2016年02月28日

前田有一の『フォースの覚醒』感想文が女にモテない

「いかにも見せたがりな薄着の女の子と、極端な恥ずかしがり屋の女の子、さてスタイルがいいのはどちらでしょう?」

 これ、何のことかわかります?前田有一がビデオSALON誌の連載に書いた『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の感想文の冒頭だよ。ここでいう「見せたがりな薄着の女の子」とはフォースの覚醒のことであり、「極端な恥ずかしがり屋の女の子」とは『アナと雪の女王』のことなのさ。
 前田は同雑誌で『アナと雪の女王』の大ヒットを「個人的な見解では主題歌『レット・イット・ゴー』の魅力、中毒性がすべてだということ」(ビデオSALON2014年6月号より)と、アナ雪のヒットを主題歌を使ったYou Tubeの宣伝が上手かったからと決めつけていた。アナ雪が大ヒットした後で。公開直後は何一つ触れていなかったのだけど。
 前田は『フォースの覚醒』に対して批判的だ。それは主題歌をフィーチャーして見せまくったアナ雪に比べ、予告編でもチラ見せ程度、ストーリーに関しては完全に伏せていた『フォースの覚醒』はイマイチだ、として。それ、作品の出来に関係ないだろ!って思うけど前田は自説に絶対の自信を持っていて『フォースの覚醒』は観客の間でも賛否両論であるとして、こんなことを宣う。

「こういう時は賛否のどちらがより具体的に語っているかを見て分析するのがいい。私が時間の許す限りあちこちのの作品評を見比べた限りでは、絶賛の意見はたぶんに情緒的で懐かしい世界に戻れた喜びのハイテンションを隠さぬものが多いと感じた。一方酷評のほうは脚本や音楽、はては戦闘機の使用方法に至るまでかなり詳細に指摘した上で冷静な批判を繰り広げているものが多く目についた。」(ビデオSALON2月号より)

 それ、どこの意見だよ!って言いたくなるわ。教えろよ、その批判的な意見書いてるブログやサイト。俺の個人的な意見を言わせてもらうと『フォースの覚醒』は確かに両論だけど賛否ってほどでもなく「面白いけど、期待してたのと違う」「いいんだけど、想像してたのと違う」的な物足りなさを訴える意見が多かったと思うけどな。
 しかし前田有一は『フォースの覚醒』を批判したくてしょうがないので「賛否両論である」「批判的な意見ほど冷静である」とレッテル貼りに夢中になってまったく冷静ではないのであった。なぜヤツが『フォースの覚醒』を批判したいのかというと、映画オタクが嫌いだからだ
 かつて同雑誌の連載で前田は「かつて「オタク」といえば蔑称だった。野球やサッカーのように活動的なものや専門知識を有する機械系オタクは尊敬を受けることもあるが映画オタクなんてのは最悪。私が言うのもなんだが、頭でっかちで協調性がないイメージで、女にもモテない」と意味不明な批判をしていた。ヤツが映画オタクを嫌うのはその映画オタクから超映画批評がボロクソに貶されているからだ。
 ここをわかっていると前田の『フォースの覚醒』批判の根っこが理解できる。スター・ウォーズファンは総じて作品の世界観や神話的解釈、個々のキャラクターの魅力や各ガジェットについて語り出せば止まらないもの。なんならストーリーをそっちのけにしてしまうほど!それは前田に言わせると「頭でっかちで協調性がないイメージで、女にもモテない」んだろうね。前田が女にモテそうとは思えないけれど(笑)。

 だから前田有一はなんとしても『フォースの覚醒』を、映画ファンを否定して、貶して、バカにしたいのだ!レッテルを貼ってまで…
 ヤツは連載の結論に本作は興行収入100億超えに期待がかかるが作品の出来に批判的な意見が多いからさてどうかな~?みたいな嫌味でしめくくるのであった。

「ネット全盛の今ではいかに厚着して中身を隠そうとも、人の口に戸は立てられない」

 確かに人の口に戸は立てられないな。前田有一の意見はいくら厚着してもボロボロにほつれてるもんな。ちなみに連載の最後には(2015.12.25)という日付までつけられていた。みんながクリスマスで浮かれている時に前田はシコシコと一人寂しくこんなしょうもないことを書いていたなんて。暗黒面に落ちてるじゃねーか。
 僕はその日軽井沢のももクロクリスマスライブで浮かれてました。一歩間違えてたら前田有一みたいな虚しいクリスマスを過ごしていたのかと思うとぞっとする。女にモテない映画ファンでよかった。




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