2013年09月30日

世界の車窓から~ウクライナ

アイドルイメージDVDの世界で数年前に流行ったジャンルが『東欧モノ』『西欧モノ』である。海外のハードコアポルノが苦手な日本人も東欧西欧系の線の細い女性の裸体には琴線に触れるものがあったのか『西欧ブロンド着エロ倶楽部』シリーズのユリアちゃんなどが大人気に。



あと海外のセックスに幻想を抱きがちな日本人は「東欧西欧人は日本人と違ってなんかスゴイことをやっているらしい」と怪しげなエロ本の情報に左右され、必要以上に東欧西欧人のセックスファンタジーを植えつけられているのであった。
そんな『世界の車窓から』今日はウクライナを旅します。


線路セックスではねられ…スリルが悲劇に

東欧ウクライナで、線路上でセックスをしていたカップルが機関車にはねられ、30代の女性が死亡、41歳男性が両足切断の重傷を負った。AFP通信などの報道によると、2人は同国南東部のザポリージャで28日未明、帰宅途中に鉄道の敷地に侵入。線路上でセックスをしている最中に、機関車が通過した。女性はその場で死亡。男性は搬送先の病院で両足のひざから下を切断された。

 警察の取り調べに対し、男性は「性欲を我慢できなくなって、女性の友人とセックスをした。線路で性行為をするスリルを味わってみたかった」と説明した。2人は酒に酔っている様子だったという。


http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20130929-1197275.html


やっぱ東欧は違うのー。ボブチャンチンも真っ青の行為ですわ。
「線路で性行為をするスリル」ってどういう性欲なんだ。石とかゴツゴツしてるし、線路の鉄とか冷たいし、枕木もささくれだってるしなあ。線路に肌をすりつけながら「原産は岩手県・・・南部鉄を使ってますな」とかいいながら違いのわかる性行為にふけるのか。変態じゃねーか。当然のごとく機関車に轢かれましたが。
セックスしてる二人の背後にシュッポ、シュッポと煙をあげながら迫り来る機関車の音をBGMにピストン運動を繰り返す男!「ああんイク~」と絶叫する女!イク女に向かって機関車がクルぅ~
という図が瞬時に浮かんで思わずボルシチ吹いた


あと思い浮かべたのはコレ  


Posted by 縛りやトーマス at 22:01Comments(0)世界のとんでもニュース

2013年09月29日

自由にしろって限度があるんだ『キャプテンハーロック』

『キャプテンハーロック』を観る。



地球人類が銀河の果てにまで進出し、もはや開拓する星もないとわかった人類は還るべき故郷=地球をめぐる戦争-カム・ホーム戦争を引き起こす。
戦争の最終的勝者となった各惑星の有識者層で組織されたガイア・サンクションは地球を立ち入ってはならぬ聖地とし、人類は100年もの間地球を遠くに見ながら滅びの道を歩んでいた。
そんな中、宇宙海賊キャプテンハーロックだけは無限のエネルギーを生み出すダークマター機関を搭載した海賊船アルカディア号でガイア・サンクションへの略奪・破壊を繰り返していた。ハーロックはかつてカム・ホーム戦争の英雄として名を残していたが終戦後は宇宙海賊として追われる身となっていた。
ガイア・サンクションは親衛隊ガイア・フリート艦長イソラにハーロックの暗殺を命じ、イソラは工作員ヤマをアルカディア号へ送り込む・・・


『アップルシード』(04)のスタッフによるフルCG映画なんだが、『アップルシード』といえばキャラクターが大雨の中に立っているシーンで肌がまったく濡れていないという、衝撃の技術力を見せつけてくれた傑作。アメリカのTVアニメ『スターシップ・トゥルーパーズ・クロニクルズ』レベルでしたわ。
そんな『アップルシード』から数年を経て技術力の向上を見せつけるかのように、登場人物のケイ(原作における結城蛍をモデルにしたキャラ)がバク宙しながらシャワーを浴びる意味不明な場面では肌を水滴が滴り落ち、水の玉が弾ける!すごい技術だ!でもバク宙しながらシャワーあびる必要性はまったく感じられなかったが・・・

そんなわけでCGレベルに関しては相当スゴイものが見られ、ジェームズ・キャメロンが絶賛するのもわかる。
しかし肝心のストーリーがイマイチで福井晴敏の脚本は地球をめぐる戦争がイソラ、ヤマ、ナミ男女の三角関係から崩壊するというチープな恋愛ドラマの要素を一歩も出ず、ガンダムのソーラ・レイよろしく登場するカレイドスター・システム、ジョーヴィアン・ブラスターといった超兵器ですべてを吹っ飛ばそうとするオチでこれは『キャプテンハーロック』であって『ガンダム』じゃないんだ!となぜ誰も突っ込まなかったのか。
ハーロックは真の男の生き様を教えてくれる少年にとっての憧れだったはずなのに、過去に犯した罪の精算のために戦うという風に矮小化され、台羽正やエメラルダスといった原作の重要なキャラは登場もせず、ヤッタランは原作から変更されすぎ!
これもまた『ガッチャマン』と同じく原作の魅力的なポイントを一切再現せず、誰も望んでいない製作者の自分勝手なオリジナル要素をぶちこんで作品をダメにする典型的なパターンに陥ったわけだが。  


Posted by 縛りやトーマス at 23:40Comments(0)映画

2013年09月29日

10月告知

10月予定

10/6(日)
『アニつるvol.7 ~歌うアニソンパーティー~』
場所:なんば紅鶴
開演:15:00~
料金:1800円(1drink別)
ゲスト:岩崎和夫(青春ラジメニア)、吉田徹(アニメR)
LIVE:ペケキングテリー
他DJ多数


10/8(火)
『特撮ヒーロー広報部』
場所:なんば紅鶴
開演:19:00~
料金:1000円(1drink別)
出演:ツーコ 西泰幸 縛りやトーマス 火の玉アタック 花鳥風月緒形 うてなゆき 舞姫 才原まりの他
MC :にしね・ザ・タイガー


10/9(水)
『ギリギリアウト』
場所:なんば紅鶴
開演:20:00~
料金:1500円(1drink別)
出演:山田じゃっく 山田あみん 万次郎 えりこぎたー 縛りやトーマス 宮城ゆか他


10/12(土)
『アイドル十戒 五戒目』
場所:アワーズルーム(肥後橋)
開演:19:00~
料金:2000円(1dink別)
出演:竹内義和 縛りやトーマス アシスタント・トモ


10/15(火)
『新漫画党編集会議』
開演:19:30~
料金:1000(1drink別)
出演:もみちゃんズ 花鳥風月緒形 ぶたお Bカシワギ 縛りやトーマス


10/19(土)
『関西オオギリダイバー ~ヤマモト杯~』
開場14:00/開演14:30 ¥1000(1drink別)

出演/人呼んで議長、木曜屋、ノディ、Red、断腸
まな!、貯蓄アンドザシティ、おっ食べ
MC/店長


10/26(土)
『僕の宗教へようこそ第五十教義~土曜ロードショー第六幕~』
場所:なんば白鯨
開演:19:00~
料金:1000円(1drink別)
出演:縛りやトーマス アシスタント・トモ

孤高のトークライブ『僕の宗教へようこそ』もついに五十回目!それを記念していつもの映画トーク!
相変わらずのゲス視点でお送りします。
  


Posted by 縛りやトーマス at 00:42Comments(0)告知

2013年09月28日

モテないし、最終回でも見るか

無事最終回を迎えた『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』。ぼっちでコミュ障の辛すぎる現実を軽く・・・いや重~く笑い飛ばす(つもりがまったく無理でした!)コメディだったんだが、主人公もこっちの黒すぎる言動に多くの視聴者がついていけずギブアップする人が多発。最後まで見続けた自分を褒めてあげたい。元コミュ障の(今もだけど)俺は泣かずにいられなかった。
でもこのアニメはすごかったよ。特に最終回に至る10~12話の強烈さは語り草だと思う。

10話:
長かった夏休みが終わって夏休み後の二学期デビューを目論むもこっち、だが席替えによって「ラノベ、アニメの主人公ポジション」こと窓際左隅→中央の前から2列目に移動、しかも普段もこっちが嫌ってるリア充軍団に周囲を囲まれる最悪の事態に。
「私が何かしたのか!?」
と嘆くもこっちにリア充軍団は「黒木さん、よろしくぅー!」「オレ、黒木さんと初めて絡んじゃったよー」とフレンドリーに接してくるのだった・・・こんな風にもこっちの周囲は基本イイヤツしかいないのだが、周囲の善意に気付こうとしないもこっちはひたすら世の中を憎むのであった・・・
昼休み、トイレに行っている間に自分の席を取られてしまったもこっちは屋上出入口付近に積み上げられてる不要な机椅子という誰もこない最高の憩いの場を発見、そこを昼休みの根城にするも、学校側にあっさり片付けられてしまい途方に暮れる・・・(このシーンあまりにも切なすぎて泣けてきた)
行き場を失ったもこっちは自分の居場所・・・日常部を創設しようと申請。
「SOS団とか隣人部とか風早君は幻想だから!」(っておい)
『わたもて』でもこっちがアグレッシブな行動を取るとすべてが徒労に終わるの法則通り、生徒会から「活動内容不明」のため否承認に(そりゃそうだ)


11話:
文化祭。
で・・・でた!アニメの文化祭話!!
昨今の学園ものアニメでは避けては通れない文化祭話。実際にこんな文化祭がこの世の中にあるはずがないとわかっていながら劇中の登場人物たちが幸せな二日間を過ごすことを願わずにいられない文化祭エピソードなんですが、当然ぼっちのもこっちは『Another』ばりに「いない人」扱い。珍しく無駄なポジティブさを発揮してチラシを切るという仕事を任されるものの、それすらサボる手段にしか考えておらず、挙句カッターで手を切ったのを良い事に逃亡する始末。安定のクズ人間ぶりを発揮するもこっちは唯一の友達であるゆうちゃんにも平気ですぐバレる嘘をつき、「ビッチ」呼ばわりですわ。友達なくすぞ!
そんなロクデナシの悪魔、もこっちに文化祭実行委員長(CV:野中藍)が天使と見紛うほどの優しさを振りまいてくれるのであった・・・(当然、もこっちはそれに気付こうともしないのだが・・・)


と、この流れを踏まえた上での最終回12話。
「こんなはずじゃなかったのに・・・」
とこれまでの高校生活を振り返るもこっち。
「本当なら高校デビューに成功して友達に囲まれて何不自由ない青春を送っているはずだったのに・・・!」
と妄想する理想の青春が友達と遊園地に行くとか、プリクラ撮るとか、スノッブ極まりない妄想でもこっちの理想の青春もたかが知れてる(笑)。
そして高校生活のやり直しを図ろうとするもこっち(このアニメを見続けてきた人なら容易に想像がつくが、もこっちがポジティブさを見せたら大抵ロクなことにならない)、休み時間中携帯の録音をセットしたまま教室に放置、もしクラスメイトが自分の事を話題にしていたらそれに合わせた行動をとれば人気者になれるやん?と完全に間違った行動に出る主人公(笑)バレたら確実に友達なくすだろそれ!
もちろんぼっちのもこっちの事を話題にする子なんか誰もいなくて途方に暮れるわけだが・・・(この後クラスである事件が置き、もこっちが取った行動をきっかけにちょっとだけクラスの話題をかっさらうのだが・・・とても書けねえ)
ラストは『エアマスター』風の脳髄突き割るED、オチは「どうでもええわ!」で締めくくるという・・・本当に・・・どうでもいいわ・・・


元コミュ障(今もだけどな!)の俺にとってもこっちはもう一人の俺なので軽く笑い飛ばすなんてとても出来ないからつい最後までこのアニメを見続けてしまったわ。
俺にはわかる。もこっちがモテないのはどう考えても自分が悪いってことが・・・
それに気づくまでが第二期なんですね。わかります。


9話のケーキ工場コスプレするもこっち役の橘田いずみ様  


Posted by 縛りやトーマス at 09:35Comments(0)アニメ

2013年09月27日

バトル・オブ・スターバックス

喫茶店でどんなにおしゃれなメニューがあってもビビってコーヒーしか頼めない人のために送るニュース。


「銃お断り」スタバの決断 賛成派と反対派が店内対立で混乱、店舗閉鎖も

米コーヒーチェーンのスターバックスが19日までに、お客に銃器を店内に持ち込まないよう要請する声明を出した。これまで銃を公然と見せて持ち歩ける「オープンキャリー法」がある州では持ち込みを認めてきたが、方針を転換した。銃規制強化をめぐり賛成派と反対派の対立が激化するなか、スタバへの持ち込みがその象徴的存在となり、両派がそれぞれ店内で活動を行うなど混乱に巻き込まれたためだ。「賛成派でも反対派でもない」と中立を強調するが、反対派の来店拒否や抗議活動にさらされるのは避けられず、苦渋の決断だった。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130920/amr13092008190003-n1.htm


ペットだって気軽に入店させられないのに、喫茶店で銃お断りなのは当たり前だろうが・・・
と思うのだが銃規制をめぐる政治論争の場になるのがアメリカらしい。これがホントのカフェ文化なのか。
てっきりスタバに銃を持ち込むのはあのややこしいサイズ表記のせいかと思ってた。SがショートなのはわかるけどT!Tってなんだよ?トール?トールって北欧神話かっての!この中二病め(笑)
で、次がG、グランデ・・・なんで急にイタリア語やねん!ここはアメリカだぜHAHAHA
ベンティはさらに意味不明だな!イタリア語で「20」らしいけど!ここはアメリカ(以下略

こんな面倒かつ意味不明なメニュー表記を強制された日にゃあ銃でも取り出して一発二発ぶち込みたくなるってもんだ!スタバを破壊しろ!『ファイト・クラブ』だ!(ちなみに映画ファイト・クラブに出ていたエドワード・ノートンの爺さんは複合商業施設の設計者ジェームズ・ラウス)

日本のスタバはこんな論争の場に利用されなくて本当によかった。日本じゃせいぜい「今季の俺の嫁は誰か」「西住殿×秋山殿か西住殿×さおりんか」ぐらいの論争しかないしな。


関連:
熱い闘い~コーヒーショップ

http://sthomas.otaden.jp/search.php?search=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%90
  


Posted by 縛りやトーマス at 02:31Comments(0)世界のとんでもニュース

2013年09月25日

♪円盤なんてどこにもないよ ケッコー 結構売れてるもんネ

今季アニメでバカ売れ、400m先の未来へまっしぐらの『Free!』ですが、今週はついにド本命の『きんいろモザイク』のDVD、BD第一巻が発売デース!(カレン風に)


【朗報】きんいろモザイク、売り上げ1万超えか
http://konamikan.blomaga.jp/articles/12064.html
きんいろモザイクBD1巻、とら・ゲマなど初日完売。アマゾンほかネットも品切れ
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/51412138.html

最近流行りのイベントチケット優先販売申し込み券付き、全巻収納BOXアリの第一巻は超弩級の売れ行きでドレッドノートの通った後にはペンペン草も生えないのデース!ファイヤー!!(もはやカレンと金剛がごっちゃになった発言乙)
さすがに1万とまではいかなくても、5000以上は確定、6~7000辺りの数字が出るのでは。これは二期が狙える。
今やJ.C.STAFF、京アニに次ぐ萌えアニメの殿堂となったstudio五組が絶好調でノリに乗った作品だけにこの売れ行きは嬉しいな。これで得た金を元に寒すぎる挿入歌推しで読者をガッカリさせた『Aチャンネル』をやり直すんだ!!『Aチャンネル』って、そんなアニメもあったね(遠い目)

そう、先日放送された『きんいろモザイク』12話は謎のミュージカルオチだったが、異常なクオリティの作画と歌詞と音楽の妙なハマリ具合で激寒挿入歌を乱発して原作読者を唖然とさせた(大事なことなので二回言いました)『Aチャンネル』の失態をなかったことにするぐらいの仕上がりでした。


『きんいろモザイク』第12話、ここでのミュージカルは微妙だった‥Bパートもいつもの感じで良かったのに
http://blog.livedoor.jp/nyarusoku_anime/archives/33286114.html


ここでstudio五組最初の仕事だった『Aチャンネル』を忘れないぞと言わんばかりの演出にスタッフの決意を見た。『Aチャンネル』二期の暁には、激寒挿入歌を繰り返すぞ、と・・・
『きんモザ』で得た金はぜひ『きんモザ』二期に回してくださいお願いします。







その陰でこんなひどい漫画がw
草不可避wwwwwww

【きんいろモザイク】きんモザのマジキチ漫画ヒドすぎワロタwwww

http://blog.livedoor.jp/sokudokuex/archives/33107750.html  


Posted by 縛りやトーマス at 22:11Comments(0)アニメ

2013年09月24日

ハイキュー!!アニメ化いくわよー!

最近のジャンプ本誌で第二の黒子のバスケと評判の『ハイキュー!!』
読んだことないからどんな内容か知らんけど(おい)知り合いの腐女子がエラハマリしていたので、まあ、そういう漫画です。

単行本7巻で累計250万部という勢いからしてアニメ化が噂されていたけれど、この度めでたくアニメ化が決定。

『ハイキュー!!』TVアニメ化決定!
http://otanews.livedoor.biz/archives/51961987.html

しかしそのネタバレの仕方はWEB2.0時代(いつの話や・・・)ならではというか・・・

まず来週末に発売される最新8巻の帯に「アニメ化決定」とあり、おそらく来週発売のジャンプ本誌でも発表されると思われる。
その帯入りの最新刊がヤフオクに出品、そこからバレるという・・・
これには連載漫画の超展開が十八番のジャンプもさすがに予想不可。ポルナレフ状態。
ハイキュー!!公式サイトでもアニメ化のアの字も出てませんわよ。

ハイキュー!!公式
http://www.j-haikyu.com/

ヤフオクのページ
http://page18.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/w90959555

黒子のバスケがよくわからん薬物テロ騒動で(あれは結局解決したのか)勢いに水かけられただけに、極めて健全なスポーツ漫画としてハイキュー!!を売りだそうとしたのに、このしょうもないネタバレはジャンプとして望ましいのか。
身元特定はまだですか?

  


Posted by 縛りやトーマス at 13:43Comments(0)漫画

2013年09月23日

燃え尽きた火の鳥『ガッチャマン』

40年の時を経てついに実写化された『科学忍者隊ガッチャマン』の実写映像化作品『ガッチャマン』を観る。



「ついに実写化」と書いたけれどこういう表現には実写化が望まれた作品にこそふさわしい言葉であって2013年に生きるどこの誰がこの実写化を望んでいたんでしょう。
冒頭。謎の宇宙人ギャラクターが侵略を開始、地球上のあらゆる武器を無効化するシールドの前に地球の軍隊は歯が立たず、わずか17日間で地球の半分は壊滅状態に陥り、生き残った人間は肩を寄せ合い暮らしていた。そして17年の月日が過ぎた。
17年後の東京は高層ビルが立ち並び、人はみなおしゃれなカフェでお茶を飲み、剛力彩芽演じるジュンは「買いすぎちゃった~」とブランドものを詰めた紙袋を山ほど抱えていた・・・

・・・おい、地球の半分は壊滅したんちゃうんかい!!

そこに任務要請を告げるメッセージが届けられ、リーマン風スーツのケン(松坂桃李)、労働者風のリュウ(鈴木亮平)、ジュンとジンペイ(濱田龍臣)の4人が潜入捜査よろしくどこからともなく颯爽と現れる。そこに突如ギャラクターが出現、軍隊は応戦するもののシールドの前にことごとく無効化されてしまう・・・って通用しないのがわかっている武器をなんでまだ使ってるのか。「持ちこたえろ!」って無理だよ!
そこに現れたガッチャマンが
「俺が見えるか悪党ども。実態もなく忍び寄る、白い影が」
よくわからない決め台詞を吐いた後、ビルの隙間をぬって飛び回る爽快感ゼロのアクションを披露。ギャラクターを唯一倒すことができる『石』の力を引き出せる『適合者』であるガッチャマンだけがギャラクターに対抗できる戦士なのだ!『石』ってなに?『適合者』って?と疑問だらけなんだが特に説明もなく映画は進む。
自走する巨大車輪に仕掛けられた爆弾を解体しようと内部に侵入するジュン、赤と青のコード、どちらを切る?な『ジャガーノート』風解体に挑むも失敗、仕方なくジュンは怪力で爆弾をぶっ壊す(最初っからそうしろよ)。
五人目の『適合者』ジョー(綾野剛)の助けもあり無事任務を成功させたガッチャマンは基地で一休み。ジュンの頭にあるのは地球の未来とか、ギャラクター壊滅とかそういうことでもなんでもなく、一目惚れしているケンに「自分の手料理を食べてもらう」こと!だがジョーの口から幼なじみだったナオミ(初音映莉子)の存在を聞き居ても立ってもいられない。
しかもケンとジョー、ナオミはどうやら三角関係だったらしいことが匂わされ、ガッチャマンたちの間に動揺が走る。そんな中ギャラクター内部で権力争いに敗れた幹部のイリヤが亡命を求めているとの連絡が。ヨーロッパ解放を訴えるパーティ会場に現れるイリヤを迎えるために潜入するケンとジュン。仮面舞踏会風(なんで?)のパーティに偽IDで潜入するんだが、敵の組織でもないむしろ身内のはずのパーティに潜入しなければならない理由がわからない。
パーティ会場で無事イリヤ(中村獅童)と接触するも、ジョーが乱入しイリヤを攻撃。イリヤはジョーがプロポーズしたナオミを殺した相手だったのだ!ちなみにプロポーズしたのは適合者たちが戦地から撤退するバスの中で!戦場でイチャイチャ恋愛ごとにいそしみ、さらに「お前はナオミを殺したこいつを許せるのか!」「お前のせいでナオミは死んだんだ!」任務そっちのけ、個人的なイザコザで作戦を台なしにするジョー!
クライマックスはあと30分で地球が壊滅するという事態なのに「ジンペイを見捨てた」という理由で大げんかを始めるガッチャマン。あと30分しかないんで、喧嘩は後にしてください。

この映画のガッチャマンたちは最後の最後まで「地球を救う」という使命よりも個人的な諍いやメンバー内の恋愛ごとをなによりも優先する始末でこんなやつらを『適合者』にした『石』はどういう基準でこいつらを指名したわけ?まあ、石の考えることだしなあ。
最後に明らかにされるベルク・カッツェの正体もまったくつじつまがあってなくて、ギャラクターが一体なんのために地球を攻撃したのか、さっぱりわからないよ・・・

少なくともこれは『科学忍者隊ガッチャマン』でもなんでもない!監督の佐藤東弥(『ごくせん』『カイジ』が代表作の)はまるでガッチャマンがわかってない!
普通ガッチャマンを映画にしようと思ったらハードなアクション描写、ゴッドフェニックスなどのガジェット、バードミサイル狂いのジョー(「頼む!一発でいいから撃たせてくれ!」)、ジュンのパンチラ・キック・・・


アレックス・ロスによるジュンのパンチラ・キック


そういった要素をどれだけ再現できるかに心血を注ぐもんじゃないの?パンチラしないジュンなんてジュンじゃない!!
だが製作陣のやったことはガッチャマンを「現代風に」アレンジしスーツも設定もストーリーもすべてを変更して「ガッチャマンでない何か」を創り上げることに心血を注いでるのであった。
彼らにとってガッチャマンという素材は
「誰でも知っているタイトルで、宣伝費はかからないし元々あるキャラクターとストーリーを流用すればいいだけ。現代日本を舞台にすればセットを組まなくてもいいし、メインの登場人物は少年少女だから若手の役者を使えばギャラも抑えられる。お金も時間もかからない、宣伝の必要もない一石二鳥!」
という費用対効果だけを考えた企画だったのではないでしょうか。
マーベル・コミックが自前のヒーローを使った実写映画をビッグバジェットで製作するのとは大きな違いだよ(そのマーベルだってかつては『パニッシャー』『キャプテン・アメリカ』などガッチャマンレベルの作品を送り出してたんだけどね)。

そんな費用対効果も空しく、大コケ状態のガッチャマン。

実写版「ガッチャマン」火の鳥ならぬ火の車! 中途半端な原作要素にファン怒り

「ガッチャマン」は8月24日に307スクリーンで公開されたが、公開2日間の興行収入は1億1569万円。「製作費にもよるが、300スクリーン級で公開される邦画は打ち込み(公開2日間の成績)3億円以上でヒット。1億円台は…まずいですね」と邦画のベテラン映画プロデューサーは話す。このままでは、最終興行成績が10億円に届かない可能性も出てきた。「主演5人の特注スーツで2000万円。宣伝費込みで約6~8億円の製作費とみられるから映画興行だけで回収するのは厳しい。2次利用でトントンかな」(同)


http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130902/enn1309021141003-n1.htm


跡形もなく燃え尽きたガッチャマン。火の鳥は飛ばなかった!  


Posted by 縛りやトーマス at 01:13Comments(1)映画

2013年09月21日

自分探しの旅『マン・オブ・スティール』

スーパーマン映画『マン・オブ・スティール』を観る。



『スパイダーマン』三部作や『バットマン』のようなシリーズ化を目論んで数年前に作られた『スーパーマン・リターンズ』が予想外の不入りだったためにこの度クリストファー・ノーランを製作に迎えて新スーパーマンとして生まれ変わることになった本作はスーパーマンの故郷クリプトン星の崩壊から始まり、地球に流れ着いたカル=エル(スーパーマン)が地球人の夫婦に拾われ、地球人として育てられるもののやがて自身の正体を知り、自分の力を人助けのために使うことにする・・・という一からのやり直しに。

ノーランは『バットマン』シリーズでも「現実世界にバットマンのような人間が存在したらどうなるだろうか?」というシミュレーションをしたように、『マン・オブ・スティール』でも現実の世界にスーパーマンが存在したどうなるだろうかというシミュレーションを繰り返す。
子供の頃から超人的な能力を持ったクラーク(スーパーマンの地球名)は周囲から孤立して喧嘩すら出来ない。下手したら相手を殴り殺しちゃうから!ならばと彼は人助けのためにその能力を使おうとする。川に水没したバスを怪力で押し上げる。能力が役立ったと大喜びのクラークは地球での父親ジョナサンに「みだりにに能力を使ってはいけない」と諭される。使ってはいけない能力を自分はなぜ持っているのか?なんのために自分は生きているのか?と自問自答を続けるクラークはホームレスとなって自分探しの旅を始める。そのへんの若者じゃないんだから・・・

この時点では自分自身の正体が「クリプトン星の遺児カル=エル」だと気づいていないクラークは自分がまったく見えていないので旅を続けつつ、結局能力を使って人助けをしてしまい、そこには居られなくなってしまう。旅の果てに本当の父親ジョー=エルが遺したメッセージを受け取ったクラークはカル=エル/スーパーマンとしての使命に目覚める。
クリプトン星では出生がコントロールされていて、機械から生命が生み出される(!)。生まれた生命は階級ごとに仕事もなにかも決められていて逸脱を許されない。だがジョーは選択することの重要さを示すために妻ララにカル=エルを自然分娩で産ませる。地球での父ジョナサンは超人的な能力を持っていてもそれを使うだけが人生の選択ではないということを命をもって証明する。ハリケーンに巻き込まれそになったジョナサンを救おうとしたクラークに「よせ」というのだ。
「選択」という行為の重要さを説く二人の父親役がラッセル・クロウにケビン・コスナーですよ。ハリウッドが誇る超女たらしの二人に人生を説かれるスーパーマン!息子がよく曲がって育たなかったもんだな。

そんな選択を1時間以上もかけてたっぷりと描写された後はクリプトン星人の生き残り、ゾッド将軍、その手下らとのスーパーバトルが展開される。監督であるザック・スナイダーお得意のスローモーションを活用した肉弾戦はぶん殴った相手が数百メートルほどふっとび、一瞬にして数百メートルを移動して殴り返すという『ドラゴンボールZ』を彷彿とさせるアクション。見た目は派手だがただひたすら殴り合ってどっちがどれだけ強いのかまったくわからずいつの間にか勝敗がつくというアクションにはメリハリもカタルシスもない。
地球人たちは何が起こってるのかまったくわからず、クリプトン星人同士が暴れまわってる間完全に蚊帳の外に置かれている。
人の家の庭で他人が勝手に暴れまわって、破壊した挙句地球のヒーロー宣言されてもねえ。「喧嘩なら他所でやっとくれよ!」てなもんですわ。
異様な世界で狂人同士が対決する『バットマン』シリーズでリアリズムを追求することの間抜けさを最後まで見抜けなかったように、『スーパーマン』でもリアリズムを追求しすぎて単純明快なヒーロー像を逸脱してしまう間抜けさをまた繰り返したクリストファー・ノーランは自分自身が見えていない(だから自分探しをするのか)  


Posted by 縛りやトーマス at 23:44Comments(2)映画

2013年09月20日

世界一買ったよ→ホントにぃ~?→驚愕

本日9/20午前よりiPhone最新モデル5s、5c発売開始。
ウィルコムPHS所有の私にはさっぱり関係のないことですが、数日前から各キャリアの販売店にはこのビッグウェーブに乗らんとする人々が列を形成。発売を記念して芸能人がお出迎えするイベントが各キャリアで行われ、初のiPhone発売となるドコモはセレモニーに渡辺謙と堀北真希が登場、購入者15人まで堀北真希ちゃんが握手をするというサービスっぷり。
対するiPhone先行組のソフトバンクは上戸彩、auは哀川翔&剛力彩芽で迎え撃つ展開に。値段ではドコモが割高なのですが、面子の豪華さでドコモが頭ひとつ抜きん出た感があるな。


実質0円てどゆこと? iPhone 5S、ドコモ/au/ソフトバンクの料金プランを一覧で比較! 2年間総額で考えるとわかりやすい
http://www.i-mezzo.net/log/2013/09/14150000.html


この手のイベントではおなじみの一番前に並んだ人がマスコミ用記念撮影をするお約束があるんですが、ソフトバンク銀座店でのセレモニーである事態が・・・


iPhone発売!各店イベント速報

http://japan.cnet.com/stream/564/



先頭購入者のTシャツ、よく見たら田村ゆかりTシャツやん。



今年のツアーTシャツを堂々着用して先頭に並ぶ王国民の本気を見た。セレモニーゲストである上戸彩の立場がまったくない写真だが、30を前に結婚、アイドルを卒業しようなどとたくらむ女などさんじゅう・・・17歳で現役のアイドルであらせられる姫の前では役に立たないiPhoneアプリ以下の存在であろう。王国民が正しい!  


Posted by 縛りやトーマス at 11:40Comments(0)声優