2020年01月09日

上原正三さん亡くなる

 特撮アニメ作品で知られる脚本家の上原正三さんが肝臓がんで亡くなられた。82歳。


上原正三さん死去 ウルトラセブンの脚本など手がける
https://www.sankei.com/entertainments/news/200109/ent2001090001-n1.html


 上原さんの特撮作品デビューはなんと『ウルトラQ』。以降ウルトラシリーズは平成二期のマックスまで担当。あの物議を醸した『帰ってきたウルトラマン』の「怪獣使いと少年」の脚本を書いて監督の東条照平さんはウルトラから干されたけど、その後もシリーズに残り続ける。「海獣使い~」の時にTBSの橋本プロデューサーの紹介で日本現代企画の『シルバー仮面』に参加。スタッフは実相寺昭雄、大木淳、脚本に佐々木守、市川森一、石堂淑朗とウルトラシリーズのメンバーが揃うも円谷プロの裏番組『ミラーマン』との視聴率競争に敗れるも『シルバー仮面』の独特な世界観を形作るのに尽力。
 73年『ウルトラマンタロウ』の後『ロボット刑事』『イナズマン』『イナズマンF』で東映の仕事も手掛ける。『イナズマンF』では過激派のなれの果てみたいなやつらが登場したり、アーサー・C・クラークの『都市と星』に出てくる都市ダイアスパーも模した幻影都市デスパー・シティを登場させたりして石ノ森作品のSF感とマッチするドラマを作り上げていた。
 この73~75年にはピー・プロで『鉄人タイガーセブン』『電人ザボーガー』、今では見ることができない『突撃!!ヒューマン』『サンダーマスク』、東映アニメの『ドロロンえん魔くん』『ゲッターロボ』の永井豪作品もやっていたのだから、どれだけ多忙+多彩なんだ・・・

 スーパー戦隊シリーズにも『秘密戦隊ゴレンジャー』、メタルヒーローシリーズには『宇宙刑事ギャバン』から関わるという功績を残す、まさにアニメ特撮界の偉人。東映ではあの『スパイダーマン』もやっていて、たわけた歌を聞いている場合ではありませんぞ!でおなじみの「歌って踊る殺人ロック」の回も上原さんなんだよな~

 という、僕の幼少期から青春時代に大きな影響を与えたといっても過言ではない上原正三さんも亡くなられ、いよいよ昭和の時代にとどめが刺される感でいっぱいです。ながらく見ることができなかった『ビデオ戦士レザリオン』もBOXが出るのでみんなで見よう!

 ちなみに僕のおススメは『怪奇大作戦』の「24年目の復讐」です。



  


Posted by 縛りやトーマス at 11:05Comments(0)アニメ特撮・ヒーロー