2019年06月19日

冴えないヤツらの心の叫びを聞いてくれミュージカル『アナと世界の終わり』



 イギリスの片田舎の町で、過保護な父親トニー(マーク・ベントン)と暮らす高校生のアナ(エラ・ハント)は卒業したら田舎の町を飛び出して海外旅行にいく計画を立てていた。なにせ地元の町には幼馴染のダサ男ジョン(マルコム・カミング)、オラオラ態度が鼻について別れてしまった元カレのニック(ベン・ウイギンズ)、生徒たちを見下してばかりのサジェージ校長(ポール・ケイ)、つまらなくてイライラする連中だらけだから!
 ところがジョンが口を滑らせたせいで海外旅行の計画が父親に漏れてしまい大ゲンカ。

「パパなんか大嫌い!」

 クリスマスだというのに声もかけずに家を出たアナはやっぱり仲直りしようとするが、町にはゾンビがあらわれ大パニック!

「もう世界は終わりだ!いっそこのまま海外へ逃亡しよう!」

 と上手いこといってアナと恋の逃避行をたくらむジョン。しかしアナは父親と最後に仲直りをしようと、クリスマス学芸会の準備のため、学校にいるであろう父の元へ向かう。退屈でつまらない生徒たちの手を借りてアナは父親と再会できるのか?


 ゾンビものというジャンルにもっとも縁遠いと思われる青春ミュージカルが悪魔合体した結果、出来上がったものは・・・学園生活ではイケてない、冴えないやつらの負け犬の心の叫びを聞いてくれミュージカルだった!楽曲にはマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』のモロパクリなやつもあるけど、オリジナルのひとつ、『ハリウッド・エンディング』が素晴らしい

♪映画のようなエンディングなんてない
ディズニーじゃないのに僕は勘違いしてた
物事はうまくいかない 僕はスターじゃない
これが映画だったら彼女は僕に夢中 やっとわかったいいヤツでもモテないって
誰も教えてくれない 恋は映画や小説や歌みたいにうまくいかない
ずっとウソの世界を見てきた もうだまされない
映画のようなエンディングなんてない




 ゾンビで青春ミュージカルだって?また恋愛脳に侵された連中が恋愛して、異性に好かれるためにファッションや車やデートにお金を使え!と電通みたいなやつらが消費を促すためにゾンビを利用しようとたくらんでるのか・・・と憤ってましたが、モテない冴えない人々への愛情あふれる視点に涙があふれてとまりません。設定上は悪役っぽく登場する元カレのニックだって実はいいヤツだったというオチもひねりが利いている。
 ちなみに歌って踊ってる間はゾンビも襲ってこないので、ゾンビもいいヤツらだな!ストーリー上悪役が必要なので嫌味な校長だけが唯一の悪なんですが、基本いいヤツしか出てこない。みんないいヤツだらけの珍しいゾンビ映画の誕生です。


  


Posted by 縛りやトーマス at 11:38Comments(0)映画音楽

2019年03月13日

ピエール瀧パフォーマー、シラフだけどコカイン決めてオラフになる

 深夜に飛び込んできた衝撃のニュース、電気グルーヴのピエール瀧、コカインで逮捕!

ピエール瀧容疑者、コカイン使用疑いで逮捕 容疑認める
https://mainichi.jp/articles/20190313/k00/00m/040/003000c



 タレントが不祥事起こした時には、あの元SMAPの稲垣吾郎が道交法違反した時の「稲垣メンバー」、島田紳助が暴行事件起こした時の「島田司会者」、小泉今日子が当て逃げ事件起こした時の「小泉タレント」といった間抜けな呼称がつくことがあります。普段はエラソーに社会の公器ぶって記事を書くくせに、大手事務所のタレントの不祥事を報道する時は事務所に配慮した結果、間抜けな呼称を使っているのです。これを忖度と言わずして何というのか。

 今回のケースでは容疑者扱いになっています。なぜピエール瀧に配慮しない?忖度しろ!(どっちなんだよ)それに「俳優」「俳優でミュージシャン」という肩書になってますが、そこは「パフォーマー」としてきちんと報道してもらいたい。
 俳優活動があまりに多岐に渡りすぎて(瀧だけに)、ドラマ、映画に出まくって現在もNHKの『いだてん』に出ていて、映画の公開待機作は3本。あまりに多すぎてカットするのも大変なので、いっそこれを機に不祥事と仕事は別のこと、という判断にならないものかと。

 それにしても普段は富士山の衣装で歌ったり、ケンタウロスになったり、トトロの扮装したり、いい年してバカをやっている(だからカッコいい)ピエール瀧。なのでコカインなんか必要なさそうな気がしてたんですが、なんでやっちゃったのかねえ。
 留置所に入れられた瀧が「ピエールおはよー」と言われて目覚めるのかと思うと…すまん笑える。




  


Posted by 縛りやトーマス at 01:53Comments(0)音楽ヤク中甲子園

2019年02月15日

ウドーフェスを超えた『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』

 2006年に行われたウドー・ミュージック・フェスティバルは今も多くの人の胸に刻まれている。悪い意味で。
 富士スピードウェイと泉大津フェニックスの二か所で開催され、「ウッドストックの興奮がよみがえる」「大人の夏フェス」と、とにかくすごい自信だけは伝わってきた。
 ふたを開ければ人はガラガラで、メインステージに大物が登場しても客はせいぜい数百、小さいステージで5人という有様で、学園祭の学生バンドでも、もう少し客呼べるよ!大阪会場の泉大津ではステージ内を犬を散歩させてる人がうろついてたりしていた。富士でもエリア前方でレジャーシートが敷かれていたり、持ち込み禁止の缶ビールを開けまくり(クーラーボックス持参で)、寝たりしていたという。
 スタッフもまるでやる気がなくて、会場の端っこで椅子に座って寝ている画像は拡散された。物販の奥で偉い人がやけ酒をあおっていた、などという噂も信じられるレベルの悲惨さ。「泉大津の集客は初日2千、二日目3千の計5千」(公式発表1万5千)という結果に終わり、ウドーの夢は砕け散った。以後ウドーミュージックフェスティバルは「大失敗した音楽フェス」の代名詞として伝説となった。しかし世の中は広い。ウドーを超える失敗を記録したフェスもある。




 ネットフリックスで配信中の『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』は2017年にバハマの島で2週間にわたって行われる予定だったファイヤ・フェスティバルのドキュメントだ。
 起業家のビリー・マクファーランドはラッパーのジャ・ルールをあるイベントに呼ぼうとしたが、コネがない。そこでジャとコネがあるという人物に話をすると「500ドルがいる」と言われ払った。別の人が「さらに1000ドル必要」と言われそれも払う。すると「ジャ・ルールが嫌がってる」…そんなやり取りを経てビリーはようやくジャと会うことができた。アーティストと出演交渉するだけで金も時間もかかる。なんて面倒なんだ!そこでビリーとジャは画期的なサービス「FYRE」を共同で立ち上げる。アーティストに出演交渉する際は「FYRE」で検索して予約をして金を払う。それだけでアーティストが出演してくれる!仲介人を通さないので余計なお金も無駄な時間もかからない。画期的なサービスだ。
 それをウェブ・サミットで発表したときはそれほどの話題にもならなかった。FYREのスタッフは宣伝するためにコンサートを開いては?とアイデアを出し、ビリーが「音楽フェスにしよう」と言い出す。そしてファイヤ・フェスティバルの企画がスタートする。

 バハマの島をひとつビリーは買い取り、ここで1万人規模の音楽フェスを開こうとする。そのためには何をすればいいか?まず宣伝だ!

 彼らはネットで宣伝するためのPV撮影を始める。スーパーモデルたちを10人以上も集めて会場となるパブロ・エスコバル・アイランド(ビリーが麻薬王エスコバルが所有してた島なんだ、とデタラメをいった)でモデルたちとビリー、ジャたちがパーティーを開いて酒を飲んでジェットスキーをしたりする動画がつくられた。焚火をし、モデルたちが豚と戯れる。なんで豚が必要なんだ?スタッフらにジャは「俺が豚が必要だといったら、必要なんだ!」コンセプトもターゲットもよくわからないパーティーの映像が延々と撮影され、モデルたちはなんで呼ばれてるのかわかっていない。撮影は進む。PVは完成。ビリーとジャはモデルたちに「ハッシュタグをつけて拡散しろ。とにかくバズるんだ!」
 映像はたちまち話題になりPV数はうなぎのぼり、広告代理店もFYREに投資しはじめ、著名人たちを数百人かき集めて同じ時間帯に一斉に投稿する一大キャンペーンも大成功。ファイヤ・フェスに誰もが注目した。このイベントの成功は約束されたも同然!

 しかし問題はここからだった。PVをつくって宣伝もした。ファイヤ・フェスはそれ以外何も決まってなかった。

 まず島には1万人も入れない。泊まる場所もない。豪華なヴィラに泊まれ、ヨットで専用シェフによる食事も楽しめる。とにかく豪華で、夢のようなフェスというのが売り文句だったが島には客のためのトイレもネット環境もない。テントを立ててそこに泊まるアイデアを出すが、ためしに一日泊まったスタッフは「うるさいし安全じゃないし蚊もたくさんいるし…」指摘されてもビリーは意に介さず「クルーズ船を借りてきて、そこに泊まればいい」絶句するスタッフに笑顔で「本気だよ!」と笑うビリー。一部のまともな人間たちは「このフェス、何かがおかしい!」と思い始めていた。

 現実的に島に入れる客は1000人までだと問題点を指摘したスタッフは翌日クビに。この時点でフェス開催まで45日。あと一か月半しかないのに、ようやく舞台設定のスタッフを雇っている有様。スタッフの多くはフェスもやったことのない素人ばかりだった。
 開催予定の島を完全に購入していないことがわかり、島の持ち主はエスコバルの名前をつけられて「イメージが悪くなる」と彼らを追い出す。近くに別の島を買うが規模は縮小。さらにその島で行われるレガッタの大会の開催時期と重なってホテルはほとんど抑えられている。フェス参加者が泊まる場所、トイレ、食事、ネット環境、ステージ…何もかも一からやり直し。
 毎日、毎時、毎分なにか問題が起き、資金は湯水のように消えていく。資金調達のためにチケットを購入した参加者に「特典を利用したいならさらに追加の料金を振り込んでくれ」高額のチケットを売った後なのに!
 客も何かがおかしいと思い始め、フェスの公式サイトに説明を求める書き込みが溢れたがビリーは都合の悪い意見は削除しろと担当に命令。
 出演予定だったメジャーレイザーのメンバーのひとりはたまたまバハマに休暇で来ていて、現場を観に行って「これ大丈夫?」と不安がるがビリーは自信満々に「大丈夫」というのだった。

 開催まで10日を切り、現場作業員とスタッフらは現実的にフェスの開催は無理だとわかったので、ビリーに警告し続ける。「中止しかない」資金繰りに行き詰まり、フェスを開催しなければ破産に追い込まれることになるビリーは開催を決行する。

 ほぼ素人のスタッフらは次々起こる問題を可能な限り解決する。「止められなくて、あの怪物を生み出してしまったんだ」。フェスのために用意した大量のエビアンを税関に抑えられ「17万5千ドルを現金で払え」と言われたとき、彼らはそれをどう解決したか?スタッフはいう。

「ビリーは…“チームのために犠牲を”と。“毎日してるのにまた?”」
「彼は“我らのゲイリーダーとして自分を売ってもらえないか?”“男のアソコを舐めてくれ”“水のために”と」
「“税関長とヤッたら水のコンテナが返ってくる”」


 正気を疑うビリーの発言だが、このスタッフは覚悟を決めて税関長に会いに行ったというのだ。フェスのために!実際は冗談だったみたいで水は返してもらえたのだが、なんなんだ?これは!


 開催前日の夜に雷雨がやってきて、ここまで悪いことが重なるものかと。完成していない避難用テントが雨水にさらされ、マットレスは水浸し。スタッフらはただ茫然と夜空を眺めつぶやく。「もう逃げられない…」

 開催日。島にやってきた参加者は夢の楽園に来たはずが地獄絵図のような光景に直面するのだった…

 これが初めから客をカモにしようとか、詐欺目的だったらわかるんだけど、ビリーは本気でものすごいフェスをやろうとしてたんだよね。情熱以外のすべてが足りなかっただけで、ってそれ一番問題だよ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 05:24Comments(0)映画音楽ネットフリックス

2019年02月12日

80年代の失われた風景が今『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>



 シティーハンターが連載していた80年代は僕がジャンプ読者だったど真ん中の時代であり、僕にのってのジャンプは『キャプテン翼』『キン肉マン』『ドラゴンボール』『聖闘士星矢』『シティーハンター』であった(あとは巻来功士と黒岩よしひろ)。90年に公開された二本立て以来となる29年ぶりのシティーハンター映画。テレビスペシャルも99年以来なので新作アニメ自体が20年ぶり。「なぜ今シティーハンター?」などと野暮なことは聞かなくてもよろしい。いいものはいつ観てもいいのだ。

 しかし20ン年ぶりといわれると気になるところはふたつある。シティーハンターといえば新宿駅の掲示板に「XYZ」と書き込むとそれがシティーハンターへの依頼になるわけだが、とっくの昔の掲示板など無くなっている。今回は駅の掲示板のあった場所でスマホを起動させるとAR掲示板が出てくるのだ。
 もう一つは主人公、冴羽獠の「もっこり」である。美女の依頼は必ず遂行するが、美女と見れば見境なくナンパする男。もっこりを見せつけたまま美女を駅のホームで追いかけまわし、電車のドアにもっこりが挟まったまま山手線を一周させられる話は傑作なんだけど、現在の表現ではギリギリアウトといったところかもしれない。厳しい時代になったもんだ。

 しかし復活した今回の映画でも、もっこりネタは健在だった。美女のお尻を触ろうとし、シャワーを覗こうとし、更衣室を覗こうとピンク色に染めたドローン、その名もエローンを飛ばす。もっこり魂は2010年代にバージョンアップされていた。これがなきゃシティーハンターじゃない!!


 さらにシティーハンターのテレビアニメで思いだすのは作品を盛り上げた楽曲群だ。当時テレビアニメを見ていた視聴者の度肝を抜いたのは劇中のラストからフェードインする形でシンセサイザーのイントロが流れ、ドラムが鳴り響いて最高潮のリズムに達したときにEDに突入するTM NETWORKの『Get Wild』!劇中フェードインして流れだすEDテーマなんて前代未聞だった。この曲とともにTMはヒットチャートを駆け抜けた。1~3とシリーズを重ねる中で小比類巻かほる、大沢誉志幸、PSY・S、岡村靖幸、FENCE OF DEFENSEといったEPICソニー(CBSソニー)系アーティストの主題歌、挿入歌も話題になった。80年代はソニー系アーティストの時代だった。
 今回の映画では『Get Wild』が当時のバージョンで使用される、と宣伝されていたが、蓋を開ければアニメ1~3までの主題歌はほぼ全部使われていた。定番挿入歌の『MR.PRIVATE EYE』『FOOTSTEPS』まで使う大盤振る舞い。当時の視聴者は懐かしさが胸にこみ上げてくるだろう。

 声優陣もレギュラー陣は全員当時のメンバーが再結集。72歳の神谷明さんをはじめ、60代に達したベテラン勢が欠けずに全員集合したのは凄いこと。教授とかずえさんという映画でちょっとしか出ないキャラクターまで当時の声優だった茶風林さんと山本百合子さんをキャストしていたのでこのこだわりたるや!当時はモブの声が多かった山寺宏一さんが重要なキャラクターの声を当てたりしているのもグッとしますね。


 このように当時のファンが懐かしさに浸るための復活なので、シティーハンターファン、あなたのための映画ですよ!2のED、『STILL LOVE HER (失われた風景)』に合わせて現在の新宿の風景が流れてゆく場面…本作最高のエモーショナルなシーン。失われた風景は今も僕らの胸の中で生きている。



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:12Comments(0)映画アニメ漫画音楽

2018年12月22日

ボヘミアン・ラプソディだらけの爆音映画祭

 全世界中で爆発的ヒットを記録している『ボヘミアン・ラプソディ』。クライマックスのライブ・エイドのステージをほぼ完全に再現した場面では通常の上映なのに観客が歌いだすという、熱狂ぶりが各地で発生しているという…応援上映向きの映画なのです。
 そんな『ボヘミアン・ラプソディ』の爆音上映が決定。しかも、『ボヘミアン・ラプソディ』しかやらない、独占上映だ。


MOVIX堺にて『ボヘミアン・ラプソディ爆音映画祭』開催決定!
https://www.smt-cinema.com/site/sakai/news/detail/017050.html



>11月9日(金)に全国公開となり、現在、社会現象を巻き起こしている映画「ボヘミアン・ラプソディ」を“爆音”で上映する「ボヘミアン・ラプソディ爆音映画祭」を、ここMOVIX堺にて、2019年1月11日(金)~14日(月・祝)まで4日間限定で開催致します!

 来年の1月11日(金)~1月14日(月・祝)の4日間、なんと『ボヘミアン・ラプソディ』だけの爆音映画祭を実施。全13回、全部『ボヘミアン・ラプソディ』だ!中でも1/12の18時、1/13の15時、1/14の18時は絶叫・応援上映を企画応援するV8J絶叫上映企画チーム登壇による「ボヘミアン・ラプソディ絶叫応援上映」もございます。
 通常上映でつい歌ってしまい、他のお客さんに咎められた経験のある人、今度は歌いたい放題だ!チケット先行発売は29日から!


   


Posted by 縛りやトーマス at 08:58Comments(0)映画音楽

2018年11月19日

今日もどこかで阿久悠

 作詞家・阿久悠が手掛けたアニソン、特ソンから厳選した50曲のコンピレーションアルバム『誰もが勇気を忘れちゃいけない 〜大事なことはすべて阿久悠が教えてくれた〜』が発売される。

阿久悠がアニメや特撮など子どもたちのために書いた歌50曲を収めた2CDコンピ発売決定
http://amass.jp/113531/




 アルバム名はウルトラマンレオの主題歌からである。



 他にも「君はどうする 君はどうするか 君は じゅうりんされて 黙っているか」「たのむ たのむ たのむマッハバロン」でおなじみの『マッハバロン』、「そうさ この世のどぶさらい悪にゃめっぽう強いやつとばすマシーンのシルバーが暗い闇夜をひきさいた」の『ワイルドセブン』をはじめ、ウルトラマンレオやファイヤーマンの主題歌といった追い詰められてもうあとがない、といった絶望的な状況からヒーローが登場して希望になるといったメッセージ性の強い阿久悠の歌詞が楽しめるラインナップがズラリ。
 「デビルチョップはパンチ力」という不可解な歌詞の『デビルマンのうた』、「 ため息つく程イキじゃない 拍手をする程働かない 子供の夢にも出て来ない 大人が懐かしがることもない」と自虐を突き付けつつ、「だからと云って駄目じゃない」「結構いいとこあるんだぜ」とこれまた希望を見せてくれる『宇宙船サジタリウス』の『スターダストボーイズ』も収録。映画『伊賀野カバ丸』の主題歌、『青春丸かじり』も初CD化の嬉しい二枚組は12月19日発売ですよ。



  


Posted by 縛りやトーマス at 21:44Comments(0)アニメ特撮・ヒーロー音楽

2018年07月14日

すみぺ直筆宣伝

 唯一無二のサブカル声優として人気を博している上坂すみれさん。3rdアルバム『ノーフューチャーバカンス』の発売を記念してHMV&BOOKS onlineが直筆インタビューを掲載していました…直筆インタビュー?

【直筆インタビュー】上坂すみれ「ノーフューチャーバカンス」
http://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1807051003/

 聞き手の質問にすみぺが直筆のメッセージで返答するという「なぜ?」の嵐w 本人も「普通には受けてやらない」の心構えでMV撮影の仕上がりを聞かれて「とても暑かったので全体的にしっとり(オオサンショウウオのように)しています」と何が何だかわからない。ラ・ムーの『TOKYO野蛮人』が好きだというすみぺのセンスが散りばめられているとは思いますが…
 本アルバムのタイトルにかけまして、自分の未来はどうなっていると想像されますか?という質問には以下のように回答



 この企画を立てたやつ表に出ろ。お前をノーフューチャーにしてやる!!(一年前にも同じ企画していて、その時は比較的まともな回答だったのに…)

  


Posted by 縛りやトーマス at 04:12Comments(0)声優音楽

2018年07月09日

新連載、そして帰ってきた『けいおん!Shuffle』

 今日発売のまんがタイムきらら8月号にて『けいおん!』が大復活!『けいおん!Shuffle』というタイトルで…



 連載終了後、別名でやった他誌の連載はハンター×ハンターばりに「載っていたらめっけもん」になってまだ続いているかどうかもわからない状態なので、かきふらいファンにとっては「けいおん!以来の新作」という扱いらしいですよ。新連載なのに表紙、巻頭カラーという編集部の期待の大きさも伺えます。

 さて、大復活と書きましたが新作は前回の続きということではなく別の学校で別の主人公たちが出てくるという…この設定は思い切ったな!

 幼馴染の高校一年生(多分)佐久間紫清水楓は11月に軽音部へ入部しようとするが先生(メガネの知的風教師…どっかで見たタイプだわ…)から「軽音部はうちの学校にはない」と聞かされ落ち込む。今まで帰宅部だったのになぜ部活動を目指すのかというと、紫が桜が丘高の学園祭で見たバンドにハマったからだと(ここで前作の登場キャラ、澪律が一コマだけ登場)。クラスメイトの澤部真帆から「軽音部はないが軽音同好会はある」と教えられた二人は真帆をムリヤリ巻き込む形で同好会の部室へ。そこにいたのはたった一人の同好会メンバー、2年生の佐藤莉子。他の部員は全員辞めてしまっていて部室を自分が勉強しやすいように整えるという私物化しており、立ち退きを迫られているのであった。部屋にあるドラムセットを一叩きした紫は同好会入りを決意。莉子、楓、そして他の部に入っている真帆を「部活と同好会のかけもちは可能だ」と強制的に入会させて4人の軽音同好会の活動がスタートする…

 ってコレ前作の『けいおん!」とほとんど同じ展開やんか…かきふらい先生ってこのフォーマットが好きやねんな…前回の登場人物名はP-MODELとthe pillowsに因んだものだったが、今回の登場人物もスカートの澤部渡と他のサポートメンバーと同姓だ…偶然かも知れないが…

スカート (バンド)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)


 スカートにはもうひとり、シマダボーイというサポートがいるのでこの人があずにゃんと同じように下級生として登場するのかと思うとわくわくしてきますね。同じフォーマットいうことは前作なみの面白さがあるということでもあるので、かきふらい先生の第二のヒット作となることを期待しながら今後の展開に注目です。



  


Posted by 縛りやトーマス at 11:58Comments(0)漫画けいおん!音楽

2018年05月15日

ブスに優しくない

 去年紅白に出ていたバンドWANIMAの公式アカウントが過去ツイートでブス女をバカにしていたという話。

【ブス女差別悲報】超人気バンドWANIMAさん過去ツイート掘られてイメージダウンか ⇒
http://2ch-matomenews.com/329511/

 WANIMAってブスがよく聴いていそうなバンドなので、ファンもこれぐらいのこと言われても耐性があるんでしょう。だからブス女に対して優しさがないというより、言ってることが面白くないのがよくない。
 ミュージシャンなら電気グルーヴがブスの彼女を揶揄した名曲『ブス女 (B・A・S・S)』に匹敵するような曲でもつくってほしいものです。





  


2018年03月20日

愛されたファン

 もう40半ばになろうという年になると、ある日突然亡くなったりする知り合いが出てきたりする。月に一度は見ていた人が急に見かけなくなったと思ったら単に東京に転勤していただけだった、というのはまだいいが、風の噂で病気で亡くなったらしい、というのを聞くことも多くなると、「ああ!みんな年くったなあ!」としんみりする。

55歳ファンが孤独死 心配して自宅を突き止めたアイドル、亡くなったことを知り追悼ライブを開催
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3373112?news_ref=watch_accessRank_nw3370823

 とあるシンガーソングライターの女性が10年来のファンという55歳の男性が大動脈乖離の手術後、ひっそりと亡くなっていた、ということを約一年後の今、自らの足で調査して知るという。彼は家族がいなかったため親戚によって荼毘に付され、葬式もなかったというので、彼女は彼のためにお別れ会、追悼ライブを企画することに。
 地下アイドル界では推していたアイドルのファンをやめて他のアイドルのファンになることを「他界」というけど、本当に他界してしまうとはシャレでも言えないこの結末。それにしても彼のために独力で自宅を調べ上げて亡くなった事実を知り、お別れ、追悼会まで開こうとするシンガーソングライターがいるなんて、よっぽどその娘ができた娘なのもあるけど、ファンの人もよっぽど愛されたいい人なんだなあ、と。相手の気持ちを無視してプロポーズ迫ったり、拒否された腹いせに訴訟起こしたり、新幹線の予約を調べ上げてストーカーしたりとか、ろくでもない自称ファンもいれば、こんなに愛されるファンもいるのです。アイドルファンってどうしてこんなに悲しいんだろう。涙があふれてきた。

そのシンガーソングライターの人のブログ
https://ameblo.jp/arisakaemi/entry-12361641311.html
https://ameblo.jp/arisakaemi/entry-12361647182.html




  


Posted by 縛りやトーマス at 22:01Comments(0)アイドル音楽