2016年06月19日

強要か冤罪か

 大手AVプロダクションのマークスジャパンが労働派遣法違反で元社長ら3人が逮捕された一件。モデルとして契約した女性を撮影現場に派遣するも、それはAVの撮影現場で本人が仕事を拒否すると法外な金額の違約金を払えなどと言われ渋々仕事をさせられ、結局5年間で数百本の出演に至ったというもの。

【衝撃事件の核心】
「本番行為がダメだったとは…」AV業界に激震…次々と明らかになる悪質撮影に国も対応へ

http://www.sankei.com/affairs/news/160618/afr1606180001-n1.html


 この一件について逮捕の報道後、同業者であるAV女優らがTwitterなどで反発のコメントが相次いだ。曰く「強要などはありえない」ということで、コメントを出した多くの女優はこの仕事がしたくて契約書にサインしているといい、中には今回の訴えを起こした元女優が引退後、とある男性と交際したがAVのことがバレ、「無理やり出演させられた」と嘘をついたのだと元女優を誹謗中傷する書き込みもあった。
 最近ではAVの仕事がしたくてしょうがない女の子が業界にやってくるパターンも多いので、こういう意見が出てくるのだろうけど、実際業界内に強要、いわゆる強引に押し切られて、挙句は違約金のことを持ちだされて泣く泣く出演してしまうケースも絶対にないとは言いがたい。

 91年頃に宇宙企画などで人気だった高見沢杏奈って女優が居て、彼女は引退後に風俗店の看板やツーショットダイヤルのちらしに無断で活動当時の写真を使われて勤務先を辞めることになったことで業者を訴えたことで話題になったんだけど、その時に「AVに出たのは無理やり」とかコメントしていて、グラビアの撮影と聞かされたのに現場はAVで、出ないなら違約金を…と今回とまったく同じような話なのだった。
 デビュー作の『愛欲人形』はアンニュイな表情が話題でいかにもな宇宙少女らしさの中に独特の雰囲気を漂わせていて当時斬新だと評価されていたけど、イヤイヤ出演させられたから笑顔じゃなかっただけのことだったのか…と納得したもんだ。

 こういう話は何度も聞かされているので、「強要などない!」と主張する人たちを見ると「それはどうかな」って気になってしょうがないんだよな~
 強要されながら数百本も出演しちゃう方もどうかと思うし、(もっと早く辞めろよ)裏で糸を引いてる人権派の弁護士連中の自分たちの主張を通したいがために元女優を焚き付けてるような行為も面倒くさいしな。
 これについては強要されてるケースについては個別で対応して被害が無くなる方向にいってほしい、だからといって「業界全体に強要が蔓延している」みたいに世論が誘導されるのもどうかと思うんだよな。

 怖いのは今回の逮捕ケースは「法律上認められていない公衆道徳上有害な業務に女性を派遣した」ってことなんだよね。つまり「強要」が問題なのではなく「本番行為をさせていた」のが問題なんだ。これで逮捕されるのならほとんどの撮影現場で逮捕者が出てしまうではないか!AV自体が無くなってしまう可能性も出てくる。思ってたより問題は根深いのかも知れない。


AV史に光り輝く名作

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:10Comments(1)AV