2020年01月31日

まさかの新連載でやったねたえちゃん!

 KADOKAWAの無料で漫画が読めるポータルサイト、コミックウォーカー内のコミックフラッパーにて鬼才・カワディMAX先生の漫画『やったねたえちゃん!』がついにアップロードされました。

https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF01201421010000_68/


 この『やったねたえちゃん!』というのは同人作家だったカワディMAX先生が2007年に初めて商業誌で発表した鬼畜鬱エロ漫画『コロちゃん』が13年の時を経て連載としてよみがえったもの。
 詳しくは検索してもらえるといいのだが、さわりだけ説明すると実の母親に捨てられ孤児となった小学生児童のたえちゃんは母親から最後にプレゼントされた熊のぬいぐるみ「コロちゃん」を大切に扱い、唯一の友達として接していた(いわゆるイマジナリーフレンド)。のちにたえちゃんは叔父さんにもらわれていくのですが、その時にたえちゃんは
「家族が増えるよ」
 と笑顔になり、コロちゃんは
「やったねたえちゃん!」
 と励ましてくれるのだった。こうして新しい幸せな生活が始まると思いきや、叔父さんはロクデナシのド変態で、たえちゃんの手からコロちゃんを奪って「大人の女はぬいぐるみなんかじゃなく"こいつ"で遊ぶんだよ」といってとてもここでは書けないようなことを迫り、コロちゃんの胴体を真っ二つに裂いてしまうのでした・・・

 読んだ人間に大きなトラウマを残すことになる鬼畜漫画で、叔父さんに負けず劣らずのド変態しか読んでない作品とはいえ、たまーにネットで思い出したように話題になるので、かなりの影響力があったわけだが、なぜかこの漫画が一般誌のコミックフラッパーに連載作品として掲載されたのです。


 鬼畜エロ漫画をどうやって一般誌に載せるんだ?一般人でも読めるように改変するのか?『コロちゃん』を??

 ドキドキワクワクしながら第一回を読んでみると冒頭の展開はほぼ『コロちゃん』と同じで、母親に捨てられたたえちゃんはぬいぐるみのコロちゃんだけが友達。たえちゃんは小学生のころに母の兄である叔父さんにもらわれたのですが、叔父さんは全身を輪切りにされて死亡。部屋には「気が付いたらおじさんがバラバラになってた」と泣きじゃくるたえちゃんと、糸で縫った跡のあるぬいぐるみが残されていた・・・

 中学生のたえちゃんは保護施設で育ち、学校ではぬいぐるみと話す気持ち悪いやつとしてイジメの日々。しかし悲惨な境遇でも笑顔を絶やさないたえちゃんはコロちゃんに励まされ母親の帰りを待ち続けている。
 学校では人のよさそうな先生がたえちゃんのことを気にかけてくれ、ぬいぐるみと話すたえちゃんを「それは個性だよ」なんて言ってくれるのですが、先生の家で飲んだ紅茶には眠り薬が入っていて、目を覚ましたたえちゃんは先生からボッコボコに殴られて襲われそうになる。嫌がるたえちゃんの手からコロちゃんを奪おうとする鬼畜先生。強く引っ張ったのでコロちゃんの縫い目がほどける。同じようにコロちゃんを奪おうとした叔父さんの姿がフラッシュバック・・・

 すると鬼畜先生の指が切れてしまい、人が変わったようになったたえちゃん。真っ二つになったコロちゃんの胴体からは一本の鋼線が伸びている。

「また・・・大きなゴミ」「処分しなきゃ・・・」

 最終ページには

★殺ったね、たえちゃん!


 の惹句・・・ってお前、これが言いたかっただけやろ!


 という、鬼畜ド変態漫画が13年の時を経て、『ブギーポップは笑わない』みたいな作品になって帰ってくるとは、お釈迦様でも予想できなかった。
 もはや出オチのような気もするが、これからどのような展開を経ていくのが、すげえ楽しみ(ホントに?)



  


Posted by 縛りやトーマス at 20:35Comments(0)漫画ネット