2015年06月06日

お怒りです その2

 カンヌ映画祭に出品された映画『海街diary』(6/13公開)を巡って膝建てで食事をする長澤まさみに対しわけのわからないイチャモンをつけられお怒りになった是枝裕和監督がまたもお怒りに。


怒ってます。
2015年6月4日

http://www.kore-eda.com/message/20150604.html


 これはカンヌ映画祭の開催中に行われた日本の経済産業省が企画したジャパン・パビリオンでクール・ジャパンを代表するキャラクターとしてくまモンやロボットガールズがPRされたのだが、世界中の映画関係者がビジネスにやって来る場所で見せるのがそれ?映画と関係ある?と当初から批判的な意見が出ていた。



熊本県くまモン“カンヌ国際映画祭”へ! ショートフィルム「くまもとで、まってる。」など上映
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20150508/Escala_20150508_4858312.html

くまモン:ついにカンヌ映画祭デビュー
http://mainichi.jp/enta/news/20150508k0000m040079000c.html

カンヌ映画祭をニコニコ超会議みたいなもんだと間違えてんじゃないか、クールジャパン関係者は?
http://togetter.com/li/823800


 要するに世界のマーケットで「美しい国ニッポン」「日本人よ世界の中心で咲き誇れ」的な宣伝をするための予算がついたのでそれに色んな人たちが群がった結果がコレなわけで。もちろん従来のマスメディアがそんな省庁のやり方を批判するわけもなく、概ね「くまモンがカンヌデビュー!」「日本のキャラクターが世界にお目見え」レベルの絶賛一色になったのは当然ですな。
 そのため最初の批判はWEBメディアから出始め、それが紙媒体、週刊誌に飛び火する。週刊文春が批判のための記事を書くためにカンヌに参加していた是枝監督に「ここはいっちょう、ガツンとお願いしますよ!」という意味の取材を依頼。相手が井筒和幸監督だったら話はスムーズにまとまったのだろうが、是枝監督は愚かな記者の誘導に引っかかるほど阿呆ではなかった。「パーティには違和感を感じて参加していないので実際どうだったか?については語れない。参加した方に取材してはどうですか」とメールで取材拒否。
 こっちの望んだ回答ではなかったことが気に入らなかった(ってことでしょう)文春は是枝監督のメールの内容を無断で一部転載し、『是枝監督がカンヌ、くまモンパーティーに怒った!』という見出しの記事を掲載したのであった。
 ジャパン・パビリオン批判のための記事を書き、最後に真打ち、是枝監督に物申してもらいましょう!という結論ありきの記事だったのでこんなことになったのね。批判したけりゃ「文春はカンヌのジャパン・パビリオンにお怒りのようです」と総統閣下のごとく勝手に怒ってればいいのに、都合よく立場のある人の意見を使おうとするんじゃねえよ。それって是枝裕和>>(超えられない壁)>>>文春ということだよね。それならもっと床に頭をこすりつけるほど低姿勢で「どうかわたくしどもに監督のご意見を伺わせてくださいましぃ」といえばいいのに…

>「取材を申し込んだところ、こういう返事があった」としてその文面を紹介するのは、取材活動の一環だと考えて』いる

 というエラソーな反論までしてるし。じゃあ意見を使ってもらいたくない人は今後文春からのメール、連絡には一切返事しない、ということでOK?ノーコメントですっていう回答もダメだよ。「◯◯は「ノーコメント」ということだった」という「返事」を使われちゃうから!!

 映画『海街diary』は6/13公開です





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Posted by 縛りやトーマス at 02:17│Comments(0)映画ネット
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