2016年04月20日

2016春アニメ雑感

 2016春アニメいくつか見た感想など。


スズキに必死すぎな凛ちゃん
『ばくおん!』

 「ありそうでなかった“女子高生×バイク”で贈る、爽快ハイテンション学園コメディー」と銘打った、当初はデザインワークが『けいおん!』まんまだということ(単行本表紙がほぼ同じ)で話題になった漫画。ストーリーもほぼ『けいおん!』と同じで清々しいほどの模倣にしびれる。
 今季の原作付きアニメの期待値は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』に並ぶ高さであり、トムス・エンタテイメントの8PANが本格的に美少女萌えアニメに乗り出す、気迫のこもった作画と演出が素晴らしい。
 学校に通いながら生徒らが学業に専念する様子はほとんどなく、ひたすら放課後のgdgdバイクトークが売りであり、年齢的にはOBのはずの来夢先輩(常にヘルメットを被っている奇人、部室の主)といった常軌を逸した謎の人物が存在し要するにいい年したオッサン(ないしオタク)のジャンルに特化したあるある話という「別に聞きたくねえよ、そんなもん」でも美少女のフォーマットを用いた途端に興味が湧くという、昨今の萌え漫画の王道を貫いており、本作こそが昨今のオタク系作品の真の王道であるとも言える。ヒットするに違いない!

 他にも「スズキのバイクはカッコ悪い」「カワサキのGPZ-250Rはありえないほどカッコ悪い」などdisりネタも多く、常に何かをdisらずには居られないオタクに受けそうですね。一部のバイク乗りはこの作品のヒットを願っており「頼むから大ヒットしてバイク乗り人口が増えてくれ!ズバリ女性ライダー増加に繋がってくれ!」と喚いているとのこと。女性ライダーって本当に少ないからねえ…
 にも関わらず地上波放送局がTOKYOMXとサンテレビの二局のみ(あとはBS11とアニマックス)、東京近郊と関西の一部しか見られないという事態。あんなにボロクソに言われてるスズキ、カワサキを始めとしたバイクメーカー5社が協賛しているのに(それほどバイクを売りたいという…メーカーも必死なんですよ)大ヒットしてバイク売上が伸びますように。スズキ、カワサキ以外は。



『三者三葉』

 連載が10年を越える荒井チェリー先生の長期連載漫画がようやくアニメ化…今更かよ!?荒井先生らしい奇人変人が跳梁跋扈する怪人漫画(?)で連載当初の普通の萌え美少女漫画感が今のところきちんと再現されています。この後は奇人変人のオンパレードになるんだけどな…!
 OPとEDに今週の内容と次回予告が混じっているところが新しく『ゆるゆり』『干物妹!うまるちゃん』『NEW GAME!』の動画工房による真っ当な萌え美少女アニメと思わせて怪奇変人ショーだという新機軸を見逃してはならない。




『パンでPeace!』

 5分アニメ。パンが大好きな女子高生の平凡な日常を描いたゆるふわ系漫画のアニメ化。主人公二人が木戸衣吹、山崎エリイのevery❤ing!枠アニメ。ただし主題歌は竹達彩奈、悠木碧のpetit milady。
 パンさえあれば幸せなんだよ…という通称パン娘(俺命名)たち異性の介在を一切許さずにひたすらパン生地をこね回して百合に戯れる、鉄の意志を持って作られた硬派の作品と言えよう。
 俺もパンパンと戯れたい…!


 12歳とマクロス新作は後日。


  


Posted by 縛りやトーマス at 20:28Comments(0)アニメオタクテレビ

2016年04月20日

あの旦那じゃ苦労しまっせ『あやしい彼女』



 韓国映画『怪しい彼女』のリメイク作品。73歳のばあちゃん、瀬山カツ(倍賞美津子)は近所でも有名な毒舌婆さんで口を開けば愚痴か嫌味か、手塩にかけた娘・幸恵(小林聡美)の自慢話ばかり。近所の神社には「長生き」と書いた絵馬に祈りを毎日欠かさない強欲ババアでみどり(金井克子)や周囲の人間を辟易させていた。そんな嫌われ者のカツを銭湯の番台である幼なじみの次郎(志賀廣太郎)だけはかばうのだった。
 幸恵の息子でカツの孫である売れないバンドマンの翼(北村匠海)に「いいかげん真面目になれ」という幸恵にいつものように「若いうちはしたいことをすればいい、私の若い頃はあんたがお腹にいたからしたいこともできなかったんだ」と恩義せがましいカツの物言いにカチンときた幸恵は「私はもう立派な大人なんだから母さんもしたいことをすればいい」と爆発。
 勢いで家を飛び出したカツはとある写真館にふらふらと足を向ける。写真館の主(温水洋一)に「昔は『ローマの休日』に憧れた」というカツ。「じゃあ私があなたをお姫様にしてあげますよ…」写真を撮ってもらったカツはなんと20代の頃に若返ってしまった!20代(多部未華子)に戻ったカツは今こそ自分のやりたいことをやってやろうとするのだった。

 多部未華子の姿になっても中身は愚痴の多い毒舌ばあさんなので多部未華子の外見で古臭い物言いや態度を取ったりするあたりが最高におかしい。若返って大鳥節子と名乗るカツはカラオケ大会で『見上げてごらん夜の星を』を歌い上げる。それを聞いた翼は自分のバンドに彼女(正体がばあちゃんとは知らない)を誘うが、孫の出来損ないメタルサウンドを「心がこもってない」とボロクソ。自分の得意な昭和歌謡をメタル風にアレンジして路上で披露。するとそれをたまたま目にしたプロデューサー(要潤)が「君たち、テレビに出ないか?」とトントン拍子で話が進む。
 その頃幸恵はカツの行方を探すのだが、知り合いに聞いて回るといかにカツがひどいことを周囲にしていたかが明らかに。ところがみどりの話では幸恵は未熟児で医者に長くは生きられないと診断され早くに夫を亡くしたカツは幸恵のために、「歌手になりたい」という自分の夢を捨ててまで幸恵のために苦労を重ね、神社に「この子を長生きさせてくれ」と毎日のように祈るのだった(つまり、絵馬に書いてあったのは…)。

 テレビで『悲しくてやりきれない』を歌う節子の姿に過去の苦労の日々がオーバーラップする場面ではアントニオ猪木に苦労させられ、新宿伊勢丹でジェット・シンに襲撃される様子が映ったり…はしなかったが(当たり前や)、カツの愚痴の多さの裏には想像も出来ないような苦労があったことがわかるのだ。そりゃあ猪木の元じゃ苦労もひとしお…っていいかげんにしつこいか。
 小林武史の元で三ヶ月のトレーニングを施されたという多部未華子の歌声には説得力がありすぎてそりゃあ泣かされるよ。「激動の時代を生き抜いた人間だからこそ見つけられた本当に大切なものは何か」というテーマは世代や国すらも越えて突き刺さるものなので、日本のみならず中国、ベトナムでリメイクされさらに拡大を続けている。
 見た目は二十歳、中身は70代のばあちゃんという難しい役を多部未華子がキュートにこなしていて、観客は彼女の姿にきっと泣く。

  


Posted by 縛りやトーマス at 03:42Comments(2)映画

2016年04月20日

沈没ジュニアアイドル業界

 泉明日香を越えるTバック小学生モデルとしてデビュー、大活躍した三花愛良(21)がついに引退。


元祖小●生Tバックアイドル三花愛良 引退!!
http://yamachan01.com/blog-entry-8305.html


 リンク元によると妊娠・出産していたとのことで、確かに不自然なほど腹を隠した引退イベントの衣装は怪しいとしか!



 ああ、かつては大盛況だったジュニアアイドル業界も今ではスター不足。単に露出が激しいだけの小娘だらけ。ピチレモンとかニコラにはまだカワイイ子がいっぱいいるのに。僕が思うにジュニアアイドルの夢や希望は仲村みうでズタズタに切り裂かれたような気がしてならない。絶望した!夢も希望もないジュニアアイドル業界に絶望した!

  


Posted by 縛りやトーマス at 00:37Comments(1)アイドルネット