2014年08月31日

9月告知

9月予定


9/10(水)
『ギリギリアウト』
場所:なんば紅鶴
開演:19:00~
料金:1500円(1drink別)
出演:山田ジャック 万次郎 縛りやトーマス えりこぎたー ツインテイルズ 夢野さくら 村橋ステム 日本クレール YUJI 宮城ゆか


9/13(土)
『新アイドル十戒 六戒目』
場所:アワーズルーム(肥後橋)
http://hourz.info/%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/
開演:19:00~
料金:2000円(1dink別)
出演:竹内義和 縛りやトーマス

サイキックをやってた男と聞いてた男による魂と情熱と涙のコラボレーション!


9/16(火)
『新漫画党編集会議』
場所:なんば紅鶴
開演:19:30~
料金:1000(1drink別)
出演:もみちゃんズ 花鳥風月緒形 ぶたお Bカシワギ 縛りやトーマス


9/19(金)
『特撮談話室・おぷちかる~第七夜~』
場所:なんば白鯨
開演:19:30
料金:500円(1drink別)
出演パネラー:西泰幸、他

・特撮ファンの特撮ファンによる特撮ファンの為の真剣特撮しゃべり場!出演パネラーとお客様で語り合う、一体型特撮トークライブ!


9/22(月)
『深大阪地獄絵図~おおさかオモシロマップ〜』
なんば紅鶴
start 20:00 / ¥1、000- (1drink別)
出演 / 射導送水(さばラジオ)、B・カシワギ(青春あるでひど)、他
ゲスト / 千坂恭二

・おかげ様で大人気のこのイベント!
大阪の本当に面白い観光地図を完成させるべく
体と時間とお金を使って皆さんに報告!
今回はゲストに思想家の千坂恭二氏を迎え、関西の土地に隠された知られざる過去を探ります!
あの場所で実はあんな活動やこんな騒動が!?
これまでのおもしろマップとは一線を隠す内容に乞うご期待!


9/24(水)
『旧シネマパラダイス』
場所:なんば紅鶴
開演:20:00
料金:1000円 (1drink&1food付き)

美味しい食事と映画の夕べ。旧シネ初の虫シリーズに突入!『極地からの怪物 大カマキリの脅威』!カマキリだって空をとぶ!!


9/27(土)
『僕の宗教へようこそ第六十一教義~特撮大全集その4』
場所:なんば白鯨
開演:19:00~ 料金:1000円(1drink別)
出演:縛りやトーマス アシスタント・トモ
ゲスト:かいけー

『仮面ライダー鎧武』終了直前最終回予想!3大特撮ヒーローフェスティバルを振り返る!他ニチアサネタもあるよ!ギンガも忘れるな!!


9/30(火)
『over40大喜利王決定』
場所:肥後橋アワーズルーム
開演:20:00~ 料金1500円(1drink別)
出演:山田ジャック ロビン(赤犬) 縛りやトーマス 竹内義和 オオトリーヌ他
MC:村橋ステム・ミウ・マッカートニー

40を越えないと見えてこないものもある。over40の人生の達人が集まり、大喜利に興じ、雌雄を決する。さあみんな集まれ!  


Posted by 縛りやトーマス at 21:25Comments(0)告知

2014年08月31日

安易な妖怪企画

 映画『STAND BY ME ドラえもん』はいつもやってる春の映画ドラえもんと違ってちょっと気持ち悪いリアルなCGなのでメインターゲットの子供たちには受けが悪いんじゃない?と興行成績の不振が予想されたが、蓋を開ければ予想以上の入り。


「STAND BY ME ドラえもん」が見事V3を達成。先週末2日間の成績は、動員34万8299人、興収4億8667万6700円と前週からは30%落ちたものの、5億円近い興収を2日間で稼いでおり、まだまだ勢いを失っていない。累計興収も45億8030万2400円に達しており、週明けには50億円超えが確実だ。

http://eiga.com/ranking/


 これは春の映画ドラえもんを軽く越える勢いで、夏休みということから子供が親にせがんだのと、「かつてドラえもん世代だった大人も泣ける」という宣伝がうまくマッチ。子供は家族連れで、大人は単独でも見に来るという相乗効果。明確に「泣ける」というコンセプトを打ち出した宣伝が功を奏したと。泣ける映画って強いんだなあ。

 そんな中、『STAND BY ME ドラえもん』と違ってオリジナルのアニメ映画として公開された映画がある。『スポチャン対決!~妖怪大決戦』だ。

http://spochan-anime.com/

 これは1969年に誕生したエアーソフト剣という武器とアクリル製の面という防具によって安全性を確保した競技、スポーツチャンバラ(略してスポチャン)を題材にしたアニメで競技の普及を目的として制作されたようで、今後はTVアニメ化(!)も控えている。
 予告編などを見る限り、子供向けの競技なので子供向けにアニメ化というのはわかるが、しかしスポチャンをそのままアニメにしてもよくあるアクションものにしかならないのでは?そこで流行りの妖怪と組み合わせるアイデアが生まれたのではないだろうか。
 「今、妖怪ウォッチというアニメが流行っています」
 「なら、スポチャンと妖怪を組み合わせれば子供が飛びつくぞ!」
 「妖怪には著作権がありませんからキャラクターは使い放題ですし」
 「お化けにゃ学校も試験もないからなあ」

 といった企画会議の様子が容易に想像できる。
 そうして制作されたアニメはなぜか夏休みの終了間近に公開日が設定され(他のメジャーどころの作品との兼ね合いで夏休みど真ん中に公開できなかったのであろう)、しかも当初公開劇場はイオンシネマ港北一館のみという限定公開で、これじゃ子供も大人も見られないよ!(現在では全国7劇場での公開が決定)せっかく普及のためにつくったのに…

 スポチャンは相手を思いやる、礼儀を大事にする競技なので、例えば自分が先に打たれて負けたと思ったら自ら「打たれました」と申告する自心審判という制度があるらしい。その自心審判でいうと『スポチャン対決!~妖怪大決戦』はやる前から「負けました!」な状況なのだった。


堀江由衣が歌う主題歌PV。再生回数の少なさに泣けた。

  


Posted by 縛りやトーマス at 13:54Comments(0)映画アニメ

2014年08月25日

ミスタードーナツの悪夢再び プレミアムドライブ

相武紗季「ドキドキワクワク」 まさかの“自分がプレゼント”
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/08/07/kiji/K20140807008704370.html

ファブリーズの新商品プレミアムクリップ(記事内では”グリップ”になってるけど、クリップです)のキャンペーンモデルに相武紗季が選ばれ、キャンペーンの一環として抽選で一名様に相武紗季とのプレミアムドライブにご招待されるという…

 この手の企画が出てくる度に思い出す、ミスタードーナツの高橋由美子手作り弁当二名様プレゼント…精液臭い男子が多数応募するものの、当選者が女性というどっちらけな結末に世間(どこの)が失望した、アレ。
 どうせ今回もこの”ミスタードーナツ高橋由美子の法則”が発動され、女性当選者がドライブする羽目になるのだろうが、いくらなんでも相武紗季とドライブしたがる女性ってのは相当めずらしいと思うよ。サクラ同然の女性当選者が相武紗季の隣でハンドル握るってのは、相当物凄い光景で、目眩がする。
 が、応募サイトをよく見ると

 ※当選者の方が相武紗季さんと二人きりでドライブに行くことができる権利ではありません。相武紗季さんとの商品体験撮影に参加し、車両に同乗いただくことができる権利です。

 とあるので、それぐらいなら気難しいことで知られる相武紗季も精液臭い男子が相手でも多少は我慢するわな。それにしても一緒に車両に乗るだけでプレミアムドライブっていうのも…車が走ってこそのドライブではないのか。
 仮に俺が当選者だとしたら隙を見てキーを差し込んで取材陣を中央突破。こちら側から助手席のドアの内部ロックして、シートベルトで相武紗季を拘束、そのまま高速に乗ってプレミアムドライブに出発するけどな。免許持ってないけど。
 なので関係者の皆さん、当選者選びだけは気を遣ってください。どんな奴が来るのかわかりゃしないんだから!

ファブリーズプレミアムクリップ
http://www.febreze.jp/premiumclip/index.aspx

  


Posted by 縛りやトーマス at 22:03Comments(0)ネット

2014年08月23日

梨紗に会いたかった

 サンテレビの週末にやってるエロ番組のCM(みひろとか、加藤鷹さんが出てくるやつ)でおなじみのトレンド書店のブログをある日見ていると、思わずマウスをクリックする手が止まった。

8/23(土)橘梨紗さんパチンコ店来店

http://trendbooks.blog17.fc2.com/blog-entry-272.html


 な、なんと!元AKBのAV女優として爆発的な人気を誇り、わずか半年で引退。疾風のように現れて疾風のように去っていった(古いねどうも)橘梨紗がまさかのイベント開催。



 このイベントの何が凄いかというと、彼女はAV現役時代にあれだけ人気があり、話題性もあったのに人前に出てくるイベントを一切行わなかったので、これが正真正銘の初イベント。
 いまどき誰でもやってるブログ、TwitterアカウントもなくSODから発売されるDVDのみがユーザーに与えられる唯一の情報で、これが彼女の価値をより高めていたといえなくもない。そしてあっという間に引退、その後何をしているのかもまったくわからなかったのでその存在は神秘的にすらなっていた。
 その彼女が一年の期間を経て、まさかの初イベント。一体なぜこの段階でイベントなどやることになったのか。なぜ半年で引退したのか。そもそもなんでAVに出たのかとか、色んなことが頭を駆け巡りましたが、この歴史的現場に立ち会わねばなるまい…!しかし最近は人気の新人AV女優が一発目からイベントをドタキャンしてそのまま引退というケースが何度もあり、彼女もひょっとして…と不安にまみれつつも「行かなければ始まらない!」と意を決して会場のメタルキングマックス難波店に。

 そう、今回のイベント会場はパチンコ、パチスロ店なのだった(一日で三店舗回る)。一年ぶりに現れ、初めてやるイベントがパチンコ店のドサ回りって!どういうこと!?
 店のウェブサイトを見ても8/23に店に来るってだけ書いてあって、普通この手のイベントをやる店(信長書店、買取MAXとか)なら当然のように告知の時点で何時に来るとか、参加するためにどうすればいいのかとか、表記するのが当たり前なんですが、何も書いてない。さすがパチスロ店、常識がないというか頭が足りないというか…おっと失礼。
 仕方なく当日開店時間を狙って突入。店頭には告知ボードがあるけどやっぱり時間も何も書いてないので頭の軽そうな女性店員に聞いてみると
 「13時から13時半頃にお店に来られるので、多少時間は前後しますが、その時間帯に来て下さい」
 と。それを店のウェブサイトに書いとけや!と言いたくなったけどそこは紳士的に振る舞い、再度13時過ぎに来店。
 するとさっきはスカスカだった一階フロア入口付近に人だかりが出来ており、みんな若干殺気だってましたね!店員により「到着は14時頃になるのでそれからイベント開始」と説明。
 「ドタキャンを心配されてるから知れませんが、必ず来られますのでご安心ください!」
 やっぱりみんなドタキャンすると思ってるんだ(笑)。
 イベントの内容は店でドリンクをオーダーするとサイン色紙、2ショット写真が撮れる撮影会に参加できる抽選にチャレンジでき、ここで外れた人は店内でパチスロを遊ぶとさらにもう一回抽選に参加可能。当選は限定20名。店内には約100名の橘梨紗目当ての客がおり、まずは100/20の抽選会にチャレンジ!ちなみに1drinkは200円だったので良心的な値段といえよう。
 しかしこの抽選、なかなか当たりが出ない。実はこのドリンク抽選、当たりが6枚しか出ないことが途中で判明。つまり店で遊んだ方が14枚の当選が出るという方式でグダグダ言わずに店に金落とせや!!ってことか!
 絶対に橘梨紗ファンでもなんでもない、単に年金でパチスロしてるだけのおばちゃんが当たりを引いているのを見て泣きたくなる
 当たりが出尽くしたドリンクが終わると全員一斉にパチスロコーナーへ行くのか…と思いきや、動きが鈍い。なんで?サイン色紙、2ショットチェキいらんの?実はここで集まった客の目的が写真撮影だということがわかった。
 途中でフリーの撮影タイムがあり、そこがこいつらの真の目的のようで、サインとか2ショットチェキとか、どうでもよさげ!ひたすら手持ちの機器の整備に余念がない。
 確かに橘梨紗は表舞台にまったく出てくることがなかったので、その写真自体が貴重なのはわかるけど…まあ、俺もデジカメ持って行ってたけどな!でもサインだってSODショップサイト向けの一部商品しかなかったから、それも貴重なんだけどな…あ、ちなみに抽選会は外れました。

 さすがにパチスロやる気はないので200円のドリンクを寂しく飲み干し、開始時間まで一階フロア前で待機。14時が近づくと店員が時間通りにイベントは始まると告知。ここでは


 「彼女は初イベントなのでとても緊張しており、フリートークも面白い解答が返ってこないかもしれませんが、暖かく見守るように」
 「みんな色々聞きたいことはあるかも知れませんが、そもそもフリートーク時間がほとんどないのでみんなNG項目っぽいことは聞かないように。所属してた某グループのこととか、絶対に聞かないように!」
 「彼女はもう引退してますので、またAVに出るんですか?と聞かれても出ませんというのが答えです!『次はエスワンですか?』とか聞かないように!」
 「引退して一年も経っているので、『見た目が以前と違う!』とか言わないでね!」


 と聴けば聴くほどネガティブさが増す言葉を聞かされ、不安が募りはじめる。何しろ、もう一年経ってるし、下手すりゃ激太り、いや逆に激痩せして「もしかしてクスリ…」お前はやまぐちりこか!!とあまりの変わり果てた外見になった彼女を目の前にし、やっぱりくるんじゃなかった!あの時のいい思い出だけを胸にしまっておくべきだった…
 と後悔し、夜布団にくるまって呻く様が容易に想像できたのだった。
 つうか店員!もっと前向きになること言えよ!最悪だ!

 イヤーな気持ちのまま14時になりドタキャンすることもなく橘梨紗さん来店―!


 か・わ・い・す・ぎ・る・や・ろ…

 クスリ痩せとか、激太りもなく、DVDで見たまんまの梨紗が目の前に!一年間という時の流れをまるで感じさせない佇まい。俺たちは今2013年にいる!ちなみに衣装はAKB風の青い制服…NG項目はどうした?
 一階フロアステージの後ろにはモニタがあって彼女が立ってしゃべっている間、パチンコ、パチスロにもなってるAKBのPVが流れっぱなしで、しかも店内BGMは『会いたかった』って…メタルキングマックス難波店、わざとじゃねえか…?
 ちょっとだけしかないフリートークは橘梨紗の持ってるマイクが不調でほとんど音が拾えないというあまりにもあんまりなアクシデントで「はい」「はあ」ぐらいしか聞こえず終了(!)俺、最前列に居たのに。
 そのまま一階パチスロエリアを回って宣伝用写真とパチスロ中のファンと2ショット撮影(そんな適当な)。この後は2階のイベントコーナーでフリータイム撮影会があるのでそそくさと移動。すでに場所取りが始まっており、正面付近は二列分の人がおり、両サイドはまだ一列だったので悩んだ結果横へ移動。
 一階での撮影が終わった彼女が二階にやってきて、まずは2ショットチェキの撮影会。この段階ではまだフリーの撮影は禁止なのに、最前で望遠構えた奴等が撮影を開始。スタッフに止められると
 「えっ?まだ撮影ダメなんですか?わからなかったんで、どうもすみません」
 いけしゃあしゃあとぬかしやがって、どう見てもわざとだろうが…!
 こういう堂々とした奴等がお宝写真を取るセミプロ連中なんだろうなと、ある意味感動した。

 こんなクソ連中に囲まれながらようやくフリーの撮影タイム1分30秒。普通、アイドルイベントの撮影タイムは1分なので30秒も余裕がある!楽勝だ!!殺気立った連中(俺含む)は橘梨紗をカメラに収める最初で最後のチャンスだとばかり自慢の望遠を構えた!撮影スタート―

 結果はブレまくり、ピント合わずでロクな写真撮れませんでしたわ!!敗北!夕方自宅で布団にうずくまり呻くのであった。高速連写設定にしたのが間違いだったか…
 最後は一階に戻ってチェキの残り、サイン入りマグカップを賭けたじゃんけん大会(AKBのじゃんけん大会よりガチな勝負のやつ)に見事玉砕し、無事イベント終了。
 肝心のフリートーク部分がほとんどなかったので彼女の肉声が全然聴けず残念。一日で三店舗回る強行軍なので、時間押しをすごく気にしてるようだった(気にしてるのはあくまで店員側というのがポイント)。ただ、フリートークとかが苦手そうな感じはして、その辺がアイドルとして大成しなかった理由かな…とは思ったりもしたのだが。
 とはいえ目ざとい奴等がこっそりとハイタッチをしていく中、次の会場で去っていく彼女は本当に可愛かったです…

 しかし疑問が残るのはAV復帰がないのであれば一体なんのためのイベントだったのか。
 てっきりイベントと同時に復帰の発表と思ったのですが、しつこいほど店員が「復帰はない」というし、それを本人ではなく店員がいうのも変だし、イベントで本人をいい気持ちにして「どう?またやらない?」とその気にさせるわけでもなく。本人に余計なことを一切しゃべらせず、決まったイベントだけこなせとでも言われてる感じがしなくもない謎のイベントでした。本人は硬い表情ながらも、ニコニコしてたんですけどね…参加したのは難波店のみだったのでこの後のニコニコ寝屋川や御殿山では違う感じだったのか、気になるところ。

 でも歴史的瞬間に立ち会えたいいイベントでしたよ。さて今からDVD見て感慨に耽るとするか。




ブレまくり、ピントズレまくりの中でもマシだと思える二枚。こんなのしか撮れませんでした…  


Posted by 縛りやトーマス at 19:36Comments(0)AKB48AV

2014年08月23日

思い出せないがいい夢を見た漫画

 遅ればせながら今月号のまんがタイムきららを読む。


 注目は萌え四コマ漫画の新たな流れを切り開いた三上小又先生の『ゆゆ式』だ。
 この漫画は「ゆ」から始まる名前を持った三人の女子高生「ゆずこ」「縁」「唯」の3人が意味があるようでまったく意味のない日常会話を延々と延々と延々と続けていく漫画で時に起承転結を頭から無視した四コマが延々と延々と延々と続くので「こんなの四コマじゃない!」などと頭の固い昭和生まれの燃えないゴミがたまーにわめいていますが、こういう新しい表現を認められない老害はいつの時代も存在しているので、こちらも無視してあげるのが筋でしょう。カメラが誕生した時にも「魂が抜かれる」とか言ってた連中がいたのです。

 話が逸れたな。『ゆゆ式』の話なのだが、最新話は唯が「あんま覚えてないがたしか凄いいい夢を見た気がする」というところから始まり、その夢とは「草原ですごい高いお酒飲んだらビックリする位おいしかった」というもので、その話を聞いたゆずこが大体これぐらいの味を想像していると「そんな想像しているようなレベルの味じゃない」と唯がゆずこの想像を先読み。しかしゆずこが「桃ぐらいうまい?」といったので「それ近い!」

 どう?この意味のない会話。女子高生ぐらいの年代の子が普段している本当にどうでもいい会話が実にリズムよく(時にはリズムすら無視して)展開されるのにたまらなくほっこりする。
 この二人の縁が合流して、料理大会が始められるのだが…以下画像でお届けする。









 「ハンバーグ!」「ハンバぐ 動詞・ハンバーグを作る の意ね」
 「肉をー…ビターン!ビターン!」「ビターンしすぎた!ビターンオーバーです!」
 「おーっ良い音!」「ナイスジュワー!「ナイスジュワー!」
 「レタスちぎりたのしい…」「レタスごめん!」


 意味がないことに意味がある、この会話劇は三上小又先生独自のセンスによって出来上がっているので、これを上っ面だけ真似してもダメなのねー(安易にパクった漫画をたまに見かけるけど、もう見ていられない)
 思い起こせば学生時代の俺たち(誰よ)もこんな無駄な会話をずっとしていたような気がする…不毛な…時間だった!!唯ちゃん俺をしかってくれ!!


 そしてこの漫画の楽しみ、柱ページにある「三人に同じ質問をして、どんな答えが帰ってくるか?」で三人の性格の違いがわかるというアレ。


 以前に「結婚するならどのくらい?(何歳ぐらいで?)」というアレに唯ちゃんが「お互いがしようってなったあたり?」といった時、ゾクゾクしたね!
 ちなみに俺がねんどで最初に作るのは立方体だ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 00:34Comments(0)漫画

2014年08月21日

現実の女には愛がない!『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』




 1830年イタリア、オペラの幕間に異常なスピードでヴァイオリンをかき鳴らす男ニコロ・パガニーニ(デイヴィット・ギャレット)。観客は誰も彼の演奏を聞かず、無視するか野次を飛ばすか。
 「こんな連中に俺の才能は理解できない!」
 そう吠えるも手持ちの金は付き、生活は行き詰っていた。そんなパガニーニの前にウルバーニ(ジャレッド・ハリス)と名乗る男が現れる。
 「俺と契約すれば、お前を世紀のヴァイオリニストにしてやろう。代償は、あの世で会えたら恩を返してくれ」
 パガニーニはこの怪しげな男と悪魔の契約を結ぶことにする。

 『悪魔に魂を売り渡した』『愛人を殺して監獄に放りこまれた』『あまりの激しい演奏に弦が切れ、一本だけになっても弾き続けた』
 ウルバーニはそんなセンセーショナルな伝説をパガニーニの売り文句に使い、好奇心を掻き立てられた大衆はパガニーニの公演に押し寄せた。「一ヶ月以内にミラノで公演する」という約束も果たされ、パガニーニは本当に世紀のヴァイオリニストになった。
 だが成功で得た名声、金銭とは裏腹にパガニーニの私生活は荒れた。酒と女、ギャンブルに溺れいくら稼いでも懐は満たされず公演前日に自分のヴァイオリンを賭けて、負けてしまう。確実に儲かるロンドン公演は「愛する息子と離れたくない」と言い出すパガニーニ。
 ヨーロッパ制覇の野望を持つウルバーニはパガニーニを酒で酔いつぶれさせ無理矢理ロンドン行きの船に乗せる。ロンドン公演を企画した指揮者のジョン・ワトソン(クリスチャン・マッケイ)はパガニーニが来ることを信じて大金を振り込み続け、家財を差し押さえられており、ようやくやってきたパガニーニの姿に興奮を隠せない。
 だがロンドンでは道徳向上女性同盟を名乗る女性たちの団体が女たらしで知られるパガニーニを敵視して排斥運動を繰り広げる。騒ぎのためホテルから逃げ出した一行。ワトソンは仕方なく自宅にパガニーニらを招き入れ、一人娘のシャーロット(アンドレア・デック)をメイドを偽ってパガニーニの世話をさせる。パガニーニは美しいシャーロットにすぐ言い寄るが、高名な指揮者の娘で、自身も歌手として成功を夢見るシャーロットは「うぬぼれ屋」とパガニーニをはねつける。

 傲慢で練習もせず、チケットが高額すぎて売れなくても何処吹く風のパガニーニに我慢の限界を感じるシャーロット。ある日歌の練習をしていると、その歌声に心を打たれたパガニーニは自作のアリアを贈り、互いの才能に感服した二人は心を通わせあうのだった。だが自分の野望のためにシャーロットが邪魔だと考えたウルバーニは二人の仲を引き裂こうとする。


 1800年代に活躍したヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの半生を綴った伝記映画である本作は一部に創作を交えたフィクションだ。映画内に登場するウルバーニは実在した従者フランチェスコ・ウルバーニと、ロンドン公演に関わった興行師ピエール・ラポールを混ぜあわせた人物で、彼はパガニーニに悪魔の契約を迫り、代わりにこの世では味わえないほどの享楽を与えるが、女性との愛に溺れて破滅する…
 これはゲーテの『ファウスト』だ。『ファウスト』は悪魔メフィストフェレスと悪魔の契約をしたファウストがこの世のあらゆる享楽を得るが、グレートヒェンとの恋に溺れ、破滅する。まったく同じだよ!
 『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』はパガニーニの半生を『ファウスト』的解釈にして再構成した物語だ(ゲーテは実際にパガニーニに会ったこともあるという)。
 ちなみにゲーテが『ファウスト』を書いたのは現実世界の女性に失望させられ続け(何度も婚約、結婚寸前までいって破談になるのだが、きっと直前で女の残酷さを見せられたに違いない)、「現実の女には愛がない!」と絶望の淵で生み出した作品で、『パガニーニ~』でも出てくる女ってパガニーニの外面や名声や金だけが目的の不埒な女やフェミニスト、スクープだけが目的の女性記者とか、イヤーな女ばっかなの!シャーロットぐらいしかまともな、真実の愛を知る女がいないんだ!繰り返すが、現実の女には愛がない!!
 パガニーニの物語にファウスト的解釈を加えたバーナード・ローズ、さすがとしか。


  


Posted by 縛りやトーマス at 14:46Comments(0)映画

2014年08月19日

盗難の使者 鉄人28号

万引き犯に「返さなければ顔公開」 専門家「やりすぎ」と指摘
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG0802W_Y4A800C1CC1000/

万引き犯?の顔写真公開中止 まんだらけ、警視庁の要請受け
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12H10_S4A810C1CC1000/

「まんだらけ」の万引き、50歳の男を窃盗容疑で逮捕
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG19H01_Z10C14A8000000/


 先週末行われたコミケでなのはが完売しなかったり、小林幸子が来たりと明るい(?)話題で盛り上がる一方、相反するヤな話題として盛り上がっていたのはこちらのまんだらけ騒動。店内で売られていた鉄人28号のブリキのおもちゃ(27万円)が万引きされてしまい、まんだらけホームページにて防犯カメラに写っていた犯人とおぼしき人物の画像をモザイク入りで公開。
 「12日までにおもちゃを返さないとモザイクナシの画像を公開する」
 としていたのだが、ネット上で「脅迫じゃないの?」などといった批判もあり、警察の要請を受けて画像の公開中止、数日後に犯人は逮捕という流れ。


まんだらけ「鉄人28号」、50歳アルバイト男を逮捕 「お金にしようと…」6万円で売却
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140819/crm14081907310003-n1.htm

 犯人のプロフが50歳アルバイトで売ってお金にしようと思ったっていう悲しすぎる動機に思わずビルの町にガオーって叫びたかった。売却金額が6万ってのも切なすぎ。半額にもならんのか…
 まんだらけの行為の是非はともかく、「鉄人のおもちゃを返さないと、こうだぞ!」という光景にはまるで漫画内で鉄人のリモコンを巡って起きる争いのようで、いいもわるいもリモコン次第。

  


Posted by 縛りやトーマス at 11:09Comments(0)オタクおもちゃ

2014年08月19日

帰ってきた『GODZILLA』




 初めて見たゴジラは84年版で、映画館に熱心に通った高校生の頃にやってたのは平成ゴジラシリーズだった。ちなみに『ゴジラVSキングギドラ』は本編のセリフとBGMを収録したドラマCDまで出て、何度も聞いた。あんなアホなもんでも満足していた当時の俺、いいお客さん。
 だから後になって初代のゴジラを見たときは全然違うのでまあ驚いた。平成シリーズは本当にアホらしかったが、それでも俺は公開初日に南街会館(当時ゴジラを上映していた東宝系列の映画館。今はもうない)に足を運んでいた。年末に公開されるゴジラ映画を見るのはお祭り、お約束だったからだ。
 ゴジラ生誕50周年の節目に作られた集大成作品『FINAL WARS』から10年後の2014年、ゴジラは蘇った。ハリウッドで。

 平成ゴジラシリーズが退屈だった理由のひとつとして『ゴジラVSビオランテ』のリアル路線が受け入れられず、『VSキングギドラ』からは昭和ゴジラがつまらなくなっていった歴史をたどるようにファミリー路線、怪獣プロレス路線に逆戻りしてしまったことだ。しかもそれを支えるストーリーがハリウッドアクション映画(『ターミネーター』とか)の露骨なパロディだったりして観客をしらけさせたり、肝心の怪獣同士のバトルを盛り上げるアイデアがスカスカだった。例えば『ゴジラVSメカゴジラ』ではメカゴジラと爆撃機ガルーダが合体してスーパーメカゴジラになるのだが、その合体ってのがただ背中にくっつくだけ!映画館ではその合体を見た子供たちが「ええっ!これだけ!?」と非難の声をあげていた。スーパー戦隊シリーズとかで複数のロボットが変形、合体を繰り返すのが当たり前だという時代にそりゃねえわな。

 ハリウッドでゴジラが作られる、と聞いて日本では到底かなわない映像技術があるだけに『VSメカゴジラ』のようなドジはあるまい、と思う一方、98年の『GODZILLA』のようなトカゲのバケモンが暴れ回る内容だったらどうしよう(あれはのちにゴジラの元ネタでもある『原子怪獣現わる』のリメイクをしようとしたが、『原子怪獣現わる』はもう誰も覚えていないからスポンサーがつかないと思い、ゴジラのリメイクをするフリして『原子怪獣現わる』のリメイクをしたんだ…と関係者が明らかにしたのを聞いて納得したけど、当時は「なめとんのか、ボケ!これのどこがゴジラじゃ!」と怒りました)…と不安になったが、今回の映画化は原点に立ち戻り、恐ろしいゴジラ像が復活していた。
 
 最初に現れる怪獣はゴジラと思いきや、敵対する怪獣ムートーだし(ゴジラと別の怪獣が一作目から現れるというのも大胆じゃない)、肝心のゴジラはなかなか姿を現さず、破壊された街や痕跡を残し、背ビレだけ見せて海を横断し、映画が始まって1時間半ぐらい過ぎたところでようやく全体像がお目見え。引っ張りすぎ。
 カメラは全編に渡ってゴジラの足元から見上げるカットになっており、「人の目から見た怪獣」がきちんと描かれ、必要以上に巨大感が出ている。その巨大で超自然的な存在である怪獣に人類は蹂躙されるだけなのだ。

 人間側のキャラクター、最初に怪獣の存在を見抜くジョーは自説の正しさを証明したとたんに死に、その息子フォードは家族の待つサンフランシスコに帰らなきゃといいながら途中で軍隊に復帰するわで一体何がしたいんだよ?
 平田昭彦が演じた役と同じ苗字、初代の監督と同じ名前を持つ芹沢猪四郎博士も科学の力を結集した超兵器で人類を救ったりはしない。ゴジラと敵対する怪獣ムートーのぶつかり合いをただ見ているだけ!人間側の登場人物が取る行動はほとんど無駄で報われず、怪獣の圧倒的な破壊の前にひれ伏すのみ。
 人類の知恵が、科学が、愛が最後に勝利を掴みはしない。監督のギャレス・エドワーズは怪獣に襲われ危険地帯となった町を二人の男女がただ歩いていくという『モンスターズ/地球外生命体』を撮っており、それは『クローバーフィールド』の影響を受けているんだけど、放射線を巡って怪獣同士が戦うという行為を太古の時代から続けているという辺りに『ガメラ3 邪神覚醒』の影響も見え隠れしていたり、色んな怪獣映画のアイデアが引用されている。怪獣好きなんだな。


 日本の原発や、1954年に米軍が怪獣に向けて核を使用した(同じ年に第五福竜丸事件が起きている)とか、核に関する描かれ方に多少不満があるものの(今までのシリーズにだってそりゃ不満はあるんですよ)、初代の持つ圧倒的恐怖が再現されているだけでも、うるさ型のゴジラファンは納得でしょう。

 今回は初代のようにメッセージ性を打ち出したが、次回作はラドン、モスラ、キングギドラを出すというのでエンターテイメント路線になると思われる。じゃあ3作目は対キングコングしかないな!
 また怪獣オタクたちが公開初日にワクワクしながら映画館に駆けつける祭りがやってきたのだ。


  


Posted by 縛りやトーマス at 05:07Comments(0)映画

2014年08月16日

釜ヶ崎の夏43回目

 西成三角公園で行われた第43回釜ヶ崎祭りに行ってきました。普段は危険すぎてあまり近づかない方が良いと言われる町が一年で一番安全になると言われる日ですからね。なにしろトラブル対策として付近には私服警官がウロウロしているのでとても安全です。

 今年は13日と15日の最終日に参加。最終日のメインイベントでもあるすもう大会に今年こそ参加しようとしたのである。すもう大会は勝つとスイカ半切れがもらえ、5回勝ち抜きで箱入りのスイカがもらえる。毎年のようにドヤ街の腕自慢が参加するので見た目のお祭り気分とは裏腹にガチンコまったなし!過去にはロマン優光さんも毎年のように参加していた伝統の血と暴力のイベントである。





 当日は不安定な天候の元、中止も囁かれる中2時過ぎに現場到着。伝統的な労働者系フォークシンガーらによるステージを見つつ、まずは展示物コーナーで例の西成特区構想に対する釜ヶ崎住民の意見が寄せられた掲示板を確認。



「本当は釜ヶ崎から野宿者を追い出したいだけだろ」
「官庁は淀屋橋につくれ」
「特区構想について萩之茶屋南公園で説明会をしろ」
 などといった辛辣かつ本音が炸裂したメッセージの数々を確認。その足元では掲示板で作られた日陰がちょうどいいと、野宿者があまりの暑さに耐えかねて寝ていました。あんたは猫か!!

 15時頃になり屋台がオープン。野菜と魚の天ぷら100円を初めとし、そうめん50円、かき氷100円、イカ焼き本体200円、ゲソ50円、チヂミ100円、チューハイ160円、缶ビール200円…と価格破壊にも程がある釜ヶ崎価格。2000円持っていればもう御大臣でっせ!去年はおはぎ(確か一個60円)があったのですが今年は残念ながらありませんでした。あの一個あれば十分なのにあまりの安さに何個も買って、ひとつ食ったらもうイラン、となるあのおはぎ好きやったのに…
 すもう大会が近づく中、ひっそりと行われたのが「カップラーメン早食い大会」勝つとインスタントラーメン一袋がもらえるという夢の企画、これを去年見たときはなぜか参加者が全員カップラーメンを味わいながら食ったため、まったく早食い競争にならなかったという…まあ、みんな飢えてますからね…カップラーメン、味わいたかったんでしょう…

 途中小雨降る中、天候も回復したのですもう大会は無事開催。たまに出てくる酔っ払いを相手にこずるく一勝を狙うという作戦でしたが、進行が押していたため、ガチでやってそうな人に当たってしまいあっさりやられました。


この後めちゃくちゃ押し出された

 しかし参加賞のうちわと釜ヶ崎夏祭りタオルをもらったのでよしとする。
 その後紅鶴のネトラジ収録イベントのため撤退。と同時にスコールが来たのであまりのタイミングの良さになぜこれがさっきのすもうに活かされなかったのか…
 この日は31年ぶりに加藤登紀子が釜ヶ崎に立つ!ということで相当お客さんが集まったそうですが、みなさん大雨に祟られて残念。



 来年は一勝を目指すぞ!大暴れまったなしだ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 17:24Comments(0)日記

2014年08月15日

トイ・ストーリーのマネかよ『STAND BY ME ドラえもん』




 『friends もののけ島のナキ』(11)の監督コンビ(八木竜一、山崎貴)による3DフルCGアニメ映画の第二弾。阿部秀司プロデューサーが『トイ・ストーリー』のようなフルCGアニメを日本でも作りたい、という動機から『friends~』は作られた。なにしろ日本ではオリジナルの劇場用アニメというのがまずヒットしない。スタジオジブリのようなブランド化したものや、TVアニメの劇場化など原作モノでなければ誰にも知られず消え去っていくのが関の山。
 『friends~』は最終的に14,9億の数字をだしたが、『トイ・ストーリー3』(10)が日本では100億超えてるのを見ると、少々物足りないのではないか。これでは「オリジナルの劇場用3DフルCGアニメをヒットさせる」企画自体が消滅する!と器具した制作サイドがとりあえず枠を維持するためにとりあえず原作付きを映画化しよう…と考えたのではないかと(以上根拠のない妄想です)。
 そこでドラえもんが企画に挙がったわけだが、藤子プロはすぐにはOKを出さなかったという。そりゃあ毎年春の映画ドラえもんがあるんだから、それとは別の3DフルCGアニメなんか作ってもらわなくても結構!っていう意見なんじゃない?藤子プロからすると。今TVで放送しているものとは違うドラえもんが存在するという状況もまるでかつて日本テレビで放送していた初代アニメドラえもんを彷彿とさせ、藤子プロとしては余計なトラウマが蘇ってきちゃいそう!
 そこで山崎貴監督は「原作漫画のエピソードをいくつか選び出して、ひとつのエピソードにする」とアイデアを出してきた。つまり原作通りにやるってこと!日本テレビのアニメは原作を無視した内容が藤本先生の怒りをかった理由のひとつだったことを考えると、山崎貴のアイデアは巧みではないか。
 こうして原作漫画でも有名なエピソード『さようなら、ドラえもん』『帰ってきたドラえもん』をオチに使い、「ドラ泣き、しませんか?」というキャッチコピーに象徴される泣けるドラえもん映画が作られたわけだが…

 『トイ・ストーリー』のようなオリジナル企画をヒットさせたい、という意図で作られた映画はあちこちのシーンに『トイ・ストーリー』からの模倣が見られ(タケコプターで町を飛ぶシーンや、キャラクターのオーバーリアクションなど)、さらにEDはNG集という有様でディズニーの3DフルCGアニメよりはるかに歴史のあるドラえもんがなんでトイ・ストーリーのマネをせにゃならんのか…
 唯一オリジナルのアイデアとして採用された「成し遂げプログラム」は作品に上手くハマっていて、これはのび太を幸せにしないとドラえもんは22世紀の世界に帰って来られない…というもので、ドラえもんはとっとと未来の世界に帰りたいから早くのび太を幸せにしようとするんだけど、段々のび太との生活が楽しくなって別れがたくなる。『さようなら、ドラえもん』で未来の世界に帰る理由づけとしても上手く機能しているし、ここだけは上手いと思った。

 あと、『のび太の結婚前夜』で描かれる山崎貴がイメージした「明るい未来」都市にトヨタの巨大ビルがそびえ立ってるの。こんな時代にまでトヨタが存在していて、トヨタによるメディア支配が行われているのかと思うと逆に暗い気分になっちゃったね!

  


Posted by 縛りやトーマス at 04:35Comments(0)映画アニメ