2014年03月16日

琵琶湖に沈めるぞ!『偉大なる、しゅららぼん』

『偉大なる、しゅららぼん』観た。

琵琶湖に沈めるぞ!『偉大なる、しゅららぼん』

『プリンセス・トヨトミ』『鴨川ホルモー』などで知られる万城目学の小説を映画化した。伊坂幸太郎が宮城仙台を舞台にするように万城目は関西が舞台という、最近流行りの地方都市小説。

琵琶湖のほとりに住む二つの超能力一族が何千年にもわたって争いをしている、というと漫画みたいな超能力バトルが繰り広げられるのかと思いきや、その超能力が眼には見えず、騒音がするだけ(それによって互いの目論見が発覚するため消耗戦になる)という設定は見ていて面白みに欠けるだけだった。
『鴨川ホルモー』でも式神同士がバトルを繰り広げるというストーリーでどんなアクションを見せてくれるのかと思ったら、式神呼び出す人間がわけのわからない奇声を挙げるだけ(しかも奇声自体にまったく意味がない)という観客の期待をことごとく外す展開にゲンナリしたもんですが、今回も同じことをやってる。

深田恭子演じる高飛車な態度のお嬢様(しかも馬に乗っている)はキャラクターとしては相当面白いのに、活躍の場はほとんどなく、完全に無駄遣い。あっとおどろくラスボスが登場するオチなんだけど、正体はザコもいいところで一体何なの?

この設定ならそれこそジャンプ漫画みたいな超人たちが琵琶湖の水を真っ二つに裂くような十戒バトルを見せてくれないと全然盛り上がらないやんけ。そういうのを外していくのがオフビートだとでもいうのか?(そのくせクライマックスには十戒みたいに水が裂けるんだよね!)
一体何がしたいわけ??

『ウルトラQ』の登場人物の名前を使ってるくせに(読み方は違うけど)こんなペラペラの超能力バトル漫画の出来そこないみたいなもん見せられてしゅららぼんだわ!ちなみにこの不可思議なタイトルに秘められた意味は最後に明らかになりますが、どうでもいい意味なので心底脱力した。
こんな映画の主題歌がももクロなのでモノノフがこのためだけに見に行くのかと思うとあたしはねすごく怒ってるんだよ!



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Posted by 縛りやトーマス at 02:07│Comments(1)映画
この記事へのコメント
後半は、台詞であれだけ何回も龍がどーこうと言ってたんやから、ホビットみたいにスクリーンを埋め尽くすぐらいバカでかい龍を出さんかい!って話ですよね。

こるだけVFX技術の使いどころがずれているのは悪い意味で凄いと思いました。
Posted by kajio at 2014年03月23日 04:14
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