2015年04月04日

メンヘラ女がすべての元凶『ストロボ・エッジ』



 「アオハル(青春)に乗れ!」からつけたタイトル『アオハライド』をヒットさせた咲坂伊緒の漫画実写化。タイトル『ストロボ・エッジ』の意味は作者曰く

恋をした時のまぶしくて、時にはズガンと胸にささるような強い想いってのを、写真を撮る時の瞬間的な強い光=『ストロボ』
という言葉で表そうと決めました。
その”ストロボ”が胸にブサーっとつきささるって事はきっとそれはとがっているに違いない、と『エッジ(EDGE)』という言葉をくっつけてみました。
エッジには刃とかふちとか色々な意味があります。


 てな意味で作った造語。アオハライドだかラッスンゴレライだか知らねえけど!その『アオハライド』の映画化に続いて『ストロボ・エッジ』も実写化、しかも同じ東宝系で!
 学校一のモテモテ野郎、一ノ瀬蓮(この手の恋愛映画に必ず呼び出される福士蒼太)に告白するも「俺、彼女いるから…」とあっさり振られる同級生の木下仁菜子(有村架純)。
 「彼女がいるのは知ってたけど、私が告白したかったから、告白しただけ」(なんだそれは)と納得済みの仁菜子の前に蓮に振られた女子たちのグループ、その名も「ふられんぼ同盟」(恥ずかしい)が現れ、仁菜子を誘うが彼女達の蓮に対する悪口に耐えられず、「どうして好きだった人のことをそんなに悪く言えるの?」と啖呵を切る仁菜子。そんなの、絶対おかしいよ!!いい言葉だな~岡田斗司夫の愛人に聞かせてやりたい!!
 そのせいでグループから嫌がらせを受ける仁菜子はめげずに蓮のことを想い続ける。その様子を見ていた蓮とその友人の安堂拓海(山田裕貴)。拓海は「お前が何もしないなら、俺が彼女を狙う」と宣言。実はこの二人、親友同士なんだけどかつて拓海と付き合っていた女の子(拓海にとって初恋の相手!)が蓮を狙うために拓海を利用していただけだった!という一件から微妙な関係になっていて…
 蓮を想い続ける仁菜子、その仁菜子に接近する拓海、だんだん仁菜子に惹かれていく蓮!そして蓮と拓海の仲をぶち壊した張本人、杉本真央 (黒島結菜)が転校、こいつのせいで3人の関係がややこしくなるのであった!

 無口な俺様イケメンを想い続ける一途なヒロイン、そのヒロインに手をだそうとするライバル、さらにその関係をぶち壊すメンヘラ女、という最近の少女漫画における王道展開のテンプレートが揃っている『ストロボ・エッジ』は東宝が『アオハライド』と同じようなものをつくって相乗効果でヒットさせようってことなんだけど、本田翼、東出昌大、藤本泉、新川優愛、吉沢亮、千葉雄大、高畑充希…と若手人気タレント総出演のオールスターキャストを組んだ『アオハライド』と比べるとメンツが地味だわなあ。メインの3人はいいけど、その脇にいる面々が知名度ゼロすぎ。そんなメンツじゃ突き刺さらねえよ!あと福士蒼太はティーン恋愛映画に出過ぎ。東出昌大と交代で主演を張ってるイメージがある。でも東出くんは結婚しちゃったからもうこの手の恋愛映画にお呼びはかからないな(もう26だし)じゃあこれからもますます福士蒼太がティーン恋愛映画の主演になって一途なヒロインに思われ続け、メンヘラ女にボロクソにされるのな!一途なヒロインはともかく、メンヘラ女(彼女がいる男に告白する仁菜子も相当ややこしいけど)にボロクソにされる、という部分ではまさしく岡田斗司夫の人生じゃないか!エッジのように突き刺さる!!


  


Posted by 縛りやトーマス at 15:48Comments(2)映画