2019年06月26日

ヒーローショー、ハラスメント問題

 23日、東京ドームGロッソのヒーローショーに出演している司会役の女性が今年のGW公演をもって卒業したとTwitterで発表。卒業の理由は「度重なるセクハラ」であったとしたことから波紋が広がっている。

ヒーローショー、ハラスメント問題


 ヒーローショーに出演していた女性(仮にAとする)は

「どうして卒業したかというと、入った当初からの度重なる嫌がらせ(基本的に挨拶も無視、握手会中に水を掛けて妨害する、など)と、セクハラ (男性器のあだ名をつけて呼ぶ、すれ違い様にお尻を揉む、避けられない空間での卑猥な質問や直接的に胸を触る、など)に黙って1年耐えていたら、それも不愉快だったのかゴールデンウィーク明けに「力不足なのでもう来なくていいです」と言われてそれっきりです。 会社からは、余計なことを言ったらもうお前に仕事を振らないぞ、と強く言われていましたのでこれを発信するということはそういうことです。」

 と現場での口にするのも恥ずかしいセクハラ行為とそれを黙認していたら仕事を外されるという目に遭ったことを告発。

「わたしの力不足に間違いありません。しかしそれ以上に許してはいけないことが沢山ありました。 特に性的な嫌がらせは、気にしていない、怒っていないフリをし続けなければいけませんでした。 お客様のおかげでお仕事は楽しかったけれど、胸を張って子供たちの前に立つには、少し辛かったのも事実です」
「降りかかる性的な嫌がらせを、気にせず笑って流せるのがよく出来た女だとも言われてきました。でも、平成も終わり令和の時代を生きる子供たちには、前時代的なハラスメントに苦しめられることなく、自らの権利を害されることなく生きて欲しいと思います。そんなヒーローに出会って欲しいと思います」


 セクハラにどれだけ傷ついていたかということ、さらに

「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています」

 ヒーローショー業界でセクハラが横行している(もしくはこのショーを手掛けているチーム内で)ことも匂わせる発言にはヒーローショーファンの間に衝撃を走らせることに。Aさんに同情的な意見や、業界内のセクハラを非難する声や、Aさんの告発自体がでたらめで、仕事をなくしたことへの恨みつらみではないか、とする色んな反響があり、それに対してAさんがさらに意見を追記。そこには「空気を読むことが苦手で未熟な私が誰かをイライラさせてしまうことは十分にありました」と自己批判する部分も。

 この手のハラスメントで問題なのは、このAさんのように「ハラスメント行為に対して、嫌なことは嫌だと訴えることをしにくい人間」をターゲットにして起こりがちで、またそれを状況、環境的に訴え出ることができることもしにくい、またはさせない空気が出来上がりがちなところで起きることです。Aさんの追記にも「「そういう業界だからうまくやれ」と言われてきました。抗議するようなめんどうくさい人間はいらないと。そのような環境が良いものとは思えませんでしたが、とりあえずは黙って耐えてきました。そんな環境で1年ほど過ごした頃から心も体もついていけなくて、消耗してただでさえ未熟な私が、どんどん周りをイライラさせてしまいました。本当にボロボロで、私の仕事ぶりに問題があると思われる方もいると思います」と、ハラスメントを訴え出ることができない環境であったこともわかります。

 ハラスメント問題に対する大事な対応はハラスメントを受けた相手も嫌なことは嫌だと言えるようになることと、現場の状況、環境的にハラスメント行為についてすぐ訴え出ることができるように、お互いが改善することではないのでしょうか。


 この騒動はショーを運営している東京ドームシアターGロッソと、東映グループの広告会社東映エージェンシー、そして東映の公式サイト上にて騒動に関する謝罪コメントが出されることになった。

ヒーローショー運営におけるSNS上での訴えにつきまして
https://www.toei.co.jp/release/public/1214646_1140.html
ヒーローショー運営におけるSNS上での訴えについて
https://at-raku.com//hero/info/youtube_1/
ヒーローショー運営におけるSNS上での訴えについて
https://toeiad.co.jp/info/index.html


 Gロッソでは夏の公演が間もなくスタートし、最大の書き入れ時を迎えるので商売のことだけ考えたら黙認することだってあった案件だ。東映側が調査の上、事実の確認をすると公式に宣言したことはこの問題を軽視しないという東映の企業姿勢には驚きを隠せない。それが単なるポーズだけで終わらないことを祈りたい。東映はかつての映画製作の現場では女優がすさまじい扱いを受けていた過去があるが、まさしくAさんのいうとおり「どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています」なのだから。





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