2013年02月28日

全部ナチスが悪い!『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』

プレスに飛行船大好き作家・田中芳樹先生の熱っぽいコメントが書かれてあり、宣伝担当の粋さがたまらない映画『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』を観る。

全部ナチスが悪い!『ヒンデンブルグ 第三帝国の陰謀』

2013年の現代においてさえ陰謀・謀略・策謀の三謀でくくられるドイツ第三帝国・悪の枢軸!ということでこの映画でもナチスは金と権力のために平気で人を殺す悪鬼羅刹として描かれるのであった。

ツェッペリン飛行船会社の設計技師マーテンはグライダーが湖に墜落し、溺れかけたところを居合わせた女性ジェニファーに救われる。
その夜、アメリカ領事館のパーティに参加したマーテンはジェニファーに再会。彼女が石油会社社長アドワードの一人娘でドイツ貴族の息子フリッツという婚約者がいることを知る。
パーティの最中、エドワードが倒れたとの知らせが届き、ジェニファーは母親ともにヒンデンブルグで帰国することに。
翌日、エドワードは妻子がヒンデンブルグに乗船すると聞き、慌ててツェッペリン社会長のエッケナーに二人を下ろすよう連絡する。エッケナーはマーテンにジェニファーらを下船させるよう命令し、マーテンは居合わせたフリッツにそれを伝えると、なぜか襲われる!もみ合いの最中致命傷を負ったフリッツは「爆弾」「ジェニファー」と言い残し絶命。
フリッツを殺害したと勘違いされたマーテンは仕方なくヒンデンブルグに乗り込む。

『空のタイタニック』と宣伝されているように、マーテンとジェニファーのベタベタなラブロマンスが描かれる中、一癖も二癖もある乗客らが船内で陰謀を巡らせるのであった。
飛行船の中なんて移動するところも限られるから話に横の広がりがなかったり、ありえないところに爆弾が仕掛けられていたり、いかにもな言動をとる狂言回し的な手品師の男が実は何の関係もなかった(じゃあなんで出てきたんだよ・・・)と、強引かつ無理のあるお話をすべて
「ドイツ第三帝国ってやつのせいなんだ」
で済まそうとするところが最大のミステリーではないかと。困ったときのナチスだのみ。全部ナチスが悪い!
CGを駆使したヒンデンブルグ墜落シーンだけはスタッフの自慢だったようで、冒頭、クライマックスと二回も出てきました。見せ過ぎ。



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Posted by 縛りやトーマス at 20:32│Comments(0)映画
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