2019年05月28日

理屈じゃないんだ、炎なんだよ!『プロメア』

理屈じゃないんだ、炎なんだよ!『プロメア』

 今石洋之・TRIGGER・中島かずきという『天元突破グレンラガン』『キルラキル』のトリオが再結集した新作アニメーション。

 ストレスが溜まると火を吐く突然変異の新人類<バーニッシュ>により世界の半分が焼失してから30年。バーニッシュの活動は沈静化していたが、一部の過激派<マッド・バーニッシュ>によるテロ活動は続いていた。自治共和国プロメポリスの司政官クレイ(堺雅人)により結成された対バーニッシュ用高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>の新人隊員ガロ(松山ケンイチ)はマッド・バーニッシュのテロ活動による火災を止める最中に指名手配中のテロリスト、リオ(早乙女太一)を逮捕する。その功績を認められクレイから勲章を授かるガロの顔は誇らしげだ。彼はかつて燃え盛る炎の中からガロを救ってくれた恩人でもある。
 投獄されたリオは仲間を引き連れて脱獄。偶然、逃亡先を見つけたガロだが、身を寄せ合って暮らすリオたちは凶悪なテロリストでもなんでもなく、突然変異で身についた力のせいで迫害される弱弱しい存在だった。さらにプロメポリスでは捉えたバーニッシュたちを人体実験に使っていて、それを指示しているのがクレイだという。恩人の疑惑を信じられないガロは思い切って本人に問いただす。そしてガロはプロメポリスに隠された真実と恩人クレイの素顔を知る。


 やたらと凝った設定の数々だが、中盤からどうでもよくなってくる。クライマックスは理屈を無視した超展開の巨大ロボットバトル戦がこれでもか、と繰り広げられる。TRIGGERと中島かずきなんだから、誰も整合性の取れた話とか、理屈の通った展開なんて期待してないだろうから、清々しいほどファンのためにつくられた作品だ。理屈じゃないんだ、炎なんだよ!

 松山ケンイチ、早乙女太一、堺雅人といった芸能人吹き替えの面々がTRIGGER作品にいつも出てくる檜山修之、稲田徹、吉野裕行、小西克幸ら職業声優に負けず劣らずの絶叫演技を血管ブチ切れる勢いでかましてくれており、芸能人吹き替えも侮れない・・・っていうかこの3人凄過ぎだろ・・・!





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Posted by 縛りやトーマス at 17:46│Comments(0)映画アニメ
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