴羽獠の「もっこり」である。美女の依頼は必ず遂行するが、美女と見れば見境なくナンパする男。もっこりを見せつけたまま美女を駅のホームで追いかけまわし、電車のドアにもっこりが挟まったまま山手線を一周させられる話は傑作なんだけど、現在の表現ではギリギリアウトといったところかもしれない。厳しい時代になったもんだ。

 しかし復活した今回の映画でも、もっこりネタは健在だった。美女のお尻を触ろうとし、シャワーを覗こうとし、更衣室を覗こうとピンク色に染めたドローン、その名もエローンを飛ばす。もっこり魂は2010年代にバージョンアップされていた。これがなきゃシティーハンターじゃない!!


 さらにシティーハンターのテレビアニメで思いだすのは作品を盛り上げた楽曲群だ。当時テレビアニメを見ていた視聴者の度肝を抜いたのは劇中のラストからフェードインする形でシンセサイザーのイントロが流れ、ドラムが鳴り響いて最高潮のリズムに達したときにEDに突入するTM NETWORKの『Get Wild』!劇中フェードインして流れだすEDテーマなんて前代未聞だった。この曲とともにTMはヒットチャートを駆け抜けた。1~3とシリーズを重ねる中で小比類巻かほる、大沢誉志幸、PSY・S、岡村靖幸、FENCE OF DEFENSEといったEPICソニー(CBSソニー)系アーティストの主題歌、挿入歌も話題になった。80年代はソニー系アーティストの時代だった。
 今回の映画では『Get Wild』が当時のバージョンで使用される、と宣伝されていたが、蓋を開ければアニメ1~3までの主題歌はほぼ全部使われていた。定番挿入歌の『MR.PRIVATE EYE』『FOOTSTEPS』まで使う大盤振る舞い。当時の視聴者は懐かしさが胸にこみ上げてくるだろう。

 声優陣もレギュラー陣は全員当時のメンバーが再結集。72歳の神谷明さんをはじめ、60代に達したベテラン勢が欠けずに全員集合したのは凄いこと。教授とかずえさんという映画でちょっとしか出ないキャラクターまで当時の声優だった茶風林さんと山本百合子さんをキャストしていたのでこのこだわりたるや!当時はモブの声が多かった山寺宏一さんが重要なキャラクターの声を当てたりしているのもグッとしますね。


 このように当時のファンが懐かしさに浸るための復活なので、シティーハンターファン、あなたのための映画ですよ!2のED、『STILL LOVE HER (失われた風景)』に合わせて現在の新宿の風景が流れてゆく場面…本作最高のエモーショナルなシーン。失われた風景は今も僕らの胸の中で生きている。



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:12Comments(0)映画アニメ漫画音楽

2018年12月27日

元クッキンアイドルは?

 プリキュアシリーズ16作目『スター☆トゥインクルプリキュア』のキャストが発表。なんと!主役はでんぱ組.incのえいたそこと成瀬瑛美だ!!


https://www.asahi.co.jp/precure/twinkle/news/20181227_cast.html



 他には『スロウスタート』『かぐや様~』の藤原書記役の小原好美、『キラキラ☆プリキュアアラモード』で古のプリキュア、ルミエル役でシリーズ出演経験のある安野希世乃、『K』『モーレツ宇宙海賊』『バーナード嬢曰く。』のみかこしこと小松未可子が満を持しての起用。フレッシュどころからアイドル、他の役で出演済みのメンバーに待望の出演決定と、幅の広いキャスティングになったのでは。だがやはりえいたその起用は話題性抜群といえよう。

 …しかしこのキャスティングを報道した一部のマスメディアに物申したい。

新作プリキュア主人公にでんぱ組成瀬瑛美 シリーズ初!アイドルを起用
https://www.daily.co.jp/gossip/2018/12/27/0011937233.shtml

>2004年に開始した人気作でアイドルが主演を務めるのは初めて。「えいたそ」の愛称を持つ成瀬は、同作の大ファン。そのことが制作陣にも伝わり、夢が実現した。

 確かに主役をアイドルが演じるのは初めてもかもしれないが、『キラキラ☆プリキュアアラモード』で福原遥が出演してるだろうが…!福原遥は元クッキンアイドルだぞ!記事の見出しに「主役は初」って書いといて!ややこしいから!それに『ハートキャッチ!プリキュア』で水樹奈々さんが主役やってるから!水樹奈々さんは声優アイドルのようなものだから!しっかりしろデイリースポーツ。プリキュア新聞の発行元、日刊スポーツはこんなドジを踏まないようお願いしたい。

  


Posted by 縛りやトーマス at 07:15Comments(0)アイドルアニメテレビ

2018年11月19日

今日もどこかで阿久悠

 作詞家・阿久悠が手掛けたアニソン、特ソンから厳選した50曲のコンピレーションアルバム『誰もが勇気を忘れちゃいけない 〜大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた〜』が発売される。

阿久悠がアニメや特撮など子どもたちのために書いた歌50曲を収めた2CDコンピ発売決定
http://amass.jp/113531/




 アルバム名はウルトラマンレオの主題歌からである。



 他にも「君はどうする 君はどうするか 君は じゅうりんされて 黙っているか」「たのむ たのむ たのむマッハバロン」でおなじみの『マッハバロン』、「そうさ この世のどぶさらい悪にゃめっぽう強いやつとばすマシーンのシルバーが暗い闇夜をひきさいた」の『ワイルドセブン』をはじめ、ウルトラマンレオやファイヤーマンの主題歌といった追い詰められてもうあとがない、といった絶望的な状況からヒーローが登場して希望になるといったメッセージ性の強い阿久悠の歌詞が楽しめるラインナップがズラリ。
 「デビルチョップはパンチ力」という不可解な歌詞の『デビルマンのうた』、「 ため息つく程イキじゃない 拍手をする程働かない 子供の夢にも出て来ない 大人が懐かしがることもない」と自虐を突き付けつつ、「だからと云って駄目じゃない」「結構いいとこあるんだぜ」とこれまた希望を見せてくれる『宇宙船サジタリウス』の『スターダストボーイズ』も収録。映画『伊賀野カバ丸』の主題歌、『青春丸かじり』も初CD化の嬉しい二枚組は12月19日発売ですよ。



  


Posted by 縛りやトーマス at 21:44Comments(0)アニメ特撮・ヒーロー音楽