2016年04月30日

ポリスマンは怖いぞ!『コップ・カー』



 家 出少年のトラビス(ジェームズ・フリードソン=ジャクソン)とハリソン(ヘイズ・ウェルフォード)は草原に捨てられている1台のコップ・カー(パトカー)を発見する。キーを見つけた二人はいたずらで車を走らせる。
「運転なんかできるの?」
「できるさ。マリオカートでいつも遊んでる」
 という二人はハイウェイを爆走。途中でおばさんの乗った車にぶつかりかけるけど問題ないさ!無邪気に遊ぶ二人に無線の声が聞こえてくる。「ガキども、車を返せ!」それは車の持ち主である保安官のクレッツァー(ケビン・ベーコン)からであった。すると車のトランクから物音が!恐る恐る開けると中からは血まみれの怯えた男(シェー・ウィガム)が。
「おじさん、悪い人かい?」
「とんでもない!悪いのはあの保安官だ!」
 どうやら男はクレッツァーとトラブルになり、男の連れはすでに殺され、穴に埋められていた。少年二人が車を奪ったのはクレッツァーが二人目を埋めようとする直前だったのだ。


 家 出少年二人が冒険の途中で遭遇する地獄の体験。ちょっとした火遊びのつもりがまさかの大火事になってしまった!二人の犯したいたずらなど文字通り子供だましでしかない、と痛感させられるベーコンの悪どさに少年たちは蹂躙される。
 ここでのベーコンは邦画の型通りの悪役のようにチープな表情など見せず、意味もなくヘラヘラ笑ったり「さあ、ゲームの始まりだ」なんて絶対に言わない。狂気は内に秘めて容易く外見に表さない演技で少年たちもトランクの男も観客すらも圧倒する。
 ベーコンの悪事やトランクの男が何をしでかしたかは、はっきりとは明かされず「あえて描かない」ことで少年たちが経験するわけのわからない恐怖を観客も体験するのだ。

 ラストで命からがら脱出した少年たちを待つ悪夢、それから覚めるように差す一筋の灯り。狂気のサスペンスのようであり、『スタンド・バイ・ミー』のような少年たちが大人になる通過儀礼でもある。監督のジョン・ワッツは2017年公開の新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』の監督に決定している。家 出したピーター・パーカーがうちに帰ってくるという内容になるそうです(嘘)


  


Posted by 縛りやトーマス at 03:14Comments(0)映画

2016年04月27日

春なのにヘアヌード

 女優の矢吹春奈が初のヘアヌードにチャレンジ!


矢吹春奈、初ヘアヌード写真集 篠山紀信氏自信「これぞヌードだ!」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/04/27/kiji/K20160427012478920.html


 グラドル時代に完売クイーンの名を欲しいままにした彼女もGッドWィルのO会長の愛人呼ばわりされたことで一変、人気凋落仕事激減となり、芸名を改め活動再開するもののヒルズ族の愛人呼ばわりされた女を応援するようなグラドルオタクもいないので完全に「あの人は今」状態だったのですが…

 それがヘアヌードですから落ち着く所に落ち着いたというところかな。今更落ち目の女優なんぞヘアヌードになっても売りがないので篠山紀信のネームバリューでも借りないと写真集出せなかったのね。

>静岡・伊豆の温泉旅館で「中途半端なんてありえない」とすぐに洋服を脱ぎ、篠山氏のカメラに向き合った。

 ヘアヌード写真集なんか今更出してるあたりがすでに中途半端ですって!おとなしくMUTEKIにでも行けばいいのに。なんかプライド高そうだから無理だったのかな。世間は高橋しょう子一色なんだから、あんたにかまってるような余裕はないよ!といいつつネタにしてみました。気持ちの余裕があったら買う。



  


Posted by 縛りやトーマス at 21:42Comments(1)アイドル芸能人ヌード

2016年04月26日

岡田真由香、本当に最後の見納め



 これが本当の最後!岡田真由香さんのMUTEKI最終作(ホントに?)『FINAL FUCK』買ってきました。これが本当に見納めSEXでっせ!(しつこい)最後こそ…最後こそは…本番解禁に期待していいんですか!?


 ストーリーは前作からの続き。失恋の傷を癒やすためどこぞの南国に旅だった真由香は行きずりの男とSEXに溺れるがそれは元カレの仕組んだ陰謀だった!というのが前回までの話。実は元カレはNTR癖があってSEXしながら「俺を違う男の名前で呼べ!」とかいう変態だったのだが、真由香はそれについて行けずに別れたのだった。この展開には俺もついていけませんでした!




のっけから張り型丸出しで早くも期待が裏切られる。やっぱダメか…





いかにも挿入してます、みたいなカットを見せるのだがこれはよくある擬似の手口で実際のところはお尻の割れ目をイチモツが動いてるだけなんだよなー


 続いては元カレが雇った男二人に拘束されてローション、玩具攻め。



 嫌がりながらも最後にはイカせてくださーいと喘いで絶頂するわけだが、音はしているけど、ローターと電マは動いてないのが丸わかり。動いてもいない玩具(前の作品にも同じような場面があったんだけど)でイクわけねーだろ!!と怒りのボルテージがやや上がり。これで最後なんだから、もう少しちゃんとしてくれよ~


 この後、真由香はなぜか監禁されてしまう。元カレは単にNTRマニアなだけだから監禁する必要まではないと思うんだけど…真由香は監視役の男をたらし込んで逃亡を企む。男をフェラ&パイズリで骨抜きにするのだ!



 「媚薬が効いて我慢できないのぉ~!」と男に媚を売るセリフ回しはなかなかのモノでこちらも興奮してくるのですがやっぱり張り型丸出しで途端に萎える。




 ここでやっと一回目の射精(最初の元カレとのカラミでは射精がないのだ)。監視役をたらしこむことに成功した真由香は二人で逃亡を図るのだが、特に行く宛もなく海岸でたたずむだけなのですぐに逃亡がバレる(失笑)。



 実は監視役の男は籠絡されたフリをして真由香を陥れるための策略だった、みたいなことはまったくなくて(ないのかよ!)そのまま真由香は監視役の男とともにホテルに軟禁されてしまう。


軟禁場所のホテル(笑)



 急に真由香は「わかったわよ…他の男にやられてるところがみたいんでしょ?見せてあげるわ」などと元カレとNTR役を挑発し始める。元カレを足コキしながら「なにこれ?なにおっきくしてるの?この変態!」と罵りプレイを始める真由香は結構、いやかなりエロい



 薄暗いし、カメラマンの影で男優や真由香の体が隠れるというプロとは思えないスタッフのドジがあり、結局ここも張り型、前貼り、擬似のコンボで最後の最後まで本番ナシ…
 けれどここの3Pは真由香の罵り台詞に臨場感があって、擬似カラミも顔を真っ赤にして興奮しているのがわかり、過去作ひっくるめて最高にエロいカラミでした。物語自体のオチはちゃぶ台ひっくり返すような終わり方でMUTEKIいいかげんにしろ!と叫んだけど。




 最後の最後まで擬似を貫き通してがっかりといえばがっかりなんですけど、ラストの3P(これも実際はNTRプレイなので擬似3Pなんですけど。3Pまで擬似かよ!)の罵り台詞には淫語プレイ風の楽しみがあり、「岡田真由香はやればできる子」ではないか?という思いでモヤモヤしてしまう「本当に最後」の作品でした。
 あぁ…あの「変態!」「なにおっきくしてんのよ…」の台詞は本当によかった。最後なのに今後に期待がもてた。夏頃には素知らぬ顔してMOODYZあたりでデビューしているような気がしてならないので俺は真由香にまだ期待するよ!お前こそいいかげんにしろ!


  


Posted by 縛りやトーマス at 19:27Comments(4)MUTEKI岡田真由香

2016年04月25日

泣きより笑いだよな!『モヒカン故郷に帰る』


劇中ネタにされる広島・菊池涼介が自らポスター出演


 ソフトモヒカンのデスメタ野郎、田村永吉(松田龍平)は同棲中の恋人・由佳(前田敦子)が妊娠したことから、結婚を決意。両親に紹介するため7年も帰っていなかった故郷の離島・戸鼻島へ由佳を連れて行く。
 実家には矢沢永吉をこよなく愛し、地元の中学校で吹奏楽部に『アイ・ラヴ・ユー、OK』を教えこむ父親・治(柄本明)、カープキチ◯イの母親・春子(もたいまさこ)、何かあったらすぐに帰省するボンクラ弟・浩二(千葉雄大)と一家揃っていた。結婚報告するも吹奏楽の道に進まず家 出するようにバンドマンを志した永吉が「バンド活動以外は草(パクチー)を育てている」とフラフラしている様子を聞いた治は怒り心頭!一触即発の親子喧嘩が始まるも長男の結婚はこりゃめでてえや、と周囲に電話をかけまくり宴会が始まる。ところがその夜に倒れた治、かつぎこまれた病院で末期がんで余命いくばくもないと診断されてしまう。
 とりあえずは治に何も知らせまいとする田村一家だが、ボンクラの浩二が急に「俺、実家の酒屋、手伝うから」と言い始め、病室のラジオから流れるデーゲームでゴールデングラブ3度受賞を誇る広島、菊池が満塁で凡退したのを治が「菊池あかんのう」とぼやくといつもは率先して野次るはずの春子が「ええやないの!菊池やって…頑張ってるんやからぁ!」と言い出し明らかに妙な空気が流れる病室。何かを悟って永吉と由佳に「わしはガンか?」と訪ねてしまう治に由佳はわざとらしく首を振るのに永吉は力強く頷いてしまう!「…どっちや?」


 反りの合わない父親の元に息子が結婚相手を連れて帰ってきたところ、まさかのガン告知!バラバラだった家族がそれをきっかけにまとまってゆく…という手垢まみれの昭和ホームドラマでありきたりの展開を想像するのだが、自ら脚本を書いた沖田修一監督はこの手の家族モノ、病モノにありがちな展開、ストーリーを全力で否定してゆく。普通ならしつこいほどに泣かせようとする展開になるはずが、沖田監督の演出は観客が泣こうとすると笑わせにかかるのだ。前述した病室のエピソードや治と吹奏楽部のカラミ(部長を演じている富田望生は『ソロモンの偽証』でいじめられっ子を演じていた役者だが、程よいブサイク演技が…たまらなく最高です!褒め言葉だからな!)など、凡百の観客の首根っこを掴んででも泣かせようとする映画ならしつこく泣かせにかかるはずが、どうも沖田監督がそういうのを嫌がってそんな場面になればなるほど、とぼけた笑いを放り込んでくるのだ。わざと!そうでなきゃ感動的なクライマックスの結婚式であんなオチはありえないわな。その意気や良し!病気を持ち出せばなんでも泣くと思っている邦画製作者は全員本作を見て、モヒカンにした上で帰郷せよ!

 また松田龍平、前田敦子、柄本明といった役者たちがとぼけた笑いにマッチしていて愛すべき映画である。アイ・ラヴ・ユー、OK!



  


Posted by 縛りやトーマス at 22:21Comments(0)映画

2016年04月24日

5月予定

5/3(火)
『深大阪地獄絵図~おおさかオモシロマップ』
場所:なんば紅鶴
開演:20:00
料金:1,000円(1drink別)
出演 :射導送水(さばラジオ) B・カシワギ(青春あるでひど) 縛りやトーマス


5/7(土)
『僕の宗教へようこそ第八十一教義~アイドルスキャンダル列伝』
場所:なんば白鯨
開場:18:30 開演:19:00
料金:1,500円(1drink込)
出演:縛りやトーマス アシスタント・トモ

高橋しょう子から素人図鑑file-007まで、って物凄い狭い範囲の話やな!


5/14(土)
『続・新アイドル十戒 五戎目』
場所:アワーズルーム
開演:19:00
料金:2,500円(1drink付)
出演:竹内義和 縛りやトーマス


5/16(月)
『旧シネマパラダイス』
場所:なんば紅鶴
開演:20:00
料金:1,000円 (1drink&1food付き)

映画コメンテーター・縛りやトーマスがお送りする今では顧みられなくなった旧映画の数々をご紹介。
今月はカゲ特撮のひとつ『地底探検』


  


Posted by 縛りやトーマス at 19:35Comments(0)告知

2016年04月20日

2016春アニメ雑感

 2016春アニメいくつか見た感想など。


スズキに必死すぎな凛ちゃん
『ばくおん!』

 「ありそうでなかった“女子高生×バイク”で贈る、爽快ハイテンション学園コメディー」と銘打った、当初はデザインワークが『けいおん!』まんまだということ(単行本表紙がほぼ同じ)で話題になった漫画。ストーリーもほぼ『けいおん!』と同じで清々しいほどの模倣にしびれる。
 今季の原作付きアニメの期待値は『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』に並ぶ高さであり、トムス・エンタテイメントの8PANが本格的に美少女萌えアニメに乗り出す、気迫のこもった作画と演出が素晴らしい。
 学校に通いながら生徒らが学業に専念する様子はほとんどなく、ひたすら放課後のgdgdバイクトークが売りであり、年齢的にはOBのはずの来夢先輩(常にヘルメットを被っている奇人、部室の主)といった常軌を逸した謎の人物が存在し要するにいい年したオッサン(ないしオタク)のジャンルに特化したあるある話という「別に聞きたくねえよ、そんなもん」でも美少女のフォーマットを用いた途端に興味が湧くという、昨今の萌え漫画の王道を貫いており、本作こそが昨今のオタク系作品の真の王道であるとも言える。ヒットするに違いない!

 他にも「スズキのバイクはカッコ悪い」「カワサキのGPZ-250Rはありえないほどカッコ悪い」などdisりネタも多く、常に何かをdisらずには居られないオタクに受けそうですね。一部のバイク乗りはこの作品のヒットを願っており「頼むから大ヒットしてバイク乗り人口が増えてくれ!ズバリ女性ライダー増加に繋がってくれ!」と喚いているとのこと。女性ライダーって本当に少ないからねえ…
 にも関わらず地上波放送局がTOKYOMXとサンテレビの二局のみ(あとはBS11とアニマックス)、東京近郊と関西の一部しか見られないという事態。あんなにボロクソに言われてるスズキ、カワサキを始めとしたバイクメーカー5社が協賛しているのに(それほどバイクを売りたいという…メーカーも必死なんですよ)大ヒットしてバイク売上が伸びますように。スズキ、カワサキ以外は。



『三者三葉』

 連載が10年を越える荒井チェリー先生の長期連載漫画がようやくアニメ化…今更かよ!?荒井先生らしい奇人変人が跳梁跋扈する怪人漫画(?)で連載当初の普通の萌え美少女漫画感が今のところきちんと再現されています。この後は奇人変人のオンパレードになるんだけどな…!
 OPとEDに今週の内容と次回予告が混じっているところが新しく『ゆるゆり』『干物妹!うまるちゃん』『NEW GAME!』の動画工房による真っ当な萌え美少女アニメと思わせて怪奇変人ショーだという新機軸を見逃してはならない。




『パンでPeace!』

 5分アニメ。パンが大好きな女子高生の平凡な日常を描いたゆるふわ系漫画のアニメ化。主人公二人が木戸衣吹、山崎エリイのevery❤ing!枠アニメ。ただし主題歌は竹達彩奈、悠木碧のpetit milady。
 パンさえあれば幸せなんだよ…という通称パン娘(俺命名)たち異性の介在を一切許さずにひたすらパン生地をこね回して百合に戯れる、鉄の意志を持って作られた硬派の作品と言えよう。
 俺もパンパンと戯れたい…!


 12歳とマクロス新作は後日。


  


Posted by 縛りやトーマス at 20:28Comments(0)アニメオタクテレビ

2016年04月20日

あの旦那じゃ苦労しまっせ『あやしい彼女』



 韓国映画『怪しい彼女』のリメイク作品。73歳のばあちゃん、瀬山カツ(倍賞美津子)は近所でも有名な毒舌婆さんで口を開けば愚痴か嫌味か、手塩にかけた娘・幸恵(小林聡美)の自慢話ばかり。近所の神社には「長生き」と書いた絵馬に祈りを毎日欠かさない強欲ババアでみどり(金井克子)や周囲の人間を辟易させていた。そんな嫌われ者のカツを銭湯の番台である幼なじみの次郎(志賀廣太郎)だけはかばうのだった。
 幸恵の息子でカツの孫である売れないバンドマンの翼(北村匠海)に「いいかげん真面目になれ」という幸恵にいつものように「若いうちはしたいことをすればいい、私の若い頃はあんたがお腹にいたからしたいこともできなかったんだ」と恩義せがましいカツの物言いにカチンときた幸恵は「私はもう立派な大人なんだから母さんもしたいことをすればいい」と爆発。
 勢いで家を飛び出したカツはとある写真館にふらふらと足を向ける。写真館の主(温水洋一)に「昔は『ローマの休日』に憧れた」というカツ。「じゃあ私があなたをお姫様にしてあげますよ…」写真を撮ってもらったカツはなんと20代の頃に若返ってしまった!20代(多部未華子)に戻ったカツは今こそ自分のやりたいことをやってやろうとするのだった。

 多部未華子の姿になっても中身は愚痴の多い毒舌ばあさんなので多部未華子の外見で古臭い物言いや態度を取ったりするあたりが最高におかしい。若返って大鳥節子と名乗るカツはカラオケ大会で『見上げてごらん夜の星を』を歌い上げる。それを聞いた翼は自分のバンドに彼女(正体がばあちゃんとは知らない)を誘うが、孫の出来損ないメタルサウンドを「心がこもってない」とボロクソ。自分の得意な昭和歌謡をメタル風にアレンジして路上で披露。するとそれをたまたま目にしたプロデューサー(要潤)が「君たち、テレビに出ないか?」とトントン拍子で話が進む。
 その頃幸恵はカツの行方を探すのだが、知り合いに聞いて回るといかにカツがひどいことを周囲にしていたかが明らかに。ところがみどりの話では幸恵は未熟児で医者に長くは生きられないと診断され早くに夫を亡くしたカツは幸恵のために、「歌手になりたい」という自分の夢を捨ててまで幸恵のために苦労を重ね、神社に「この子を長生きさせてくれ」と毎日のように祈るのだった(つまり、絵馬に書いてあったのは…)。

 テレビで『悲しくてやりきれない』を歌う節子の姿に過去の苦労の日々がオーバーラップする場面ではアントニオ猪木に苦労させられ、新宿伊勢丹でジェット・シンに襲撃される様子が映ったり…はしなかったが(当たり前や)、カツの愚痴の多さの裏には想像も出来ないような苦労があったことがわかるのだ。そりゃあ猪木の元じゃ苦労もひとしお…っていいかげんにしつこいか。
 小林武史の元で三ヶ月のトレーニングを施されたという多部未華子の歌声には説得力がありすぎてそりゃあ泣かされるよ。「激動の時代を生き抜いた人間だからこそ見つけられた本当に大切なものは何か」というテーマは世代や国すらも越えて突き刺さるものなので、日本のみならず中国、ベトナムでリメイクされさらに拡大を続けている。
 見た目は二十歳、中身は70代のばあちゃんという難しい役を多部未華子がキュートにこなしていて、観客は彼女の姿にきっと泣く。

  


Posted by 縛りやトーマス at 03:42Comments(2)映画

2016年04月20日

沈没ジュニアアイドル業界

 泉明日香を越えるTバック小学生モデルとしてデビュー、大活躍した三花愛良(21)がついに引退。


元祖小●生Tバックアイドル三花愛良 引退!!
http://yamachan01.com/blog-entry-8305.html


 リンク元によると妊娠・出産していたとのことで、確かに不自然なほど腹を隠した引退イベントの衣装は怪しいとしか!



 ああ、かつては大盛況だったジュニアアイドル業界も今ではスター不足。単に露出が激しいだけの小娘だらけ。ピチレモンとかニコラにはまだカワイイ子がいっぱいいるのに。僕が思うにジュニアアイドルの夢や希望は仲村みうでズタズタに切り裂かれたような気がしてならない。絶望した!夢も希望もないジュニアアイドル業界に絶望した!

  


Posted by 縛りやトーマス at 00:37Comments(1)アイドルネット

2016年04月18日

実際には広瀬すずのようなかるたクイーンはいない『ちはやふる 上の句』




 競技かるたにかけた少年少女を描いた少女漫画の実写映画。

 競技かるたに夢中になる千早、太一、新の三人は新の引っ越しによって離れ離れになるが競技かるたの名人を祖父に持つ新の「競技かるたで日本一の名人になる」という夢を知り「かるたを続けていればいつか会える」ことを信じて再会することを誓う。
 高校生になった千早(広瀬すず)は幼い頃の情熱を胸に瑞沢高校かるた部を創設しようとするのだが「部員が5人いなければ部とは認めない」という校則が立ちはだかる。千早は幼なじみの太一(野村周平)、小学生の時にかるた大会で出会っていた肉まんくんこと西田(矢本悠馬)、呉服屋の娘・大江奏(上白石萌音)、ガリ勉で鉄道オタクの机くんこと駒野勉(森永悠希)を引っ張りこんでどうにか部の体裁を繕ったものの、進学のために部活動をしているだけの机くんはまったくやる気がなく、部室に来てもすぐに帰宅してしまう。そんな机くんに千早は「君が必要なんだよ。だから明日も部活に来て」と誘う。千早の真剣な眼差しにころっと引っかかった机くんは翌日から真面目に部活を始めるのであった。

 「上の句」と「下の句」に分かれた本作前半である「上の句」の注目はなんといっても机くんである。かるたの団体戦は5対5で行われ3勝したチームが勝ち上がっていく。経験者が千早、太一、西田と3人いるので瑞沢高校かるた部は3人を勝たせて奏、机くんを捨て駒にして勝ち上がっていくのだが、決勝戦を前に露骨に自分を捨て駒扱いする西田らの態度に机くんが機嫌を悪くし帰ろうとする。

「僕なんて捨て駒なんだろ?だったら居ても居なくても同じじゃないか!「君が必要なんだ」とか言っといて、本当はどうでもよかったんだろ!僕は誰にも必要にされたことなんかなかったんだ。だからついてきたのに、来なきゃ良かったよこんなところ…!」

 そんな彼に何もいえない千早たち。なんとか出場まではさせたものの、やる気のない机くんは競技中も指一本動かさない。もはや彼にやる気を起こさせることは出来ないのか?そんな時、千早が取った札が勢い良く飛んで机くんの頬に命中する。その札に書かれていた歌は

まつもむかしのともならなくに

 「誰をかも知る人にせむ高砂の 松も昔の友ならなくに」とは一人でいるのが寂しいというのは、なってみないと気づかないという歌で友人がそばにいることのありがたさを感じるという意味で、それを手にした机くんは号泣。ついにやる気を出すのであった。
 この展開、見てるこっちが号泣ですわ!机くん、わかるよ…君の気持ち!!やっぱり文化部系青春漫画はさえない奴に光を当ててナンボでしょう!
 クライマックスはあと一勝で勝ちとなる場面、勝負の行方は太一に託される。自敵陣ともに残りの札が一枚ずつになった「運命戦」(競技かるたでは自陣に置いてある札の方が簡単に取れるので自敵陣一枚ずつの状態ではお互い自陣の札が読まれるよう運命に委ねる状態になること)となる。自陣の札が読まれるよう太一は祈るのだが、自分の札が絶対に読まれないという確信があった。それは小学生時代、とあるかるた大会で太一は新と決勝を戦うことに。どうしても新に勝って千早の前で格好を付けたいと思う太一は視力の悪い新が水洗い場で顔を洗っている隙にメガネを奪って隠してしまうのだった!しかもそれをお地蔵さんに見られてしまっていた!その時は新に勝つものの、以降運命戦になれば必ず自陣の札は読まれなくなるように。神様仏様に見放されていることを悟った太一は敵陣の札を奪い取る作戦に賭けるのだった。

 競技かるたに賭けたあまりにも熱すぎる少年少女の青春、そしてダイナミックかつリアルな競技かるた描写もあって今までにない新しいスポ根映画となったわけだが、僕は机くんに夢中なので上の句ではヒロインである千早にはも一つピンと来ないのであった。
 やっぱり、リアルな競技かるたの世界には広瀬すずのような美少女が居ないからだろうか?本当のかるたクイーンって競技かるたにすべてをかけ過ぎた人たちしかいないからなあ。


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:47Comments(0)映画漫画

2016年04月16日

大平透よ永遠に

 声優・俳優の大平透さんが86歳で亡くなりました。こういう報道では各媒体で記事の取り上げられ方に違いが出てくるものです。

ハクション大魔王 声優の大平透さん死去
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160414/k10010478931000.html

 代表的なのなNHKニュースのように、多くは『ハクション大魔王』『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造といったメジャーな作品を代表作として紹介するもので、他には『科学忍者隊ガッチャマン』の南部博士や『スター・ウォーズ』のダースベイダーの吹き替えを担当したという具合に紹介されています。

【訃報】大平透さん=声優
http://www.yomiuri.co.jp/obit/20160414-OYT1T50128.html?from=ytop_ylist

 読売新聞では『スパイ大作戦』の指令テープ「なお、このテープは自動的に消滅する…」やシンプソンズのホーマー・シンプソンの紹介や、読売では「まんがスーパーマン』でスーパーマン(ジョージ・リーヴス)の声を吹替したことまで触れられてますね。
 そしてこういう時に頑張りを見せるのがオタク系メディアで、GIGAZINEの記事はさすがと唸らされた。

【訃報】「スター・ウォーズ」のダース・ベイダー役の吹替などで知られる大平透さん死去
http://gigazine.net/news/20160414-toru-ohira-passed-away/


 読売も取り上げた『まんがスーパーマン』の吹き替えを「日本初の日本語吹替」という部分を強調し、ダースベイダー吹き替えに関するエピソードや、シンプソンズについても『ザ・シンプソンズ MOVIE』の吹き替え変更騒動についてもしっかりと解説。オタク系メディアとはこうありたいものです。

 大平透さんは他にも特撮・ヒーロー番組のナレーションなどでも活躍しており、それについてはあまり触れられていないのが残念。
 特にスーパー戦隊シリーズではゴレンジャーからダイナマン、そしてジュウレンジャーでナレーションを担当。面白いのは当初は「みんなで見よう!」「どうぞお楽しみに」といった普通の次回予告なのに(途中でなぞなぞが取り入れられたゴレンジャーはともかく)サンバルカンあたりから締めの一言を次回の内容に絡めた面白台詞を取り入れて視聴者が予告だけでワクワクするようになるのだ。いくつか抜粋する。

機械帝国ブラックマグマは、クモモンガーを使ってバルパンサーの暗殺計画を立てた
女の子に弱いバルパンサーは、かわいこちゃんのプロポーズにタジタジ
まんまと罠にハマり、毒グモの館に閉じ込められてしまった
危うしバルパンサー
太陽戦隊サンバルカン『待ちぶせ毒ぐも館』
かわいこちゃんには気をつけろよ


ゴキブリを嫌う奴は誰だ?
ブラックマグマって怖~い踊り病気にかけちゃうぞ~
え?これドジョウすくいだって?
それじゃあゴキブリネバネバだ~!
太陽戦隊サンバルカン『友達!? クカラッチャ』
はははは、君はゴキブリと友達になれるかな?


イナズマギンガーは、強力なファイターモンガーを誕生させた
さすがのサンバルカンもタジタジ
ヘドリアン女王とアマゾンキラーの陰謀で、何と何と、総統とイナズマギンガーが一騎打ちになった
太陽戦隊サンバルカン『機械帝国の反乱』
どちらが勝つか
はは、どっちが勝ってもこりゃあ面白いや


ゴーグルレッド赤間は、江戸時代に逆戻りしたような不思議な世界を見た
変身し、潜入してそこで見た物は、毒ガスを出す恐ろしいキノコを栽培する村人の姿だった
デスダークの陰謀か?
大戦隊ゴーグルファイブ『地獄のキノコ村』
変なキノコなんか食べるなよ



あぶぶぶぶ…あぶあぶあぶ…
大変だこりゃ
突然起こったあぶく汚染
町は水不足に陥った
カニモズーの有毒液にやられるぞー
水源地が危ない、立てゴーグルファイブ
蟹は~外~
大戦隊ゴーグルファイブ『シャボン玉大作戦』
あ~~あぶぶ~
泡食うなよ


うわー、UFOだ、UFOだ!
…お、よく見るとタコの怪人だぞ
その通り、進化獣タコシンカ様のお通りだ
みんな墨をかけられて真っ黒にされちゃうぞ
ダイナブラックも墨をかけられて、もう真っ青
科学戦隊ダイナマン『宇宙からの侵入者』
UFO出るぞ~


鉄十字団が仕組んだインチキなうさぎやひよこのレースのために、子供達は住み慣れた学園から叩き出されてしまった
怒りに燃えるスパイダーマン
しかし次々と繰り出される鉄十字団の罠
次回、『家なき子達に愛の学園を』
どうぞお楽しみに

ひとみの撮った写真が週刊誌のグラビアを飾った
モデルの少女花子の胸に光るペンダント
そのペンダントに波長能力をもたらす不思議な力があった
次回、『男の子をイビる野性の凄い少女』
どうぞお楽しみに


 文字を見るだけで蘇るあの低音美声。スケールの広さを感じさせながらもどこかコミカルな響きもあるのが独特だった。『海賊戦隊ゴーカイジャー』は過去戦隊をレジェンド扱いする内容だったので大平さんの復活を期待したんだけどな。関智一のも良かったけど。


 ナレーションのみならず、『宇宙猿人ゴリ』には公害Gメンの倉田室長として出演もしていました。



 若い時には普通にテレビから流れていた声の人が亡くなっていくのを見ると、俺も年取ったんだなぁ~としみじみ。このテープは自動的に消滅するが大平透さんの声は不滅だぜ。

  


Posted by 縛りやトーマス at 10:18Comments(0)声優特撮・ヒーロー