2012年07月14日

そんなことはなかったぜ!

ジャンプの『バクマン。』最終20巻を買う。



『バクマン。』はいわゆる漫画家漫画として、「いかにしてジャンプで連載できるか」というところに重点をおいて描かれた初めての漫画であり、アンケートシステムを初めとするジャンプ内の描かれ方は連載経験者だけあって説得力があって、さらにジャンプ的な「友情・努力・勝利」といった要素もあり面白かった。

しかし作中でまったく非リアルというか、説得力ゼロだったのが主人公のサイコーと亜豆の恋愛要素。二人は相思相愛なんだけど、お互い「漫画家になる」「声優になる」という夢があって、「サイコーの描いた漫画がアニメになって、そのヒロインを亜豆が演じる」というお互いの夢が叶ったら結婚しよう、という約束を交わし、それまではデートすらしない!という苦行を課すのであった。

バクマン。連載中に二人の恋愛には障害らしいものがまったくなく、あっても本当に些細なことなのでオチが読める恋愛の障害ほどくだらないものはなく、熱い漫画家の生き様を見せられる間にちょくちょくこの恋愛トラブルが挟まれて「どうでもいいから、早くくっつけよ!」とずっと思ってたよ。

この漫画最初に読んだ時、亜豆の方が割と人気声優になるのが早くて、サイコーの方は中々漫画家として目が出ず、二人の間に差がついて、そのうち亜豆に恋愛スキャンダルなんか飛び出して、彼女のことをつい電話で責めたりして、
「私のこと信じてくれるんじゃないんだ?夢が叶ったら結婚するって約束は嘘だったの!?」
とか言い合いにあって破局寸前に追い込まれ、筆を折ったサイコーが何年か失踪する・・・みたいな展開を予想したけど、意外とそんなハードな展開がなくてぬる~いチャラチャラ恋愛を見せられてウンザリだったよ!!

さてその漫画もこの度最終回を迎え、19巻以降はサイコーと亜豆の交際がバレて発狂したアズキュンオタクがDVDを割ったり、グラビアを切り裂いたり、燃やしたりする過激行動(笑)に出たため、ほぼ決まりかけていたサイコーらの漫画のアニメでヒロインを亜豆が演じる、というのが影響を考えてナシになるかもという話になり、なんと亜豆が自分のラジオの生放送で堂々交際を認めた上、直接ファンの電話に応対し、本当のことを伝えるとみんなが感動して絶対支持された亜豆がアニメのヒロイン公開オーディションにも圧勝するという・・・なんというエエ話。

あるあ・・・ねーよ。

ナイナイ!そんなもんは!
僕らは去年一年間、平野綾や豊崎愛生がどんな目にあったか、見てきたじゃないか・・・
あーやはともかく、あきにゃなんて「刺激しあってる仲です」と亜豆のように堂々認めたのにも関わらず、DVDやCDを割られ、グラビアにはナイフを付きつけられ、Tom-H@ckでTom-F@ckとか無茶苦茶言ってたやないか・・・
こんなんは所詮夢や!幻や!
なぜラストがこんなありえない夢物語になってしまったのか・・・
それとも平野綾、豊崎愛生ヲタは反省して声優を応援してやれ!というガモウ・・・大場つぐみからのメッセージだったというのか?それなら納得。  


Posted by 縛りやトーマス at 21:20Comments(0)漫画