2014年12月31日

胸にジンと響くDear My Fellow

 有安杏果を欠いた状態の2014紅白ももクロのステージが終了。


 なんとももかのステージ衣装を切り取ってメンバー4人に一部分ずつ縫い付けていた。特別な演出はしないと言っていたがやっぱりね~




 今回の曲『My Dear Fellow』の途中コーラス部分が入るのだが、そこを24、25日のももクリで集まった観客に歌ってもらって、その部分を紅白に使用。俺が歌った部分が紅白に使われたぞ(笑)。

♪奇跡なんかは待つものじゃない
 君がその右手で
 勝ち取るものだから


 の部分な。
 ラストでは緑のライトがステージに溢れるという演出もあり、3年間で一番気持ちが乗った回ではあった。ももか見てる?こんなの見せられたらももか泣いちゃうよ。

\ももかー/
「なんだよぉ~」  


Posted by 縛りやトーマス at 23:29Comments(1)ももいろクローバー

2014年12月31日

3年目のダウン

ついに三度目の紅白を迎えるももクロちゃん。今年は三年連続出場を記念した三度目の正直Tシャツがファンクラブで販売、俺もすでにゲットして3年目の祭りを祝うぜ!と意気込んだのだが


ももクロ・有安杏果、インフルエンザ感染…紅白は残りの4人で
http://www.sanspo.com/geino/news/20141231/ido14123105010002-n1.html
ももクロ・高城、4人での紅白出場に弱気「有安の代役は重すぎ」
http://www.sanspo.com/geino/news/20141231/ido14123116570003-n1.html

 元気なありやす、ももか!でお馴染みの有安杏果がインフルでダウン。まさかの4人編成での紅白に。グループ内ユニット“事務所に推され隊”の片割れでもある高城れにちゃんがここまでヘロヘロ(いつもなら「私が有安の分までやってやるよ!!」と勢いづくはずが)なので、相当だと思われる。
 人数が多すぎて一人二人抜けたとことで視聴者は誰も気づかないし、ズバリ言うと誰かがいなくなっても代役はいくらでもいるAKBと違ってももクロから一人抜けるのは大変なのだ。
 ももクロの出場時間帯は21時過ぎの2部が始まってすぐ。もうどうこう言ってる時間はないのだ!4人ならではのパフォーマンス、見せてもらおうやないか!


  


Posted by 縛りやトーマス at 20:55Comments(0)ももいろクローバー

2014年12月30日

怒りの一撃『フューリー』



 舞台は1945年4月、連合国がナチス・ドイツに最後の攻勢をかけようとしている時。翌月にはヒトラーが自決し、8月には日本が降伏する終戦の年だ。
 陥落寸前のドイツだったが、非戦闘員の子供、女性らを借りだす総力戦がヒトラーによって命令され、連合軍が思わぬ抵抗に遭う。終戦寸前の時期なので連合軍側の兵隊も疲弊しきっている状況。M4A3E8シャーマン戦車「フューリー」号の車長ウォーダディ(ブラッド・ピット)は戦闘で死んだ副操縦士の補充を受ける。やってきたのはまだ18歳のノーマン(ローガン・ラーマン)で、彼は後方勤務のタイピストで前線の経験もない、戦車すら初めて見た男だった。
 戦車はクルー全員が完璧な連携、鋼鉄のスクラム(@バトルフィーバーJ)を組まないと何の役にも立たないし、ブラピ車長と他3名のクルーは歴戦の強者たちなので戦争も知らん若造に輪を乱されちゃかなわん、一刻も早く一人前になってもらうためノーマンに戦車内に飛び散った副操縦士の死体を掃除させ、「戦場で動いてるナチは全部撃ち殺せ!ためらうな!」という。
 小隊が行軍中、少年の姿を見つけたノーマンは発泡をためらい見逃す。すると少年兵はパンツァーファウスト(対戦車砲)を撃ち込み、味方の戦車が吹っ飛ぶ。小隊はなんとか敵を全滅させるが、ウォーダディは命令通りにせず味方を犠牲にしたノーマンに激怒。「今度はちゃんとやります」というノーマンにウォーダディは捕虜にしたドイツ兵を連れてきて、射殺するよう命じる。丸腰で「国に家族がいる」と命乞いをするドイツ兵を殺せないノーマンに無理やり銃を持たせて射殺させる…


 「ブラッド・ピット主演の戦争ドラマ」ということで女性ファンが感動モノと思って観に来ることを想定したらしいが、日本で監督らを交えて行われたプレミア試写会では上映後、顔を真っ青にして帰っていく女性客が多くいたという…配給会社でも「ブラッド・ピット主演作なので女性ファンにもアピールしたいのですが、この内容では中々難しい。いい作品なんですが」と宣伝に苦労していた様子。なにしろ『フューリー』で描かれるのは戦場の悲惨な現実ばかりだからだ。
 監督のデヴィット・エアーは元海軍経験者で祖父が第二次大戦に従軍しており、戦争の話を聞こうとすると口をつぐんで話したくない態度を取られることがあったという。孫に聞かせたくない話もあったろう。エアーは昨今の戦争映画が現実を描いていないことを不服に思っており、徹底したリアリティを持ち込んだ。
 そのひとつが戦車だ。劇中小隊がドイツの誇る世界最強の戦車、ティーガーⅠと対峙する場面。ここに出てくるティーガー戦車は現存する本物を使っている。世界に六台しか現存せず、イギリスのボービントン戦車博物館にある世界で唯一の走行可能な一台をこれまた世界で初めて映画の撮影に使用した(シャーマン戦車もボービントン戦車博物館からの提供)。
 「本物が動いてる!」とミリオタがヨダレ垂らしまくりのタンクバトルはティーガーⅠの88mm砲弾が横を通過しただけで兵隊の首がすっ飛ぶ(!)戦車アクションとしての見ごたえも充分。
 しかし『フューリー』のリアリティはやはり「戦場での現実」を描いている部分にある。戦争も知らない、初な少年だったノーマンはウォーダディのシゴキによってドイツ兵を殺せる鋼鉄の男に生まれ変わっていく。戦場ではそうしないと生き残れないからだ。ウォーダディは「有能な殺し屋」として周囲の信頼を集めるが占領下の街で二人のドイツ女性と出会う場面などではノーマンに父親のような愛情を見せ、本当はあったけえ心を持った男であることが描かれる。そんな人間を「有能な殺し屋」にする戦争の異常さが描かれるのだ。
 かつてアメリカ戦争映画は勝者の余裕で描かれる英雄譚ばかりだったものの、今や「第二次大戦はやはり悲惨な戦争だった」ということを描く段階に入っているわけだが、日本では『永遠の0』みたいに負けた戦争にも意味があっただの、兵隊の中にも英雄はいただの、真逆のことばかり書いてるのだから。
 『フューリー』は文字通り、そんな連中への怒りの一撃である。


  


Posted by 縛りやトーマス at 02:08Comments(0)映画

2014年12月29日

真由香何度目だ

 来年のMUTEKI第一弾が発表。



REBOOT 岡田真由香

岡田真由香MUTEKIファイナル!?Kカップの完全アイドルが今までにない濃厚なSEXに挑戦!逃れられない性衝動!乱れる濃厚FUCKで汁ダク昇天!!110cmの超乳Kカップを駆使しダイナミックかつ妖艶なSEXを披露!!


 また真由香かよw「MUTEKIファイナル!?」って『LOVE FINAL』の時にも同じこと言ってたと思うんだけど…
 これが最後というなら本番だけはしてください…再起動とかしなくていいから!

  


Posted by 縛りやトーマス at 15:29Comments(2)アイドル岡田真由香AV

2014年12月28日

ぞい発言は今後ないです ちくしょう!!

 女性だけのゲームメーカーに(よく見ると男性社員もいるようだが…)就職した新卒女子の奮闘を描いた、まんがタイムきららCarat連載中の『NEW GAME!』は主人公、涼風青葉のセリフ


 「今日も一日がんばるぞい!」
 が一部で話題となり、単行本の爆発的な売れ行きに繋がったとされているが、作者の得能正太郎先生が意味深なツイートを10月28日に投下していた(古い話でスンマセン)。



 ぞい発言を作中ですることは今後ないです。

 そんな今更…ひょっとしたら作者にとって「ぞい」発言のみがピックアップされるのは不本意だったのか。確かに「ぞい」だけが一人歩きして「変な語尾でしゃべる女子の漫画」と思われがちだが、主人公の青葉は至って普通の子であり、それが突然「ぞい」などと言い出すからそこに面白さが出てくるわけであって、だからぞいぞい言われても困っちゃうよなー
 なので封印するのは別に構わないんだけど、なんとなく『彼岸島』の名台詞「このにぎり飯が鮭だからちくしょう!!」「よりによってこのにぎり飯がイクラだから…」に変更された時のようなモヤモヤを感じた。なんか『彼岸島』の作者、松本光司はこのセリフがネタ扱いされたのが納得いかなかったらしいぞい(コラ)。鮭だろうがイクラだろうが珍台詞であることに変わりはないと思うんだけど!



  


Posted by 縛りやトーマス at 05:06Comments(0)漫画ネット

2014年12月25日

ももいろクリスマス2014~このミッション、インポッシブルです!~



 今年もやってきました。ももいろクリスマス2014さいたまスーパーアリーナ大会12/24~25。2013極寒の西武ドームに轟いた国立決定の告知。あれを超える感動を求めて今年もやってきました。でも西武ドームのももクリだけはマジで勘弁して欲しい。
 そして俺にとって今年のももクリは史上最大のミッションをくぐり抜けてたどり着いたということをお伝えしたい。

 すでにエンジェルアイズ(ももクロファンクラブ、以下AE)枠でチケットを確保した俺は入場の際に必要なAE会員証を探した…が見つからない。どうも紛失したようだ。入場はAE会員証がないとできない。仕方なく会員証を再発行届けをして再発行料1500円を振込む。が待てど暮らせど会員証が届かない。振り込んだのは12月頭。開催が迫る19日にファンクラブに問い合わせの電話をする。「その時期に振り込まれたのなら、会員証の到着は翌年になりますね」とのこと。それじゃ間に合わないやん!電話の向こうの声はあくまでも冷静に「会員証未着の場合は以下のものを当日にご用意ください」というのみだった。

 1.再発行料の振込みを完了した通知メール(画面を見せるかプリントアウトした紙)を提示
 2.写真付公的身分証明書(免許証や学生証、住民基本台帳カードなど)


 この二つがあれば会員証がなくても入場は可能。しかし俺は唯一持っていた運転免許証が期限切れのまま更新してなかったのだった…「その場合は以下の公的身分証明証を2点ご用意ください」

 健康保険証、社員証、学生証・生徒手帳、(写真なし)住民基本台帳カード、年金手帳

 俺が持っているのはABCで仕事する時に使う入館証ぐらい。「社員証」には相当するはずだが、2点必要なのでそれだけでは入場できない。それを伝えると「2点ご用意いただけない場合は入場をお断りする場合があります」えー!チケット代払った後なのに入場できないの?
 ももクロはAE会員枠チケットの転売防止目的のため当日現地でチケットを発行したり、顔認証システム導入や、写真つき公的身分証明証を提示しないと入場できないというとにかく融通が効かないのであった。
 会員証が届かない以上公的身分証明証として運転免許証を更新するしかない。しかし現在は19日。期限切れ運転免許証を更新できる運転試験場の空いている日は月曜22日と開催日当日の24日。月曜に運転免許を更新して火曜夜に予約済みの高速バスで出発すれば問題はないはずだった…が、月曜はABCでラジオ収録がある。それが終わった後で試験場に行っても間に合わない。月曜の更新は不可能となった。
 残された手段は開催当日の朝一に試験場に飛び込んで免許更新、新大阪から新幹線で東京入りするしかない。当然バスはキャンセルだ。とほほ。しかも俺は最近すごく視力が落ちているので(知らんがな)視力検査で引っかかる可能性があるのでメガネを作る必要が。メガネ代+新幹線代の無駄な出費!このミッション、インポッシブルです!!
 でもこれらをクリアしないとももクリには行けない。バス代もチケット代もすべてパァ。徒労と浪費が残るだけ。まあ悪いのは全部自分だし。しかもこの間無くしたはずの会員証が見つかったりもしたのだった(再発行料振込み後はその会員証は無効になるので今更見つかっても意味なし)。
 
 まずはメガネを作りに行く。検眼すると視力0.2という絶望的な結果。メガネはあっさり出来たので24日、朝一で光明池の試験場へ。視力検査クリア、10時半から講習(違反者講習なのできっちり2時間…)、出来上がった免許証を手に新大阪から13時50分発の新幹線に乗り、16時半前に東京着。さいたまスーパーアリーナまでは電車で約30分。ももクリ2014は16時半開場、18時半開始なので余裕で間に合う。神は居た!
 現地で一緒に見る予定だった地獄の遺伝子・ヘル東内と待ち合わせ(ヘルの分のチケットもAE枠で取ったのだ)。さいたまスーパーアリーナ1Fの展示ブースで会員証未着を伝え、出来立ての運転免許証を「どや!」とばかり見せるが受付の人は特に気にするわけでもなく(そりゃそうだ)、粛々の受付作業が済み、チケットが発行される。長い戦いが終わった…(まだ始まってないよ!ライブ前だよ!)

 すでに開演まで1時間となった物販エリアで買う予定だったギガライトVer.5売り切れの表示を見てヘルと二人と絶望した後、さいたまスーパーアリーナ内へ。座席はアリーナ上段で会場は見渡せるけど距離がありすぎなのでなんかイマイチ感。しかしライブは最高。

 OP、ロボットダンサー集団による「笑顔を無くした機械人形」のパフォーマンス(もちろんステージで笑顔を取り戻すのがももクロというわけだ)後で検索したら黄帝心仙人というよしもとクリエイティブエージェンシー所属のダンサーが率いる株式会社タイムマシーンというグループらしい。この後ももクロメンバーを模したロボットが現れ、プロジェクションマッピングで頭部にメンバーの顔が映しだされて心のないロボットに魂が吹き込まれる…という演出だったけれどれにちゃんの顔だけ映らないという痛恨のミス。なぜいつも高城れにがオチ担当なんだ!?それともれにの魂は浮遊していたのか?何事もなかったかのようにPRIDEのテーマ(さいたまスーパーアリーナだからね)でスタート。一曲目がなんと『上球物語 -Carpe diem-』。物凄い巻舌で歌うナンバーなのに舌も滑らかになってない一曲目に持ってきていいのか?もちろん心配無用。『サラバ、愛しき悲しみたちよ』『黒い週末』のアッパーなセトリが続くが音響がイマイチで声が拾いきれてない様子なものの、『白い風』『空のカーテン』『月虹』といった聞かせてくれるナンバーの仕上がりはバッチリ。
 限定シングル収録の『Chai Maxx ZERO』は『Chai Maxx』の前、ナンバーゼロという位置づけだそうで、夏菜子が「今度はChai Maxx NEWがいい」と言い出すもしおりんから「ネクストじゃね?」と突っ込まれる。「また英語もわからないのに適当なこと言って…」とメンバーから非難されまたも天性のバカっぷりを発揮するリーダーであった。
 そしてももクリ定番の『サンタさん』~高城れにマジックショー。今回は「なぜ高城はマジックに挑むのか?」というインタビュー映像つき!今年は一味違うのか?ちなみに去年の西武ドームでは玉井詩織切断マジックを成功させた際「来年は火を使いたい」と危険なことをのたまっていたが…今年はボックスに玉井詩織を入れて高城れにの手下たちが剣をぶっ刺す…というもの。しおりんが絶賛された後で嫉妬したれにちゃんがボックス内に入り、同じように剣を刺すのだが…ここでしおりんが手下に命じて火をつける!!たちまち炎上する高城れに!最大のピンチ!!どうなる高城れに!…まあ無事脱出してるんですけどね。来年は「水を使いたい」そうです。冬なのに水?
 ゴンドラ移動にて『コノウタ』『スターダストセレナーデ』、ソシアルダンスチーム“ソシアルクローバーZ”による『全力少女』『ミライボウル』といったももクロナンバーをアレンジした社交ダンスからクライマックス、KISSライブにももクロゲスト告知でアンコールへ。初日ラストは『走れ!』でフィニッシュ。
 ももクロにとってはさいたまスーパーアリーナって定番のハコなので「ついにやってきた!」って感じでもないし、夏の日産スタジアムみたいなお祭り感もないので、初日のライブに感じたのは「堂々たるステージ」ってとこか。タイムマシーンやソシアルダンスのパフォーマンスもいつものレジェンドクラスの芸能人コラボやサプライズ的なものがない代わりにひとつひとつの完成度が高く、「圧倒的なステージパフォーマンスでみんなに笑顔を届ける」という初期のガムシャラさで突き抜けていた時期以降のももクロのコンセプトに初日はガッチリハマっていたな。
 二日目は春のライブ場所告知などにサプライズ的なものが仕掛けられると思われ、ラスト見られるモノノフが羨ましいが、初日も圧倒的だった。
 
 あと、初日を見るために並々ならぬ努力をした俺はこの日誰よりもももクロを楽しんだということだけは言っておく。まあ自分が悪いんだけど。


  


Posted by 縛りやトーマス at 15:26Comments(0)ももいろクローバー

2014年12月24日

ここだけの秘密だからな

福山雅治 男限定ライブで秘密を披露
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2014/12/23/0007607152.shtml

 福山雅治が秘密を暴露!しかも男だけのライブで!
 男が男だけを相手に「ここだけの話」というからにはキダ・タローが墓場に持っていくぐらいか、もしくは船越英一郎が崖っぷちで「あなただったんですね?」と犯人を追い詰めるレベルの秘密をさらけ出すのか?そうなんだな?と期待したところ

>最高の夜を届けてくれた男たちへ「今日は僕のとっておきの秘密を見せましょう」とズボンをずりさげ、この日のための物販オリジナルグッズ「Tバック」をはいた“ハミけつ”をクリスマスプレゼントとして贈った。

 ただの物販宣伝かい!!矢沢がタオル出すのと同じやないかっ!!それのどこが秘密じゃ!!頭を下げんかい、頭を!!

>男性アーティストの男性限定ライブでは、史上最多動員での開催。それでもキャパの1万8千人に届かなかった。関係者によると、当日券を出したのは、ここ10年ほどで1度もないという。

 ほれ、そういう舐めた態度が動員に現れとるやないか。そこでずばっと秘密を晒しておけば超満員だったに違いないのに。猛省しろ福山。

♪そんなはずはないさ~

  


Posted by 縛りやトーマス at 00:31Comments(0)音楽お前は何を言っているんだ

2014年12月20日

PG-12だけど大殺戮!『寄生獣 PARTⅠ』



 漫画『寄生獣』が実写化、2014年末の正月映画として東宝が拡大公開、しかも監督はあの、山崎貴と聞いた時は「駄目だ!こいつら何にもわかってない!」と頭を抱えた。
 そもそも『寄生獣』は大作映画として製作されるような漫画じゃなかった。連載は当時ドマイナー漫画誌に過ぎなかったアフタヌーンで、読者層は漫画マニア、いわゆるオタク連中。ごく普通の漫画好きな読者なんかいなかったぞ。仮に映像化するとしたらジョン・カーペンターあたりが監督になってエッジの効いたギター(笑)がBGMとして流れるB級ホラーだろう。
 「あの伝説的コミックがついに映像化!」みたいなノリで作られるものではないはず、絶対!スタート時点から何もかもが間違っている実写化!

 ある日、突然現れた謎の生物は人間の耳や鼻から侵入し、脳を支配しその人間と入れ替わる寄生生物(パラサイト)であった。寄生された人間は超人的な身体能力で人間を捕食し、人間社会に紛れ込むようになる。高校生の泉新一(染谷将太)も同じように寄生生物に侵入されるが、抵抗したため脳の支配を免れる。完全な寄生に失敗した寄生生物は新一の右手に留まり、ミギーと名乗る。
 その頃、世間では人体がミンチのようにズタズタにされて殺される事件が頻発し、ミギーが仲間の寄生生物を察知してたどり着いた中華料理店ではまさに人間が寄生生物によってミンチにされている瞬間だった。ミギーの戦闘能力で寄生生物を撃退した新一は他の寄生生物たちから警戒されるようになる。


 冒頭、原作漫画では宇宙から飛来したように描かれるパラサイトが海中から現れ、「それ、『パシフィック・リム』じゃねーか!!」と妙な改変にイヤな予感がしたものの、この部分以外は上手く出来ていた。
 まず映画をPARTⅠとPARTⅡ完結編の二部構成にし、前編にあたる本作では寄生生物・島田(東出昌大)による学校での大量虐殺までをクライマックスとし、以降は後編となる。その上で寄生生物を察知できる少女や新一と同様に脳の支配を免れた守とジョーは登場せず、さらに新一の家を母子家庭にするなどして人間側の登場人物を大幅にカットすることで長大な原作の序盤をスピーディーに再構成。田宮良子(深津絵里)や村野里美(橋本愛)といった実写版にも登場する重要な登場人物は若干の変更が加えられているが前編を上手くまとめるための改良と解釈できる。
 人体破壊描写も清々しいほどミンチにされたり肉塊にされたり、果ては寄生生物によって上半身と下半身を真っ二つに裂かれるシーンなどが目白押しであるにも関わらずレイティングがPG-12!(12歳未満は保護者同伴が望ましい)ちなみに日本の映倫では切断された人体が破壊される場面を同一カット内に収めなければR指定にはならないそうです(劇中、寄生生物によって上半身と下半身を切断される場面が出てくるが、切断の瞬間にカットが切り替わって、切断された下半身が落下するカットになる)。

 上手くまとめた中に原作のテイストはしっかり残しており、いつも説明口調で無意味にダラダラと上映時間の長いつまんないのばかり撮っている山崎貴とは思えぬイイ仕事で参りました!!初めっからこういうの撮ってよね。なにより最近の漫画アニメ実写映画が単なるコスプレショーと化している中、深津絵里以外は一切ビジュアルを似せようとしていないのもいい。俺たちコスプレが見たいんじゃねえから!!まあ原作の絵が独特すぎるからコスプレショーにはならないよな…
 あとこの映画、うちの近所でロケしていて、その場面は完結編に出てくるよ。PARTⅠのクライマックスは淀川の河川敷で、ハッテン場でお馴染みの淀川河川敷に染谷将太が来てたのかと思うとドキドキ!


  


Posted by 縛りやトーマス at 22:07Comments(1)映画漫画

2014年12月16日

抗争拡大!『ザ・レイド GOKUDO』



 2012年公開のインドネシア映画『ザ・レイド』のラストシーン30分後からを描く続編。
 前作は麻薬組織が支配するマンションに突入した警察のSWAT部隊がマンションに住む極悪人たちに襲われるというもので、インドネシアの伝統格闘技シラットをベースにしたアクションが度肝を抜く出来。さらにマンションの中だけを舞台にしたシンプルな構成が異常なテンションの高さを維持していて、奇跡のような映画だった。
 今回の続編は死闘を生き抜いたSWAT隊員のラマ(イコ・ウワイス)が警察内部の汚職を摘発しようとするものの、その汚職摘発チームのトップから「汚職グループの頭を抑えるためにはさらなる証拠が必要だ」としてラマにインドネシアの裏社会を支配するマフィアへの潜入捜査を命じられる。
 狭苦しいマンションから外の世界に舞台が拡大し、マフィア、長年死闘を繰り広げたが停戦協定を結ぶ日本のヤクザ、その二つを対立させて後釜に座ろうとするギャング、三つ巴のドラマが展開する上マフィアのボスとその息子の愛憎の物語をあるというほとんど『ゴッドファーザー』か『インファナル・アフェア』みたいな壮大な話になってしまった(そのため今回は上映時間2時間半越え)。あと北野武や三池崇史にはかなり影響されてると思う。
 映画というものは舞台が限定されている方が面白いので、前作のような異常な面白さではないが、拡大した分の面白さ、凄まじさがある。作品規模が大きくなったことに戸惑うような監督ではなかったようだギャレス・エヴァンス。刑務所内の群闘シーンやハリウッドも腰抜かすカーチェイスなどは前作をも超える迫力で物語が拡大しただけにこういう見せ場を用意していたのかと驚かされる。
 キャラクター面では前作に最強の殺し屋として登場したマッド・ドッグを演じたヤヤン・ルヒアンが今回はプラコソというマフィアの殺し屋を演じているのだが、前作は彼があまりに強すぎるのでふたりがかりで倒していた。今回もマチェーテを持ちながら殺しのほとんどは素手で行うというこれまた強烈なキャラクター。なのに実生活ではバツイチで(殺し屋なんかしてるから)、息子に会わせてくれと懇願するも嫁に冷たく突き放されてしょんぼり、というマッド・ドッグとは一転、あまりに切なすぎる人間臭いキャラクターを演じていてエヴァンス監督の演出がただアクション一辺倒だけではないことを証明している。
 マッド・ドッグ分が足りない分の怪物キャラは新登場する3人の殺し屋、キラー・マスター、ハンマー・ガール、ベースボール・バットマン(野球バット男って)が補っている。必見はベースボール・バットマンで彼が舞うようにバットを振り回し、遠くの敵はボールを打って殺す!ホームランならぬ葬ランとは恐れいった。ギャグセンスもいいもの持ってるなギャレス・エヴァンス!
 2時間半でもすべての物語を描くことが不可能だったため(どれだけ濃いねん)、続編をさらに匂わすオチでギャレス・エヴァンスにはまだ隠しているアイデアがあるのだろう。とんでもない男だな!

 それにしてもマフィアの息子、ウチョは盗聴器にもっと早く気付けよ、とは言いたい。そこは甘いぞギャレス・エヴァンス!

  


Posted by 縛りやトーマス at 12:32Comments(0)映画

2014年12月15日

オタクにやさしいブルク7

 ついに劇場版アイカツ!公開!ということでアニメ映画を率先してかける梅田ブルク7ではなんとブルク7最大のスクリーン1(441席)をアテて拡大公開中!『ホビット 決戦のゆくえ』を押しのけて…

 いや、劇場版アイカツ!はすげえいい映画なんですけど、それにしてもスクリーン1アテなくてもいいような…ちなみにホビットは3D版の上映もあるので、3D対応のスクリーン三つのうち、二番目に座席の多いスクリーン7(167席)がアテられた。3D対応で一番座席数の多いスクリーン6(327席)は仮面ライダーMOVIE大戦2015を上映している。
 ニュージーランド一国を上げた産業と化しているピーター・ジャクソンの16年間に渡るビッグプロジェクトもアニメと特撮の前に型なし!いやあ、日本ってオタクに優しい国だなあ。
 でもブルク7の劇場員はオタクに優しくなくて、大きなお友達がアニメ映画のチケット買いに来ると嘲笑される、という話をたまに聞くのだが、何かの間違いであろう。この年末にも『楽園追放 -Expelled From Paradise-』『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』『劇場版 進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~』『黒執事 Book of Murder<下巻>』そしてアイカツ!、仮面ライダーと半分以上をオタク系番組に提供している人情溢れる映画館、ブルク7にそんな極悪人が存在するはずがない!被害妄想!単なる聞き間違い!
 ブルク7さん、褒めといたんで楽園追放とゆるゆり、なんとか年内まで(良かったら元旦まで)公開してください。観に行くから。

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:02Comments(0)映画アニメオタク