2014年01月03日

2013映画ワースト10

先日更新した2013年の映画ベスト10に引き続き、2013年のワースト10です。
ベストがあればワーストがある。個人的に「映画が100本あれば本当に面白いのは10あるかないか」と思っているのでワーストは候補作が多くて難航しました。どうしてこんなにつまんない映画があるのかしら?



10位 ボクたちの交換日記
2013映画ワースト10

俺は芸人が笑いを放棄して泣きに走るのが大嫌いで、『陰日向に咲く』なんかもクソだと思ってるのでこれも当然ワースト。
キングコング西野がTwitterで原作本を批判し、それに原作者の鈴木おさむが乗っかるという、ミエミエの話題作り、炎上商法にもウンザリさせられた。
作中では十数年もの時間が経過するのに長澤まさみがまったく老けていないという適当ぶりにもガックリ。


9位 グランド・マスター
2013映画ワースト10

ウォン・カーウァイによる武術家、イップ・マンと中国武術の達人たちの生き様を描いた映画。
カーウァイがいつもの凝り性でダラダラ撮影している間にドニー・イェンによる『イップ・マン 序章』『イップ・マン 葉問』が作られ、内容を変更したりとドタバタしながら作られたせいか、ストーリーは説明不足、各人のエピソードが前後バラバラに挿入されるので物語がわかりにくく、クライマックスはアクションがないのでまるで盛り上がらず、アクションシーンはカット割りと早送りの連続で達人の凄さがまるで伝わらない。そもそカンフー映画じゃなくて大河ドラマなんだよな。イップ・マンを題材にしてカンフーじゃないなんてありえない!


8位 タイガーマスク
2013映画ワースト10

数年前に完成していたが、あまりのくだらなさにお蔵入りしていた、というのも納得の出来の悪さ。
秘密の地下格闘技場での裏プロレスをしている、という設定だが、試合はネット配信されており、秘密じゃねえだろ!
タイガーマスク自体が覆面レスラーではなくマスクを被ったら強くなる変身ヒーローとして描かれており、もうタイガーマスクでもなんでもない。真樹日佐夫先生は激怒しなかったんでしょうか?
大した経歴もない監督、落合賢の公式サイトの俺様愛ぶりも失笑ものだった。こんなのタイガーマスクじゃない!



7位 劇場版SPEC~結~漸ノ編

2013映画ワースト10

俺の大嫌いなテレビドラマの映画化。しかも堤幸彦。
堤幸彦といえば下らないダジャレ(ウンザリするほどダジャレが下らない!)と観客を煙に巻くためだけのキーワードを散りばめて、後はやりにげする手法を延々と続けているのに、未だに観客を騙していられるのがスゴイ。みんな『劇場版スシ王子!』の時点で気づいたんじゃないのか。
栗山千明が邦画に出た時の駄作率の高さって半端じゃない


6位 図書館戦争
2013映画ワースト10

政府によってメディア、書物に関する検閲がまかり通っているディストピアを描いているんだが、管理社会の描き方がぬるすぎて所詮はラノベの範疇を一歩も出ないペラペラな読み物に過ぎない。のでそれをそのまま映画にしたってねえ。
ただ榮倉奈々が鬼教官役の岡田准一に「チビ!」と悪態つくと「このノッポ女が!」と言い返すあたりは相当スリリング。あとこれも栗山千明が出てます


5位 謝罪の王様
2013映画ワースト10

これと似たテーマで漫画を書いているRIN先生が「パクリだ!謝罪しろ!」とブチ切れた騒動がどうでもよくなるぐらい、どうでもいい映画。
土下座を謝罪だけではなく、己の意志を貫くための行為として描いているRINの『どげせん』に比べ謝罪を他人を小馬鹿にする行為として描いており、クライマックスはそれが元で国家間の問題にまで発展するのだが、それを解決する「土下座を越える究極の謝罪」が「ワキゲボーボー自由の女神!」って・・・人を舐めるんじゃねえクドカン!謝罪しろ謝罪!!


4位 ひまわりと子犬の7日間
2013映画ワースト10

いぬ映画。中島らも先生も「動物が出る映画にロクなものはない」とおっしゃってましたが、その通り!
堺雅人が瞬きしないレクター博士のような目で犬の半生を勝手にプロファイリングし、決め打つシーンは鳥肌モノでしたね!堺雅人はこの後『半沢直樹』でブレイクしたのでこの映画はなかったことにされました。


3位 R100
2013映画ワースト10

どうせつまんないんだろと思ったらやっぱりつまらなかった。のである意味期待を裏切らなかった映画ではある。
しかしつまらないならまだしも劇中で「で、これの何が面白いの?」と言い出したのはダメでしょ!それいっちゃダメだから!言い訳し始める自称天才ほど見苦しいものはないな。


2位 ガッチャマン
2013映画ワースト10

ガッチャマンを初め、有名な原作を利用して宣伝費をかけずに観客をたくさん呼ぼうという安易な企画がまかり通るのは不況の時代に仕方がないともいえる。だから「地球の半分が崩壊している」という設定なのにおしゃれなカフェで剛力彩芽がショッピングを楽しんでロイヤルミルクティーみたいなのを飲んでいるという破綻ぶりも理解できる。
しかし『R100』で自ら「何が面白いの?」と言っちゃダメなのと同じで、剛力彩芽自ら「このダサいスーツ」と言わせるのは絶対ダメ!



1位 ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE
2013映画ワースト10

今年もっとも腹の立った映画
どう考えても台本があるとしか思えない芝居を「アドリブ」と強弁する関係者らと大槻ケンヂのような追求者らのやりとりは映画の中身より激しかった。
ゴッドタン視聴者には悪いけど、キスを迫ってくる美女からそれをかわし続けるという設定の何が面白いのかまったくわからない俺にはとにかく苦痛な約二時間だった。キス迫ってきたら5秒で押し倒せや!俺ならそうする。なんならテレビに映せない以上のことをする。気立てのいいブスに迫られて、キスするかしないか悩むっていうならわかるけど、みひろに葵つかさに紗倉まなだぜ?明石家さんまなら3秒でおっぱい揉んでるわ!悩むな劇団ひとり!!
映画を舐めるんじゃねえ!!


というわけでこの他にも2013年の映画ですごく気になったのが杏の存在感です。
杏なんて渡辺謙の娘という仕事の他は何もないと思うのですが、メイン級から脇まで最近やたらと見かける事が多く、去年も3本出てました(『真夏の方程式』『劇場版タイムスクープハンター』『プラチナ・データ』)。3本ともダメ映画だったのもアレですが、あの邦画界の杏を持ち上げるブームは一時期の菊地凛子を持ち上げるブーム同様謎です。
一体どういう力が働いているんでしょう。今では朝ドラのヒロインですから2014年も磐石の地位を築くであろう杏の動向に注目したいと思います。



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Posted by 縛りやトーマス at 00:34│Comments(0)映画
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