2017年06月06日

コレジャナイのはお前の方だ

 魂ネイションズより『DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV』が12月に発売。これはポピニカより発売されていた『DX電磁合体 コン・バトラーV』をバージョンアップさせたものでアニメの合体変形を完全に再現、その上合体時のBGMやロペット、主人公豹馬による「レッツ・コンバイン!」などの音声も収録。合体変形させる度に音声が出るという仕様、まさに超合金魂にふさわしい一品。




 お値段は税込み59,400円。『DX超合金魂グレートマジンガー』の53,784円を超える魂最高値。この動画を見たら納得の値段ですがね。
 さて、先日行われた東京おもちゃショー2017でこの『DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV』が出店され、かつて少年だった男たち(要するにオタク)も大興奮だったのですが、それを紹介したITmediaの記事にオタク憤慨。


40年前のコレジャナイ感を払拭! DX超合金魂「コン・バトラーV」の完成度がビクトリー
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1706/04/news013.html


 もう、ツッコミどころが満載の記事でお前舐めとんのか!豹馬も怒りの超電磁ヨーヨーをぶちかますぞ!俺の腕を返せ!!

>「コン・バトラーV」(ブイ)です。
>ゴー、ゴー、ビクトリーです。

>ちなみに「ゴー、ゴー、ビクトリー」はオープニングテーマ曲の有名なフレーズです。


 そんな歌詞ねえよ!正確には「V V V ビクトリー」だから。この時点で超電磁タツマキを食らわせてやる!のっけからコレなので後に続く文章はすべていい加減。

>しかし、悲しいかな、合体後のスタイルがあまりよろしくありません。大きな顔や胸に対して、腰から下が貧弱すぎて、多くの子ども達がそこはかとないコレジャナイ感を味わったのです。

>そう、バトルマシンの大きさを設定通りにすると、合体したときのバランスが変になってしまう。アニメでは都合良くやりくりしてしていた部分を、玩具は残酷な現実として突きつけました


 確かにポピニカの『DX電磁合体 コンバトラーV』は腰部がスマートすぎ、プロポーションの点で再現度が低かったし、(ちなみに翌年のボルテスVではこの問題を完全にクリア)当時の子供たちの中に「これ、アニメと違うよ」という子がいなかったとまでは言わないけど、それをコレジャナイ感なんて現代の軽い言葉で表現されてもねえ。デザインが違うという意味を欲しかったのはコレジャナイ!という表現にするのは間違ってるでしょ。もう少し言い方ってもんがあるだろうに。


>DX超合金魂 超電磁ロボ コン・バトラーV」は2017年12月に発売予定で、価格は5万5500円(税別)。

>お分かりですね?

>ゴー(V=5)、ゴー(V=5)、ビクトリー(V=5)です。


 という締めの文章も腹立たしい。ダジャレにしてもつまらない。あとゴーゴーじゃなくてV V Vなんで。根本間違ってるんで。根本が間違ってるから、文章のすべてが軽く見えてしまう。
 この文章を書いた芹澤隆徳というAV(オーディオ・ビジュアル)ライターは普段はアニメのおもちゃについてほとんど書いていないのに、なぜこんな記事を任されたのでしょう?他にアニメのおもちゃについてまともな知識のある人いなかったの?コレジャナイ感とか、言葉の端々からおもちゃについての侮蔑的感情が見えますな。
 この記事はネット上で批判され続け、週明けの月曜に訂正が入ったものの、主題歌の歌詞に関する部分だけの訂正にとどまり、「コレジャナイ感」などについては否定したくなかったのか、そのままに。一番の問題はそこだと思うんだけどね。あと締めの部分の55,000円に歌詞を引っ掛けるというギャグにだけは相当な自信があったのか、

>お分かりですね?

>ブイ(V=5)、ブイ(V=5)、ブイ(V=5)です。


 と、強引にもほどがあるこじつけに修正。よっぽどこのギャグが気に入ってるんだろうな~本気でつまんないんだけど…

 結局のところ、表現の問題だと思うんですよ。当時の再現できなかったプロポーションについて「コレジャナイ感」なんて否定的な表現をせずに「技術の問題で再現できなかったプロポーションを40年の時を経て完全再現」みたいに前向きに評価する方向で書けば、問題にならなかったのでは?
 この芹澤隆徳って人の記事に苛立たされるのは、バカにしてるように読めるから。コンバトラーVのおもちゃについて始めから舐めていて、そういうのが「コレジャナイ感」だの、適当な主題歌の引用などに現れるんでしょう。バカにしてなかったら否定的な文章になるはずもない。大体記事エントリ名が「40年前のコレジャナイ感を払拭!」だもんね。「完全再現」よりも「コレジャナイ感」をエントリ名にしてる時点でバカにしてるようにしか読めないね。

 コレジャナイのはこの記事の方だ!超電磁スピンをお見舞いしてやる!




  


Posted by 縛りやトーマス at 03:08Comments(0)アニメオタクおもちゃネット

2017年04月15日

これぞ真のバットマン映画だ『レゴバットマン ザ・ムービー』



 レゴブロックをストップモーション・アニメのように動かしたCGアニメ『LEGO ムービー』(14)に次ぐLEGOアニメ映画第二弾。前作にも登場したバットマンをメインの世界観にしている。
 バットマンは言うまでもなくゴッサム・シティを守るヒーローであるが、自宅である大豪邸に帰れば伊勢海老をチンして食べながらトム・クルーズの『ザ・エージェント』を巨大ホームシアターで眺めるだけの孤独な中年にすぎない。執事のアルフレッドにも「いつまでこんな生活続けてるんですか?」と突っ込まれる始末。だがバットマンは動じない。だってバットマンは「孤独の男」だから!

 そんなバットマンのライバルを自称するジョーカーだが、テレビインタビューであなたにとってのライバルは誰か?と聞かれて「そうだな…スーパーマンかな?」と答えてるバットマンにショックを受ける。「僕が最大のライバルじゃないのか?」やけっぱちになってゴッサム・シティを破壊。駆けつけたバットマンに「やっぱり僕が最大のライバルだろ?」と問い詰めるも「いや…ライバルとかじゃなくて、倒すためだけにいる敵のひとりでしかないし」と返されて大ショック!ぶち切れたジョーカーはキャットウーマン、リドラー、ペンギン、トゥー・フェイスにポイズン・アイビーそしてミスター・フリーズといったバットマン世界のヴィランたちを結集、彼らを連れて自首を宣言する。
 刑務所でぬくぬくと過ごすジョーカーたちをしつこく監視するバットマンだが、おかしな様子はなく、やることがなくなったバットマンを世間は冷たく見放し、警察も共同で悪を捉えよう宣言。ますますやることがないバットマンは家にこもってトム・クルーズの映画を…

 バットマンは自ら孤独を選んだのではなく、誰からも相手にされてないだけだったのだ!途中でスーパーマンの家に行くんだけど、そこで行われているのはジャスティスリーグ結成57年記念パーティ。飲めや歌えやの騒ぎにバットマンは呼ばれていなかった!気まずい空気が流れる中、前回(LEGOムービー)も空気の読めない発言で周囲を凍りつかせていたグリーンランタンが「まあ、メールとかたまに届かないことあるからね!」とまたまた余計なことをいうのであった。本当にこいつは(笑)
 ジョーカーを信用していないバットマンは悪党を異次元に閉じ込める極悪ゾーンにジョーカーを強引に放り込む。しかしすべてはジョーカーの策略だった!極悪ゾーンにいるいろんな映画の悪役たちを解放、一気にゴッサム・シティを手中に収めようとする。その悪役たちがキング・コング、ヴォルデモート卿(ハリー・ポッター)、サウロンの目(ロード・オブ・ザ・リング)、エージェント・スミス(マトリックス)…この辺はワーナー・ブラザーズ映画だからいいけど、ジュラシック・パークのティラノとかミイラ男にドラキュラ、グレムリンてユニバーサル映画だろ!『アルゴ探検隊』の骸骨剣士もコロムビア映画だし…権利的にどうなってんの?

 こんな感じでモンスターバースを超えるムービーバースとなった敵をたったひとりで倒すことなどもうできない。バットマンはあれほど嫌っていた仲間をつくり、ともに立ち向かうしかないのだ…

 「バットマンは孤独で寂しいコスプレ中年」というバットマンの本質をグサリと突いた本作はLEGOのアニメという形だからこそ実現できたともいえるが、最初の頃のテレビドラマのバットマンはキャンプ(悪趣味)というジャンルで、そりゃあ普通に考えたらマヌケなマントにパンツ穿いて「俺はダークナイトだ!」も何もないもんだ。ノーランやスナイダーがつくるやたらとシリアス路線になっていく近年のバットマン映画は違和感だらけでどんどんつまらなくなっていく。その違和感に一石を投じた『レゴバットマン ザ・ムービー』は真のバットマン映画だ。これを本シリーズにしてほしい。

 一部で署名騒動にまで発展したロビン役の吹き替えをやった小島よしおは前評判を吹き飛ばす名吹き替え。「そんなのカンケイねー!」「おっぱっぴー」の持ちギャグもセリフの流れの中にさりげなく出て来るだけだから違和感なかったな。むしろ最高だと思う。悪評なんかカンケイねー!


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:00Comments(0)アニメ

2017年03月20日

こはん(かんさいちほー)

 先日、ひらパーに行ってきましたよ。別の目的があって行ったのですが、園内にはワンダーガーデンという動物園があったのを初めて知りました。

 そこに居たのがプレーリードッグさんです!!




 観た瞬間に『けものフレンズ』のアレをやってくれたので大変興奮しましたが、シャッターチャンスを逃してしまい残念。しばらく待ってたけど、特に動きがなかったので退散。


例のアレ

 すぐそばにはコツメカワウソのエリアもあったのですが、木の上でずっと寝ているだけだったので写真が撮れずこれまた残念。
 ひらパーは大菊人形展とアトラクション、ヒーローショーしかないと思っていたので動物が居たのは盲点でした。今度はアルパカさんを観に行きたいと思います。

http://www.hirakatapark.co.jp/animal/wonder/


  


Posted by 縛りやトーマス at 11:43Comments(0)アニメ

2017年02月25日

童貞を殺す劇場版『劇場版ソードアート・オンライン オーディナル・スケール』



 VR(仮想現実)MMORPGはまだ実現化していないが、それに先駆けたラノベ『ソードアート・オンライン』とそのアニメ版(2012)は衝撃的で、2016年に「VR元年」なんてのんきなことをのたまってる間に公開される劇場版『オーディナル・スケール』ではAR(拡張現実)でのMMORPGが登場している。現実は仮想に追いつかないのか。

 ARマシン、オーグマー専用のARMMORPG『オーディナル・スケール』は覚醒状態で使用できる安全性とARアイドル・ユナ(CV:神田沙也加)の人気もあってユーザーを増やしていた。キリト(CV:松岡禎丞)はオーグマーと『オーディナル・スケール』にはやる気が起きず、ほとんどプレイしていなかったが、アスナ(CV:戸松遥)や周囲の仲間たちは皆プレイしていることと、ゲーム中にソードアート・オンラインのボスが登場するという噂を聞き、参戦することに。キリトらの前に現れたランキング2位のプレイヤー、エイジ(CV:井上芳雄)が立ちはだかる。エイジはクライン(CV:平田広明)らに重症を負わせ、アスナの記憶を奪い取る。アスナの記憶を取り戻すためキリトは慣れないARMMORPGに挑む。


 エイジはソードアート・オンライン時代にアスナが所属するギルド・血盟騎士団のメンバーだったが、モンスターとの戦闘でビビリ癖を出して攻略メンバーから外され、さらに幼馴染を死なせてしまう。ソードアート・オンラインからの生還者であったものの、後の回顧録からはキリトら一部のプレイヤーしか記録されていないことにも腹を立てて恨みをつのらせ、『オーディナル・スケール』を利用して生還者のライフログを奪って幼馴染を蘇らせようとするのが彼の目的なんだが、動機がほとんど逆恨み。しかもその幼馴染との間にはさほど恋愛感情みたいなもの、描かれてないんだよね。こいつ絶対童貞だよ!SAOにおけるキリトとアスナのイチャラブぶりは童貞臭いラノベ(失礼)にあるまじき内容で僕はまったくノレなかったので、ソードアート・オンラインに熱狂してる読者の気持ちがまったくわからない!キリトには直葉(CV:竹達彩奈)って妹がいるんだけど、この妹が頭の先からつま先まで「お兄ちゃんLOVE」な上に血の繋がらない義妹なの!じゃあアスナいらんがな!SAO事件の後眠り続けるアスナはそのまま退場しろ!と思ったことは内緒だ!
 常にセッ クスの匂いを漂わせている二人を童貞臭いチート野郎が叩きのめそうとして最終的にフルボッコされる(童貞だからね)という展開は涙なしには見られない。
 ホンマ、キリトとアスナみたいな肉臭させてるカップルをなぜ童貞臭い(いいかげんにしろ)ラノベ読者が応援できるのかわからないぜ!素直に義妹との禁断の愛を応援しろよ。

  


Posted by 縛りやトーマス at 22:13Comments(0)ゲームアニメ

2017年02月01日

2016声優イレブンの発表です

 西なんとか金の奴隷先生に華麗にケンカを売っている最中の超次元漫画家・ちょぼらうにょぽみ先生のアニメ『あいまいみー~Surgical Friends~』4話にて最新の声優イレブンが発表されました!!




ちょぼらうにょぽみ
‏@choboraunyopomi

中盤からのボールを上坂さんが頭で落とし、真礼さんがスルーパス⇒インザーギ的な飛び出しを見せる大坪さん⇒ゴール!このビジョンで組みました。

https://twitter.com/choboraunyopomi/status/826395160984498176

内田彩さんは、ガットゥーゾ的な守備力を見せてくれると確信しております。攻撃的な布陣を組めるのもセンターバックのかやのんさんと彼女のおかげです
https://twitter.com/choboraunyopomi/status/826395715588861953

なんといっても中盤の 佐倉さん、真礼さん、本渡さん、花澤さん、この四人のキープ力、突破力はとてもスペクタルなサッカーを見せてくれます。
https://twitter.com/choboraunyopomi/status/826396536141602817


 にょぽみ先生の声優イレブンといえば’98の左サイドバック・岩男潤子、センターバック・大谷育江、右サイドバック日高のりこというこれは・・・得点できねえ!という鋼鉄のカテナチオだったり、


 ’18予選を勝ち抜くメンバーには竹達彩奈、茅野愛衣、阿澄佳奈、悠木碧という4バックの水も漏らさぬ固い布陣が売りだったりしたわけですが、



 最新メンバーは3バックに戻し、本渡楓(不思議なソメラちゃんのククル)が新メンバーとして入り、花澤香菜が中盤にあがって佐倉綾音、内田真礼らとともに中盤の支配力を上げる形に。2トップには新メンバー上坂すみれ&大坪由佳という攻撃的メンツが揃えられ、華麗なる攻撃的サッカーを見せてくれる予感!2018年は最低でもベスト4入りですね!


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:53Comments(0)声優アニメ漫画

2017年01月26日

キャンプアニメの時代が!



 ストーリー漫画誌のまんがタイムきららフォワードにて連載中のゆるいキャンプ漫画『ゆるキャン』のアニメ化が決定。『ヤマノススメ』が出るまでは存在が皆無とすら言われた登山・アウトドア系アニメ。ここにゆるキャンが参戦するとあってインドア系のオタクがキャンプ場に向かったり、使いもしないキャンプ道具を買ったりするのでしょうか?『ヤマノススメ』は5分アニメだったけど『ゆるキャン』は25分枠で描いてほしいなあ。展開がスローペースのまったり系なので5分アニメのセコセコした感じじゃ原作の持ち味が出ないと思うのさ。

 最新号ではソロキャン少女だったリンちゃんが野クルメンバーとともに集団キャンプに。友達の斎藤さん&ちくわも参加して、キャンプメシ「すき焼き」に挑むのであった・・・なぜすき焼きかって?それは作中の時期がクリスマスだからさ!詳しくは本編にて。


やっちゃいなよ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 20:20Comments(0)アニメ

2017年01月15日

時の止まった大友たちへ『ポッピンQ』



 東映アニメーション60周年を記念して製作されたオリジナルアニメ。本作は2017年の1月に正月映画第二弾として公開される予定だったが、『君の名は。』の大ヒットを見た東映の偉い人「うちにもオリジナルアニメはないのか?なに『ポッピンQ』というのがあるのか。なら正月映画の一発目で公開したまへ」というお達しによって正月映画第一弾として前倒しされることに・・・

 高知の中土佐町に住む中学三年生の陸上部員、小湊伊澄(CV:瀬戸麻沙美)は中学最後の大会で同級生の三橋ナナ(CV:戸田めぐみ)にわずかの差で敗れてしまい、悔しさを隠すために「怪我がなかったらあんたには負けなかった」と言い放ってしまう。卒業後もベストタイムを出すために部活に顔を出し続ける彼女を後輩たちは煙たがっていた。しかし一向にタイムは伸びないまま。卒業式の日、伊澄は海岸で光り輝く不思議な物体『時のカケラ』を見つける。それを手にした伊澄は異世界である『時の谷』に迷い込み、世界の時間を司るポッピン族のポコン(CV:田上真里奈)と出会う。謎の化物・キグルミたちに襲われ逃げ出した先で伊澄と同様に『時の谷』に迷い込んでしまった同い年の蒼(CV:井澤詩織)、小夏(CV:種崎敦美)、あさひ(小澤亜李)と出会う。
 キグルミによって世界の時は止められており、救うためには伊澄たちが心技体をひとつにした奇跡のダンスを踊るしかない!しかし初心者でチームワークもバラバラな4人はまともにダンスを踊れない。特訓の果てに他の3人も伊澄同様、それぞれの理由で卒業を控えながら前に進むことができない悩みを抱えていた。そんな4人の前に最後の仲間、ダンス経験者の沙紀(黒沢ともよ)が現れるが、彼女もより深い悩みを抱えていた。


 中学3年生という義務教育の終了を控えた多感な時期の少女が進路や夢のために思い悩みながらも、時の止まった異世界を救うことで自らも成長し元の世界に帰るという、王道の「生きて帰りし物語」なストーリーで、スタッフは同年代の少女たちに向けたメッセージとして製作したはずなんですが、その世代に宣伝が行き届いておらず、劇場にはまさに中学3年生で時が止まったような大きなお友達しかいなかったっていうのはいくらなんでもあんまりだ!
 登場人物のひとりが悩みをこじらせたまま成長し、一番良かった時代の思い出だけを延々とループさせているってのがラスボスというのも、大きなお友達にとって少々キッツイ気がする。オタクを殺しにかかってるのか!!東映アニメの60年はオタクを殺し続けた歴史だったというのか。



  


Posted by 縛りやトーマス at 02:13Comments(0)アニメオタク

2016年12月28日

まんがタイムきらら2017・2月号雑感



 表紙にもあるように、中山幸先生の『ブレンド・S』が予想通りアニメ化決定です!!アニメ化記念の初巻頭カラーの最新回は「制服を縛る本の方」こと美雨さんのコミケ売り子に駆り出される秋月&苺香(コミケ初参戦)の戦場ロマン・シリーズ(笑)。第3巻は来年1月発売(表紙はロリババアロリお姉さんの真冬さんDEATH!
 アニメ化は美少女動物園と違って男女間のラブコメなので爆発的ヒットは難しそうなんですが、途中で放送延期になったりする展開だけは勘弁してください。

 『NEW GAME!』は新人の紅葉&つばめ話。この二人ルームシェアしてるんだけど、二人分の料理をひとりで作ったりして、結局レズカップルかよ・・・(嬉
 この後Gが出てきて大騒動になったりするんですがとにかく二人の仲の良さが強調されて、コウ&りんよりはスムーズにカップル成立に至りそうな予感です(すでに同居してるわけですから…)。もうおまえらくっついちゃえよ。

 『キルミーベイベー』は久々の刺客回。人形を用意して戦うが物理的な攻撃を繰り出すというやつ。なかなかの強敵だったが結局のところバカなのでいつものとおり自滅。
 冒頭でやすなが自作した指人形が出て来るけど、若干卑猥。


 『Aチャンネル』はケイ子(ユー子の妹)が本屋で偶然出会ったトオルとお茶することになって苦手だった(ユー子がトオルをかわいがっているので勝手にライバル視している)トオルの意外なカッコよさを確認。トオルさんカッコイイ!と大絶賛の嵐でトオルさん困っちゃうの巻。ちくしょー可愛いな!!

 アニメ化が期待される『まちカドまぞく』は桃が良ちゃんの夏の宿題のために自宅のWi-Fi環境を整えることに。ミカンさんから桃が「つぶやいたー」(この世界におけるツイッターのようなもの)をしていると聞いたシャミ子、なんとか桃のつぶやいたーアカウントを見つけて秘密を探ろう!とネットストーカー行為に勤しむことに。しかしネット知識が皆無の情弱シャミ子。結局桃にすべてを明かすことに。無事桃からフォローがきたのでフォローバック。しかしシャミ子とミカンが仲良くつぶやいたーしてるのを見て嫉妬の炎に狂う桃、夜はWi-Fi切断w

 『はるみねーしょん』ははるみの家にGが出た!あれ?『NEW GAME!』とかぶってるぞ!!偶然にしても凄いと思う。

 毎回何かが、誰かが崩壊する『リトル・リトル・アリス』はリデルちゃんが占いに挑戦。「宝くじが当たる」という占いに惑わされた(ライム中心)パンプキーナ中の人間が理性を失って街ごと崩壊。でも来月は何事もなかったかのように始まるんだよな~こんな潔い漫画も中々ないぜ!

 他の新連載にゲストはみんな地味だな~常連陣を脅かす存在って中々出てこないね。来月号はまたまた『ブレンド・S』が表紙&巻頭カラーです。


  


Posted by 縛りやトーマス at 22:16Comments(0)アニメ漫画

2016年12月13日

一緒にいたいモフー 『映画魔法つかいプリキュア! 奇跡の変身!キュアモフルン!』



 TV放送時にこの映画の予告が流れた時、マスコットキャラのモフルンが美少女になって現れた時、この映画の勝利は確信された!発売初日2日間の前売り券販売枚数が31,740枚(親子ペア、小人、大人の3券種の合計販売枚数)を記録し、前年の『映画 Go!プリンセスプリキュア』と比較して423.1%を記録、秋公開のレギュラー単独作品では歴代1位、春のプリキュアオールスターズシリーズなどを含めた全21作品の中でも歴代3位という爆発的売れ行き。みんなキュアモフルンを見て買ったとしか思えない…!

 どんな願いもかなえてくれる『願いの石』の復活を願って100年に一度開催される『大魔法フェスティバル』で石の力に選ばれたモフルン。しかしモフルンの願いは「みらいたちの願いをかなえて欲しい」というものだった。そこに突如現れた謎の熊、ダークマターは自身の願いを叶えるためにモフルンをさらってしまったためみらいたちはプリキュアに変身する力を奪われてしまう。ダークマターはモフルンを懐柔するため、自分の元に来ると言えばみらいたちは傷つけないという。モフルンはみらいたちを守るために森にとどまろうとするが、モフルンとの切っても切れない絆を信じるみらいに突き動かされるモフルン、「みらいとずっと一緒にいたい」という自分の夢を叫んだ時、奇跡が起きた!

 可愛く凛々しく格好いいという3要素を兼ね備えたキュアモフルンの動作、表情、仕草に完全ノックアウトの本作は『鮮烈!キュアモフルン』という固有のイメージソングまでつくられてしまって(それも完璧なタイミングで流れる)もはやみらいたちが蚊帳の外に置かれている。どっちが主人公なんだ。



 みらい、ぬいぐるみ時代のモフルンとの長年に渡る友情の絆が丁寧に描かれていて、安易に友情だの絆だのといった耳障りのいい言葉だけで済まされないのだ。しかしプリキュアというコンテンツ自体が限界なのか、鮮烈なスタートダッシュはともかく、最終的には6億前後で収まりそうな成績なのは残念。いっそモフルンだけで単独スピンオフにしてしまえばいいんじゃないかモフー。
 熊のぬいぐるみですらプリキュアになれる時が来たのだから、プリキュアおじさんたちだって、なれる!奇跡が起きるかもしれないんだモフー。


  


Posted by 縛りやトーマス at 14:12Comments(0)アニメ

2016年11月23日

あれは姉です

 角川映画40周年を記念して様々な話題作が実写映画化されるのだが、(『セーラー服と機関銃-卒業-』『聖の青春』『破裏拳ポリマー』など)その中でも最大の話題と思われる古典部シリーズの『氷菓』のスタッフ、キャスティングが発表になった。主演の二人は山崎賢人&広瀬アリス!


山崎賢人&広瀬アリスW主演!来年公開映画「氷菓」
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161121-OHT1T50341.html

 漫画・アニメの実写映画の主演ばかりしている山崎賢人がまた起用!『L・DK』『ヒロイン失格』『orange』『オオカミ少女と黒王子』 『四月は君の嘘』『一週間フレンズ。』『斉木楠雄のΨ難』(2017年公開予定)『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』(2017年夏公開予定)…そして『氷菓』!どうしてヤマケンばかりが漫画実写の主演になるのか、わたし、気になります!
 広瀬アリスは言わずと知れた電波人間タックル広瀬すずの姉であり、元気いっぱい娘の妹と違って陰のある美少女役が似合う(実写『マリみて』にも出てたしな!)のでえる役は適役だろう。この配役について妹のすずさんが面白ツイートをしていた。



私じゃなくて姉ですw


 面白いやんけw こういうところにすずの非凡なセンスを感じる。映画にも期待する(だから主演はすずじゃない)。


  


Posted by 縛りやトーマス at 18:34Comments(0)アニメアイドル映画

2016年11月14日

屋根の上のヤギコレクション

 先日のNHKスペシャルにて引退宣言し、引きこもり生活(隠居生活といえ)を送っている宮崎駿監督を追った『終わらない人 宮崎駿』を見た。制作部門を解散してがらんどうとなったスタジオで若手のCGアニメーターを集めて三鷹の森ジブリ美術館で公開する新作のCGアニメに監督が挑戦するという内容で、アナログの権化のような巨匠がペンタブレットを相手に苦戦する様が見られ、興奮した。巨匠のペンタブには「戻る」「進む」とかがポストイットで貼られててひとつひとつの作業になんでこうなるのかわからない!と創作に詰まり、自分の頭にある描写や演出が思うようにならないことに髪をかきむしってダメだダメだ!と苦悩していた。作業がCGになってるだけで紙に手書きしていた時と同じことやってるんだな。使う技術が最先端かどうかはクリエイターには関係ないというのがわかった。

 そんな宮崎駿監督がクリスマスイブの朝に『アルプスの少女ハイジ』に出てきたヤギの人形を屋根の上に出していて、近所の幼稚園の子供がそれ見て「ヤギさんだー」と喜ぶんだけど、エプロン姿の老人が朝にヤギの人形を屋根に出す光景って普通に考えたら通報される案件だと思うわ。前に押井守監督が「宮さんがエプロンつけてるのは本人、職人のつもりだけどあれ、レザーフェイスだからね」と言ってたが、理解した。老人のコレクションが屋根の上に並べられて…うわあああ



子供たちよ、喜んでる場合じゃない


 そんな苦悩の日々を目にしたジブリの鈴木Pがある日、元ジブリ、現ドワンゴの川上量生が設立した「人工知能研究所 DWANGO ARTIFICIAL INTELLIGENCE LABORATORY」で人工知能を使ってゾンビのようなグロテスクな人体が頭を普通の足のように使って動くといったCGを見せて「人間が想像できない気持ち悪い動きができないかと」と誇らしげに見せにくるんだけど、それを見た宮崎駿監督、友人に身障者がいて彼のことを思い出してこれを面白いと感じることはできない、不快だという態度を示し、

「これを作る人たちは痛みとかそういうものについて何も考えないでやっているでしょう。極めて不愉快ですよね。そんなに気持ち悪いものをやりたいなら勝手にやっていればいいだけで、僕はこれを自分たちの仕事とつなげたいとは全然思いません。」
「極めて何か、生命に対する侮辱を感じます。」


 と怒りを顕にしたのだった。まさかそんなことを言われると思っていなかったであろうドワンゴ川上氏、顔を青くして「これはまだ実験なので…」と説明にも反論にもなっていないことをポツリと漏らすだけ。
 監督の言い分はほとんど言いがかりに近く、ゾンビのような気味の悪いものをつくるからといって生命の侮辱にはならないし、身障者をバカにしていることにはならないと思うんだけど、こういった批判をまったく想定していないであろうドワンゴ川上氏も情けないよね。そもそも宮崎駿監督にこんなの見せるのが間違ってる。なぜ人工知能でカワイイ幼女のCGをつくらなかったのか?

 一部には鈴木Pが宮崎駿監督を焚き付けるためにこの場をセッテイングしたのでは?という意見があり、まさしく監督はこの後、スランプ状態を脱して机に向かうようになり短編CGが完成した上、「長編企画」と題した企画書を鈴木Pに見せて「お金を集めてくれ」ということを話して引退撤回か!?とも思われる場面が出て来るのだ。さすが鈴木P。ダシにされたドワンゴ川上氏はご苦労様というしかないが、ひょっとして川上氏もグルだったりしてね。テレビで流れた後では居酒屋で「シメシメ、上手くいったぞ」「鈴木さんが言うからやりましたけど、勘弁してくださいよ。宮崎さん本気で怒ってたじゃないですか」「それぐらいのことしないとあの人の本気は引っ張り出せないんだよ!」とか言いながら二人で乾杯してたりして(笑)
 NHKをも巻き込んだ壮大な「長編企画」だったのか!(決めつけ)鈴木Pこそが「終わらない人」だったんだ。

  


Posted by 縛りやトーマス at 16:17Comments(0)アニメテレビ

2016年10月23日

泣きたいのはこっちだよ『CUTIEHONEY-TEARS-』



 未来の日本は高い塔の高層階に住む一握りのエリートと低層階に暮らすことを余儀なくされる貧民層に二分されており、さらに高層階の住人が撒き散らす汚染されたスモッグによって低層階に酸性雨が降ってくるという『ブレードランナー』な世界観(もちろん屋台でなんか食ってるシーンもある)。新聞記者の早見(三浦貴大)は低層階を見張るロボット兵にレジスタンスの男が捕まっているところに出くわす。突然現れた謎の美女・如月瞳(西内まりや)はバトルスーツに変身してロボット兵を一瞬で蹴散らす。彼女こそ早見が追い続けた救世主だったのだ。

 瞳がバトルスーツに変身する場面はピンクの粒子がぶわっと湧き出て、一瞬で変身する。なんとこの映画、変身ポーズや変身シーンそのものがない。キューティーハニーの映画なんだから「ハニーフラッシュ!」の掛け声とともに服がビリビリっと破けて体のシルエットが見えるセクシーシーンを期待して観に行くのに、そりゃねえよ!変身シーンのないキューティーハニーって…別の意味で斬新すぎる
 あの庵野秀明の『キューティーハニー』(04)でもメイキングで庵野監督が主演の佐藤江梨子につきっきりで変身ポーズをきっちり教え込む場面があったではないか。

庵野「変身はこうだ。ハニーフラッシュ!」
佐藤「(こうですか)ハニーフラッシュ!」
庵野「違う!そうじゃない!ハニーフラッシュ!さあもう一度!」
佐藤「ハニーフラッシュ!」
庵野「ちがーう!」


 といった熱いやり取りが交わされた結果変身シーンだけはばっちり再現されていたわけだが、一体どうしてこんなことになったのか。一説には西内まりやの事務所が過剰なセクシー表現を嫌ったためにそうなったというが、じゃあ始めからキューティーハニーに出すなよ!バトルスーツも腰のあたりがフィットしておらずシワシワという有様。全然西内まりやのボディサイズに合わせてつくられてないみたい。そんなに体のラインを出すのが嫌だったのか…
 キューティーハニーを求めてやってくる観客は別に西内まりやを見たいわけでもなく、セクシーな場面であってそれさえあれば西内まりやじゃなくていいんだから、その辺きちんとしてくれないと。

 レジスタンスのリーダー浦木(高岡蒼甫)は高層階の住民が住む建物を破壊して有毒スモッグの排出を止めようとする。それじゃあ低層階の住民も巻き添えじゃねえか!さすが高岡蒼甫、他人の迷惑を考えてないといったところ。早見が建物を管理するAIをサーバールームからコントロールして有毒スモッグの排出を止めさせようとするが結局スモッグが街中にばら撒かれるのでお前ら何も考えてないだろ!
 監督はインテルの長友佑都をモデルにしたアニメ映画『劇場版 ゆうとくんがいく』のヒグチリョウと『攻殻機動隊S.A.C』のオープニングを製作したA.T. (Asai Takeshi)のなぜか二人表記。役割分担がまったくわからないんですが、勝手に想像するとどちらが「こんなの絶対ムリ!」と途中で逃げ出して、スタッフに入っていたもう一方がなんとか完成させたんじゃないかと。こんな仕事を押し付けられて可哀想に(決めつけ)。

 そんなことをしたらどうなるのか、何も考えてないスタッフと西内まりやの事務所と東映と負の方面にぶっちぎり爆走した結果、「変わるわよ♪」いや何も変わることなく何も生み出さない空中元素固定装置と化した『CUTIEHONEY-TEARS-』。観客が涙したことは間違いない。泣きたいのはこっちだよ!「サヨナラ。わたしのキューティーハニー」ってキャッチコピー、確かに邦画界からはサヨナラしてる。


  


Posted by 縛りやトーマス at 02:20Comments(2)アニメトンデモ映画

2016年10月22日

光の舗道(ロード)を越えていくハーリー木村BEST

 11/2に発売されるハーリー木村のベストアルバム、『木村昇 オール・タイム・ベスト ~HARRY Works~』の収録曲目が発表された。

http://columbia.jp/prod-info/COCX-39742/



 ハーリー木村こと木村昇がかつて所属していたバンド、TALIZMANは『TALIZMAN スーパーベスト』(06)としてベストアルバムが発売されたものの、ハーリー木村個人名義のベストアルバムは未発だったので、これが初のベストとなる。
 よって名曲アニソンの『未来警察ウラシマン』主題歌『宇宙刑事ギャバン』の挿入歌二曲はもちろん、入手困難の『科学救助隊テクノボイジャー』主題歌初のCD化となる映画『はだしのゲン』主題歌、さらにはOVA『ペリカンロード』の挿入歌『放課後ライダー~憲一のテーマ~』のNo SE ver.、83年のドキュメンタリー映画『ザ・力道山』のイメージソング『力道山よ永遠に』という希少価値感あふれるラインナップ。TALIZMAN名義から『ウルトラマン80』『超人ロック~ロード・レオン~』なども収録されており、ベストアルバムの名にふさわしいではないか。

 発売までが長かったなあ。長生きしてよかった。せっかくなので日本コロムビアさん、『TALIZMANスーパーベスト』も再発してもらえませんか?ハーリー木村BESTが売れたら再発があるかも?みんな買え。奇跡という名のパラダイス!



  


Posted by 縛りやトーマス at 13:35Comments(2)アニメ音楽

2016年10月04日

安易な謝罪の否定『映画 聲の形』



 ガキ大将の小学6年生、石田将也(CV:松岡茉優)は友人の島田、広瀬らと橋の上から飛び降りるといった度胸試しの遊びに興じていたが、島田らは次第に遊びから抜け始め暇を持て余す日々を送っていた。ある日、転校生の西宮硝子(CV:早見沙織)が石田のクラスに編入される。彼女はノートに自分は聴覚障害者なので話をする時はノートを使って欲しいと伝える。
 最初は硝子に好意的だったクラスメイトらだったが、彼女のせいで授業の進行が滞り、合唱コンクールでは彼女のせいで受賞を逃したことなどから将也を中心とした彼女へのいじめが始まった。硝子は何をされても嫌がらずに反撃しないことや、彼女を唯一かばっていた佐原みよ子(CV:石川由依)が逆にいじめのターゲットにされて不登校児になったことなどからいじめはエスカレートし、将也が硝子の補聴器を奪って壊すまでになってしまう。
 校長が開いた学級会で紛失(とされた)硝子の補聴器代が170万にもなるとなって将也ははじめて自分のしでかしたことの重大さに気づき、名乗り出ようとするが担任に名指しで糾弾され、クラスメイトらも責任逃れのためにすべてを将也のせいにしようとする。それらの声に「みんなもやってたじゃないか」と反論したことから将也は孤立し、翌日からクラス中のいじめの標的にされてしまう。
 そんな将也をなぜか硝子だけはかばおうとするのだが、こんなことになったのは硝子のせいだと将也は取っ組み合いのケンカを始めてしまい、硝子は転校してしまう。彼女が転校していった後で硝子が将也の机の落書きをずっと消し続けていたことを知り、将也は静かに慟哭する。
 中学生になっても島田らが小学校時代のことを悪意をもって吹聴して回ったため、将也は誰とも友達になれず孤独を深めていき、自殺を考えるようになる。贖罪のために身の回りのものを売り払いバイト代をあわせた補聴器の弁償代を母に残し、硝子のいる手話サークルで数年ぶりに再会した高校生の将也(CV:入野自由)はかつてのことを覚えたての手話を交えて謝罪する。彼女が小学校時代にずっと自分に向けて繰り返していた手話が「友達になりたい」というものだと知った将也は同じ手話を彼女に見せる。硝子が自分の手を握り返したことから将也は自殺を止めて「生き直す」決意をする。


 「聴覚障害者へのいじめ」をテーマにした『聲の形』は作者が新人賞に応募し、入選を果たした時点から高い評価を受けたもののテーマへの際どさから雑誌に掲載されることを見送られ、数年立って掲載に至るまでも全日本ろうあ連盟に意見を伺っており、こういったテーマを語るのが如何に難しいか考えさせられる。
 「聴覚障害者へのいじめ」と並ぶもうひとつのテーマが「いじめ加害者から被害者への謝罪」であり、本作は安易な「被害者から加害者への許し」を徹底して排除しており、将也が硝子の妹や母親から「安易な謝罪」を否定され続ける様は胸が詰まる思いになる。クラスメイトから裏切られた将也は他人が信じられず孤独な青春を送り続けるが、彼ひとりを悪者にしていじめを続けたクラスメイトらは青春を謳歌しており、そもそもいじめをしたという自覚すらない。ただひとりいじめをしたと自覚し、過去の自分の罪と向き合おうとした将也だけが孤立と孤独の日々を送り続けるというのは残酷すぎるのだが当然のことであり、いじめ問題の根深さ、本質をここまで正確に指摘した作品があっただろうか。いじめをした人間、積極的に関わった人間、いじめにあえて見なかった振りをした人間、すべての人間の心に突き刺さる作品なのでひとつひとつの描写や演出をめぐって論争になるのだろう。
 こういった作品がきちんとしたエンターテインメントとして評価され人気を博しているということ、そして深夜の萌えアニメとしてオタクに高評価されど、ごく普通の世間から真っ当な評価を受けることの少ない京都アニメーション製作であることは本当に意味と価値がある。


  


Posted by 縛りやトーマス at 20:35Comments(0)アニメ

2016年10月03日

ロシアンはいいぞ

 駐日ロシア連邦大使館のTwitterアカウントより以下の情報を確認。


駐日ロシア連邦大使館
‏@RusEmbassyJ
東京ではロシアの女子学生がロシア料理店を開店。ボルシチやピロシキなど代表のロシア料理を用意し、日本のお客さんがロシアの魅力を味わえる。https://youtu.be/cwh4KLWPIkQ  #ロシア #ロシア料理

https://twitter.com/RusEmbassyJ/status/782790647757606915

 画像のロシア女子学生がコサック兵も驚愕の可愛らしさで日本人も発狂。女子学生ってどこの制服なんだーってこれ、プラウダの制服やんけ。



 実は彼女はガルパンのプラウダ高カチューシャのコスプレで有名になったレイヤーのナスチャんで、この店は彼女がクラウドファンディングで資金を集めて早稲田にОТКРЫТО(アトクリヴァーイッツァ:開店)したロシアン・メイドカフェ『itaCafe』。2日に行われた試食会の様子がレポートされたんですね。本場ロシアンメニューを出す店で日本でいうところのメイド喫茶らしくはないようですが…駐露大使館のアカウントは色々勘違いしているような気がする。

 偏食で知られる日本のオタクはボルシチとピロシキぐらいしか知らないので本場ロシアンメニューが口に合うかどうかわかりませんが、正式オープンの暁にはガルパンおじさんが来襲するんだろな。でも僕も行きたい。上坂すみれさんのラジオ聞いてるから基本挨拶はできるよ!ズトラーストヴィーチェ!

https://russian.rt.com/article/323994-studentki-iz-moskvy-otkryli-v-tokio-russkoe


  


Posted by 縛りやトーマス at 20:38Comments(0)アニメオタク