2015年04月07日

エログロJK最高ですわ!『A KITE』

 98年に発表された梅津泰臣のアダルトアニメ『A KITE』が実写化!しかもハリウッドで!というニュースは結構驚かされたが、よく考えると納得のいく話だ。
 エンターテイメントの国アメリカ、映画の都ハリウッドで作られる娯楽大作に邦画エンターテイメントはどうやっても太刀打ちできないのだが、唯一張り合えるのがエロとグロ!チャンバラ、スプラッタ描写でハリウッドに最初の衝撃を与えたのが黒澤明、三隅研次らでタランティーノにも影響を与えたのだ。
 だからエロとグロが両方ある『A KITE』にハリウッドが目をつけるのは当たり前でしょう。




 主人公の女子高生・砂羽は両親を殺した正体不明の敵を追い求め、殺人請負人として生きている。今日も今日とて少女買春しようとしたテレビの人気コメディアンを始末する。体内に入ると時限式で爆発する銃弾をぶち込まれた男はたちまち肉塊に!
 砂羽に仕事の仲介をする現役の鑑識官・赤井は砂羽に仕事を回す代わりに体を要求する最低男だが、両親の仇を追うためには言う事を聞くしか無い砂羽は赤井に体を許してしまう。
 同じく赤井から殺人の請負をしている少年、音不利と出会ったことで砂羽はこの暗黒の世界から抜け出せるかも、と考えるが殺人請負人を辞めようとする彼の始末を赤井から命じられる砂羽。音不利との愛か、殺人請負人としての仕事を優先するのか…

 前後編30分ずつ、約一時間という枠では多少性急すぎる展開だが、女を性のはけ口としか思っていない最低男たちが次々と気持ちよくミンチにされていくシーンが素晴らしく、特に後編のビル落下から高速道路→その真下の道路→地下と3段階で描かれる破壊などは目を見張る出来で、出したチ◯コをそっとしまうレベル(どういうレベルだ)。
 明らかに破滅しか待っていないのがわかるのに、儚い希望を信じずにはいられない砂羽と音不利の関係とその結末はあまりに切なすぎてまたも出したチ◯コをそっとしまう勢いでしたわ。

 これがハリウッドでどういう作品になっているのか気になるところ。ちなみに当初監督は『ワイルドスピード』『トリプルX』のロブ・コーエンだったが、ストーリーが架空の小国を舞台に傭兵の少女が戦うという『ドラゴンボール・エボリューション』ばりの別次元のA KITEだったようで、その企画が立ち消えになった時は安堵した。『デッドコースター』『スネーク・フライト』のデヴィット・R・エリスが監督になって再起動するものの、撮影中に急死するという事態に見舞われ大変なことになりながらも完成。色々不安なんですが、赤井役がエリスが監督する予定だった関係からか、俺たちのブラザー、.サミュエル・L・ジャクソンなんだぜ!もうこれだけですべて許せる気分。砂羽役がインディア・アイズリーという子で、この人、オリビア・ハッセーの娘だって!ということは布施明の娘かと思ったけどその後再婚したミュージシャンの娘らしい。そりゃ残念。せっかく『シクラメンのかほり』聞きながら思い出(何の)に浸ろうと思ってたのに。あの『残酷な天使のテーゼ』が出るまでキングレコードの売り上げ一位記録を持っていたというあの歌を。
 あのエロとグロをどうやってハリウッド風に仕上げたのか気になる実写版は4/11公開です。


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:37Comments(0)映画アニメ