2018年08月21日

ジオウ回撮影?

 本日8月20日に半田健人、村上幸平、ISSAの三人が立て続けにある仕事についてツイート。


半田健人【公式】
‏@handakento

本日、撮影最終日。

暑かったですがいいモノが撮れた実感!

近くご報告できるかと思います。
10:49 - 2018年8月20日

https://twitter.com/handakento/status/1031357545749786624


ISSA from DP
‏@ISSA_from_DP

先日とあるレコーディングしました
平成最後の夏にこんな嬉しい事はない
8月30日午前7時のWEB解禁までしばらくお待ち下さい
13:19 - 2018年8月20日

https://twitter.com/ISSA_from_DP/status/1031395357467402240


村上幸平
‏@kohei__murakami

映像作品、本日クランクアップいたしました!
いや~、暑い熱い夏だった!!
お疲れ様でした!!
情報解禁をお待ちください!!
15:43 - 2018年8月20日

https://twitter.com/kohei__murakami/status/1031431495481577472


 これは9月から放送が始まる平成仮面ライダー20周年記念作品『仮面ライダージオウ』の撮影だったのではないか?と言われている模様。『仮面ライダージオウ』は平成ライダー全部の力を使える主人公が登場し、過去作の登場人物も本人が登場すると言われているので『仮面ライダーファイズ』登場回の撮影!?ISSAも主題歌の新録か!?
 これが本当だったらジオウはディケイドみたいなことにならずに役者本人がなるべく出演するということかな。本放送に期待が高まる。



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:05Comments(0)特撮・ヒーローテレビ

2018年08月17日

連続82回で止まった!

 僕が定期的に発行してる映画に関する小冊子(コピー本だけど)『映画はわかってくれない』で色んな映画のベスト10について書いた。「映画の中で死んだ人数が多いベスト10」とか「ロングランされた日数ベスト10」だとかだ。インドで20年以上連続上映されていた映画を見つけた時は悠久の時を生きるインド人の奥深さに感動した。
 そしてまた新たなベスト10ネタを見つけた。


映画「カメラを止めるな!」公式
‏@kametome12

6/23公開初日から≪82回連続満席≫を続けてきた聖地・新宿ケイズシネマ!本日惜しくも初めて満席がストップ(あと数人でした…!)。しかし【82回連続満席】この伝説的記録はしばらく破られる事はないでしょう。(上田監督が自分で破ると言ってました)。ケイズシネマでは9/7(金)まで連日12:30から上映中!

https://twitter.com/kametome12/status/1030027781625667584

 口コミ展開で前代未聞の大ヒットロングランを続ける『カメラを止めるな!』が初日から上映をしていて、ファンの間では聖地と呼ばれている新宿K's CINEMAがなんと上映初日から82回連続満席という記録を達成していた。K's CINEMAはスクリーンがたったひとつしかない上に84席という小さい映画館ではあるが、このこじんまりした場所から伝説が始まったというのも感慨深いではないか。
 K's CINEMAの前身は新東宝の封切館で、後に東映の封切館として任侠映画をかけていた新宿昭和館だ。60年代の東映任侠映画路線を中心に上映していた頃は観客が映画にハマってみな肩をいからせて映画館を後にし、スクリーンの上で起きた暴力や任侠を知人に熱く語っていたことだろう。2018年では客が「ポンッ!」と奇声をあげながら知人に『カメラを止めるな!』の凄さを語っている(想像)。時代が流れて上映する映画が変わっても同じようなことが起きているのだから不思議。レンタルDVDや配信サービスの充実によって映画館にゆく客足が減っているというのに。映画館は不変だ。




  


Posted by 縛りやトーマス at 13:18Comments(0)映画

2018年08月15日

理不尽と戦え

 2021年に武道館ライブも決まっている(想像)という劇場版ゴキゲン帝国。TIF2018でも存分に暴れまわって存在感を発揮しており、アイドル界の台風の目といっても過言ではない。そんな向かうところ敵なしのゴキ帝が、珍しく炎上している。

 発端は人気ユーチューバー集団、東海オンエアのメンバーの等身大パネルが盗まれたことから

「てつやさん」盗まれる 愛知の人気ユーチューバー「東海オンエア」
https://www.sankei.com/west/news/180810/wst1808100077-n1.html

 警察沙汰にもなっているこの事件に同じ人気ユーチューバーとして怒りを覚えた(?)ゴキ帝はてつやの等身大パネルを自作する動画をアップロード。



 ところがこの動画が炎上騒ぎに。動画では制作した等身大パネルをメンバーで持ち運びする場面があったのと、この動画が別のユーチューバーにさらされたため、「てつやのパネルを盗んだのはゴキ帝」というあらぬ疑いをかけられる展開に!
 ゴキ帝動画を観るとわかるが彼女たちはこのネタのために一万円以上を払っており(二度と使い道のない)、しかも「一万円ぐらいで作れるのだから盗むのはダメ」という順法精神に則った結論に達したのに「売名はヤメロ」などと一部から批判されてしまうのだった。まあ売名というか話題作りの一環だったことは疑いようもないが…

 なにやってもバズってしまうゴキ帝の宿命だからしょうがないね。それに的外れの批判しているのはあくまで一部なので多くの帝国民やごく普通の人たちは「ネタ」と理解して面白がっているのが安心。

 炎上騒ぎに負けずに武道館目指して頑張ってくださいね!


ほぼ不審者w

  


Posted by 縛りやトーマス at 01:18Comments(0)ネット劇場版ゴキゲン帝国

2018年08月14日

奪還せよ『エクスティンクション 地球奪還』

 ネットフリックスで配信されているSF映画『エクスティンクション 地球奪還』を観た。



 主演はマイケル・ペーニャ。『エンド・オブ・ウォッチ』で主役ジェイク・ギレンホールの相棒役を演じ、『アントマン』でアントマン=スコットの親友役、『オデッセイ』で主役マット・デイモンの親友役…って親友役ばっかりだな!なんか、親友役が似合う顔なんだな。

 そんなマイケル・ペーニャ演じる主人公ピーターは悪夢にうなされる。何者かに襲撃され、同僚も友人も家族も殺される。そのせいで家族と不和が生じ仕事も上手くいかない。上司デヴィット(マイク・コルター)の勧めで医者にかかろうとするが病院で自分と同じ悪夢にうなされている男に出会う。これは妄想か?現実なのか?
 画してどこからかやってきた宇宙船(!)と武装したエイリアン(!)によって攻撃が始まる。ピーターは職場の工場が安全だという夢を見ていたのでそれを信じマンションから家族を連れて脱出する。途中でエイリアンを返り討ちにし彼らの武器を奪う。しかしエイリアンは気絶していただけで武器である銃を追跡してピーターたちに追いつく。そしてピーターはエイリアンたちの正体と目的を知る。


 最初はよくあるベタな侵略SFかと思い、2018年とは思えない古びた描写が続く上にピーターのうつ病に悩まされるようなダメ社員ぶりが胃に痛いのだが、中盤からはあっと驚く仕掛けが施され『エクスティンクション 地球奪還』のタイトルの意味がわかるようになると映画の内容自体が一変する。
 主人公の周囲でしか展開しないような話だが最後には世界規模にまで拡大するのだった。こういうの見るとやはり映画はアイデアだと思う。現在の社会問題にも相通じるテーマがあって唸らせてくれた。

  


Posted by 縛りやトーマス at 11:32Comments(0)映画ネットフリックス

2018年08月12日

約一年で撤去された前田有一

 去年の夏ぐらいからとあるTSUTAYAが前田有一の超映画批評で見事高得点を獲得した映画24選というコーナーをつくっていて、初めて見かけた時思わず嘔吐しそうになった。



 このコーナーの作品はこの店じゃ絶対に借りないぞ!と決意したが、ひょっとして他のTSUTAYAにも同様のコーナーができているのだろうか…と恐ろしい考えに囚われた。もうTSUTAYAじゃDVDレンタルできない!急いで府内のTSUTAYAを見て回ったが他の店にはなかった。

 おそらくこの一店舗に前田有一のフォロワーが居て、コーナーをつくったのだろうがいい迷惑だ。ちなみにこの店舗には「NO MORE 漫画実写映画」コーナーもあってデビルマンだのガッチャマンだのヤッターマンだのが並んでいた。なぜか実写ハガレンが置かれていなかった。前田コーナーといい、ひどくセンスのない店員がいたものだとため息をついたものだ。

 だが前田有一コーナーはこの夏めでたく撤去となって約一年の短い命を終えた。正義は勝つ。
 しかしこの一年に渡ってコーナーがあったのに僕はSNSやネットなどでTSUTAYAに前田有一のコーナーがある!という書き込みを一度も見た記憶がない。誰も気づかなかったのか、あの店舗を利用する者に前田有一を知っている人間が店員と僕しかいなかったのか。前田有一って人気ないんなー。




  


Posted by 縛りやトーマス at 23:18Comments(1)映画日本のとんでも事件ネット

2018年08月11日

美奈子大はしゃぎ

 劇場やグラビアでもまだまだ現役活躍中の小向美奈子さんが先日、バカンスへ出かけた時のはしゃぎっぷりをSNSで公開されましたゾ。



https://twitter.com/komukai375/status/1026707827300098048

 これは…なかなかに大胆なはじけっぷりですね。SNSではあまりセクシー系の投稿をせずに、日常の一瞬を切り取るような投稿が多い小向さんにしては珍しい。よっぽどバカンスが楽しかったのでしょう。やはり人間リフレッシュが必要です。
 人間、休んでナンボ!仕事なんかしないで休め!

  


Posted by 縛りやトーマス at 07:24Comments(0)アイドル小向美奈子

2018年08月08日

あ~るスタンプ

 31年ぶりの「最新刊」が登場したり、完全版の復刻が為されているという一体今は何年なんだ、といいたくなる『究極超人あ~る』ですが、この度LINEスタンプが登場した。

https://store.line.me/stickershop/product/4232522/ja

 漫画の名台詞、名場面がバッチリ再現されており、「まーかして!」「ぼくはとうだいにいかねばなりません」「無罪」など使用頻度の高そうな(?)スタンプが揃っているので毎日使いたい。LINEやってなくても使いたい。「ばるぱんさーの変身ポーズはこうだ!」「名付けて・・・超人野球!」「諸君!この続きは放課後にしたまえ!」などがないのが残念だ。

 しかし、このスタンプから発表からなかなか購入できなかったのだ。定められた時間に前後2時間ずつの幅をとる光画部時間を採用していたり、スタンプのひとつR・デコの「あなたは堕落しました」が「墜落しました」になっていて(こっちの方があってるかもしれない・・・)の漫画のネタを思い出してしまう、そこまで再現しているのか!ホントのところは間違ってただけなんだけど。



 色んな意味で年代物のオタクをワクワクさせてくれるあ~るLINEスタンプ。理屈じゃないんだ!スタンプなんだよ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 13:52Comments(0)アニメ漫画

2018年08月06日

シリーズ最高の傑作にして最大のトンデモ『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』



 『スパイ大作戦』の映画化『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新の第6作。本作はシリーズ最高傑作にして最大のトンデモ作品だった!


 IMFのイーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるチームは核弾頭に使われるプルトニウム3個を回収すべく、売人から買い取ろうとするも取引現場が何者かに乱入され、仲間のルーサー(ヴィング・レイムス)が人質に取られる。イーサンはルーサーを見捨てることができず、プルトニウムは何者かに奪われてしまう。彼らの正体はアポストル(神の使徒)と名乗る前作『ローグ・ネイション』に登場した無政府組織シンジケートの残党だ。
 アポストルが世界中の3都市を核汚染させようとする陰謀を止めるため、IMFはプルトニウムを手に入れようとしている正体不明の男、ジョン・ラークを捕らえるミッションを発動。だが彼らの前にCIAの新長官エリカ・スローン(アンジェラ・バセット)が現れ勝手な行動ばかり取り、世界を危険に晒しているIMFは信用できないとCIAエージェントのウォーカー(ヘンリー・カヴィル)を同行させる。パリに潜入したイーサンとウォーカーは正体不明の謎の女、ホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)に接触しようとするラーク(リャン・ヤン)を発見、眠らせてラークのマスクを作ろうとするが思わぬ反撃に遭ってしまう。しかも突如現れたMI6のエージェント、イルサ(レベッカ・ファーガソン)が二人を助けようとしてラークを射殺してしまう。顔を破損させたためにマスクは取れない。イーサンは「ラークの顔は誰も知らないはずだ」と変装もせずに素顔でホワイト・ウィドウに近づく。
 ウィドウとの接触に成功したイーサンだがウィドウ自身は仲介役に過ぎず、アポストルの要求はシンジケートのボスであり、前作でIMFが生け捕りにしたソロモン・レーン(ショーン・ハリス)を護送先のパリで脱獄させること。


 今回は複数の登場人物が複雑に絡み合い、しかも誰が本当の悪役なのか?がわからないようになっている。それは脚本上でわからないようにさせているのではなく、脚本家がわかっていない(笑)。
 なぜなら本作は撮影前に脚本が完成せず(33ページしかできていなかった)、監督のクリストファー・マッカリーは撮影しながら続きを考えた。まずトム・クルーズがアクションのアイデアを出し、それとストーリーがつながるように構成しようとした。なのでアクションとストーリーにまったくつながりがなくなってしまった。最初に出てくるヘイロージャンプ(7620メートルの高度から落下して低高度でパラシュートを開く)の目的は「パリに潜入する」というものだが、パリにいくだけなんだから普通に空港で飛行機に乗っていけばいいだろ!?
 クライマックスでもヘリで逃亡するジョン・ラークを追ってイーサンが荷物をぶら下げたロープに飛びついてそのまま追跡するんだけど、何をぶら下げてるのかまったくわからない。ぶらさがりのアクションを撮るためにそうしたとしか思えない!劇中ピンチになる度に「どうするんだ?」「今考える!」といったやり取りが繰り返される。それ、この映画の撮影のことだろ!

 脚本完成前に撮影に入るというのは駄作が出来上がる条件のひとつで、『クレオパトラ』『地獄の黙示録』(こちらは俳優側のトラブルで脚本を書きなおしたんだけど)なんかも同じで、その法則に従うなら『~フォールアウト』も駄作になるところだが、シリーズNo.1といってもいい面白さなのだ。
 その理由は次から次へと息もつかせぬアクションの連続なのでドキドキハラハラが最後まで持続するのと、ほとんどのシーンで主演のトム・クルーズが生身のアクションをやっているのでその迫力に魅せられてしまう。
 ヘイロージャンプのために100回練習ダイブをし、パリの街をBMWで爆走し、ヘリコプターの免許を取って疑似墜落させるスパイラル飛行を実演する。さらにはビルからビルへ飛び移るスタントで失敗して足を骨折までする!骨折が治るのに半年以上かかるといわれたものの、6週間で撮影に復帰したというトム・クルーズ。『プロジェクトA』のジャッキー・チェンじゃないんだから。
 今年で56歳のトム・クルーズ、もはやジャッキーでもやらないスタントに挑んでます。今回のサブタイトル「フォールアウト」は核爆弾が爆発した後に降る死の灰のことだけど、「余波」の意味もあるからトム・クルーズに影響されて色んな役者が「俺も負けないぞ!」と生身のアクションに挑むようにならないものか。56歳に負けるなよ!


 そしてBL界隈でも大人気のイーサン・ハント×ベンジー・ダンのカップルでおなじみ、サイモン・ペッグは今回もお姫さまポジション。ある人物にベンジーが成りすまして危険なミッションに挑む場面では

ベンジー「バレたらどうするんだよ?」
イーサン「安心しろ!その時は助けるから」
ベンジー「どうやって?」
イーサン「今から考える」

 このやり取り(笑)
 死にかけたベンジーを助けるかどうかが今回もクライマックスになっていて、またも安定のヒロイン感でした。


  


Posted by 縛りやトーマス at 00:45Comments(0)映画トンデモ映画

2018年08月04日

2010年代のエド・ウッドだ!『ブリグズビー・ベア』



 パッと見、とても冴えない25歳の青年ジェームズ(カイル・ムーニー)は両親のテッド(マーク・ハミル)とエイプリル(ジェーン・アダムス)に外出を禁じられ、地下に閉じ込められて暮らしている。外には有毒ガスが溢れていて危険だからと…
 ジェームズの楽しみは部屋のポストに届けられる、クマの着ぐるみが主人公の教育番組(『アレフ』みたいなの)、『ブリグズビー・ベア』ただひとつ。毎日のように同じ番組を見ているジェームズはそれに取り憑かれる。ある夜、ジェームズは警察が両親を連れて行くのを見る。ジェームズも同様に連れ去られ、警察署の一室で担当刑事のヴォーゲル(グレッグ・キニア)から、テッドとエイプリルは本当の両親ではなく、ジェームズは赤ん坊の頃に二人によって連れ去られたのだと教えられる。

 …というまるで『ルーム』みたいな話なのだが、こちらはより奇妙な展開になっていく。ジェームズは本当の両親と妹のオーブリー(ライアン・シンプキンズ)と暮らし始めるのだが、いくら本当の家族とはいっても25年も会っていない人間と普通に暮らせってそりゃあ無理だ!それに両親も妹も明らかにジェームズに気を遣ってよそよそしい態度だし。その上ジェームズにはブリグズビー・ベアのことしか頭にない。警察からブリグズビー・ベアはテッドたちがつくっていたのだと聞かされて「あの人たちが作ってたんだ!サイコーだ!」と大喜び。スポーツや映画を見せて他のものに興味を持たせようとする両親だがジェームズが興味を持つのはクマの着ぐるみだけ。

「ブリグズビー・ベアは僕のすべて、人生なんだ!」

とまるで「クラナドは人生」みたいなことをいうジェームズ。しかし新作はもう見られない…それなら、自分で作ってしまえばいい!
 ジェームズはオーブリーに連れられて行ったパーティーで出会ったスペンサー(ジョージ・レンデボーグ・Jr)がブリグズビー・ベアに興味を持ってくれたことをきっかけにブリグズビー・ベアの続きを作り始めるのだ。
 ジェームズたちがつくる映像は完全に素人仕事で予算もなければ技術もない。切り抜きの背景に安っぽい小道具、ヘナチョコなアクションの数々は失笑そのものだが、ブリグズビー・ベアにすべてをかけるジェームズたちには次々と理解者が現れる。特にヴォ―ゲル刑事はジェームズの純粋な創作意欲に打たれて警察の押収品からブリグズビー・ベアの小道具をこっそり渡してあげたり、かつて『テンペスト』のプロスペロー役で舞台に立ったという過去をうっかり話してしまい、ジェームズにもう一度やろうと誘われる。いざやり始めると昔取った杵柄が蘇り、ワンテイクに異を唱えて「もう一度やらせてくれ。今度はもっといい演技ができそうなんだ」と本気になり始める!
 そんな彼らに強く反発するのは父親のグレッグ(マット・ウォルシュ)だ。ジェームズが作ろうとしているのは彼から息子を奪った誘拐犯がつくったわけのわからない映像だ。グレッグはジェームズには治療が必要だと精神病院で放り込んでしまう。だがジェームズらが撮影している様子をオーブリーから見せられ、ジェームズにはクマの着ぐるみが必要なんだと理解を示す。

 奇妙な設定で始まった映画は、「何があっても映画を作りたいやつら」への愛がほとばしっている。ジェームズは自分の行動に揺るがない自信を持っていて、たったひとつでも大切なものを持っていて、そのためにすべてを賭けることができる人間のなんとまぶしいことよ!
 ジェームズは25年引きこもり生活の割にやたらとポジティブでどう見ても不釣り合いなパーティ会場でブリグズビー・ベアの愛をぶちまけてプチ人気者になってしかも、童貞喪失しそうになる!(未遂に終わるが)そこで童貞卒業したら創作意欲は失われるに決まっているので、未遂に終わった彼はますますブリグズビー・ベアにのめりこむ。
 この超ポジティブで嫌味がなく、テンポよく話が進んでいくところも本作の良さだ。

 クライマックスで目一杯の愛情を注いだ作品がボロクソに批判されたらどうしよう、とジェームズはトイレで嘔吐するのだが、スペンサーは「俺たちは最後まで作り上げたんだ。だから他人からの評価なんてどうでもいいのさ」というのだ!なんという男泣きのセリフ!
 『ブリグズビー・ベア』は創作における産みの悲しみ、辛さを見事に表現している。クリエイティブな仕事をした人はあのラストシーンに必ず泣く。技術や金じゃない!愛なんだよ!と叫ぶ『ブリグズビー・ベア』は間違いなく2010年代のエド・ウッドだ!



  


Posted by 縛りやトーマス at 12:34Comments(0)映画

2018年08月03日

2018年8月予定

8月予定

8月9日(木)
『旧シネマパラダイス』
会場:なんば紅鶴
開場:19:30
開演:20:00
料金:1,000円(1drink&1food込)
映画面白コメンテーター:縛りやトーマス

深夜のテレビでまったく知らない映画だけど最後まで観てしまった…そんな感じの集会です。今月はフランク・キャプラ監督の『群衆』(41)です。民衆の勝利を信じずにいられない。


8月11日(土)
『アイドル十戒 肥後橋死闘編 其の二』
場所:アワーズルーム
開場:18:30
開演:19:00
料金:1,500円(1drink別)
出演:竹内義和 縛りやトーマス

アイドルなんて好きにならなければよかった!という最新アイドル事情考現学。大丸梅田のももクロ10周年記念展レポ他。わしらうまいもん食ってよ、マブいスケ抱くために生まれて来とるんじゃないの。それも銭がなけりゃ何も出来やせんので!


8月21日(火)
『スーパーヒーロートーク@紅鶴 』
場所:なんば紅鶴
開場19:45
開演20:00
料金:1,500円(1drink込)
出演 :にしね・ザ・タイガー ソエジマ隊員 花鳥風月 緒形 縛りやトーマス 茅野みずほ

特撮大好き芸人たちがライダーや戦隊、劇場版、おもちゃ、ヒーローショー、純烈、カリスバーなどにいって熱く語る集会!
※このイベントは予約なしで当日入場できます



8月25日(土)
『僕の宗教へようこそ第一〇八教義~土曜ロードショー第二〇幕』
場所:なんば白鯨
開場:18:30
開演:19:00
料金:1,500円(1drink込)
出演:縛りやトーマス アシスタント・トモ

ABCラジオで映画面白コメンテイターとして活躍してる男が語る夏映画!『カメラを止めるな!』からアニメキミスイまで!


8月30日(木)
『キネマサロン肥後橋』
場所:アワーズルーム
開場:19:00
開演:19:30
料金:500円(1drink別)
出演:縛りやトーマス

3か月間限定の映画イベント。真夏の肥後橋に夜な夜な集まり、カルトな映画について語り合う奴らが居た…
今回は石井輝男、丹波哲郎のタッグで贈る『ポルノ時代劇 忘八武士道』。生きるも地獄、死ぬも地獄!