2013年08月26日

フランケンシュタインVS改造人間

昔はあったけど、今はなくなってしまった映画ジャンルがたまに復活することがあって(例えばマカロニ・ウェスタンにオマージュ捧げた『ジャンゴ 繋がれざるもの』とか)、「ああ、昔はこんなに面白い映画があったんだなあ」と失われし時代に想いを馳せるわけですが、そんな現代でも復活しないジャンルがナチス映画というやつで『ヒトラー 最後の12日間』みたいな歴史ものとしては作られるけど、『ナチ女収容所/悪魔の生体実験』みたいなナチ女囚ものとかナチ残酷映画ものは消え失せた。
ところがやっぱり世の中には好き者がいるようで、現代にナチス映画が蘇った!


死体と機械を合成したナチスの人体実験…「武器人間」11月公開決定

ナチスドイツによる禁断の人体実験をめぐる、恐怖と狂気を描いたアクションホラー「Frankenstein's Army」の邦題が「武器人間」になり、11月2日から東京・渋谷のシネクイントでレイトショー公開されることが決定した。

第2次世界大戦末期、ドイツ占領地域に足を踏み入れたソ連の偵察部隊は、大虐殺の痕跡が残る古い教会を発見する。教会の地下には迷路のような通路が張りめぐらされており、その奥には研究室が隠されていた。そこでは、フランケンシュタイン博士の末えいが禁忌を犯し、死体と機械を合成した不死身の武器人間を生みだしていた。

メガホンをとったリチャード・ラーフォースト監督は、CMディレクターとしてオランダを拠点に活躍しているほか、ジャッキー・チェン主演作「WHO AM I?」(1998)、ポール・バーホーベン監督作「ブラックブック」(2006)の絵コンテやデザイン画を担当してきた。ナチスのゾンビ軍団を描いた「ワースト・ケース・シナリオ」は未完成作品でありながら、Youtubeに投稿された予告編が注目を集めた。

ラーフォースト監督の長編作デビュー作となる本作は、「ナチス」「フランケンシュタイン」「ソ連のプロパガンダフィルム」をキーワードに、センセーショナルなホラーに仕上がっている。「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズを手がけたロジェ・サミュエルズが特殊効果を担当し、メインビジュアルに登場する武器人間など鮮烈な映像が完成した。

「武器人間」は、11月2日からシネクイントでレイトショー公開。


http://eiga.com/news/20130817/6/

フランケンシュタインの末裔が作った死体と機械を合成した不死身の改造人間!「ナチス」「フランケンシュタイン」「ソ連のプロパガンダフィルム」がキーワード、これだけでテンションあがってくるわ!「ナチス」とか「残酷」とか聞くと体温上がりますよね(上がらねえよ!)監督のリチャード・ラーフォーストはバーホーベンの『ブラックブック』(これもナチ映画やん!)の絵コンテ担当だったというから信用できる。

唯一残念なのが邦題か。『武器人間』は配給しているトランスフォーマーのヒット作『ムカデ人間』に似せたんだと思うけど、せっかく「ナチス」「フランケンシュタイン」「人体実験」という素敵なワードがあるんだからそれを美味く融合させて欲しかった。例えば
『フランケンシュタインの怪物 悪魔の改造人間』
『フランケンシュタイン 悪魔の人体実験』
『改造人間フランケンシュタイン 悪魔の殺戮兵器』
『ホロコースト・マシン』
『地下実験室の悪夢 殺人兵器ナチス』

みたいにかつてのナチ残酷映画風タイトルまで再現していればGOOD!だったのに




海外版BDジャケット  


Posted by 縛りやトーマス at 23:00Comments(0)映画

2013年08月26日

前田有一は女にもモテない

映画リテラシーが低いことでおなじみの自称映画批評家・前田有一ですが、雑誌ビデオSALONの連載『映画に学ぶ映画のこと 「それが映画を◯◯にする」』(この連載名も意味不明なんだが。超絶映画批評とかにすればいいのに)でまたまたとんでもないことを書いていたので紹介したい。


「かつて「オタク」といえば蔑称だった。野球やサッカーのように活動的なものや専門知識を有する機械系オタクは尊敬を受けることもあるが映画オタクなんてのは最悪。私が言うのもなんだが、頭でっかちで協調性がないイメージで、女にもモテない」


お前何いってんの?
前田はこれを『パシフィック・リム』の感想文の前置きとして書いており、曰く映画オタクの監督が一般の観客が望むような映画を作ったためしがなく、ギレルモ・デル・トロは『パシフィック・リム』を一般客にも受けるような作品に仕上げたから素晴らしい、そのへんのオタクとは違う!てなことを言ってるわけ!
『パシフィック・リム』は日本の漫画、特撮オタクであるデル・トロ監督がオタクとして影響を受けた作品を目一杯ぶちこんで「自分が見たいもの」を完全に再現したから凄いんだろ!それにデル・トロ監督が参考にしたのはゴジラ、ウルトラマン、マジンガーZと日本中の子供が熱狂したものばかりで前田いうところの一般人が喜んで見ていたものばかりなんですが。だから一般人が喜ぶのは当たり前でオタクが一般人向けに作ったからウケたという分析は間違ってるのでは。

この時点で前田有一には『パシフィック・リム』がまるで理解できてないし、前置きとして映画オタク批判を始めるのはお門違いもいいところだ。
百歩譲って前田のいうように映画オタクな監督たちが一般客に受けるような映画を撮ることが少ないのは事実な部分もあるけど(ヴェンダースとか)、前田が本当に言いたいことはそこじゃないよな。
前田は映画ファンのブログや2ちゃんねるのスレッドで子供の感想文じみた批評文をしょっちゅうからかわれていて、批評文の事実誤認を指摘される度それを見た前田がこっそり書き直す(そして書き直した事を黙っている)。それをまた馬鹿にされるというやり取りを何年も繰り返しており、本人も何か言いたいことがあるんだろうね。時々感想文の中に無理やり連中への非難を忍ばせていたりする。


超映画批評『キャビン』
http://movie.maeda-y.com/movie/01742.htm

>最近はブログやSNSが普及し、映画紹介文の技術を知らぬ書き手たちの善意なるネタバレがそこかしこでみられる時代である。


こういうのを見てわかるとおり、前田は2ちゃんねるに常駐している「自分に文句をつける」映画オタクが嫌いでしょうがないので批評文を利用してイチャモンつけてるだけ!2ちゃんねるでよく他人を罵倒する時に使う「女にモテない」というのをオチに使ってるところにも現れてる。大体「オタクが最悪」と「女にモテない」に関連性がないだろ。大体お前は女にモテているのかと。
前田には映画批評というものに対する誠意や節度が欠けている。
こんな個人的な悪口を読まされているビデオSALONの読者がかわいそう。

  


Posted by 縛りやトーマス at 01:05Comments(0)お前は何を言っているんだ