2015年05月16日

俺は岐阜の福山雅治

 世の中にはキリストの生まれ変わりとか、仏陀の生まれ変わりとかを自称する人はたくさんいますよね。皇族は私の妹、っていって大騒ぎになった女優F・Mさんとか今どうしてるんでしょうね。どっかの療養地にいるとか聞いたけど。
 生まれ変わりだのやんごとない一族だとかを自称するなんてよっぽど自分に自信がないやつが他人の名前を使って自分をデカく見せようというチンケな心の現れだと思いますけど…では次のようなケースはどうでしょう。

「福山雅治」名乗る万引き容疑の男逮捕 岐阜・北方署
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015051490001326.html

 まさかの「俺が福山だ!」と主張するのは想像してなかった。福山の弟とか、父親じゃねーんだ。しかし本人の見てくれはどっからどう見ても福山雅治ではないんだが…



 しいて似てるといえば頭髪の薄さぐらいではないかと。最近の福山雅治は頭髪の薄さに相当気を遣っていて、『真夏の方程式』でダイビングする場面、濡れて額に張り付いた前髪を違和感なく処理するCGに大金を投じたという(『ウォーターワールド』のケビン・コスナーじゃないんだから)。
 まあそれは他愛も無いジョークだとしても、この報道に触れられたくない部分を突かれた福山雅治が育毛に励んだり、リアップのCMに出演したりしないか不安だ。


  


Posted by 縛りやトーマス at 15:01Comments(0)今日の無職

2015年05月16日

幸福なハリウッド実写化『カイト/KITE』



 98年に発表された梅津泰臣のアダルトアニメ『A KITE』のハリウッド実写化。またハリウッドかよ!!元になったアニメは両親の仇を追い求める少女が売春婦を装ってターゲットを抹殺して回る、というものでそのまま実写映像にするのは無理だろう、と思ってたら案の定最初の監督候補だったロブ・コーエン(『ドラゴンハート』『ワイルド・スピード』『トリプルX』)版のストーリーは某国で傭兵として戦う少女の物語だったらしい…なにその別次元の『A KITE』は。
 しかしその企画がいつの間にか無くなり、『デッドコースター』のデヴィット・エリス監督に代わってからは原作アニメのファンだというエリスの意見を取り入れてより原作に近い形での映像化が実現、されるはずだったが、撮影中にデヴィット・エリスは急死。後を受け継いだスタッフによりようやく完成となり、色んな意味で呪われた企画なのだった。

 冒頭のエレベーターでの殺しなど、かなり原作アニメを意識した作りになり、主人公サワの保護者役として登場するサミュエル・L・ジャクソンの正体が中々明らかにされなかったり(原作アニメではのっけから如何わしい奴として登場している)、謎の少年、オブリとの関係や、サワが精神を安定させるドラッグの服用によって過去の記憶が少しずつ失われていくといった実写版ならではのアイデアは、性描写がドギツイ原作アニメをそのまま実写にするわけにはいかないので…という方便にすぎないのだが、新しい『A KITE』の物語を構築する上では有効に働いている。
 お互い薄汚れた世界で幸せになれないことがわかっている砂羽と音不利を描いたアニメ版と比較しても救いのあるラストにされたことに関して、批判もあるだろうが、「運命に翻弄される」姿ではなく、「運命を乗り越える」様を描いているのだから理解できるところ。日本の作品が唯一ハリウッドに対抗できるエロとグロをこのような形で映像にされたというのは紛れも無くハッピー。

 その運命を乗り越えるヒロインを演じたインディア・アイズリーはあのオリビア・ハッセーの娘でなるほど、運命に翻弄されつつも愛した男(布施明)と結ばれる『復活の日』(80)のヒロインを演じたハッセーを彷彿とさせるではないか!


  


Posted by 縛りやトーマス at 02:19Comments(0)映画