2019年03月21日

福田雄一はなぜ起用されるのか

 映画専門チャンネル、ザ・ライフにて2月にベン・スティラー6本目の監督作『LIFE!』が放送されたのだが、それは新録の吹き替え版で、主役であるスティラーの声を堀内賢雄さんが演じたバージョン。これが結構な話題になった。

 なぜなら劇場公開時にはナインティナインの岡村がスティラーの声を宛てており、しかも関西弁だった。映画のレビューには「字幕は最高。吹き替えは最悪」「絶対に吹き替えでは見ないでください」といった吹き替えへの悪評が見られた。

 このようにタレント、芸能人が洋画の話題作の吹き替えをすることには結構な拒否反応があるのだ。なので最近は通好みの洋画ファンのために職業声優の人たちを起用していることをアピールする映画が増えてきた(『ブラック・パンサー』や『スパイダーマン:スパイダーバース』、『キャプテン・マーベル』など)。僕なんかは職業声優が吹き替えをするのは当たり前だと思うのだけど。先のザ・シネマの件にしても堀内さんは洋画の吹き替えに定評があり、スティラーはもちろん、ブラッド・ピットの吹き替えも散々やってきた人なのになぜにナイナイ岡村なのだろう?

 僕がフォローしているアメリカ在留の映画通、Taiyakiさんのブログによると

>配給会社・代理店はファン心理など考えずテレビのワイドショーで取り上げられることに最大の関心を寄せているだけなので、タレントの声優としての実力は度外視される。
>起用されるタレント側も多くの場合作品に対する愛、というよりは数あるうちの仕事の一つとしてこなしているだけ

http://taiyaki.hatenadiary.com/entry/2019/03/20/132644

 なるほど、テレビで取り上げられる以上、話題性がなくてはいけない。「プロ声優が吹き替えしました」では当たり前すぎて話題性がない。「プロ野球の始球式にOBが立ちました」では大した話題にもならないのと同じ。「プロ野球の始球式にトニー・ジャーが立ちました」でなくては話題にならないのだ。


 かくして洋画吹き替えには映画とは無縁のタレントたちが「話題性」を盾にして次々起用される。声の演技が上手いか、雰囲気に合っているか、などは問題ではない!テレビに、新聞に、雑誌に、取り上げられるか、だけがすべて。
 そしてこのような事態が起きるのだ。


福田雄一、「シャザム!」吹き替え監修&演出担当!杉田智和ナレーションの特別映像も
https://eiga.com/news/20190320/1/


 福田雄一といえば堤幸彦同様、たいして面白くもない映画ばかり撮っているのに、次々起用される演出家ではないか。毎回同じメンツ(ムロツヨシ、佐藤二朗)で面白くもなんともないギャグをやって、観客は誰も笑ってくれないから自分たちだけで笑うか、「な~んちゃって!」「つまんないでしょう?アーハハハ」とセルフツッコミの二択しかない冷えた笑いで日本のお茶の間と映画館の笑いの知的水準を下落させているのが福田雄一的笑いだ。

 ただつまらないだけなら許せるが、福田雄一は一部の好事家によって支えられているようなマニアックなジャンルにまで手を伸ばしてくる。例えば特撮ヒーローもののパロディ映画『女子ーズ』では「長年に渡り構想を続けていた」という企画だが、戦隊ヒーロー風のメンバーが造成地のような場所で戦う。「造成地のような場所で戦うのはヒーローもののお約束でしょ?」っていつの話だよ!もうライダーも戦隊もそんな場所で戦ってねえよ!
 このように「知った風なことをいいながら、実は何も知らずに●●だったら面白いでしょう?と身内だけで笑っている」のも福田雄一的笑いの特徴だ。『女子ーズ』の劇場では特撮ヒーローファンの怒りが女子トルネード(女子ーズの必殺技)のごとく渦巻いていたのを記憶している。
 福田雄一は「うちの嫁が大変わがままで、社会人経験がなく、協調性のない女性だったため、こんな女が戦隊を組んだら面白いことになるだろうなと思ったのが、事の発端です」とのたまっていて、まさに身内ギャグの極み!

 今回のシャザム!吹き替え演出についても「福田監督自身が大のアメコミ好きであることから実現」したと書いているが、配給のワーナー・ブラザーズからは「吹き替え版“アベンジャーズ”!?的に史上最大級に豪華なキャストをそろえることができました」とトンチキなコメントが寄せられている。そこは「吹き替え版ジャスティス・リーグ」っていえよ!DCエクステンデッドユニバースを配給してるワーナー・ブラザーズがそれでいいんですか?こんないいかげんなことだから、福田雄一が起用されるのもわかる気がした。
 もう『シャザム!』という作品自体の価値が下がる起用だ。福田雄一に洋画吹き替えの演出をさせたり、映画を撮らせるなんて前田有一に実写『鋼の錬金術師』のオフィシャルライターを任せるぐらい無茶苦茶だとしか思えない。映画をつぶす気か!

 最後に真面目に考えると福田雄一がやたらと起用されるのは仕事としてきちんとこなしてくれるからだろう。前述した堤幸彦は制作プロダクション、オフィスクレッシェンドの人間で(現在取締役)、堤に仕事があったわけではなく、オフィスクレッシェンドの仕事をやっていたから次々仕事があっただけで、福田雄一も制作会社レスパスフィルムの作品を三つ(『薔薇色のブー子』『コドモ探偵』『HK変態仮面』)も監督してる。仕事として引き受けて、仕事の範囲内でやってるだけ!きっと予算内に収め、スケジュールも守っているのだろう。映画ではなく、仕事をこなしているだけ!だから映画ファンの心に残るような作品なんて出てくるはずもない。



  


Posted by 縛りやトーマス at 15:56Comments(0)映画

2019年03月20日

分断をなくそうとする映画により分断を煽る人たち『グリーンブック』



『ROMA/ローマ』『ボヘミアン・ラプソディ』『女王陛下のお気に入り』と候補作が並んだ第91回アカデミー賞作品賞は『グリーンブック』が受賞した。ジャマイカ系黒人のジャズピアニスト、ドクター・シャーリーとイタリア系用心棒のトニー・ヴァレロンガの長年に渡る友情物語だ。

 1962年のアメリカ、ニューヨークのナイトクラブ、コパカバーナ(デヴィ夫人がいたことでおなじみの同名クラブは赤坂)の“口も腕も立つ”用心棒、トニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は店が改装工事のため休業になる間、ジャズ・ピアニストのドクター・シャーリーがアメリカ中西部を周るディープ・サウスツアーの運転手兼用心棒の仕事を任される。

「一つ聞くが、君は黒人に差別はないかね?」
「そんなまさか。ハハハ」

 といいながらトニーは黒人大嫌い野郎で、家の水道を修理するために来た黒人の修理屋に奥さんが水をあげたら、そのコップをゴミ箱に捨ててしまうような人だった。「黒人の運転手なんかできっか!」と仕事を断ろうとするも、休業中の収入がなくなってしまうので、金のために仕事を引き受けることに。トニーは黒人が利用できる店や宿泊所の場所を紹介したガイド“グリーンブック”を渡され旅に出る。


 シャーリーはカーネギー・ホールの二階に住んでいる(!)ような上流階級の黒人で、家には執事がおり、車に乗る時はひざ掛けを載せる。片やトニーはがさつにもほどがあるイタリア系で、ゴミを平気で車の外に放り出す。
 ケンタッキーについたトニーは「あっ!フライドチキンの店だ!」と寄り道してパーティバーレルを抱えて運転中にわしづかみで食い散らかす。「あんたも食えよ!」と後部座席のシャーリーに押し付けると「ナイフとフォークは?」「ねえよ!こんなもん手づかみで食えよ!」なんとシャーリーはフライドチキンを食べたことがなかった。「黒人なのにフライドチキン食わねえの?ソウル・フードだろ!」「偏見をどうもありがとう」

 がさつな下町育ちの白人トニーと上流暮らしの黒人シャーリーはいがみ合いながら珍道中を続ける。最初は気取った黒人だとシャーリーを見ていたトニーだが、ツアーの最中に黒人差別を目の当たりにする。自分だって黒人を蔑視していたのだが、露骨な差別に対してトニーの怒りがさく裂する。高級ピアノのスタインウェイを必ず用意する、という契約なのにツアー先ではボロボロなうえにゴミ塗れの安物ピアノが置かれていて、「黒人なんか弾けりゃなんでもいいんだろ」というスタッフを引きずり回して鉄拳制裁。仕立て屋でスーツを試着しようとすると「黒人のお客様は買い取ってもらわないと」トニーは憤慨するがシャーリーはそんな目に遭っても不満そうにはするが、トニーのように怒り狂わず、身を引く。なんとツアー先の会場でも屋内のトイレを使うことが許されず、庭にある簡易トイレを使わされる。トニーにはシャーリーがなぜ切れないのか理解できない。やがてシャーリーがディープ・サウスツアーを計画した本当の理由を知ったトニーは…


 差別の実態を知った被差別側の人間が差別されている側を救おうとする、典型的な白人の救世主モノとして本作は蔑視されている面がある。『グリーンブック』の監督、ピーター・ファレリーは弟のボビーと組んでジム・キャリーのMr.ダマーシリーズや『メリーに首ったけ』で知られるコメディ専門監督だけど、結合双生児の可能性について語った『ふたりにクギづけ』、催眠術で心のキレイな人が美人に見えるようになったジャック・ブラックが巨漢デブの女性に「なんて綺麗な人なんだ!」と恋をする『愛しのローズマリー』、アーミッシュ(科学を否定して自然のままに暮らす人たち)をテーマにした『キングピン/ストライクへの道』、健常者が友人の手術台のために知的障碍者のフリをして障碍者オリンピックに出場しようとする『リンガー!替え玉☆選手権』など、ステレオタイプな視点に異を唱える、差別的な視点と戦う映画を作り続けてきた人間だ。

『リンガー!~』では知的障碍者のフリをすることに苦悩する主人公だが、ライバルになる障碍者のチャンピオンは世間では「障碍というハンデを背負いながらオリンピックで活躍する立派な人物」とされながら本当は傲慢で嫌なやつなのだ。「障碍者にだって嫌なやつはいる」というごく当たり前の視点で、障碍者をやたらと聖なる存在にして持ち上げようとする輩に「それは逆差別ではないか?」と突きつけるのがぴたー・ファレリーだ。
 そんな彼に安易な白人の救世主映画だとか、ノミネートされながら受賞を逃したスパイク・リーこそオスカーに相応しいだのと文句をつけるのはおかしいのでは?分断をなくそうとする作品により分断を迫るような発言をして煽ってる人たちって…それじゃ差別はなくならないよ!そういう人たち向けのガイドブックが必要だな。

  


Posted by 縛りやトーマス at 23:40Comments(0)映画

2019年03月17日

美女二人と二回!まだ弾は残ってるぜ!『運び屋』



 80代でメキシコ最大の麻薬カルテル、シナロア・カルテルの運び屋をしていたというレオ・シャープの話を元にした映画。監督は生きている伝説クリント・イーストウッド。主演も同時に努めたのは『グラン・トリノ』(2008)以来。
 撮影時87歳だったイーストウッドの運び屋って!むしろあなたが運ばれる方じゃないの!?色んな意味で!


 90歳のアール・ストーン(イーストウッド)は特別な品種デイリリーを栽培する園芸家で彼のデイリリーは素晴らしく、数々の品評会で表彰される腕前。ある会場で妙齢のおば様方が歓談しているところに近づいて「お嬢さん方、来るところを間違えてるよ。美人コンテストは二階です」とお世辞をヌケヌケと言っちゃう紳士なのでどこに言っても大人気だ。
 しかし家庭のことは放り出している。品評会で受賞したこの日は娘アイリスの結婚式だが、当然式場に姿はない。入学式にも卒業式にも来ないアールのことをアイリスは父親だと思っていない。なにしろ妻メアリーとの結婚記念日すら忘れている人だから。仕事はできるが家庭を顧みない男なのだ。

 インターネット時代の到来とともにアールの園芸は廃業する。百合の種子をネットで買えるようになり、収入が激減したのだ。住むところを失ったアールは実家に戻るが、その日は孫娘ジニーの誕生日でパーティーが行われていた(当然孫の誕生日など知る由もない)。妻、娘と鉢合わせになり、アイリスと激しい口論になったアールはバツが悪そうにその場を去る。
 娘アイリス役は実の娘アリソン・イーストウッドが演じており、父親との「家庭をほっぽり出して、外面ばっかりいいくせに!あんたなんか父親じゃない」とケンカになる様子は本気にしか見えない。イーストウッドは俳優、映画監督としては神格化されているけど、私生活は無茶苦茶で二度の結婚をし、5人の女性との間に7人の子供がいる(計算が合わない)が、アリソンが3歳の時にイーストウッドは家を出て行っている。その割には何度も親子で共演しているのだが。


 パーティーの出席者だったジニーの友人というメキシコ人から「やることがないのならある仕事を引きうけてほしい」と誘われる。仕事もなく金も欲しいアールは翌日、指定された場所に向かう。そこで紹介された仕事はトラックに乗ってある場所に行き、そこで荷物を載せてある場所に運ぶ。車を置いたらそばにある店で休憩、時間が経ったら車に戻れ、キーボックスに報酬を入れておく、それだけの仕事だった。アールは言われるがままに仕事をし、大金を手にする。絶対に荷物の中身を見るな、と言われたが誘惑に負けて中身を見てしまう。それは大量のコカインだった。
 それはメキシコ最大の麻薬カルテルの品物だった。アールは報酬と危険なことをしているというスリルの誘惑に負けて運び屋の仕事を続けてしまう。その報酬でアールはジニーの誕生日を祝い、退役軍人の会を再生させる。それは仕事にかまけて家庭をないがしろにしてきたアールの罪滅ぼしだった。そんな彼を見て妻や娘は見直すようになってゆく。

 これって実在の運び屋の話だと言ってるけど、ほとんどイーストウッドのことじゃねえか!
「伝説の役者、監督扱いされてたけど家庭のことは放り出してあっちこっちで女と遊んで、子供作ってました。でも今は反省してるので許してね♡」
 と言いつつも現役ぶりを見せつけるのが休憩のため泊まったモーテルでコールガール二人としけこむところ。90歳の老人だよ!?朝チュンで二人が部屋から出てくるの、朝までかい!しかも二人と!さらに同じシーンがもう一回ある!二人と二回!!さすが元ダーティハリー、弾はまだ残っていた!!


 重い予告編とは違ってお茶目な老人の現役ぶりを見る映画だったとは。ちなみにトラックを運転する場面も自分で演じていたという。免許返納問題とかイーストウッドには関係ない。これが伝説の男だ!

  


Posted by 縛りやトーマス at 04:55Comments(0)映画

2019年03月14日

ここは世界一優しいただいまが待ってる場所『劇場版のんのんびより ばけーしょん』



 2013年と2015年に放送されたテレビアニメの劇場版。『のんのんびより』はバスは2時間に一本、牛が通行するので気をつけよという道路標識があるぐらいの田舎を舞台に、生徒が5人しかいない分校の生徒とその家族、知人たちの大した事件は何も起こらない日常を描いた作品だ。なので劇場版と言われても旭丘分校の生徒たちが世界の支配をたくらむ巨大な敵と戦うことはない。テレビアニメの延長で何も起こらない日常をただゆるく描くだけだった。『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』と同じ。

 夏休みに入ったれんげ(小岩井ことり)ら旭丘分校の生徒たちはショッピングモールの福引で三泊四日の沖縄旅行を引き当てる。保護者替わりのかず姉(名塚佳織)、駄菓子屋(佐藤利奈)に、分校の卒業生ひかげ(福圓美里)、このみ(新谷良子)を加えた一行は沖縄へ。旅館の看板娘、新里あおい(下地紫野)と仲良くなったり、海でマンタを見たり、カヤックで川を下ったり、街中に牛がいるのを見て「ここも田舎なのん?」と思ったりもしたけれど、特に大した事件は起きない沖縄のバケーションを過ごすのだった。


 もちろん何も起きないのではお話にならないので、テレビ版にはない劇場版ならではの物語が存在する。分校の教師でありながらいつも居眠りしているれんげとひかげの姉、かず姉は木に引っかかった小鞠(阿澄佳奈)と蛍(村川梨衣)のカヤックを助けてあげたり、水分補給のペットボトルを忘れた二人の水を事前に用意していたりする。普段の様子からはありえない保護者然とした態度に驚かされるが、直後、バテて一歩も動けなくなる(やっぱり)。上京して都会暮らしをしているひかげは劇場版では完全にオチキャラになって毎度床に寝かされて笑いを取る。

 そして劇場版のメインを貼るのは、越谷姉妹の妹、夏海(佐倉綾音)であった。旅館の看板娘、あおいは同い年なんだが、真夜中にこっそりとバドミントンの壁打ちをやってる彼女を見る。「壁打ちをすると母親に怒られる」というあおいに自分も怖い母親に説教されることが多い夏海は感情移入。あおいの学校に案内してもらおうと、あおいの代わりにみんなで寝所の掃除をして自由時間をつくってあげたりする。自分の部屋の掃除すら強制されてもしない夏海が!
 夜の海での夜光虫の思い出などを経て、最後には「帰りたくない」と泣き出す。夏海は喜怒哀楽の激しいキャラなのでこのクライマックスには合っていて、観客の涙をしっかり誘う。同様に喜怒哀楽の激しいひかげも泣いていた(彼女は露骨に涙を見せるようなキャラではないので畳にうつぶせてる。劇中ずっと床に寝かされて文句言ってたひかげが床に突っ伏すって最高の演出ですね)。
 こういうシーンで落とすのなら、喜怒哀楽があまり顔に出ないれんちょんをメインにはしづらかったんだな。理解した。

※よく見たら突っ伏してたのはベッドでした


 監督、脚本とテレビシリーズと同じ川面真也、吉田玲子のコンビ。このコンビはさりげないキャラの仕草で印象付けて、じんわりと泣かせにくる。かず姉が珍しく頼りがいのあるところを見せた後でセピア色の画像でこの後のヘバリ具合を想像させたり、


在りし日のかず姉の雄姿(笑)

 最後の別れの場面も顔を拭って泣くところを見せたあと、車の中では鼻をすするぐらいで涙を抑えていたりと、日本映画特有の「泣いてまーす!悲しいでーす!」とわかりやすい表現はしない。なんてことのない日常の光景にこそ感動や涙する場面がある。
「にゃんぱすー」とれんげが手を挙げた物語は「ただいまー」で幕を閉じる。ここは世界一優しいただいまが待ってる場所。



  


Posted by 縛りやトーマス at 00:06Comments(0)アニメレンタル映画館

2019年03月13日

ピエール瀧パフォーマー、シラフだけどコカイン決めてオラフになる

 深夜に飛び込んできた衝撃のニュース、電気グルーヴのピエール瀧、コカインで逮捕!

ピエール瀧容疑者、コカイン使用疑いで逮捕 容疑認める
https://mainichi.jp/articles/20190313/k00/00m/040/003000c



 タレントが不祥事起こした時には、あの元SMAPの稲垣吾郎が道交法違反した時の「稲垣メンバー」、島田紳助が暴行事件起こした時の「島田司会者」、小泉今日子が当て逃げ事件起こした時の「小泉タレント」といった間抜けな呼称がつくことがあります。普段はエラソーに社会の公器ぶって記事を書くくせに、大手事務所のタレントの不祥事を報道する時は事務所に配慮した結果、間抜けな呼称を使っているのです。これを忖度と言わずして何というのか。

 今回のケースでは容疑者扱いになっています。なぜピエール瀧に配慮しない?忖度しろ!(どっちなんだよ)それに「俳優」「俳優でミュージシャン」という肩書になってますが、そこは「パフォーマー」としてきちんと報道してもらいたい。
 俳優活動があまりに多岐に渡りすぎて(瀧だけに)、ドラマ、映画に出まくって現在もNHKの『いだてん』に出ていて、映画の公開待機作は3本。あまりに多すぎてカットするのも大変なので、いっそこれを機に不祥事と仕事は別のこと、という判断にならないものかと。

 それにしても普段は富士山の衣装で歌ったり、ケンタウロスになったり、トトロの扮装したり、いい年してバカをやっている(だからカッコいい)ピエール瀧。なのでコカインなんか必要なさそうな気がしてたんですが、なんでやっちゃったのかねえ。
 留置所に入れられた瀧が「ピエールおはよー」と言われて目覚めるのかと思うと…すまん笑える。




  


Posted by 縛りやトーマス at 01:53Comments(0)音楽ヤク中甲子園