2015年03月13日

深田恭子こそ邦画界のジョーカーだ!『ジョーカー・ゲーム』



 邦画のスパイ映画というと篠田正浩の『スパイ・ゾルゲ』とか底抜けトンデモ映画がすぐさま思い浮かぶので「本格的スパイ映画登場!」という宣伝に「『ボーン・アイデンティティー』シリーズを目指した」だのという制作サイドの声を聞いても(そこはせめて007を目指そうぜ)不安しかないよ!

 第二次世界大戦前夜(またこの設定もアバウトだな…)、大雨の中訓練させられる日本兵たち。「根性をださんか!」と上官に蹴飛ばされる仲間をかばった亀梨和也、うっかり上官を殺してしまう!問答無用で銃殺刑に処せられるわけだが、突然現れた謎の男、伊勢谷友介の計らいで亀梨はスパイを育成するD機関に入ることに。D機関でスパイの才能を開花させた亀梨は最初の任務として国際都市・魔の都(どこだよ、それは!)に潜入し、アメリカ大使、グラハムの邸宅から世界を揺るがす秘密文書ブラックノートの奪還を命じられる。世界を揺るが秘密文書って、一体なんなの!?(新型爆弾…原爆のことなんだけどだったらそう言えよって)しかも秘密文書っていうだけでどんな形をしているのか、一切説明しないのだ。それじゃ亀梨は何を盗ってきたらいいのかわからないよ!魔の都だの世界を揺るがす秘密文書だの、この映画は肝心なところの説明が全部適当でぼやけているのだった…脚本の時点で何も考えてないからだろうな…

 とはいえ亀梨は優秀なスパイなのでグラハム邸のチェス台にブラックノートが隠されていると(なぜ?)見破り、夜に潜入。2階にある部屋を探っている間、階段の左側に人が通ると反応するセンサーを仕掛けておくことも忘れない。なるほど、これなら巡回の人間がやってきても隠れたり、逃げ出す時間が稼げるわけだ。しかし巡回が階段の右側通路から上がってきて、センサーを右側にはつけていなかった亀梨大ピンチ!って馬鹿なの?

 チェスの駒からブラックノートが記された写真のネガ(ブラックノートがどういうものか知らされていない亀梨はどうやってこれがブラックノートだと判別したのか、見てる観客にはさっぱりわからない)を手に入れた亀梨だが、そこに英国諜報機関(MI6?)のエージェントに襲われるんだが、グラハム邸のメイド、リン(深田恭子)に助けられ無事脱出。しかし後を追いかけてきた深キョンにブラックノートを奪われてしまう!彼女はブラックノートを大金で売り飛ばそうと画策していたフリーのスパイだったのだ!フリーのスパイってなんなの?

 このように適当な設定といい加減なストーリー展開に頭を抱えてしまうのだが、亀梨は相当頑張ってアクションを見せており、入江悠監督も過去最高規模の予算を与えられた上にどうしようもない脚本をなんとか見られるレベルに仕上げており(この映画がどうしようもないのはすべて『ガッチャマン』でお馴染み、脚本渡辺雄介の責任です)、なにより峰不二子然とした謎の美女、深田恭子の頑張りですべてチャラ!!これ見ると不二子ちゃんは深田恭子の方がよかったんじゃないかと。亀梨とのラブシーン(あの、白いシーツを効果的に使った艶めかしい描写ときたら!側では牛が鳴いてるっていうのも!)は北村龍平の童貞演出より入江悠の方が遙かにエロイ!
 『ヤッターマン』『偉大なる、しゅららぼん』とかどうしようもない映画の中でただ一人強烈に光り輝く深キョンこそ邦画界のジョーカー(切り札)かも知れない。


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:22Comments(0)映画

2015年03月10日

電波を送るのをやめてくれ!

 兵庫淡路島洲本で5人が殺傷された事件の容疑者が「電磁波犯罪と集団ストーカー犯罪を受けている」とTwitter、Facebookに繰り返し投稿し周囲の住民を誹謗中傷しており、逆恨みで犯行に及んだのでは?とのこと。

http://www.akb48matomemory.com/archives/1021411209.html

 犯人のTwitterを見てみると、「電磁波攻撃」「ストーカー」「つきまとい」「ガスライティング(対象者に誤った情報を提示し続け、精神的に追い込んでいく心理的虐待)」といった言葉が出るわ出るわ。まんま筋少の『妄想の男』でしたわ。




 電波といえばAKBメンバーに求婚して泣かせた挙句「運営が俺と相思相愛の彼女の仲を引き裂こうとしている!」として裁判をしている、おーにっちゃんですが彼のブログを見るとどっからどうみても電波ですよね。生活保護でミュージカルに行ったり、裁判所を脅迫しているぐらいならまだ許されるかも知れませんけど(許されないよ!)、洲本の事件を見ていたら、おーにっちゃんもそのうち何かやらかすのでは?と想像しますよね。彼のブログや2ちゃんねる上での発言、書き込みを見ていたらまあ香ばしいのがたくさん出てきますから。主なものを列挙しますと


・裁判所を脅すかな
・伊達娘とエッチしたいなあ
 ※伊達娘…おーにっちゃんが求婚したAKBメンバーのこと

・私が新たな国の国王(呼び方は大統領でも総理大臣でも 総書記でも皇帝でもなんでもかまいません)になります
・私のロッカーのちょうど真ん前に、消しゴムが 置いてありました。゛消すぞ゛という脅しと受け取ります。
 ※工作員(とおーにっちゃんが称する彼の命を狙っている連中の攻撃に怯えていた時期の発言)

・日本政府は私を殺害して,判決を出さなくしようとしています。
・たとえば,仮に地図を読み違えて迷子になったとしても,迷子になったこと自体に落ち込むことってそうそうなくて,迷子になったことで誰かの評価を下げたことを落ち込んだりせんか?
 ※意味不明

・おおよそ法治国家に値しない恣意的なものというほかなく,そのような判決は無効である
 ※裁判所の判決に納得しないおーにっちゃん、裁判所に逆切れ

・日本政府の隠蔽によりワタシの訴えが認められんかったことが
世界に知られるところとなり、世界から日本バッシングがあり、
日本はイッキに戦後最大の低迷期に突入する。
日本は内戦状態になる可能性さえある。
日本政府が政権を明け渡さな、おさまらんかもなあ。
ワタシは、この責任を取って、天皇家には一般人に下野してもらおうと思っている。
日本の国歌も、君が代みたいな意味不明な歌はやめさせる。
ワタシ、新しい国歌はAKBの"RESET"がええと思うねん。

 ※おーにっちゃん曰く「ドミノが倒れる」

・仮に裁判所が恣意的な判決を為すのであれば,裁判所ならびに日本政府が,イスラム国らテロ組織からのテロの標的になり得る可能性がある
 ※俺に不利な判決を出したら裁判所と日本政府はテロに狙われるぞ!(だから俺を勝たせろ)という脅し行為

・1か月では無理。あなた方みたいな法律の専門家じゃないし、私は素人のフリーター
 ※日立裁判で訴状が長すぎて何を訴えたいのかわからないからと裁判長に「文献提示するからその写しを書証として付けて、もっと勉強して」と次回一ヶ月後に期日を設定された時の発言

・弱冠13歳のぽんみゆが、みんなはどんなジュース飲みたい?って 聞いたときに、ラブジュース。。。って書いたのは我ながら下品すぎたと思うけどwww
 ※2ちゃんねるに書きこまれたあまりにも下品な下ネタ

・訴訟はあくまでツールのつもりで最初から思っていて
 ※裁判所はお前の遊び場じゃねえんだぞ

・とにかくなにごとも証拠やねん。
 ※おーにっちゃんがちゃんとした証拠を出したことは一度もありません

・懲戒解雇されても,ヒトだけ見て取る会社があると思っていた。
 ※人だけ見てたらおーにっちゃんは多分採用されないと思うのだが…


 こういった発言がてんこ盛りで電波の文章としては中々笑わせてくれるので、ダイソーで売ってる小さいスケッチブックとかにこういう発言を筆書きにして「春のあゆみ」とかタイトルつけて一冊100円ぐらいで売ったらそれなりに金になると思うな!アートの一環として評価されるかも知れないし。まあ、アートと言ってもアウトサイダーアートだけど。

 そんな電波芸者おーにっちゃんが日立と争ってる情報公開請求裁判は明日第2回口頭弁論です。ほぼ結審(請求棄却)すると思われるので凶行に及ぶのだけはやめてね~


  


2015年03月06日

2014映画ワースト10

 2014年に公開された映画のワースト10です。どうしても許しがたい作品を選びました。



10位 映画ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ


 観てないけど、ワーストに選んだ。「美女からキスを迫られてそれを我慢する」というストーリーが納得できない。みんな一体何を面白がっているのでしょうか?前作に出演した紗倉まなは明石家さんまと焼肉デートしていたことを週刊誌にすっぱ抜かれましたが、さんまは我慢なんてしなかったと思います。


9位 シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸


 スールキートス映画。エンドロール前の瞑想タイムに度肝を抜かれました。映画の内容はすぐに忘れるでしょうが、瞑想タイムだけは忘れない。


8位 わたしのハワイの歩き方


 榮倉奈々が会社の金を使ってハワイで遊び呆ける、という映画をスタッフが映画会社の金を使ってハワイで遊びながらつくる、という…なのでスタッフも役者もみんな楽しそうでした。


7位 マチェーテ・キルズ


 ロドリゲスはいくらなんでもふざけすぎ


6位 相棒-劇場版Ⅲ-巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ


 映画になると途端にトンデモと化す相棒シリーズ本編の第三弾。劇中、馬に蹴られて死ぬ人が出てくるんですが、実は馬の蹄をつけたステッキで殴り殺されたんだ、というオチだった時はこの話書いた奴を馬の蹄で殴ってやろうかと思ったわ。


5位 円卓 こっこ、ひと夏のイマジン


 讀賣テレビ放送、毎日放送、朝日放送、テレビ大阪、関西テレビ放送の在阪テレビ5局共同で製作された初の映画。そのため毒にも薬にもならないお話に。ねえこれ誰に見せたかったの?


4位 想いのこし


 死んだ人が幽霊になって帰ってくる…という邦画では使い古されたネタを何も新しいアイデアを入れずにつくった映画。広末涼子らがガチのポールダンスに挑んだところが売りらしいが、どう見ても吹替でした。松井愛莉が高校の野球部マネージャーなんだが、女子マネがバイトでポールダンスしてたら高野連で大問題になるだろうが…


3位 MONSTERZ モンスターズ


 韓国映画『超能力者』の日本版リメイク。目を見ただけで人を操る能力を持つ男と、決して死なない男が繰り広げるバトルもの。オリジナルの面白さを全部ダメな方に改悪したトホホ映画。藤原竜也が「目を見た相手を操れる」能力を持っていることがわかっているのに、警察が何の対策もしないで360度取り囲んで全滅、というアホな脚本を書いたのは『ガッチャマン』の渡辺雄介。じゃあしょうがない


2位 薔薇色のブー子


 福田雄一監督作。HKT48の指原莉乃主演ってどんな大人の事情があったんだろう。妻夫木聡と名乗るホームレスに「お前!どこが妻夫木だよ!」と喚いたり(ひょっとしたらオダギリジョーだったかも知れない。どっちにしてもつまらないけど)、デパートにいったら来店10億人目の客ということで社長のダンスを延々と見せられたり(これと同じネタがもう一回繰り返される)、美容院にいったらヘンテコな髪型にさせられたりとか、そういうギャグがことごとくつまらなく、面白いものを見せるために一生懸命頑張ろうとか、こいつら絶対考えてないよなっていう客を舐めきった姿勢が最後まで続くこれなんて苦行。


1位 女子ーズ


 また福田雄一!女子だけの戦隊ヒーロー、女子ーズの活躍を描く…と思ったら戦闘になると5人のメンバーが全員揃わず、マツエクの予定を入れたとか、バイトが忙しいとかそんな理由で足並みの揃わない女子ーズを観て「女はワガママ」っていう…それがどうした!女子だけの戦隊モノというそれだけで色々面白いアイデアが浮かびそうなのに、福田雄一はノーアイデアでまったく笑えないシチュエーションだけを与えて放り出す…『薔薇色のブー子』と同じことが繰り返されるのだった!今時「特撮モノといえば採石場の戦闘でしょう!」と一体何十年前のことを言っているのか。こいつ、絶対特撮モノまともに見たことないだろ!島本和彦がデザインしたという女子ーズのコスチュームは絶望的にダサく、ホントに島本が描いたのかと疑うレベル。こういう特撮ヒーローものに対して愛もなく理解もない連中のゴレンジャーごっこは見ていられない。テレビの深夜枠でやってください。絶対に見ないから。本気で特撮モノパロディやりたいなら『非公認戦隊アキバレンジャー』とか『乾杯戦士アフター5』とかを100回見てから出直してこい。


 2014年も本当に空虚で面白くもなんともない腹立たしい映画がたくさんありましたね。ここに上げませんでしたが、『好きっていいなよ。』『アオハライド』『L♡DK』『近キョリ恋愛』といった馬鹿馬鹿しい恋愛映画もたくさんあり、ほとんどコケたのは言うまでもありません。今時恋愛って素晴らしいんだ、などという妄想を押し付けようという動きが邦画界にあることが恐ろしい。
 俺たちはこの巨大な敵と戦うんだ…死ぬまでな!!俺たちの戦いはこれからだ!!

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:14Comments(0)映画

2015年03月06日

統合です!

 コンビニ大手のファミリーマートがサークルKサンクスと統合する交渉に入ったとのこと。

ファミマ:ユニーと統合交渉 傘下にサンクス
http://mainichi.jp/select/news/20150306k0000m020114000c.html

 この統合が実現すれば全店売上業界3位のファミリーマートはローソンを追いぬき2位に浮上することに。それでも1位になれないってところが、ねえ…
 果たして統合は実現するのか?そう、これはあくまで「統合に向けた交渉のテーブルにつく」という話なので交渉次第では統合はナシになるのだ。お互いにとってメリットのある条件でなかったりした場合はあのセガバンダイのような醜態を晒すハメになるのだ。しかし立場的にはファミマの方がサークルKサンクスより上のはずなので若干ファミマ有利な条件になるのでは?下手するとサークルKサンクスのブランド消滅とか。

 このニュースに穏やかでないのがアニヲタだ。なぜならサークルKサンクスは深夜アニメとコラボしたタイアップキャンペーンをよく行っているが、そのうちのひとつが美少女が戦車に乗るアニメ『ガールズ&パンツァー』だからだ。
 ブランド消滅の場合タイアップキャンペーンそのものが見直されるかも知れない!ファミマだって他のアニメとタイアップキャンペーンをすることがあるから、スケジュールの兼ね合いでガルパンのタイアップが無くなったりして!そんな目に遭うぐらいなら、いっそ統合なんてない方が…しかし統合すれば店舗数が増える分、近所にサークルKサンクスがないためにわざわざ遠方まで出かけなくてもよくなるかも知れないけど。

 ちなみに業界1位2位のセブンイレブン、ローソンと比べてサークルKサンクスのタイアップアニメはいつも地味で、ドラえもんはともかく、『魔法少女リリカルなのは』(最近になって新作が放送されたが、それまでは何年も新作が途絶えていて、再編集した劇場版のタイアップだった)、『たまゆら』そして『ガルパン』といったラインナップ。『ガルパン』も今では超人気アニメだが、放送前はまったく注目されておらず大手コンビニがどこもタイアップをしてくれなかったという噂があるぐらい、サークルKサンクスでタイアップされるアニメは期待度の低い地味アニメと思われてる!!『けいおん!』『まどか☆マギカ』『アイドルマスター』『ラブライブ!』のローソンとは大違いだ!
 なのでガルパンヲタの俺としては注目度の低い作品を応援してくれたサークルKサンクスの消滅を見過ごすわけにはいかない。もし統合することになってもサークルKサンクスの名前は残してください。新店舗名はファミリーマートサークルKサンクスか、頭文字をとってFSSでお願いします。永野護か!

  


Posted by 縛りやトーマス at 18:31Comments(0)日記アニメ

2015年03月05日

おかんのポルノ『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』



 女子学生のアナ(ダコタ・ジョンソン)は親友から学生新聞の取材を頼まれ27歳にしてシアトルの巨大ビルにオフィスを構える起業家、クリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)にインタビューをする。
 引っ込み思案で大した恋愛経験もない初心な乙女(笑)のアナはイケメンCEOのグレイの前でロクなことも聞けずにせっかくの機会を台なしにするが、別れ際に「君に興味がある」と告げられる。すると翌日グレイはアナのバイト先に現れるのだった!ストーカーか!ところがアナは不審に思うどころかグレイに心ときめかせるのであった…

 時折傲慢な態度を見せるグレイにアナは惹かれるようになり、グレイもまんざらでない様子。彼が住む超高層ビルのペントハウスに呼び出されたアナは舞い上がる。グレイはアナに二通の契約書を差し出す。
 「僕と交際したいなら、これにサインをしてくれ。決して二人のことを口外してはならない、秘密保持契約の書類だ」
 もう一通はグレイと付き合う女性が守るべきルールについて書かれた書類。それにサインしたアナは「秘密の赤い部屋」に通される。もしイヤならこのまま帰ってくれ。この部屋の中を見たら君は帰れない!意を決して開かれた扉の向こうには…SMグッズがてんこもり!!そう、グレイは女性をSMプレイでいじめ抜くのが大好きだったのです!!


 恋に奥手な女性が傲慢で野性的な男に惹かれていく…というそれ、『ナインハーフ』やんけ!!ロンドン在住の主婦が書いたWeb小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は『ナインハーフ』を見たこともない世代の女性たちにバカ売れして、以後模倣作品が乱発され、マミーポルノというジャンルを築いたそうです(それにしてもマミーポルノって…「おかんのポルノ」やろ?)。まあ君らは「こんなの初めて!」でしょうけど、オッサンにはたちまちあのミッキー・ロークがキム・ベイシンガーの乳首をロックアイスで転がすシーンが瞬時に脳裏に浮かんだのだった。ズバリいうとこの『フィフティ~』って『ナインハーフ』の新訳みたいなもの。氷で乳首転がすシーンもあるし!第一『ナインハーフ』でロークの役名はジョン・グレイだし。

 初心な女子大生が野性的な男に奴隷のように扱われるというと『花と蛇』みたいなのを想像するけど、『フィフティ~』のSMプレイは甘っちょろいにも程がある単なるプレイなのでバラ鞭でピシピシ叩いたり、目隠し愛撫レベル!
 こっちはもっと女が白目剥いて涎垂らしながらアクメ地獄に陥ったり、利尿剤を飲まされてトイレにもいけずに失禁したり、飛びっ子入れたままシアトルの街を歩かされたり、全裸緊縛されてその上にコート一枚だけで公園のホームレスに犯されたりとか、公衆便所のトイレに拘束されたまま放置されたりとか、そんなエロ漫画的なハードなのを期待してるんやで!グレイはアナに対して理想のセッ クスが出来るよう、エクササイズのメニューを押し付けたり、契約書で「アナルはOKか?スカトロまでありか?」みたいなことを要求する割には「どうしても耐えられないプレイには(ギリギリ耐えられる)“イエロー”、(もうダメ!)なら“レッド”のサインを出してくれ」譲歩しまくり。それのどこがSMや!嫌がるのを無理やり押し倒せっちゅうねん!所詮は女性向けのソフトSMポルノですわ。本国公開版はモザイク必至のキワキワ表現に挑んだものの、日本ではセンスゼロの巨大な黒ボカシを入れられる覚悟のなさ。
 それこそSM(風の)AVがそこらに溢れてる世の中で、こんなヌルイプレイやボカシを見せられたってこっちのチンピクレーダーは反応しませんで。この映画自体がレッド!!


  


Posted by 縛りやトーマス at 14:12Comments(0)映画

2015年03月02日

3月告知

 3月予定
 ※なんば白鯨、なんば紅鶴はレジャービル味園の2Fにあります


3/8(日)
『アニつるvol.11』
場所:なんば紅鶴
開演:17:00~
料金:1800円(1drink別)

GUEST/岩崎和夫、南かおり(青春ラジメニア)、吉田徹(アニメR)
GUEST DJ/出口博之(MONOBRIGHT)
LIVE/ペケキングテリー
DJ/Robizombie(赤犬)、イトウタカアキ(赤犬)、河合カズキラングレー&もすみそ、
ブリティッシュバタードッグ、ドラ猫、恐怖の日の出登場(パンダ企画&毒電波少女みぉん)、
WENZZDAY、マタムネ、まっちゃん、雪ヲ、ヤンロン、縛りやトーマス、B・F・柏木


3/14(土)
『続アイドル十戒 二戒目』
場所:アワーズルーム(肥後橋)
http://hourz.info/%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/
開演:19:00~
料金:2000円(1dink別)
出演:竹内義和 縛りやトーマス

終わったはずのやつらが帰ってきた!生まれ変わった続アイドル論。
先月はバレンタインデーだったので、今月はホワイトデーにやります。


3/17(火)
『新漫画党編集会議』
場所:なんば紅鶴
開演:19:30~
料金:1000(1drink別)
出演:もみちゃんズ 花鳥風月緒形 ぶたお Bカシワギ 縛りやトーマス


3/24(火)
『ギリギリアウト』
場所:なんば白鯨
開演:19:00~
料金:1500円(1drink別)
出演:山田ジャック 万次郎 縛りやトーマス えりこぎたー 夢野さくら ビッグベン 村橋ステム 宮城ゆか他


3/25(水)
『旧シネマパラダイス』
場所:なんば紅鶴
開演:20:00
料金:1000円 (1drink&1food付き)

パブリックドメインな映画を大画面でご紹介!ドリンクと美味しい料理もあるよ!
今月はH・G・ウェルズの古典SF『タイムマシン』をお送りします!


3/28(土)
『僕の宗教へようこそ 第六十七教義~まんがタイム白鯨第二回~
場所:なんば白鯨
開場:17:00 開演:17:30
料金:1500円(ドリンク代込み)
出演:縛りやトーマス アシスタント・トモ
※開始時間がいつもと違いますのでご注意ください!

まんがタイム系4コマ漫画を紹介するまんがタイム白鯨第二回。
新刊発売直前の『ばーどすとらいく!』『NEW GAME』中心にきららCarat連載作品を集中講義!
ほんとのきもちはひみつだよ

  


Posted by 縛りやトーマス at 04:50Comments(0)告知

2015年03月01日

一生に一度、この原作に出会えた奇跡『幕が上がる』



 「いま、会えるアイドル」ももいろクローバーZ初主演(Z以前の6人時代にモキュメンタリー『シロメ』という作品があるが、Zになってからは初)映画。こいつがアイドル映画の新たな指標になる!

 県立富士ヶ丘高校演劇部は演劇大会地区予選を優良賞(参加賞と同じ意味の一回戦敗退)で終え、2年生のさおり(百田夏菜子)は部員たちから押し付けられるように部長にさせられる。
 新年度の新歓オリエンテーションでさおりは初めて演出した『ロミオとジュリエット』の抜粋版を発表するが、惨憺たる出来と観客の反応に落ち込み演劇に楽しさも目標も見いだせなくなったさおりは部長、演劇そのものを辞めようと言い出そうとした時、新任美術教師の吉岡(黒木華)にアドバイスを受ける。役者一人一人が自分自身のことを芝居にする『肖像画』というのをやってみたらどうか、と。「シェークスピアよりは簡単」だという吉岡に簡単なことが出来ないから悩んでいるのに、とむかついたさおりは逆切れ気味に「簡単なら先生がやってみせてください」と言い放つ。「わかった」と即興で芝居をしてみせた吉岡にさおりら部員は目を奪われる。
 この場面、「黒木華が演技をすると風が吹く」という描き方でそりゃあ「凄い演技をいきなりする」って描くのは難しいだろうけど、ちょっと笑ったわ。

 吉岡が元学生演劇の女王と呼ばれた存在だとスマホで検索して知った(笑)部員らはなんとしても顧問になってもらおうと吉岡を追いかけまわし、「見学だけなら」と言わせてしまう。
 部員のがるる(高城れに)のクラスに演劇で有名な名門校から中西(有安杏果)が転校してくる。(ここでれにちゃんが「ヤバいヤバいよー!」と出川哲郎ばりの奇妙な動きを見せる、いかにもな場面)彼女が入部してくれればプラスになる、とがるるらは盛り上がるが、演劇部の看板女優であるユッコ(玉井詩織)は自分の居場所を奪われるかもと不機嫌になる。ちなみに玉井詩織の父親役がプロレスラーの天龍源一郎なんですけど(ジャンボ鶴田をもじったニックネーム、ジャンボ玉井の父親だからか)例によってまったく何をしゃべってるのかわかりません。こういうくすぐりネタもたくさんあるのでモノノフは笑ってください。

 吉岡の指導のもと、『肖像画』の自主公演を成功させたさおりらは確かな自信を掴み、吉岡も「君たちと全国に行きたい」と本格的に演劇部に関わるようになるのだった。
 さおりは演出に専念するため、最後の大会に役者としては出ないことを選択。脚本を任されるも題材を何にしていいか悩む。この悩む場面の演出、それまでは普通の高校生の生活が描かれるのに一転ファンタジーになって見てるこっちが気恥ずかしくなった。こういうシーンいらないのに…

 夏休み、演劇全国大会のボランティアに中西とともに参加するが全国のレベルを目の当たりにし、ますます落ち込むさおり。帰りに駅のホームで中西が転校した理由を告げられ、はっきりと演劇部に誘う。ホームにやってきた電車を見て中西がつぶやいた一言からさおりは題材を『銀河鉄道の夜』にすることを決める。主人公のジョバンニはユッコ、親友カンパネルラは中西。その決定にユッコはぎこちない態度を取るのだった。
 東京での合宿を終え、万全の状態で挑んだ地区予選。だが、始まった途端に二年生の明美(佐々木彩夏)が小道具を取りこぼすというアクシデント。それをきっかけに細かいミスが連発、大きなミスはなかったものの芝居を終えた後の部員たちは完全に意気消沈。しかしなんとか3位に滑りこみ、県大会突破を目指す部員らに一通の手紙が届く。


 物語は「高校の弱小部活が教師の指導のもと全国大会という目標を目指しつつ、その中で衝突、友情が描かれ人間的成長を遂げる」という王道の青春映画であり、何よりも青春時代に打ち込めるものを見つけたとき、その人がキラキラ輝く瞬間を鮮やかに切り取った映画だ。
 主演はももクロの5人だが、ポスタービジュアルからも伺えるように部長役のリーダー、百田夏菜子が実質的な主役で、彼女は序盤までは何かにイライラするような、ふてくされた表情ばかりしているが黒木華演じる吉岡と出会って自分のイライラの原因が何だったかわかる。演劇の楽しさ、面白さを見つけられなかったからだ。それを見つけた時の夏菜子のキラキラ感、背後に星を背負っているのが見えた!彼女は途中からももクロのリーダーにされ、やりたくないのを押し付けられてまったく楽しくなかったのだがやがてリーダーとしてのやりがいを見つけてグループの中で輝き出す。
 映画のストーリーとももクロのストーリーは完全にリンクしていて、平田オリザの原作はももクロの存在を知らずして書かれた物なのに、当て書きしたかのようなのだ。中西が前の高校を辞めた理由は原作とは違っていて、演じた有安杏果のキャラクターを知っていれば冷静ではいられない。玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏のいずれも本人らしさが滲み出ている描かれ方で、演じている本人も自分たちのことだと思って演じているのでなんとも自然な演技になっており、モノノフ(ももクロファンのこと)は普段見ているももクロをオーバーラップして見るし、ファンでない観客はあまりの自然さに違和感を感じることもない。
 このような原作にももクロが出会えたことは一生に一度あるかないかの奇跡でそんな奇跡を掴んでモノにするあたりもたまらなく「ももクロ」なのだった。
 ここで終わりじゃない、これから彼女たちの幕が上がる!というラストシーンも涙が止まらない、が「この後は舞台版でお楽しみください!」的な幕引きだけは気になった(5月のももクロが同じ役を演じる舞台版がある)。


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:20Comments(0)映画アイドル映画ももいろクローバー