2017年05月11日

みんなねこだいすき『キアヌ』



 全米で大人気のスタンダップコメディアンのキーガン=マイケル・キーとジョーダン・ピールのコンビ(スタンダップコメディアンのコンビって珍しいな)による抱腹絶倒の猫コメディ映画。二人は日本じゃまったく知られていないので未公開のDVDスルーにされてしまったが腹抱えて笑える一本です。

 レル(ジョーダン・ピール)は彼女にフラレて以降、生きる気力を失ってる。従兄弟で妻帯者のクラレンス(キーガン=マイケル・キー)はそんなレルを励まそうと彼の家に向かうが、レルは家に迷い込んだ野良猫をかわいがってキアヌと名付け、映画のパロディカレンダーを作ったりするようになるまで回復していた。


何つくってんだw

 ところが、二人で映画を観に行った帰りにキアヌはこつ然と姿を消していた!半狂乱になるレルはとそれをなだめるクラレンス。二人は隣に住むマリファナの売人からキアヌは誘拐されたことを突き止め、街を仕切ってるギャングのアジトであるストリップバーに乗り込むことに。悪の世界とはまったく無縁な映画オタクのレルとクラレンスは黒人なのに「ファック」も口に出来ないような家庭人。そんな二人はなぜか裏の世界で恐れられている殺し屋コンビ、アレンタウン兄弟と間違われてしまうのだった。
 どこをどう見てもとっぽい二人は極悪な殺し屋にはどうしても見えないのだが、「殺し屋の証明」として壁を蹴って一回転するテクニックを見せたり(それができたからって殺し屋ってことにならないだろうに)、クラレンスがカーステレオでジョージ・マイケルの曲を聴いているとチンピラたちから「ナニコレ?」と言われたため、クラレンスはジョージ・マイケルの素晴らしさを熱心に説くことに。

クラレンス「ジョージはワム!ってコンビを組んでたんだが、ダチのアンドリュー・リッジリーと不仲になって彼と分かれた。以降はリッジリーの存在は消えちまったんだ」
チンピラA「消えた…殺っちまったってことか!」
クラレンス「そ、そう…なるかな…」
チンピラB「すげー!」

とバカ会話が繰り広げられる間にコメディ映画にしてはエグすぎるバイオレンスシーンが挿入されるので気が抜けない。
 この映画、いろんな悪が登場するんだけど、なぜか全員猫好き。特に理由もなく!「猫ちゃんかわいいね~おいでおいで~」とか強面の連中が猫なで声出してるの。人は猫を前にするとなぜ幼児化してしまうのか。かわいいんだからしょうがないじゃない!
 タイトルの『キアヌ』ってのはもちろんキアヌ・リーブスのことで制作サイドが一度オファーをしたがエージェントから断られるも予告編を見たキアヌが電話をかけてきて、クラレンスがマリファナでトリップしてる時に聞く猫の声として出演(笑)
 可愛い猫とバイオレンスがサンドイッチされた前代未聞(?)のコメディ、みんなねこだいすき。




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Posted by 縛りやトーマス at 00:03│Comments(0)映画
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