2013年08月31日

豚の内ゲバ

9月末に行われる堺市長選挙は維新の現職と維新の新人が対決するという、どっちが勝っても維新の内ゲバに巻き込まれた堺市民乙といったところ。


選挙:堺市長選 前回の一大争点、LRT 現職・新人とも、もやもや 「要」「不要」お家の事情
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130827ddf001010003000c.html


現職の竹山市長を批判している橋下及び維新信者の方々がその竹山市長を推薦して応援した上で勝たせた橋下維新を批判しないでいるのは相当なブーメランなんですが。そんなブーメランが今回推す西林氏の選対本部長である馬場氏は早速口が滑りまくり。


市長は「税金むしゃむしゃ食べながら太ったブタ」 維新・馬場氏が発言
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130826/waf13082621570027-n1.htm


ブーメランは維新のお約束なのですごい勢いで自分のところに返って来ました。


所得税控除目的、維新の馬場氏も迂回寄付 事務所は「問題はない」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130410/waf13041013550022-n1.htm


豚を笑うのはもっと汚らしい豚だったというわけ。
「豚が人間の言葉をしゃべるなよ。人間の方が恥ずかしくなるからな」(銀河英雄伝説)
とでも言ったあげた方がいいな。
豚は家畜らしくブタ箱の中に閉じこもっててください。そして豚の親玉たる橋下代表は家畜の親玉たるに相応しい畜生に劣る発言をしてました。


橋下氏、パーティー非公開を表明 「献金すれば取材制限せず」
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013082601002146.html

>日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は26日、30日に自身の後援会が大阪市内のホテルで開く政治資金パーティーを原則非公開とする方針を表明した。一方で、1枚1万5千円の入場券を購入すれば映像以外の取材を制限しない考えも示した。代金は経費との差額分が開催者側の政治資金となる


お金を払ったら取材させてあげる!お前は浅井理恵か!!
混浴露天風呂連続殺人シリーズで温泉に浸かって湯あたりしちゃった古谷一行さんはうっかり共演相手のAV女優、浅井理恵とイイ関係になってしまい、浅井に記者会見でベッドでのことをすべて暴露されるという前代未聞の「ハメたつもりがハメられた」スキャンダルに。ちなみにその記者会見が有料だったという・・・
橋下代表も温泉に浸かった古谷一行さんのごとくのぼせ上がっているので、外で風にあたってきた方がいいですよ。

  


Posted by 縛りやトーマス at 09:27Comments(1)お前は何を言っているんだ

2013年08月29日

冗談DS

課金を強要してゲーマーを廃人に追い込もうとする課金乞食ことソーシャルゲームが大嫌いな私は(決してアプリが起動するスマートフォンを持ってないとか、そもそも課金する金がないとかではない)未だに3DSが手放せない。万歩計で毎日何歩歩いたと大喜びだ。100メートル歩くたびに休憩してる大柄には理解できまい。任天堂万歳。
そんな任天堂さんの新型携帯ゲーム機が急遽発表されたよ!


任天堂が新型機「2DS」を欧米で発売、「Wii U」は値下げ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE97R00W20130828

なんだよ。3DSの次が2DSて!3D機能がカット、ってダウングレードしてどうするんだ!飛び出さない寧々さんを見て何の価値があるというのか!!
まるで制作費200億円の『パシフィック・リム』を見せられた後に『ガッチャマン』を見せられるぐらい切ない感じ。制作費を低く抑えることでユーザー層を広げたい考え。画面は折りたためません。ガッチャマンを見た俺たちの心が折れたわけだが。
折りたためないことで本体サイズもややでかくなり、持ち運びしにくいが、デカイのを好む欧米人にはまあよかろう(2DSは欧米のみ発売)。

冗談にしか見えない任天堂の戦略が果たして成功するのか、虚構新聞の記事同様楽しみだ(と思ってたら更新きた)

社長に訊く『Nintendo2DS』
http://kyoko-np.net/2013082901.html

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:43Comments(1)ゲーム

2013年08月29日

オトナ王国の逆襲 劇場版ウィザード・キョウリュウジャー

夏の定番企画『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョオブザミュージック』『劇場版 仮面ライダーウィザード inマジックランド』を観る。




キョウリュウジャーの方は仮面ライダー映画に入る前に子供たちのテンションを上げる位置づけであることが多いので話は単純明快であることが望ましい。
今回はゲスト出演するアイドル役の中村静香がコンサートしている会場にデスリュウジャー率いる悪の軍団が現れる。そこに颯爽と現れたキョウリュウジャーが大暴れ。エキストラを仕込んだ会場の客同様、映画を観ている客も大盛り上がりというこのオープニングのつかみは完璧。

TVシリーズ1~4のパイロット監督だった坂本浩一が担当した本作はヒロインである中村静香の白パンストを舐めあげるように切り取るカメラワークや爬虫類の面つけたディノガールズのストッキングをやたらと魅せつけるエロい演出!中村静香などは最初は白のタイツだったのをニーハイがいいと変えさせたあたりにも本気を見た。子供映画に大人の視点を忘れない坂本浩一、漢やで・・・

「竜星と出会った時に"こいつはダイゴだな"と感じた」- 坂本監督×竜星涼が語る『劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー』
http://news.mynavi.jp/articles/2013/08/02/kyoryu/002.html

奇跡を起こす「祈りの歌」を歌う巫女の末裔という役どころの中村静香は切なくなるほど歌が苦手で、美少女クラブ31に所属していたのはなんだったのか。しかし坂本監督指導の元「音程を愛嬌が上回ればいい」というアイドルの真理に到達したクライマックスは必見!


その盛り上がりの中映画はウィザード編へ突入。
科学よりも魔法が発達した世界が舞台で、魔法を使える人間が当たり前の世界に一人だけいる魔法を使えない人間が黒幕という展開。
魔法が使えないということが異端者とされ、差別の対象になり、悪役が「こんな世の中、ぶっつぶしてやるぜ!」とテロリズムを爆発させるという設定には説得力がありすぎる。テロは差別や迫害、孤独から生まれるからだ。
ここ数年の特撮映画の悪役の設定は適当すぎて、なんかあったら「世界を征服する」(征服したあとどうするんだ?)「宇宙を破壊する」(破壊したらお前も消滅するだろ)の繰り返しに比べると、今回の悪役は一瞬子供映画であることを忘れるリアルさだった。
今年の戦隊ライダー映画は両方とも子供が楽しめる中に大人の要素をきっちり盛り込んだ秀逸な作品だった。ブレイブ!!  


Posted by 縛りやトーマス at 02:28Comments(1)映画

2013年08月28日

ビッチドロップ

「ドモホルンリンクルを一滴一滴見ている人になりたい」
とか言ってたのは『あずまんが大王』の大阪さんですが、それぐらいドモホルンリンクルを見ている仕事でなんか楽そう、将来はああいう仕事に就きたいと思ったことがない人間のみこの女に石を投げよ!

というボンクラーズを尻目にドモホルンリンクル社員以外でその仕事に生涯を捧げた人間が居た!

世界最長の実験「ピッチドロップ」の責任者が決定的瞬間を目撃することなく死去、これまでの流れのまとめ
http://gigazine.net/news/20130827-pitch-drop-leader-pass-away/

ピッチドロップ実験についてはWikiを御覧ください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97%E5%AE%9F%E9%A8%93

ピッチと呼ばれる極めて粘性の高い液体化合物を滴下する瞬間をただ見るだけ。しかもその瞬間は約10年に一度(!)しかなく、見逃せばまた10年間ひたすら滴下するピッチを眺めるだけという・・・この博士は他に何して食っているのか気になる。
ドモホルンリンクルを見つめる人どころじゃない苦行。現時点でピッチがドロップする瞬間を直接見た者は誰もおらず、世界で初めて実験を開始したクイーンズランド大学の二代目研究主任、ジョン・メインストーン博士は三度あった滴下の瞬間をすべて見逃し、ビデオカメラを設置したものの三度目の瞬間は機材トラブルでビデオには何も映ってないという痛恨の大チョンボ!
挙句今年に入ってトリニティ・カレッジがついに滴下の録画に成功。後発組に先をこされてメインストーン博士、大ショック!
しかし、直接その瞬間を見た者はまだ誰もいないのだから世界初の男になってやる!と活き込んだ博士、78歳で逝く。

わずかなタイミングのズレでその瞬間を見逃し続けた博士、その気にさせながら最後まではやらせない性悪女のようなピッチに振り回され続けたのでした。ピッチならぬビッチじゃねえか!そして博士の生涯もドロップ!やっぱり女ってロクなもんじゃないな・・・
  


Posted by 縛りやトーマス at 19:42Comments(0)世界のとんでもニュース

2013年08月26日

フランケンシュタインVS改造人間

昔はあったけど、今はなくなってしまった映画ジャンルがたまに復活することがあって(例えばマカロニ・ウェスタンにオマージュ捧げた『ジャンゴ 繋がれざるもの』とか)、「ああ、昔はこんなに面白い映画があったんだなあ」と失われし時代に想いを馳せるわけですが、そんな現代でも復活しないジャンルがナチス映画というやつで『ヒトラー 最後の12日間』みたいな歴史ものとしては作られるけど、『ナチ女収容所/悪魔の生体実験』みたいなナチ女囚ものとかナチ残酷映画ものは消え失せた。
ところがやっぱり世の中には好き者がいるようで、現代にナチス映画が蘇った!


死体と機械を合成したナチスの人体実験…「武器人間」11月公開決定

ナチスドイツによる禁断の人体実験をめぐる、恐怖と狂気を描いたアクションホラー「Frankenstein's Army」の邦題が「武器人間」になり、11月2日から東京・渋谷のシネクイントでレイトショー公開されることが決定した。

第2次世界大戦末期、ドイツ占領地域に足を踏み入れたソ連の偵察部隊は、大虐殺の痕跡が残る古い教会を発見する。教会の地下には迷路のような通路が張りめぐらされており、その奥には研究室が隠されていた。そこでは、フランケンシュタイン博士の末えいが禁忌を犯し、死体と機械を合成した不死身の武器人間を生みだしていた。

メガホンをとったリチャード・ラーフォースト監督は、CMディレクターとしてオランダを拠点に活躍しているほか、ジャッキー・チェン主演作「WHO AM I?」(1998)、ポール・バーホーベン監督作「ブラックブック」(2006)の絵コンテやデザイン画を担当してきた。ナチスのゾンビ軍団を描いた「ワースト・ケース・シナリオ」は未完成作品でありながら、Youtubeに投稿された予告編が注目を集めた。

ラーフォースト監督の長編作デビュー作となる本作は、「ナチス」「フランケンシュタイン」「ソ連のプロパガンダフィルム」をキーワードに、センセーショナルなホラーに仕上がっている。「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズを手がけたロジェ・サミュエルズが特殊効果を担当し、メインビジュアルに登場する武器人間など鮮烈な映像が完成した。

「武器人間」は、11月2日からシネクイントでレイトショー公開。


http://eiga.com/news/20130817/6/

フランケンシュタインの末裔が作った死体と機械を合成した不死身の改造人間!「ナチス」「フランケンシュタイン」「ソ連のプロパガンダフィルム」がキーワード、これだけでテンションあがってくるわ!「ナチス」とか「残酷」とか聞くと体温上がりますよね(上がらねえよ!)監督のリチャード・ラーフォーストはバーホーベンの『ブラックブック』(これもナチ映画やん!)の絵コンテ担当だったというから信用できる。

唯一残念なのが邦題か。『武器人間』は配給しているトランスフォーマーのヒット作『ムカデ人間』に似せたんだと思うけど、せっかく「ナチス」「フランケンシュタイン」「人体実験」という素敵なワードがあるんだからそれを美味く融合させて欲しかった。例えば
『フランケンシュタインの怪物 悪魔の改造人間』
『フランケンシュタイン 悪魔の人体実験』
『改造人間フランケンシュタイン 悪魔の殺戮兵器』
『ホロコースト・マシン』
『地下実験室の悪夢 殺人兵器ナチス』

みたいにかつてのナチ残酷映画風タイトルまで再現していればGOOD!だったのに




海外版BDジャケット  


Posted by 縛りやトーマス at 23:00Comments(0)映画

2013年08月26日

前田有一は女にもモテない

映画リテラシーが低いことでおなじみの自称映画批評家・前田有一ですが、雑誌ビデオSALONの連載『映画に学ぶ映画のこと 「それが映画を◯◯にする」』(この連載名も意味不明なんだが。超絶映画批評とかにすればいいのに)でまたまたとんでもないことを書いていたので紹介したい。


「かつて「オタク」といえば蔑称だった。野球やサッカーのように活動的なものや専門知識を有する機械系オタクは尊敬を受けることもあるが映画オタクなんてのは最悪。私が言うのもなんだが、頭でっかちで協調性がないイメージで、女にもモテない」


お前何いってんの?
前田はこれを『パシフィック・リム』の感想文の前置きとして書いており、曰く映画オタクの監督が一般の観客が望むような映画を作ったためしがなく、ギレルモ・デル・トロは『パシフィック・リム』を一般客にも受けるような作品に仕上げたから素晴らしい、そのへんのオタクとは違う!てなことを言ってるわけ!
『パシフィック・リム』は日本の漫画、特撮オタクであるデル・トロ監督がオタクとして影響を受けた作品を目一杯ぶちこんで「自分が見たいもの」を完全に再現したから凄いんだろ!それにデル・トロ監督が参考にしたのはゴジラ、ウルトラマン、マジンガーZと日本中の子供が熱狂したものばかりで前田いうところの一般人が喜んで見ていたものばかりなんですが。だから一般人が喜ぶのは当たり前でオタクが一般人向けに作ったからウケたという分析は間違ってるのでは。

この時点で前田有一には『パシフィック・リム』がまるで理解できてないし、前置きとして映画オタク批判を始めるのはお門違いもいいところだ。
百歩譲って前田のいうように映画オタクな監督たちが一般客に受けるような映画を撮ることが少ないのは事実な部分もあるけど(ヴェンダースとか)、前田が本当に言いたいことはそこじゃないよな。
前田は映画ファンのブログや2ちゃんねるのスレッドで子供の感想文じみた批評文をしょっちゅうからかわれていて、批評文の事実誤認を指摘される度それを見た前田がこっそり書き直す(そして書き直した事を黙っている)。それをまた馬鹿にされるというやり取りを何年も繰り返しており、本人も何か言いたいことがあるんだろうね。時々感想文の中に無理やり連中への非難を忍ばせていたりする。


超映画批評『キャビン』
http://movie.maeda-y.com/movie/01742.htm

>最近はブログやSNSが普及し、映画紹介文の技術を知らぬ書き手たちの善意なるネタバレがそこかしこでみられる時代である。


こういうのを見てわかるとおり、前田は2ちゃんねるに常駐している「自分に文句をつける」映画オタクが嫌いでしょうがないので批評文を利用してイチャモンつけてるだけ!2ちゃんねるでよく他人を罵倒する時に使う「女にモテない」というのをオチに使ってるところにも現れてる。大体「オタクが最悪」と「女にモテない」に関連性がないだろ。大体お前は女にモテているのかと。
前田には映画批評というものに対する誠意や節度が欠けている。
こんな個人的な悪口を読まされているビデオSALONの読者がかわいそう。

  


Posted by 縛りやトーマス at 01:05Comments(0)お前は何を言っているんだ

2013年08月25日

節穴でございますか?『映画 謎解きはディナーのあとで』

『映画 謎解きはディナーのあとで』を観る。



2011年の本屋大賞を受賞した同名作品がドラマ化、大ヒットを受け、この度映画化!だそうです。
読んだこともないし興味もないのでですが、映画化するとあれば観なしゃあない。

世界的に有名な宝生グループの令嬢、宝生麗子。彼女はお嬢様でありながら一介の刑事だったのだ(『富豪刑事』かよっ!)。
大金持ちが公務員なんかするわけねーだろ!というツッコミの一つも入れたくなるが我慢して。
彼女には傍で陰のように付き添う執事・影山(陰のようだから影山ってか?おもしろーい)がいるのだが、影山は執事とも思えぬ慇懃無礼な言動を取るのであった。
麗子の上司、風祭警部は部下である麗子は鼻にもかけないが、お嬢様時の麗子に惚れているが影山に「彼女は香港の令嬢、ホウショウ・レイだ」と言われて勘違いをする・・・

ねえ、これが本当に2011年の本屋大賞にして年間ベストセラー第一位の本なんですか??
映画では豪華客船の中で起きる密室トリックにこの三人が挑む、という内容なんですが物語の中では名推理を働かせて事件を解決する探偵役の影山もお手上げ、という難事件が起きる、というストーリーが軸になっており、そりゃあもうとんでもない難事件なんだろうな・・・と思わせてそうでもなかった、というオチ!金と時間をかけた映画版でこの体たらくなのだから、原作やドラマは一体どれだけ低レベルなんだよ・・・
トリックも人物描写もペラッペラで、これを本格ミステリーと呼ぶのは犯罪行為に近い。特に身代金を用意するために影山がカジノでポーカーに挑む、という場面で素人の影山はボロ負けするんだけど、最後に大逆転勝利する。普通その流れだったらイカサマでカードを何枚か握っておくとかするもんだけど、そういうオチではない。じゃあどうやって勝つかというと・・・
あまりに度肝を抜くオチなんで反転して読んでください

たまたま勝つカードが来た

・・・ええかげんにせえ!!


映画は実在する豪華客船スーパースター・ヴァーゴ号で撮影(船内で初めて撮影された日本映画とのこと)したり、ラストをラッフルズホテルで撮影してたり(スタッフが粘りに粘って交渉したらしいぜ!)と細部が無意味に豪華だったりするんだが、舟を借り切る予算がないので一般客が入ってる中を撮影する有様。なのに船内のシーンはほとんど劇中になくてセット撮影ばっかり。何のために船内で撮ったんだよ!ラッフルズホテルのシーンも蛇足だし。
そんなところに金と手間をかける前にすることがあるだろうと・・・

映画がこの程度なんだから原作本なんてもっとひどいんだろうなと思ってしまう。本格ミステリー(笑)
本格じゃなくてユーモアミステリーなんだと思えば腹も立たないでしょうけど、そのユーモアにしても影山の慇懃無礼な態度に麗子が怒って「クビよクビー!」とわめくのがユーモアらしいし。
そして影山の毒舌とやらが
「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
「この程度の真相がお分かりにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」
「失礼ながらお嬢様はどあほうでございますか?」

とセンスの欠片もない毒舌(失笑)でちゃんちゃらおかしいわ。

これってお話としては田中芳樹の薬師寺涼子の怪奇事件簿シリーズみたいなものを目指したんだろうな。田中芳樹にはセリフ回し、会話劇のセンスがずば抜けてるから読めるんだけど、センスの欠片もない会話って聞くに耐えない。
まったく昨今のラノベの方がもう少しマシなもの書いてるよ!ラノベ以下の薄っぺらい読み物を豪華ハードカバーと中村佑介の表紙でごまかしてベストセラーにする商売はもうやめて!!

ただでさえひどい内容の原作をよりダメにして映画館で上映するという、一体誰がこれをよしとしたんでしょう?
失礼ながら、この程度でGOサインを出したスタッフの目は節穴でございますか?  


Posted by 縛りやトーマス at 04:21Comments(0)映画

2013年08月24日

バカが揚陸艦に乗ってやってきた

毎日が夏休みの俺にはまったく関係のない話だが、世間はもう夏休み後半。あんなにあった夏休みがあとわずか!追いかけても逃げていくだけなのね。私の夏休みを返して!といっても後の祭り。さあ宿題に追われるのだ若人よ。どうせもう間に合わないんだからと遊んでしまうのもよし。後は絵日記だけなんだし、なんかでっちあげちゃえばいいや、海にでも行くか・・・と思ったところまさかネタがころがっていたとは。


ロシア軍艦 海水浴でにぎわう砂浜に上陸
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130822/k10013943351000.html

海水浴場に軍の揚陸艇が上陸。海水浴客が度肝を抜かれるというこの事態。軍側の説明は

地元メディアに対してロシア国防省の報道官は、軍の演習の一環としてこの砂浜に船が上陸したことを認めたうえで「そもそもこの場所は軍の演習地域で、通常の行動だ」と説明しています。
そして船に近づかないよう兵士を配置していたはずで、海水浴客が居たことは想定外だったと釈明に追われています。


軍の演習地域に海水浴客が勝手に入り込んでいたんだ!と言い張ってるんですが、一人二人ならまだしもこんな大人数が演習地域に入り込むわけねえだろ。兵士なんかどこにも見えないし。

どう考えても上陸する浜辺を間違えたんだと思うけど、そこは軍隊なんで自ら誤りなんか認めるもんか!と海水浴客の方が悪い!の論調。結構な沖合から上がってるんだから浜辺の様子わかるよね?なら引き返すなりなんなりすればいいのに強引に上陸してるし。軍人は撤退などしない!


上陸場面

『スピード2』のクライマックスを彷彿とさせるこの場面、目の当たりにした人は相当驚いたろう。まあ一番驚いたのはロシアに海水浴場があったってことだけど。ロシアというと半壊した軍艦や潜水艦がサハリンに打ち捨てられているイメージしかなかった。泳ぐとこあるんだ。


バルチック艦隊旗艦クニャージ・スワロフ  


Posted by 縛りやトーマス at 00:05Comments(0)世界のとんでもニュース

2013年08月23日

ソシャゲが嫌いになっても、那珂ちゃんのことは(以下略

何かというとすぐ「若者の◯◯離れ」と言われる昨今、ゲームも若者離れが始まっているようで既存のコンシューマーゲームはiPhoneアプリなどのソーシャルゲーム市場に荒らされ大打撃。大手のGREEが「任天堂を倒す方法を知っている」とかほざくぐらいですから。まあそのGREEは前期純利益53%減で、自分たちの方が先に倒れそうですけど・・・

グリーの前期、純利益53%減 大幅減配、ゲーム絞り込みで減損
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASFL140NU_14082013000000

『ハイスコアガール』に書かれてるようなゲーセン、ファミコン世代の俺のような人間はソーシャルゲームが苦手。何かあったらすぐ課金させようとする商売が嫌い!まず金を使わないとどうにもならないというのも好かん。

貧乏人でもテクニック次第でゆるゆるだらだら遊べるのがゲームじゃないの?という貧しき者の代弁者としてオススメしたいブラウザゲームを紹介!

他ゲームの課金競争に敗れたユーザーが「艦これ」に移行中か
http://www.news-postseven.com/archives/20130821_206220.html

DMM.comと角川ゲームズがお送りする『艦隊これくしょん -艦これ-』は4月末から公開、今月中に登録ユーザー数40万を突破。まもなく50万に達する勢い。旧日本軍の軍艦を擬人化した艦娘(かんむす)を集めて敵艦隊と戦って勝利するのが目的。
ここまでユーザー数が短期間で拡大した理由は上記の記事にあるように課金しなくてもある程度進めるという部分。
他のソーシャルゲームはガチャでレアカードを引かないとランキング上位に行けないため、有料ガチャに大金を突っ込み続け気がつけば数十万、というのが定番だったが艦これにはまずガチャの要素がない。艦娘は「出撃」後にランダムで入手するか、「建造」で獲得できる。出撃、建造はゲーム中の行動なので当然無料。
記事内のAさんは初期投資で7000円使った、とあるけれどおそらくドック開放と作戦室に置く家具獲得に使っただけじゃない?ドックとは破壊された艦娘を修復するのに使う場所なのだがデフォルトでは二つ。一つ1000円で開放、最大四つになる。二つでもゲームは普通にできるけど四つあるとかなり楽。
家具は作戦室の見た目を変えるだけなので別に課金しなくてもいい。ソーシャルゲームで常態化している「課金しないとレアアイテムが手に入らない、先に進めない」という行為をまず排除している。
この夏に登録ユーザー数が増えすぎてサーバーダウンが頻発、そのためにメンテナンスを繰り返すという事態になった際、「サーバー混雑のため、なるべく課金しないでください」と発言したぐらいだから。

ブラウザゲー『艦隊これくしょん』が人気過ぎてサーバーが混雑→艦これ運営「みなさん、なるべく課金しないでください!」
http://jin115.com/archives/51965928.html

課金しないでください。なんて斬新な発言なんだ・・・GREEやガンホーに聞かせてやりたい。
パズドラみたいに課金乞食になってない理由は角川がやっているのでメディアミックス戦略で儲けようっていう方向性なの。グッズ化、コミック、アニメ化・・・夢が膨らむな!

カワイイ女の子プラス軍艦という日本人のナショナリズムを若干刺激する部分があるのもたまらない要素で日本人が一年間でもっとも過去の戦争体験を思い出す、夏の時期に盛り上がったのは必然というべきか。

まあそんなネトウヨみたいなこと考えなくても、おとなしく那珂ちゃんに萌え狂っとけばそれでいいんだよ!もちろん他の艦娘でも!
さあ今のうちにユーザー登録して二年後ぐらいに実現するアニメ化を待つんだ!私と提督の約束です!!
あと金を使わせることしか考えてないパズドラとかパズドラとかパズル&ドラゴンとは全部滅べばいいと思います。

艦これきってのウザかわいいキャラ、那珂ちゃん。
そのウザさはゆるゆりの\アッカリーン/に匹敵す  


Posted by 縛りやトーマス at 00:02Comments(0)艦これ

2013年08月22日

ドジでのろまな亀だけど・・・『タイピスト!』

『アーティスト』『オーケストラ!』のスタッフが製作したフランス映画『タイピスト!』を観る。



舞台は女性の社会進出目まぐるしい1950年代フランス。当時の女性たちの憧れの職業は『秘書』。秘書として高いステータスを得られるタイプライター早打ち大会でスターになることは働く女性にとって最大の名誉だった。
フランスの片田舎で父親が経営する雑貨店の手伝いをしているローズ(デボラ・フランソワ)も秘書に憧れ父の反対にもめげず保険会社の面接を受けに行く。
保険会社の社長ルイ(ロマン・デュリス)は「田舎者は秘書には向いてない」と追い返そうとするが、田舎の雑貨店で一生を終えたくないローズは

「わたし、ドジでのろまな亀だけど・・・タイプの早打ちだけは得意なんです!」

とルイの目の前であざやかなタイプの早打ちを見せる!一本指だけど。
そんなローズの技術を見たルイはとりあえず一週間の試用期間を与えて仮採用。しかしローズができるのはタイプの早打ちぐらいで電話の応対もメモ取りも書類の整理もできなかった!一週間後にルイは

「首にされたくないなら、俺のコーチを受けてタイプ早打ち大会で世界一になれ!」

と半ば強引にタイプ早打ち大会に出場させられるローズ。意気揚々と予選大会に出たものの、周りはみな両手の10本指を使う選手ばかりであえなく予選敗退。落ち込むローズにルイは

「たった一度だけで諦めるのか?こーのいくじなしめ!お前にやる気があるならもう一度挑戦しろ!今から住み込みで特訓だ!!」

と世界一を目指した血と汗と涙の特訓が始まるのだ!
まずは「タイプ打ちには体力が必要だ」と毎朝ランニング!10本指で打てるよう矯正のためピアノの指導を受け、緊張しているから予選では勝てなかったんだということで緊張を克服する特訓・・・と一見タイプ早打ちと何の関係もなさそうな特訓を課せられ、口答えすると怒鳴られる。そして上司と部下という二人の関係には特訓を経て淡い恋心が芽生え始めるのであった・・・

ってこれ、『スチュワーデス物語』やんけ!
強引なまでのスポ根方式、大げさなセリフ回しにデフォルメのきつい登場人物・・・とまるで往年の大映ドラマにしか見えない!『タイピスト!』は眠くてかったるいと言われがちなフランス映画にハリウッド映画の手法を持ち込んだと言われているが、その根底には大映ドラマの思想が根づいていたとは・・・
例えばタイプの特訓場面でヒロインが10本指で打てるよう矯正する時に
「ほら、手はこの位置で、指はこう伸ばすんだ」
と手と手が触れ合うと、思わず赤面する二人。
「きゃっ!」「おい、何変な声を出してるんだ!そ、そういう意味じゃない・・・バ、バカモン!特訓に集中しろっ!!」
何この茶番
大映ドラマ世代としてはこのシーンに泣かずにおれるか。ぜひ日本語吹き替え版は風間杜夫と堀ちえみでお願いしたい!幼なじみのマリー役には白石まるみで。

今の日本では大映ドラマは過去の遺物で、笑われるネタでしかないけどフランスでは一流プロデューサーの手によって映画の元ネタになって、しかも大ヒットというんだから一体日本は何してるんだと言わざるをえない。  


Posted by 縛りやトーマス at 00:37Comments(2)映画