2015年11月21日

火元!うるまちゃん

 同居する小生意気な妹に振り回される兄の受難を描いたシスコン漫画(だよね?)『干物妹!うまるちゃん』は普通ならキモオタドストライクな漫画であり、支持層も嫁が3ヶ月スパンで変わる萌えオタどもが愛好してるんだなーと思ったら意外にリア充読者がいるという話を聞いて驚愕した。掲載誌がヤングジャンプだからなのか…載ってるのがシリウスとかアフタヌーンならこうはいかなかった。


アパート火災で女性死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093688421.html


 沖縄のアパート火災のニュースなんだが、場所がうまる市、いやうるま市というドストライクUMR ぢゃないよ う・る・ま!


>20日夜9時頃、うるま市宮里で「建物から火が出ている」と警察や消防に通報がありました。

>コンクリート2階建てのアパートにある2階の1室が全焼



 しかもアパート二階!アニメと同じだ!ここを聖地にするしか(してどうする。ちなみに本当の聖地は八王子、新宿)!それにしても

>このアパートの1階に住む74歳の男性は、「通りがかりの人がドアをたたいて教えてくれるまで、2階が火事になっていることにまったく気づきませんでした」

 このおじいさん危なすぎだろ…とじこもってゲームでもしていたのか?グータラしている場合じゃない!



死んでしまうぞ!


  


Posted by 縛りやトーマス at 23:24Comments(0)日記アニメ

2015年11月21日

チャカをくれぇえ!『GONINサーガ』



 1995年、暴力団五誠会系大越組襲撃事件。元刑事・氷頭(根津甚八)、ムショ帰りの三屋(本木雅弘)らによる襲撃によって大越組長(永島敏行)、若頭、久松(鶴見辰吾)らを始めとして組員が多数犠牲になり、大越組は壊滅する。

 5年後の2000年、久松の息子・勇人(東出昌大)と大越組長の息子・大輔(桐谷健太)は命日に顔を合わせる。「組長の盾にならなかった」と蔑まされ、葬式もロクにあげてくれなかった五誠会を恨み、月命日のたびに抗議する母・安恵(井上晴美)を支えるため勇人は働きながらカタギになろうとしていた。一方大輔は五誠会三代目の誠司(安藤政信)の運転手兼ボディガードをしながら大越組を再建する夢を抱いていたが誠司らは「あいつは一生運転手だ。組の再建なんかできるわけねえだろ」と見下していた。

 そして2014年。かつての襲撃事件のきっかけを作ったディスコ・バーズは誠司のものになっていた。婚約者の百合香(松本若菜)を連れ、ここで結婚式を挙げようという誠司の前に元アイドル・麻美(土屋アンナ)が現れる。弱みを握られ五誠会に囲われたことでアイドルとしてのキャリアを棒に振った麻美は強請りのネタを渡せば消えてやると言い放つ。彼女を追いだそうとする大輔に麻美はお前もあいつに恨みがあるなら手伝えと持ちかける。

 安恵の店にやってきたルポライターを名乗る男・富田(柄本祐)が襲撃事件の真相を告げる。夫が犬死ではなく組長を守って死んだと聞かされた安恵は命日に五誠会の裏金が集まるヤミ金「皆藤お悩み法律相談所」に乗り込むが、返り討ちに遭って命を落とす。葬式の夜に安恵の店にやってきた富田は勇人と大輔に復讐を持ちかける。麻美を加えた4人でヤミ金強奪を目論み、見事大金と麻美の強請りのネタを手に入れることに成功するが、あるミスから4人の正体がバレ、ヒットマン(竹中直人)が送り込まれる。


 監督の石井隆はロマンポルノ『天使のはらわた』シリーズのヒット、そして監督デビュー以降ハードエロスの旗手として知られていたが95年の『GONIN』によってバイオレンス・アクション監督として一躍名を轟かせた。しかし翌年の『GONIN2』以降は再びエロスをテーマにした作品に戻り、再びバイオレンス・アクションを撮るまでなんと19年!
 リアルに19年後を描く『GONINサーガ』は襲撃事件によって人生を狂わされた子供たちが落とし前をつけるために立ち上がる、文字通り円環の輪のように物語が幕を閉じる。なにしろストーリーは前作『GONIN』とほとんど同じなのだから(前作を知らない人のために冒頭、ダイジェストが流れるのだが、複雑な物語を数分であっという間に語ってしまうとは恐れいった)。

 物語を完結させるために再度登場する氷頭役の根津甚八。彼は前作で死んでしまったのにどうやって出すんだ?と思ったら深手を追いながらも植物人間状態になって生きていた…という設定だ。
 根津自身は大病、うつ病などを患って数年前に役者業を引退していたのだが、物語の完結のためにどうしても根津が必要と石井監督が日参、台本を読んでこの一本のみの復帰を決意。劇中、病院のベッドから這って出て桐谷健太の足を掴んで「チャカを…チャカをくれぇええええ!」と鬼気迫る目で相手を睨みつけ絞りだすような声を吐く場面は背筋が凍るほどの迫力。演技は今の根津ができる限界の演技なのだが、そんな体で限界に挑む、役者魂を見せつけられて言葉を失う。

 根津の怪演が凄まじく、それだけでも価値のある映画だが、根津に引きずられるように今まで見たこともない気迫の演技で火花を散らせた新キャストらも素晴らしく、見事にサーガの終止符を打った。


  


Posted by 縛りやトーマス at 14:13Comments(0)映画