2018年07月16日

長年の疑問が解決した『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』



 『スター・ウォーズ』の脇役、ハン・ソロを主役にしたスピンオフシリーズ。本作で『スター・ウォーズ』シリーズの長年に渡る疑問が氷解した。それはハン・ソロがなぜあんな毛むくじゃらのチューバッカと四六時中一緒にいるのかということだ…

 ハン(ニューヨーク大学で演劇を学んでいる新鋭、オールデン・エアエンライク)は故郷の星で悪党の使い走りをさせられ、せこい盗みを繰り返すチンケな小悪党であったが、彼女のキーラ(エミリア・クラーク)を連れて星を脱出する計画を立てる。だが直前でキーラだけが連れ去られる。「成功して必ず迎えに来る」と言い残し、帝国軍のパイロット養成アカデミー入りするが反抗的な性格が災いしてアカデミーを追い出されしがない歩兵として這いずり回る日々。3年経っても彼女を迎えにいくどころか生活すらおぼつかないハンは同じように戦場を駆けずり回って金を稼いでいる悪党のベケット(ウディ・ハレルソン)にくっついて一攫千金を狙う。一度はベケットにハメられるハンだが、ウーキー族のチューバッカと共闘して脱獄。その様子を見たベケットはハンの腕を買って仲間に加える。

 そしてハンは思いもよらない場所でキーラと再会する。3年前は純朴そうな田舎娘だったキーラは犯罪組織のボス。ドライデン・ヴォス(ポール・ベタニー)の片腕としてすっかりイケてる女に。「いろいろあったのよ」とそりゃあよほど色々なことがあったんだろうなあ…なんか、田舎から東京に出て行った童貞くんが同じように上京した片思いの同級生と3年後に再会したら相手が洗練された都会の女になってた、みたいなアレ。
 カッコつけてかつての星を出たものの、小悪党の使い走りというかつての自分と何一つ変わっていないハンは彼女と今の自分との差に愕然とするのだった。こりゃあショックで毛むくじゃらと一緒にいるようになったとしか思えない。明らかにキラーの代わりにされてるよチューバッカ。


 本作は色々と衝撃的なシーンがある。ウーキー語というのが存在して、ハンとチューバッカが会話をする場面で字幕がつくところがあるんだ。今まではハンとチューバッカの間でしか会話が成立してなく、今まではハンがチューバッカのいっていることを好き勝手に解釈してたと思ってたけど、ちゃんと会話が成立していたことがわかった。
 そしてハン・ソロという名前は帝国軍のパイロットとして登録する時、ファミリーネームがないとダメだという理由で登録係が「お前はひとりぼっちだから、ソロだな」という理由でつけられる名前なのだ。えー!そんな適当な理由で!
 クライマックスには死んだと思われてたあるキャラが生きていたことがわかるけど、そいつが生きていたからってどうってこともないような。

 色んな裏話が明かされていくけれど、どれもこれも「そんなの知りたくなかった」ということばっかりで、アメリカで壮大にズッコケてSWファンからの厳しい批判にさらされる理由もわかる気がした。

 僕はハン・ソロがチューバッカと一緒にいる理由がわかってよかったから、いいけど。しかも仲間になるとき、泥レスリングをしたというのも…


  


Posted by 縛りやトーマス at 19:38Comments(0)映画

2018年07月15日

成宮寛貴オランダ生活

 先日の東京スポーツ紙に成宮寛貴がホームレス危機に陥っている、との情報。


https://www.tokyo-sports.co.jp/newspaper/%ef%bc%97%e6%9c%88%ef%bc%91%ef%bc%94%e6%97%a5%ef%bc%88%e5%9c%9f%ef%bc%89%e7%99%ba%e8%a1%8c-2/

 あのコカイン疑惑、ゲイ疑惑(こっちは疑惑じゃないと思うけど)を報道されゲイ能界いや芸能界を引退宣言した成宮氏。あのあとどうしてるんだろうと思ったら現在はひっそりとオランダで支援者の元、芸能界復帰に向けて準備しているそうですが本人がSNSでアップしているセミヌード写真が話題なのを勘違いして偉そうにふるまっているので支援者がドン引き、復帰が遠のいているとのこと。
 確かにそれは勘違いでしょう。セミヌードはその筋の人に受けているだけでしょうが…しかもコカイン疑惑の彼が大麻合法国のオランダにいるってイメージ悪すぎでしょ!

 今や『相棒』の再放送でしか見かけることのない成宮寛貴。急いで復帰しなくても『相棒』のおかげでいくらか収入はあるのだから、しばらくオランダで大麻漬けの日々の方がいいのでは(大麻吸っているとはだれもいっていない)。


  


Posted by 縛りやトーマス at 08:28Comments(0)日記日本のとんでも事件

2018年07月14日

すみぺ直筆宣伝

 唯一無二のサブカル声優として人気を博している上坂すみれさん。3rdアルバム『ノーフューチャーバカンス』の発売を記念してHMV&BOOKS onlineが直筆インタビューを掲載していました…直筆インタビュー?

【直筆インタビュー】上坂すみれ「ノーフューチャーバカンス」
http://www.hmv.co.jp/newsdetail/article/1807051003/

 聞き手の質問にすみぺが直筆のメッセージで返答するという「なぜ?」の嵐w 本人も「普通には受けてやらない」の心構えでMV撮影の仕上がりを聞かれて「とても暑かったので全体的にしっとり(オオサンショウウオのように)しています」と何が何だかわからない。ラ・ムーの『TOKYO野蛮人』が好きだというすみぺのセンスが散りばめられているとは思いますが…
 本アルバムのタイトルにかけまして、自分の未来はどうなっていると想像されますか?という質問には以下のように回答



 この企画を立てたやつ表に出ろ。お前をノーフューチャーにしてやる!!(一年前にも同じ企画していて、その時は比較的まともな回答だったのに…)

  


Posted by 縛りやトーマス at 04:12Comments(0)声優音楽

2018年07月12日

玉手消滅へのカウントダウン!

 この間、スーパー玉手中百舌鳥店に寄ったら「24時間営業を見直し、朝の9時から夜8時までの営業時間に変更します」といった張り紙があり驚いた。HPによると計6店舗の営業時間を見直したという。

深夜時間帯の営業時間短縮について
http://www.supertamade.co.jp/upload/20180709_info_about-late-night.pdf


 最近は閉店が相次ぎ店舗事業買収にまで至ったスーパー玉手。玉手の売りは一円セールに代表される安売り戦略と思われがちだが、いついっても開いている、24時間営業が一番のセールポイントだったと思うのだけど。
 コンビニと争う体力がなかったのか。もはや玉手消滅へのカウントダウンといったところ。その瞬間まで見守りたい。


  


Posted by 縛りやトーマス at 18:24Comments(0)日記食べ物

2018年07月10日

生きてる人間の方が怖い『ルームロンダリング』



 普通のOL(光宗薫)が帰宅した途端、暴漢に襲われて文化包丁で二回ぶっ刺されて死亡、死体袋に包まれるという衝撃のオープニング!何これ怖すぎ

 ところ変わってアパートの一室に若い女性が引っ越してくる。その女性、八雲御子(池田エライザ)は5歳の頃に父親を亡くし、やがて母親(つみきみほ)も彼女を置いて去り、祖母(渡辺えり子)に引き取られ育つが18歳の時に祖母も亡くなり独りぼっちに。祖母の葬儀に現れ「ババア!先に死んでんじゃねえよ!」と声を荒げる派手な服装の男、雷土悟郎(オダギリジョー)は御子の叔父で、強引に彼女を引き取っていく。
 不動産業を営む悟郎は引っ込み思案で他人と口を利くのが苦手な御子にワケありの仕事を紹介する。それは物件に以前住んでいた住人が自殺、孤独死などした事故物件に一度住んでまた引っ越し、履歴を綺麗にして次の住人に渡すというルームロンダリングだった。

 事故物件には告知義務というのがあって新たに借りる住人には過去に自殺、火災などの事件があったことを告知する義務が物件所有者にはあるが、一度誰かに貸した後なら説明しなくてもよくなるわけだ(実際には明確なガイドラインがないことが映画の中でも示される。数年後、二人目、三人目の入居者にも告知義務が生じるケースがある)。人と話さなくてもよいというのは、他人と目を合わせて会話できない御子にはうってつけの仕事だが、彼女には厄介な特殊能力があった。この世に未練を残して死に、物件に住み着く幽霊が見え、会話できるのだ。かつて母親にもらったアヒルのランプが明滅を繰り返すと幽霊たちがあらわれる!

 デモテープをレコード会社に送ることすら出来ず手首を切ったパンクス(渋川清彦)、学芸会の当日朝にダンプにはねられたため、ずっと「猿蟹合戦」のカニの扮装をしている小学生といった死んだ人たちとはそれなりに話せるが、生きている人間とは誰一人まともに話せない。叔父の悟郎にも「挨拶ぐらいしろよ」とぼやかれるのだった。

 御子は他殺の事故物件に引っ越してくる。それが冒頭のマンションなんだが、マンションの床からせり上がり、「殺してやりたい…殺してやりたい…」背中に文化包丁を差したまま恨み節を炸裂させるOL悠希こと光宗薫。冒頭もそうだけど、彼女だけ必要以上に怖く描かれるの、なんなの。「私を殺した相手を見つけたい」という悠希。面倒事に巻き込まれたくない御子は「私には何もできない」と突き放す。
 となりの部屋の住人・虹川(伊藤健太郎)が御子を訪ねてくる。当初は彼が怪しいと感じる御子だったが、話を聞けば彼は事件当日に悠希の助けを呼ぶ声を聴いたものの、面倒に巻き込まれるのが嫌で聞こえないフリをしたという。自分が勇気を出して駆け付けていれば悠希を助けられたかもしれない…虹川は御子が何かトラブルに巻き込まれることがあったら今度こそ助けようと。そんな虹川や、デモテープに取り憑いてマンションまでやってきたパンクスらの声に応じて御子は殺人事件を解決しようと決意する。


 今流行りの事故物件をテーマに、幽霊が見える根暗女子が「なぜ見えるのか?」という自身のルーツに迫っていく内容は荒唐無稽な話ながら伏線がきっちり張られて、衝撃のラストを迎えるころには不思議な感動が待っていたのだった。「死んでる人より、生きている人間の方がよっぽど怖い」というぼっちでコミュ障の女子、御子のセリフは他人事とは思えません!
 「すこし不思議」というか、「すこし怖い」なテーマを扱いながら、さわやかさを感じさせる本作は、周囲の人間に置いてけぼりにされた御子や、成功を夢見ながら勇気が出せなかったミュージシャン、なりたい自分になりたかったのに勘違いされたOL、世間の理不尽に微力ながら反抗し続ける青年といった、世間から爪弾きにされがちな登場人物に対して優しい目線があるからでしょう。忌避されがちな事故物件にもそこに住んだ人たちの物語が存在するわけです。
 特筆すべきは主人公を演じた池田エライザが醸し出す全開のフェロモン!「服を着て立っているだけでセクシー」と言われているエライザ、もう事故物件に住んでいるだけである種のアレがギンギンですわ!物件じゃなくて、エライザのフェロモンに幽霊も引き寄せられているんじゃないかと…この物件、エライザさんついてこないんですか!?


  


Posted by 縛りやトーマス at 19:55Comments(0)映画

2018年07月09日

新連載、そして帰ってきた『けいおん!Shuffle』

 今日発売のまんがタイムきらら8月号にて『けいおん!』が大復活!『けいおん!Shuffle』というタイトルで…



 連載終了後、別名でやった他誌の連載はハンター×ハンターばりに「載っていたらめっけもん」になってまだ続いているかどうかもわからない状態なので、かきふらいファンにとっては「けいおん!以来の新作」という扱いらしいですよ。新連載なのに表紙、巻頭カラーという編集部の期待の大きさも伺えます。

 さて、大復活と書きましたが新作は前回の続きということではなく別の学校で別の主人公たちが出てくるという…この設定は思い切ったな!

 幼馴染の高校一年生(多分)佐久間紫清水楓は11月に軽音部へ入部しようとするが先生(メガネの知的風教師…どっかで見たタイプだわ…)から「軽音部はうちの学校にはない」と聞かされ落ち込む。今まで帰宅部だったのになぜ部活動を目指すのかというと、紫が桜が丘高の学園祭で見たバンドにハマったからだと(ここで前作の登場キャラ、澪律が一コマだけ登場)。クラスメイトの澤部真帆から「軽音部はないが軽音同好会はある」と教えられた二人は真帆をムリヤリ巻き込む形で同好会の部室へ。そこにいたのはたった一人の同好会メンバー、2年生の佐藤莉子。他の部員は全員辞めてしまっていて部室を自分が勉強しやすいように整えるという私物化しており、立ち退きを迫られているのであった。部屋にあるドラムセットを一叩きした紫は同好会入りを決意。莉子、楓、そして他の部に入っている真帆を「部活と同好会のかけもちは可能だ」と強制的に入会させて4人の軽音同好会の活動がスタートする…

 ってコレ前作の『けいおん!」とほとんど同じ展開やんか…かきふらい先生ってこのフォーマットが好きやねんな…前回の登場人物名はP-MODELとthe pillowsに因んだものだったが、今回の登場人物もスカートの澤部渡と他のサポートメンバーと同姓だ…偶然かも知れないが…

スカート (バンド)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)


 スカートにはもうひとり、シマダボーイというサポートがいるのでこの人があずにゃんと同じように下級生として登場するのかと思うとわくわくしてきますね。同じフォーマットいうことは前作なみの面白さがあるということでもあるので、かきふらい先生の第二のヒット作となることを期待しながら今後の展開に注目です。



  


Posted by 縛りやトーマス at 11:58Comments(0)漫画けいおん!音楽

2018年07月06日

倒錯趣味があってもいいじゃないか『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』



 アメコミ『ワンダーウーマン』の起源に迫る『ワンダー・ウーマンとマーストン教授の秘密』を観た。日本では劇場公開されずDVDスルーになった作品だ。2017年公開の実写映画は全世界で異例のヒットを飛ばしたがその作品は如何にして誕生したか?

 舞台は1928年。ハーバード大で心理学の教授をしていたウィリアム・モールトン・マーストン(ルーク・エヴァンス)と妻のエリザベス(レベッカ・ホール)は嘘発見器の原型の開発にも着手していたがウィリアムよりも優秀なエリザベスは「自分には女性器がついているから博士号が取れない」と不満の日々。
 ウィリアムは新入生のオリーブ・バーン(『高慢と偏見とゾンビ』のジェーン役で知られるベラ・ヒースコート)の美しさ故に周囲から浮いている様子に惹かれ、助手に雇う。オリーブの母エセル・バーンは産児制限のハンストを起こして倒れるぐらいのフェミニスト活動家で、幼い頃は修道院に預けられていた。
 3人は研究者と助手という関係を続け、嘘発見器の完成にまで至るが、ウィリアムとオリーブの関係に嫉妬したエリザベスによって引き離される。が、オリーブが本当に想っていたのはエリザベスの方だった。彼女は同性愛者だということに苦しむけれど、ウィリアムは「だったら3人で暮らせばいいじゃないか!3Pしよう!」と堂々言い放つ(笑)。画してオリーブは他の男との婚約を解消し、マーストン夫妻とポリアモリー(三人婚)の関係に至る。ポリアモリーは男性側からの一方的な関係を迫られがちな一夫多妻制とは違い、複数人が完全な同意の元に行われる関係だが、3人の関係は当然ながら周囲の理解をまったく得られず、大学に関係が発覚するやウィリアムは解雇されてしまう。
 オリーブの妊娠もあり、3人は引っ越した上同居するが周囲にはその関係がバレないようにしていた。ウィリアムとオリーブは作家として、エリザベスはウィリアムの秘書として家計を支えることに。


 ・・・これのどこが『ワンダーウーマン』誕生につながるの?とモヤモヤするが、直後に話は急展開する。ウィリアムは偶然立ち寄ったボンデージ趣味の衣装屋でフェティッシュアートの数々を見せられる。これは自分が長年研究してきたDISC理論(DOMINANCE=支配、INDUCEMENT=誘因、SUBMISSON=服従、COMPLIANCE=承諾 四つの交互作用で人間関係は築かれるとする理論)そのものだ!

「最大の幸福は愛するものに服従すること」
「大事なのは喜んで従うことだ。自らの意思で」
「人に強いられて望まぬことをするとただの承諾になってしまう。人は承諾すると、不満と抑圧を感じるものだ」
「恨みも生まれる。極端になると犯罪や戦争、ファシズムを生む」
「承諾を避ける方法は誘因だ。考え方を変えさせる」
「完全に支配するんだ。相手は望み通りに動く。自ら喜んで。誘因こそが愛や平和をもたらす」

 衣装屋で公開SMショー(にしか見えない)を見せられたエリザベスは嫌悪感を露わにするが、ワンダーウーマンそのまんまのコスチュームを着たオリーブに見とれて”真実の縄”をオリーブに這わせる。ウィリアムはギリシア神話に登場する女性だけの部族、アマゾーンを元にした漫画原作『スプリ―マ・ザ・ワンダーウーマン』を考案し、出版社に持ち込んでコミック化に成功する。
 真実の縄は3人が完成させた嘘発見器に基づくアイデアだし、インビジブル・ジェットはウィリアムが子供たちと遊ぶためにもっていた透明飛行機からのインスパイアだ。
 ワンダーウーマンは毎回敵から拘束されたり、縛られて鞭打たれるが“承諾”の楔を断ち切って女性の自由のために立ち上がる!そしてワンダーウーマンの誘因によって世界は愛と平和で満たされるという…
 コミックだけでは伝わらない背景があるとわかって目から鱗が落ちる思いだ。しかも倒錯的な趣味嗜好があるとわかったのも衝撃だ。そんな趣味の人でも最も有名な女性ヒーローの漫画を作れるのだから、まったく趣味嗜好だけで人を変態扱いするのは止めてほしいものだ。僕だってあんなに強くてカッコイイ女性がいるなら服従させてもらう。こちらからお願いしたい。完全に支配するんだ。相手は望み通りに動く。自ら喜んで!



  


Posted by 縛りやトーマス at 12:55Comments(0)特撮・ヒーローレンタル映画館

2018年07月06日

不能のヒロイン『富美子の足』



 舞台役者として活動、週刊プレイボーイ誌上にて類まれな身体を披露した途端、認知度が上がった片山萌美さんはワンコインで買える雑誌で水着見せるなんてサイテーと言い張る吉岡里帆と違って大人の女性なので、さっさとヘアヌードを見せたにも関わらず「「脱ぐと何かが変わるよ」っていろんな人に言われてたんですけど何も変わらなかったです。自己嫌悪とかもなかったし。少し期待していたんですけどね(笑)」とさらっと言い放つような人である。
 そんな彼女はその後当然のように低予算のちょいエロ映画シリーズに駆り出されて、ちょいエロな演技をあっけらかんと見せていた。ここで満を持して谷崎潤一郎原作映画に主演!


 片山演じるヒロイン、富美子は男を虜にして止まない「足」を持っている。思春期の頃、この足のせいで義理の父親に足を撫でまわされ、電車で痴漢に遭い続ける。会社に入れば上司が隙を見て足に頬を摺り寄せられる(どういう会社だ)。そんな経験から自分の足を嫌悪するようになり、顔と胸を整形すれば男は足を見なくなる!と思うがやっぱり男は富美子の足しか見ない!
 整形の費用を稼ぐためデリ ヘル嬢を始めた富美子は資産家の老人、塚越に見初められる。
「お前の足にわしの遺産をすべてやる!」
 塚越役は『冷たい熱帯魚』で観客を恐怖のどん底に突き落としたでんでんが演じている。今回は常に絶叫口調で周囲を恫喝しまくる、最初っから最後まで常軌を逸した変人の役だ。
 塚越の家で家政婦のような仕事を始める富美子だが、塚越は甥の野田(渕上泰史)に富美子の足を見せて「この足そっくりのモノをつくれ!」野田は売れないフィギュア造形家で、塚越にお小遣いをもらうためにせっせと富美子の足をつくるのだが、彼はどう見ても現実の女性に興味のないオタクなので、塚越に富美子の足を舐めてみろ(それでインスピレーションが湧くからと)と言われて心底イヤそうに富美子の爪先を舐める。そんな調子なので塚越の望むものは出来上がらない。「こんな足からは熱も魂も感じられない!」「ちくわだ!ちくわ!空っぽのお前そのものだ!」と罵倒され、出来上がった足は叩き壊される。
 とっととこんな仕事から解放されて、遺産を受け取りたい富美子の目算は外れまくり、家に帰れば同居している車いす生活の母親に金をせびられ、それだけでは飽き足らず若い男を連れ込んでそいつの相手までさせられる(そいつから巻き上げた金は当然母親の懐に)。そんな母親となぜ同居するのかというと、富美子の足に見とれてハンドル操作を誤った男の車が母親を跳ね飛ばしたという後ろめたさがあるから。この足が私の人生すべてを狂わせる!なにしろあてがわれた若い男も富美子の足を舐めまわし続けるのだから。

 これは不能の物語だ。富美子は足のためにまともな性交や男女関係をもったこともないし、足に魅入られた塚越もおそらく不能だろう。野田はオタクだからいうまでもない(笑)。性的な満足が得られない故に3人は狂っていく。
 野田を利用しようとする富美子は女性上位で跨って虜にしようとするが朝チュンの時に野田は富美子の足を舐めまわす。やっぱりこの足のせいだ!しかし追い詰められた富美子はこの足を利用しようとする。野田を蹴り倒してドスの利いた声で彼を支配し、塚越に金をせびりに来る娘を始末させる。暴力で支配された野田は身も心も富美子の虜になってついに塚越が望んだ完璧な足を完成させる。しかし富美子が望んだ結果が得られないという、最後の最後まで不能なオチなのだった。
 不能で不満足な話なのだが、片山萌美はトップまで披露する大胆演技で観客を大変満足させてくれる。ワンコインで買える雑誌のグラビアすら否定するような吉岡里帆では到底できないような渇いた演技と濡れ場で谷崎らしい歪んだ女性像をもつ人々には理想のヒロインだ。



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:11Comments(0)芸能人ヌードレンタル映画館

2018年07月04日

メレ様が実質主役『宇宙戦隊キュウレンジャーVSスペース・スクワッド』



 メタルヒーローシリーズとスーパー戦隊シリーズのクロスオーバー作品第3弾。今回は『宇宙戦隊キュウレンジャー』とのコラボ。テレビシリーズから数年後。新たに開発されたネオキュータマが12の犯罪組織を配下に収める幻魔空界によって奪われる。襲撃者がカメレオングリーン・ハミィ(大久保桜子)だったことから現在宇宙連邦大統領(物凄い立場だ)の鳳ツルギ(南圭介)は全宇宙にハミィの指名手配を宣言。「仲間を信じないのか」とツルギの態度に激昂した獅子レッド・ラッキー(岐洲匠)と彼に同意するオウシブラック・チャンプ(CV:大塚明夫)らと袂を分かつ。かつての仲間を信じたいが、信じきれないワシピンク・ラプター283(CV:M・A・O)らと心ならずも対立することになるキュウレンジャー。一方、幻魔空界の手先、宇宙忍デモスト(CV:日野聡)は手に入れたネオキュータマで腑破十臓(唐橋充)、エスケイプ(水崎綾女)といったスーパーヴィランたちを蘇らせ下僕としていたが、メレ(平田裕香)だけは「なぜ生き返らせた」とデモストに反目し、ハミィの裏切りにも理由があるのではと考える。


 当初はかつてのキャラクターの再利用を目的とした安易な公式による二次創作と思っていたこのシリーズも回を重ねるごとにこなれていき、独自性が出てきて新たな魅力が生まれてきた。石垣佑磨演じる宇宙刑事ギャバンtype-Gをシリーズを通した主役にし、その時々に応じて共演する戦隊やキャラクターを絡めていくわけだが、今回はギャバンが本拠で同時に展開する事件の指示を出しながら、烏丸舟・宇宙刑事シャイダー(岩永洋昭)の方をギャバンの代わりに現地に赴かせ、軽いノリのシャイダーが事件の裏に隠された真相を起用に探り当てる、という展開だ。ギャバンが安楽椅子探偵的なポジションになっているわけ。

 かつての仲間たちがすれ違いから敵となり争う、というのはアクション監督を担当した坂本浩一の定番だが、さらに悪役側のヴィランたちも一枚岩ではなく、誰も彼も人のいいなりになるより己の生き様を真っ当したいタイプのキャラクターなので単に悪役のひとりとして蘇らされたわけではない、というのが旧作ファンの心をガッチリ掴んでます。中でもメレ様は実質主役の扱いで、理央様の愛のために生き、理央様の愛のために戦うラブウォリアーとしての生き様を真っ当したまま死んでゆく!他のヴィランもキュウレンジャーやギャバンたちに敗北するのではなく、役目を終えて消えてゆく、という心憎い演出。旧作のファンからすると単にやられ役として出てきて、あっさり新作のキャラにやられるのではいつも納得がいかなかったので、満足。悪役側の話がよすぎるのでキュウレンジャー側がどうでもよくなるレベルだ。

 ラストには今後の展開を予想させるキャラクターも登場し、僕の青春時代ど真ん中のシリーズがついにやってくるのかと感慨深い。本部長も復活してくれ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 22:44Comments(0)映画特撮・ヒーロー

2018年07月03日

マンホールさん

 アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台となった静岡県沼津市がコラボして設置されたマンホールを損壊させ、その様子を動画にとって拡散していたバカがあっさり逮捕されました。

「ラブライブ!」マンホールを損壊した男子高校生2人を逮捕 静岡・沼津 
http://www.sankei.com/affairs/news/180702/afr1807020019-n1.html

静岡県警沼津署と県警サイバー犯罪対策課などは2日、器物損壊の疑いで、埼玉県春日部市の男子高校生(17)と東京都練馬区の男子高校生(16)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。

>同署によると、2人は友人で、埼玉県の男子高校生がマンホールを傷つけ、東京都の男子高校生はその様子を動画で撮影していたという。


 春日部在住のくせにアニメとコラボしたものを損壊しようとはふてえ奴だ。カスカベ防衛隊がだまっちゃいないぜ!埼玉やアニメスタジオでおなじみの東京練馬からわざわざ静岡出かけてなにしてんの。聞くところによると犯人二人は同じアニメ内のキャラクターでも「〇〇ちゃんこそ至高。よって✖✖は認めない」といった派閥の連中で気に入らない娘のマンホールを損壊させ、Twitterで自慢気にしていたという。こういう極端なモノの考え方はアニメオタクならではですね。普段は陰キャのくせに仲間がいると途端にイキリだすやつ、君の隣にもいるんじゃないかな~?



 こういうバカなやつらこそ自ら命を絶つべきだと思います。どうせ大した罰も負わず、ほとぼりが冷めればこの一件を自慢話にしてイキリだし、「マンホールさん」などと呼ばれて調子に乗るに決まってるんだから!イキリオタクよ滅びよ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 11:12Comments(0)アニメオタク日本のとんでも事件