2013年09月15日

工作コメントは鳴り止まないっ

全然観てないからしらんけど、NHKで視聴率20%ぐらいとっているという、国民の80%が観ていないテレビ番組『あまちゃん』は今月で最終回を迎えるということで、怒涛のクライマックスに向け視聴者は大盛り上がり、普段はテレビなんかバカにしているオッサンも『半沢直樹』とこれだけは別らしく、社員食堂で血眼になって放送を楽しんでいる様子。これだから団塊世代は(笑)
『半沢~』なんか観てるヒマがあったら1008khzABCラジオ毎週日曜21:05~『浦川泰幸の劇場に行こう!』でも聞いたらどうや(宣伝)

さてその『あまちゃん』の主演、能年玲奈ちゃんのブログもファンのコメントで溢れかえっているようですが・・・


能年玲奈のブログコメント欄が『あまちゃん』最終回後に発動する予定だった工作コメントで溢れかえる
http://gahalog.2chblog.jp/archives/52229688.html


ブログのコメント欄が昨日(14日)の17時以降、「お疲れ様でした」「これで終わっちゃうのは悲しい」「全話見ましたが」(おい)などのまるで最終回後の感想を述べるようなコメントで埋め尽くされてしまった!まだ最終回は放送されていないのに、なぜ・・・?所属事務所レプロによる露骨な工作コメント連投がばれるというじぇじぇじぇ(一度使いたかった)な事態に。夏ばっぱ事件でがす!

もう少ししっかりしたアルバイト雇いましょうよレプロさん。工作コメントのハンドルネームが「サトイモ」「りんご」「あわび」って気付かれないよう努力した跡すら伺えねえ・・・
拡散されまくってるんだからとっとと消せばいいのに現時点(15日12時前)でまだ残ってる。今すぐ工作コメントを削除する仕事に戻るんだ!

最終回前にまさかの炎上ネタを提供した『あまちゃん』これすらもクドカンが綺麗に伏線回収しちゃうのか?最終回は9/28日放送!

  


Posted by 縛りやトーマス at 11:57Comments(2)テレビ

2013年09月15日

見極めらんとあかんで『少年H』

『少年H』を観る。



昭和初期の神戸で洋服の仕立屋をしている盛夫(水谷豊)と敬虔なクリスチャンの敏子(伊藤蘭)という両親に育てられた肇は当時でいうところのハイカラな生活を送っていた。
やがて日本が戦争へと突入していく頃、毎週日曜に礼拝に伺っている教会の宣教師が帰国することになり、アメリカから絵葉書が送られてくるようになる。絵葉書に書かれたエンパイヤ・ステートビルの絵を見た肇は
「こんな大きなビルを建てる国に日本は勝てるんだろうか?」
と思い始める。
軍事統制が厳しさを増し、近所のうどん屋の兄ちゃんが政治犯として憲兵に捕まり、元は旅回りの役者だったオトコ姉ちゃん(男だけど姉ちゃんのようだから)が召集令状を受け取ったものの脱走した挙句首を吊ったりする中、肇は「どうしてこんなおかしなことが起こってるんだろう」とおかしいことをおかしいと言えない時代の空気に違和感を覚える。
そんなある日、自宅にやってきた憲兵が盛夫を政治犯の疑いがあると連行する。ただ一人家にいた肇に盛夫は母親と妹に自分は仕事で出かけて何日か帰ってこないと伝えておくようにいう。翌日学校にいった肇は自分の机に「スパイ」と落書きされているのを目にする。
友達から「肇の家は外国から手紙が来て、情報を流している」と噂されていることを知り、肇は宣教師からの絵葉書のことを唯一話した親友のイッチャンを疑いだす。ようやく帰ってきた盛夫に拷問でつけられた傷を見た肇は「悪いのはイッチャンだ」と怒りを露にするが、そんな肇に盛夫は
「イッチャンはお前から見せてもらった絵葉書をみんなに自慢したかっただけやないんか。そしたらイッチャンは悪うないやろ?今はこういう時代やから、本当は何が悪くて何が悪くないんか、ちゃんと見極めらんとあかんで」
ろ言い聞かせるのだった。
「ごめんな。俺が絵葉書のことをみんなにしゃべったからこんなことになったんや。肇の机にまた落書きされても、俺が消したる。何度でも消したるから」
と涙ながらに訴えるイッチャンと肇は仲直りをする・・・


洋服の仕立屋をする父親とクリスチャンの母親という外国人と接することが多かった生活をしていたが故に広い視点で当時の物事を観ることができた肇(少年H)=妹尾河童の自伝的小説を映画化した本作は「戦後的な価値観や思想に基づいたもので自伝でもなんでもない」という批判があるものの、上記の肇とイッチャンのエピソードに代表される「何が悪くて、何が悪くないかを見極めよう」というテーマは現代にも通じる。
嫌韓流とかレイシストしばき隊、在特会に代表されるような何かを悪者にして自分たちの正しさを表明するような人たちは映画『少年H』を観てどう思うのかね?彼らは果たして「何が悪くて、何が悪くないか」を見極められている人たちなんだろうか?
対象年齢としては高齢者がターゲットと思われるが、ヘイトスピーチをするような団体を安易に支持していることが多い若い世代にこそ『少年H』を観てほしい。
死にかけの高倉健が爆走するロードムービー『あなたへ』で鍋の底が抜けた降旗康男監督、前回のダメ仕事を払拭するいい映画でした。  


Posted by 縛りやトーマス at 05:19Comments(1)映画